Ｍ：ｉ−２

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コレず〜っと前から、観たかったんですけど、なかなかチャンスがなくて…。
やっと念願叶いました。
ＴＶシリーズの邦題【スパイ大作戦】の映画化第二段、前作映画のヒットを受けて創られました。

「お早うフェルプス君、ところで今回の君の使命だが…」
で、始まるＴＶシリーズのお約束として、
１．メンバーが危機に陥っても自分達で乗り越えなければならない。
２．ミッションは極秘を旨とし、他に知られてはならない。
３．人殺しに手を下さない（敵同士で勝手に殺し合いをさせるのはＯＫ）。
４．メンバーはミッションの都度、最適な者をリーダーが選ぶ。
５．スマートに潜入し、スマートに去って行く。
６．丁々発止の頭脳戦を展開する。
…等々。

で、映画ｍ：ｉ２ですが、頭脳戦は影を潜め、アクション大作に仕上がっています。
悪く言えば、泥臭いというか、ドンパチやカーチェイスで盛り上げる所は映画的。
スローを多用したり、波のシーンを挿入したりと映像的に『魅せる』部分はさすがなのですが。
毎回凄いトリックで感心させられたＴＶシリーズとは大分感じが違います。
この映画、同じトリックを何度も使うと効果的ぢゃなくなる。
観てる方は「アァまたアレか」とバレバレになってしまうので、そこら辺を考えて欲しい。

新種のキメラ・ウィルスが何者かに奪われてしまう…という所から話が始まる。
キメラ：生物学で同一個体のなかに遺伝子型の異なる組織が互いに接触して存在する現象で、ギリシア神話のキマイラが語源。
キマイラ（キメラ）の姿は、頭はライオン胴はヤギ尻尾は竜の場合と、ライオン竜ヤギ三つの頭を持つという説も有る。
これと似た物で、ワシの頭と翼、ライオンの胴を持つグリフィンがある。
しっかし何でも合成すれば、恐ろしいモンスターになるわけでもない。
コアラ・パンダ・ハムスターを合体させても「キャーかわいい！」としかならないでしょ？
ラスボス（最終ボス）にこんなの出てきたら、力抜けたりしない？
ｖ（＾ｖ＾）ｖ

ハントを演ずるトム・クルーズはカッコいいけど。
今回、彼が女泥棒を愛してしまう部分は無い方が良かったのでは。
結局彼女はハントのハートをハントしちゃったわけ？
スパイに私情が入れば、任務に支障が出るでしょう。
失敗してしまうんぢゃないですか？
『私の愛したシッパイ』
って、００７シリーズの一本を知らないと、わかりませんネ（汗。汗）

ＩＭＦと言っても国際通貨基金International Monetary Fundの事ではありません。
Impossible　Mission　Force　『不可能使命遂行部隊』
彼ら主人公達の事です。

尚、このレビューは自動的に消滅して、ＰＣあるいは携帯から煙が吹出しても当局は一切関知しない。
では成功を祈る…

私的評価　ｖ（＾ｏ＾）ｖ　イェィ　⇒　もっと頭脳トリックが観たかった。

参考：私的評価の目安　[５段階]
（★ｏ★）　キラ〜ン　⇒　何を置いても見るべき、見なきゃ損。
ｖ（＾ｏ＾）ｖ　イェィ　⇒　面白い、楽しめる。
（・ω・）　シ〜ン　　⇒　良くも悪くもない、普通。
（ ●｀ε´●）　ブ〜　⇒　ツマラン、金と時間の無駄、止めた方がいい。
（ｘ⊥ｘ）＼（∂⊥∂）　バシッ　⇒　ぬゎんなんだ、こりぃは

これにその他のマークが付加される事も有る。
注）評価欄以外の顔文字は気分で使ってるので、私的評価とは無関係です。

映画館で観て、ＤＶＤで３度視聴しました。
分かりやすいストーリーは、シリーズの中でも１番好きな作品です。

おなじみのテーマ曲が流れるとテンションが上がる。
序盤の片側崖のカーチェイスは手に汗握る。
潜入捜査（チーム・プレイ）はよく考えられててハラハラする。
後半のスタントマン無しのバイク・アクションは凄いテクニックに驚く。
（一部、トレーラーの荷台に乗せたバイクで撮影していたらしい（笑））
格闘戦も本格的だ。
ストーリーはベタですが、それを感じさせないアクションとチームワーク。
とにかく最初から最後まで、トム・クルーズがカッコイイ！

アクションが多く、スパイ映画というよりヒーロー映画？
でも面白いからいいか（笑）

９５点

　私のかすかな記憶では、テレビの『スパイ大作戦』は、複雑な人間関係の葛藤やロマンスなどあまりない、あくまでも不可能なミッションをチーム力でいかに遂行するかという、ストイックでシンプルなドラマだったように思う。その過程で予想外な不測の事態が起こったら、当意即妙の工夫や一致協力していかにその苦境を切り抜けるかが見せ場だったはずだ。

　この映画はまだ最初の２作を見ただけだが、『スパイ大作戦』の進化というより、もはやテーマ音楽以外は全くの別物で、イーサン・ハント（トム・クルーズ）というスーパーヒーローの、恋ありサスペンスありのアクション娯楽大作になっている。さすがアクションはスペクタクルで、エンターテイメントとしては及第点以上かもしれないが、あえてミッション・インポッシブルと名乗る必然性は全くないように思う。（むしろ昔の『スパイ大作戦』のファンとしては、名乗ってほしくない。）

　第一、ミッションは不完全で、指令通りには遂行されていない。１話にいたっては、チーム崩壊の話ですらあり、全然爽快ではない。

＊ ３本あるミッションインポッシブルの中で、この２作目が一番好きではないです。（ちゃんと見せ場もあるし、緊迫感もあるのに、なぜかいまいち楽しめませんでした。）
　何と言っても、作られすぎたアクションシーンに白けてしましました…。『どうだ、凄いアクションだろー』と言わんばかりのゆっくり見せたアクションシーンに、逆に興ざめしてしまいました。あと、急すぎる恋愛を無理やり絡めてあるのにも白けました。

　＜中途半端な恋愛＞＜計算しすぎたアクションシーン＞＜壮大すぎたミッション＞…と、何もかもがバラバラに感じた映画でした。ストーリー、映像…と個々を見るといいのに、１つの映画として見ると全然楽しめませんでした。

主人公のイーサン・ハントがとにかくカッコいい！アクション好きにはサイコーな映画です。ロッククライミングのシーンには目が点....でした。
ラストのバイク、格闘シーンは文句なしの素晴らしいアクションです。
絶対、見ていない人オススメです。子供にもみれる映画です。