スター・ウォーズ　エピソードＩＩＩ／シスの復讐

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�Uを見終わってすぐ�Vを手にしました。
悲しい予感で一杯になりながら。

パドメが妊娠し、心が蝕まれていくアナキンを見ていると本当に心が痛くなりました。
ずっとアナキン目線で映画を見ていたので、彼の考えがダークサイドに染まるのをあまり責める気になれませんでした。
不器用だっただけで、パドメを想う気持ちは純粋だったのに。

人間という入れ物は１つしかなく、ちょっとしたことでバランスを崩したりします。若いならなおさらです。
ジェダイの子供たちを殺し、オビ＝ワンにまで手向かい、そして愛するパドメの首まで絞めてしまったアナキンの心は悲しみで一杯だったでしょうね。
パドメの死も同様に、悲しかったです。失望することなく、アナキンについていてあげて欲しかった。
オビ＝ワンの辛さも底知れぬものがあったでしょうね。
・・・ずっと号泣でした。

�T�U�Vだけを見る予定だったのですが、ダース・ベイダーが救われるところが見たくなり、�Wを手にとってしまいました。

字幕・吹き替え共に見ましたが、字幕の方が良かったです。

でも、エピソード１・２・３って当初の構想にあったのかしら？(エピソード１・２はそれなりに楽しめたんだけどなぁ。)
つじつまを無理矢理合わせた感じがして・・・。
　　　　↓
ファンの方には申し訳ないけど正直な感想です。
う〜ん。
スターウォーズって結局、『アナキン＝ダース・ベーダー』の物語じゃん！！と・・・。

なんていうか、ストーリー的には色々”なんでそうなるんだ？”という矛盾場面が多々あります。ひいては、恋愛面は”やっぱりなぁ、”だったりもします。そして、最後が分かるだけに色々想像できるところもあります。
そんでもって、ヨーダは杖のスペアも持っていたりします。（笑）
けれど。
どうしてだよ？！どうしてだよ＿＿＿。と、叫ぶオビワンを見ていたら、そんなことどうでもよくなってしまった私。
やべぇ、、、。もらい泣きするところだった。。。。

p.s.
OPの戦闘シーンはこれでもか、というぐらいの迫力です。戦艦戦闘が凄いです。これは是非映画館で見るべきかと。とくに最前列で？（首痛い、、）

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劇場公開からうん年たって、やっとレンタルして見た今作品。

なんとなくこれで終わってしまうのがもったいなくて
ずうっと見ないようにしていました。

やはりさすがのスター・ウォーズと言いますかルーカスと言いますか、
観終わって「納得」の一言に尽きます。

今までのスター・ウォーズシリーズを見ていない人が
いきなりこの最終話から見る、というのは余りないとは思うけれど、
やはり劇場公開通りの順番で見るのが正しいですね。

最初は時系列通りに見たほうが
分かりやすいぢゃんかー！！などと思っていたのですが
それだと想像性や余韻やらの感じ方が全く違うような気がします。

この「シスの復讐」でもって一等最初の
あのダース・ベイダーにしっかり繋がりました。
初めてマスクを被って、「こー、ふぉー」という
アノ音を出すのを聞いたらチョット鳥肌でした。

正直SFモノは好きじゃあないし、ましてや世界中にファンがいる
ハリウッドの超大作っていうのも気に入らない。
それなのに何時の間にやら友人に借りて見始めたこのシリーズに
しっかりはまってしまっていた私。

1977年に始まって今作品が2005年と、28年も！間が空いているので、
当然CGのやら何やらの発展で一作目とは雲泥の差がついてしまっている画（え）にも、
それはそれなりの歴史を感じて、かえって「スター・ウォーズ」という
1つの世界観を高めているような気もします。

ほんとにこれで最後なのが寂しい限りです。
今晩から「新たなる希望 （Episode IV）」から順に
又じっくり観なおしたい気分になりました。

スター・ウォーズファンの方も、
食わず嫌いならぬ「観嫌い」な方へもお薦めの1枚です。
「観嫌い」な貴方、1作品見てしまったら全作品観たくて
レンタルしまくりしちゃうこと、請負です♪

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Ｇ．ルーカスは大病に犯されでもしているのだろうか。余命いくばくもないとか。でなければ、何故こんなにも急いで３部作を仕上げねばならなかったのか理解出来ない。映像の作り込みは凄いし、鬼気迫る迫力を感じる。
しかし、その一方でリズムが単調で、観ていると飽きてしまうのも確かだ。宇宙船の飛び方、ライトセーバーの対決、台詞のトーン等々、――いずれも同じリズムなのだ。デジタル製作の弊害かとも思ったが、何度か観ているうちにはったと気づいた。これはルーカス監督自身の生理的なリズムではないか、と。根拠はない、単なる直感だ。感情移入するヒマもなく、機械的に撮ったという証しだ。同時にそれは本作に対する監督の愛情が薄いという証査でもある。

Ｎ．ポートマンにも疲れが見え、前２作の輝きがない。母になる前の輝きが表現されても良かったろうし、あれだけ行動力のあったパドメが最後まで物語りに絡まないのも納得が行かない。アナキンに対する不安感があるなら尚更だ。（ルーカスは女性の描き方が下手だなぁ）

一方でアナキンの不信感はあからさまに描かれる。性急過ぎる性格が後押ししたとしても暗黒面に落ちる場面は幼稚すぎないか？あんなに簡単に翻意するなら、とっくにダースベイダーになっていてもおかしくない。それに暗黒面に落ちることと子供を殺すことが結びつかない。なぜ殺せるの？

由来の判らないクローン兵をジェダイの連中が重用していたこともどうかと思う。前作の救出劇で使うのは判らないでもないけどね。それに無敵のジェダイを根絶やしにする秘策としてスリーパーを使うのも安易でいただけない。

全体にストーリーの推敲が足りない。まるで多数決で物語りを決めたような感じだ。それでいいのかも知れないが、心を揺さぶられる展開ではなかった。多数意見とはそうしたものだ。無難なところに落ち着いてしまう。世界でも有名な悪役の誕生はもっとドラマティックであってほしかった。

ともあれ、『新たな希望』に続く布石は打たれ、本作は幕を下ろした。しかし、これで完結と言われても観客としては不満だ。これでは片手オチじゃないか？ルークはジェダイの騎士としてフォースのバランスを取り戻すのか、ソロとレイアの二人は結ばれたのか――、ルーカスには是非ともあと３作作ってほしい！これじゃあ、納得出来ないよ！