マイティ・ソー / クリス・ヘムズワース
マイティ・ソー
/ケネス・ブラナー
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(107)
解説・ストーリー
『アイアンマン』『スパイダーマン』などを生み出してきたマーベル社が贈るヒーローアクション。神の世界の戦士・ソーは、その傲慢さから神の国を危機にさらしてしまう。それに怒った父・オーディンは、ソーの力と権力を奪い地球に追放するが…。※一般告知解禁日:8月26日
『アイアンマン』『スパイダーマン』などを生み出してきたマーベル社が贈るヒーローアクション。神の世界の戦士・ソーは、その傲慢さから神の国を危機にさらしてしまう。それに怒った父・オーディンは、ソーの力と権力を奪い地球に追放するが…。※一般告知解禁日:8月26日
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「マイティ・ソー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
『アイアンマン』『スパイダーマン』などを生み出してきたマーベル社が贈るヒーローアクション。神の世界の戦士・ソーは、その傲慢さから神の国を危機にさらしてしまう。それに怒った父・オーディンは、ソーの力と権力を奪い地球に追放するが…。※一般告知解禁日:8月26日
「マイティ・ソー」 の作品情報
「マイティ・ソー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「マイティ・ソー」 のシリーズ作品
マイティ・ソーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/(音声解説) |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PDSZ117972 |
2011年10月21日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
67枚
|
0人
|
1人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
3:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/(音声解説)
【Blu-ray】マイティ・ソー(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕・音声解説用字幕 |
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/(音声解説)
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PDBV117972 |
2011年10月21日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
43枚
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0人
|
1人
|
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
3:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/(音声解説)
マイティ・ソーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/(音声解説) |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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PDSZ117972 |
2011年10月21日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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67枚
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0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
3:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/(音声解説)
【Blu-ray】マイティ・ソー(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕・音声解説用字幕 |
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/(音声解説)
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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PDBV117972 |
2011年10月21日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
43枚
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0人
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1人
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1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
3:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/(音声解説)
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ユーザーレビュー:107件
壮絶な争い、そしてLOVE
投稿日:2014/03/01
レビュアー:しづちゃん
王であるオーディンの王位継承の儀式の最中に、敵のフロスト・ジャイアントが「箱」を奪おうと宝物庫に侵入。
無事に追いやることはできたが、王位継承をするはずだったソーの継承は延期される。
このままだとやられるとソーは仲間を連れて敵地へ、そして父オーディンに救われたが、王に従わないソーは力を奪われムジョルニア(小槌のような物)も奪われ地球に落とされる。
ソーは力に自信があったが人間に簡単に負かされショックを受ける。そんなソーを支えてくれたのは天文物理学者のジェーン(ナタリー・ポートマン)。
人間になってしまったソー、そして深い眠りに入ってしまったオーディンをうまく利用して弟のロキは自分が王位を継承したとソーに告げる。そして亡き父の意志を自分が破る訳にいかないとソーをそのまま追放するしかないとソーを納得させる。同じ兄弟がと思いますが、それには理由がある。元々弟のロキは悪の素質があったのと、兄への妬みが彼をそうさせたようです。
ソーを助けようと地球へやってきた仲間から真実を知り、ソーは変わって行く。手に入らなったムジョルニアがソーの手元に戻ってくる。そんな場面は感動的でした。
仲間の友情とジェーンのソーへの愛が、ソーを王としての資質を目覚めさせる…そんな場面は一番の見処でした。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
嫌いじゃないです、こういうの!
投稿日:2011/10/24
レビュアー:blow
基本、アメコミ物は割と好物だったりするんですが、
本作品も結構楽しめました。
もちろん原作など読んだ事はありませんが、
バットマンとかスーパーマンとかスパイダーマンとかより
アイアンマン系の、ちょっとコミカルなゆるい感じのヒーロー物ってところでしょうか…。
本来の姿より人間のカッコしてる時の方がイケてるってのも似ていますな (笑)
しかし、よくナタリー・ポートマンが出演しましたね〜
彼女が出る必要性は全くありませんけど…
原作のファンなんでしょうか?
ま、観てる側としては相変わらずチャーミングで
【ブラックスワン】なんかより、コッチの方が全然好みで嬉しい限りですが。。。
★★★+(3.5点)
尺は短めですし、テンポも良いのでサクッと観れちゃいます。
むしろ、もっと長くても良い位。
恐らく借りても損はないと思います。私的にはおススメです。
この後、ヒーロー全部乗せの『アヴェンジャー』なる映画が出来るみたいですが
どうなんでしょうね〜?
なんとなく、両刃の剣の様な気がしますが・・・
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
lll。。
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北欧神話とヒーロー
投稿日:2013/02/03
レビュアー:さっちゃん
マーベル・ヒーローのアベンジャーシリーズをレヴューするのは2本目かな?確かそうだったと思いますが、現代の『アイアンマン』から第2次大戦中にヒーローになった『キャプテン・アメリカ』そして北欧神話の神様である『マイティ・ソー』とバラエティ豊かというか無節操というか賑やかなもんです。
しかも本作はロバート・デ・ニーロがクリーチャーに扮した『フランケンシュタイン』の監督、ケネス・ブラナーが演出しているという贅沢さ。まぁ、コミックを実写映像化するなら、これくらい大真面目に取り組まないとシャレにならないという見本みたいなものです。
この映画の成功の要因の一つとして主人公ソー(私的にはトールなんですが英語なので仕方ありません。)と弟のロキを演じた二人クリス・ヘムズワースとトム・ヒドルストンの演技によるところも大きいかなと思います。特にロキの父や兄に対する思慕と妬みの入り混じった複雑な感情が彼を魅力的な悪役として際立たせています。
最初、力こそ全てという単純さのために粗暴な行動を起こし、父であるオーディン(アンソニー・ホプキンス)の怒りを買い、地球(ミッドガルド)へと追放されてしまったソーが、助けてもらった女性科学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)やセルヴィク博士(ステラン・スカルスガルド)との交流や神としての力を失ったことにより寛容さを身につける課程が無理なく描けていると思います。(それにしても最初、ナタリー・ポートマンに気がつかず、エンド・クレジットで知ってびっくりしました。いつもの美人さんの役柄でなかったものですから。)
あと、脇を固めるアスガルドの友人たちもいい味を出しています。私のお気に入りは堅物のようで、ここぞというときに男気を見せるヘイムダル(イドリス・エルバ)です。
しかし、霜の巨人との闘いで斃れた戦士の魂をヴァルハラへ連れていく筈のワルキューレが出て来ないのはどうなんでしょう。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
世界樹の高みに
北欧神話に材を取った作品。ギリシャ神話ほどポピュラでない分、豊かなイマジネーションを発揮できるはずなのだが……。そのイマジネーションをフィルムの上で具現化することに成功したとは言い難い。また、二つの世界に跨がるロマンスも食い足りない。そんなに多くを盛り込んだストーリー展開ではなかったので、これは監督さんの熱意が足りなかっただけのことだろう。
主人公“ソー”が神通力(?)を奪われて地球におわれる理由に説得力がなく、父親の真意も理解出来ない。だから、「いい歳をして、そんな若造のクチグルマに乗せられるなよ」と思ってしまった。真意なんてソーには解らなくても、観客には解るように描くのが親切ってもんだろう。それだけシナリオが浅いってことだろうなぁ。
それに、地球でウロウロする彼の心情もイマイチ伝わって来ない。怒っているのか悲しんでいるのか後悔しているのか、それとも楽しんでいるのか……。コメディ映画ならカルチャーギャップを描いて、徹底して彼に道化を演じさせるだろう。しかし、アクション映画ではそれもかなわず。さりとて、追放されたことを恨んで父親への復讐を誓うような悲劇でもない。むしろ、その方がダークなヒーローの誕生で面白かったのではないか。監督のケネス・ブラナー氏は、どちらも選ばず、何か宙ぶらりんのまま物語が展開する。
うがった見方をすれば、主演俳優がダイコン役者の上にスターとしての魅力もなかったから、やる気がなかったのかも知れない。実際、これだけCGやVFXがテンコ盛りの映画だと役者への制約も大きい。規模も大きい。ハンパな役者さんだと負けてしまう。
サイレントの時代から現代に至るまで、演技は変わって来た。今は、デジタル処理が施されることを前提に演技をしなければならない。お芝居をする以前に、そのスキルが必要になる。慣れなければならない。名優ジェームズ・スチュアートだって、もし『X-メン』の教授役のオファーが来たら、受けるのを躊躇ったに違いない。(笑)
そういう意味では、現代の役者さんは、今風の撮影の経験値が高いはずだ。しかし、本作品の役者さん達に、そのスキルが見られない。衣装のせいもあるだろうが、のびのび演じているとは言い難い。明らかに立ち姿だけでデザインをした衣装は失敗だし、それに“押し込められて”満足な演技が出来ない経験値の低い役者さんばかり集めたことは、製作サイドのミスと言えるだろう。
考えてみれば、ソーの仲間も何しに登場したのか分からない。出番がないし、“働かない”。「何だコレ?」と思ってしまった。浅野忠信さんにしても、脚本を読んで「こんなつまらない役はやんねぇ」と断って欲しかった。そのくらいの矜持があって然るべきだろう。日本人は大人しい民族だが、ハリウッドから声が掛かれば極東からホイホイ出て来るなんて思われるのもシャクではないか。「見せ場の一つや二つ用意しなきゃ出てやんねェよ」くらいの啖呵をきって貰わないね。出来れば、製作方針の違いからプロデューサーと喧嘩してほしいなぁ。殴って降板させられるなら尚グッド。骨のあるとこを見せて貰いたいものである。(笑)
ソーと心を交わす女性科学者としてナタリー・ポートマンが出演。取ってつけたような展開には苦笑気味。彼女も割り切っているようで、かなり軽ぅ〜く演じている。
また、オーディン役にはアンソニー・ホプキンスが登場。誰だか解らなかった。(苦笑)
レネ・ルッソは久しぶりにスクリーンで見たような気がする。少しお年を召されたが、男っぽい美しい顔立ちは健在。『リーサル・ウエポン5』を作ってくれないなぁ。観たい。
特に見所のある作品ではなかったのだけれど、“世界樹=ユグドラシル”をイメージした“橋”のデザインは見応えがあった。美しくて神秘的だった。
北欧神話というよりシェークスピアの戯曲のようなお話しだった。ケネス・ブラナー監督には悪いが、もう少しちゃんと作った作品を観たい。オススメ致しません!
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
壮絶な争い、そしてLOVE
投稿日
2014/03/01
レビュアー
しづちゃん
王であるオーディンの王位継承の儀式の最中に、敵のフロスト・ジャイアントが「箱」を奪おうと宝物庫に侵入。
無事に追いやることはできたが、王位継承をするはずだったソーの継承は延期される。
このままだとやられるとソーは仲間を連れて敵地へ、そして父オーディンに救われたが、王に従わないソーは力を奪われムジョルニア(小槌のような物)も奪われ地球に落とされる。
ソーは力に自信があったが人間に簡単に負かされショックを受ける。そんなソーを支えてくれたのは天文物理学者のジェーン(ナタリー・ポートマン)。
人間になってしまったソー、そして深い眠りに入ってしまったオーディンをうまく利用して弟のロキは自分が王位を継承したとソーに告げる。そして亡き父の意志を自分が破る訳にいかないとソーをそのまま追放するしかないとソーを納得させる。同じ兄弟がと思いますが、それには理由がある。元々弟のロキは悪の素質があったのと、兄への妬みが彼をそうさせたようです。
ソーを助けようと地球へやってきた仲間から真実を知り、ソーは変わって行く。手に入らなったムジョルニアがソーの手元に戻ってくる。そんな場面は感動的でした。
仲間の友情とジェーンのソーへの愛が、ソーを王としての資質を目覚めさせる…そんな場面は一番の見処でした。
嫌いじゃないです、こういうの!
投稿日
2011/10/24
レビュアー
blow
基本、アメコミ物は割と好物だったりするんですが、
本作品も結構楽しめました。
もちろん原作など読んだ事はありませんが、
バットマンとかスーパーマンとかスパイダーマンとかより
アイアンマン系の、ちょっとコミカルなゆるい感じのヒーロー物ってところでしょうか…。
本来の姿より人間のカッコしてる時の方がイケてるってのも似ていますな (笑)
しかし、よくナタリー・ポートマンが出演しましたね〜
彼女が出る必要性は全くありませんけど…
原作のファンなんでしょうか?
ま、観てる側としては相変わらずチャーミングで
【ブラックスワン】なんかより、コッチの方が全然好みで嬉しい限りですが。。。
★★★+(3.5点)
尺は短めですし、テンポも良いのでサクッと観れちゃいます。
むしろ、もっと長くても良い位。
恐らく借りても損はないと思います。私的にはおススメです。
この後、ヒーロー全部乗せの『アヴェンジャー』なる映画が出来るみたいですが
どうなんでしょうね〜?
なんとなく、両刃の剣の様な気がしますが・・・
lll。。
投稿日
2011/10/21
レビュアー
エロエロ大魔神
北欧神話とヒーロー
投稿日
2013/02/03
レビュアー
さっちゃん
マーベル・ヒーローのアベンジャーシリーズをレヴューするのは2本目かな?確かそうだったと思いますが、現代の『アイアンマン』から第2次大戦中にヒーローになった『キャプテン・アメリカ』そして北欧神話の神様である『マイティ・ソー』とバラエティ豊かというか無節操というか賑やかなもんです。
しかも本作はロバート・デ・ニーロがクリーチャーに扮した『フランケンシュタイン』の監督、ケネス・ブラナーが演出しているという贅沢さ。まぁ、コミックを実写映像化するなら、これくらい大真面目に取り組まないとシャレにならないという見本みたいなものです。
この映画の成功の要因の一つとして主人公ソー(私的にはトールなんですが英語なので仕方ありません。)と弟のロキを演じた二人クリス・ヘムズワースとトム・ヒドルストンの演技によるところも大きいかなと思います。特にロキの父や兄に対する思慕と妬みの入り混じった複雑な感情が彼を魅力的な悪役として際立たせています。
最初、力こそ全てという単純さのために粗暴な行動を起こし、父であるオーディン(アンソニー・ホプキンス)の怒りを買い、地球(ミッドガルド)へと追放されてしまったソーが、助けてもらった女性科学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)やセルヴィク博士(ステラン・スカルスガルド)との交流や神としての力を失ったことにより寛容さを身につける課程が無理なく描けていると思います。(それにしても最初、ナタリー・ポートマンに気がつかず、エンド・クレジットで知ってびっくりしました。いつもの美人さんの役柄でなかったものですから。)
あと、脇を固めるアスガルドの友人たちもいい味を出しています。私のお気に入りは堅物のようで、ここぞというときに男気を見せるヘイムダル(イドリス・エルバ)です。
しかし、霜の巨人との闘いで斃れた戦士の魂をヴァルハラへ連れていく筈のワルキューレが出て来ないのはどうなんでしょう。
世界樹の高みに
投稿日
2012/09/25
レビュアー
みなさん(退会)
北欧神話に材を取った作品。ギリシャ神話ほどポピュラでない分、豊かなイマジネーションを発揮できるはずなのだが……。そのイマジネーションをフィルムの上で具現化することに成功したとは言い難い。また、二つの世界に跨がるロマンスも食い足りない。そんなに多くを盛り込んだストーリー展開ではなかったので、これは監督さんの熱意が足りなかっただけのことだろう。
主人公“ソー”が神通力(?)を奪われて地球におわれる理由に説得力がなく、父親の真意も理解出来ない。だから、「いい歳をして、そんな若造のクチグルマに乗せられるなよ」と思ってしまった。真意なんてソーには解らなくても、観客には解るように描くのが親切ってもんだろう。それだけシナリオが浅いってことだろうなぁ。
それに、地球でウロウロする彼の心情もイマイチ伝わって来ない。怒っているのか悲しんでいるのか後悔しているのか、それとも楽しんでいるのか……。コメディ映画ならカルチャーギャップを描いて、徹底して彼に道化を演じさせるだろう。しかし、アクション映画ではそれもかなわず。さりとて、追放されたことを恨んで父親への復讐を誓うような悲劇でもない。むしろ、その方がダークなヒーローの誕生で面白かったのではないか。監督のケネス・ブラナー氏は、どちらも選ばず、何か宙ぶらりんのまま物語が展開する。
うがった見方をすれば、主演俳優がダイコン役者の上にスターとしての魅力もなかったから、やる気がなかったのかも知れない。実際、これだけCGやVFXがテンコ盛りの映画だと役者への制約も大きい。規模も大きい。ハンパな役者さんだと負けてしまう。
サイレントの時代から現代に至るまで、演技は変わって来た。今は、デジタル処理が施されることを前提に演技をしなければならない。お芝居をする以前に、そのスキルが必要になる。慣れなければならない。名優ジェームズ・スチュアートだって、もし『X-メン』の教授役のオファーが来たら、受けるのを躊躇ったに違いない。(笑)
そういう意味では、現代の役者さんは、今風の撮影の経験値が高いはずだ。しかし、本作品の役者さん達に、そのスキルが見られない。衣装のせいもあるだろうが、のびのび演じているとは言い難い。明らかに立ち姿だけでデザインをした衣装は失敗だし、それに“押し込められて”満足な演技が出来ない経験値の低い役者さんばかり集めたことは、製作サイドのミスと言えるだろう。
考えてみれば、ソーの仲間も何しに登場したのか分からない。出番がないし、“働かない”。「何だコレ?」と思ってしまった。浅野忠信さんにしても、脚本を読んで「こんなつまらない役はやんねぇ」と断って欲しかった。そのくらいの矜持があって然るべきだろう。日本人は大人しい民族だが、ハリウッドから声が掛かれば極東からホイホイ出て来るなんて思われるのもシャクではないか。「見せ場の一つや二つ用意しなきゃ出てやんねェよ」くらいの啖呵をきって貰わないね。出来れば、製作方針の違いからプロデューサーと喧嘩してほしいなぁ。殴って降板させられるなら尚グッド。骨のあるとこを見せて貰いたいものである。(笑)
ソーと心を交わす女性科学者としてナタリー・ポートマンが出演。取ってつけたような展開には苦笑気味。彼女も割り切っているようで、かなり軽ぅ〜く演じている。
また、オーディン役にはアンソニー・ホプキンスが登場。誰だか解らなかった。(苦笑)
レネ・ルッソは久しぶりにスクリーンで見たような気がする。少しお年を召されたが、男っぽい美しい顔立ちは健在。『リーサル・ウエポン5』を作ってくれないなぁ。観たい。
特に見所のある作品ではなかったのだけれど、“世界樹=ユグドラシル”をイメージした“橋”のデザインは見応えがあった。美しくて神秘的だった。
北欧神話というよりシェークスピアの戯曲のようなお話しだった。ケネス・ブラナー監督には悪いが、もう少しちゃんと作った作品を観たい。オススメ致しません!
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- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
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マイティ・ソー
(C)2011 MARVEL ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。