ニューヨーク，アイラブユー

ニューヨークは人種のるつぼということで、いろいろな人のいろいろな逸話がオムニバスで構成されています。

う〜ん、個々をみるとそれぞれ面白い設定だったりするのですが、全体的にどんどん流れていきすぎで、まとまりのない感じ。
はっきり言って、わかりにくい映画。

それぞれの人物像も（たとえオムニバスとはいっても）、もう少し
深く描かれているほうが私は好きです。

あと、予想したより全体的にトーンが暗く刹那的な雰囲気も
私にはマイナス点でした。

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まぁこんなもんかって感じだ。

ニューヨークは行ったことなくて、私の中では、ニューヨークといえば、
セックス・アンド・ザ・シティの印象くらいしかないのだけれど、
異文化、異人種、異宗教がミックスされた街なんだなって、この映画を見て改めて思った。

◆監督とか、俳優とか、よく知らない私の感想（話順）◆

�@バー？でナンパの話。
ヘイデン・クリステンセンという俳優さんがかっこいい。

�A宗教上の理由の話。
この話は好き。カツラを通して、インドとニューヨークがつながってたらロマンチック。
ナタリーポートマン、アタマ張ってます。やるな。

�B見えない職場恋愛な話。
この話も好き。一番親しみやすい話だったし、ウキペディアが出てきたのもオモロイ…
って岩井俊二監督作なんだ、、だからか。やはり日本人同士通じるものがありますな。
そして、オーランドブルームはかっこいいし、クリスティーナリッチもキュートだった。

�C大人のナンパの話。
いろいろな意味で大人なナンパ。女の人が余裕のお色気。

�D卒業パーティの話。
疾走感が爽やか。未来を感じるお話。
最後のオチで主人公がラッキーな感じになるのが、車イスの人に若干失礼。

�E忘れられない情事の話。
あんまり好きくない。もう一回エッチなことすればいいじゃん。

�Fまぼろしのホテルの話。
一番好きでない。じめっとしてるし、意味がわからなかった。

�G父と子、そして母と子と母の彼氏の話。
子供が超かわいい。見た目も超かわいいんだけど、父の演技を、
右目と左目と交互に見てるとこ、萌える！ナタリーポートマン、またまた、やるな。

�Hしょう油アートの話。
悲しい話。でもよ、一歩間違えばストーカーだよな。

�IＮＯブラ！ＮＯパン！な話。
この話はサプライズ。２回見た。そうゆことか。巧い。

�Jお茶目な二人の話。
老夫婦のデイト。お茶目。こんな風なカップルになりたい。


まぁこんなもんです。

パリ、ジュテームは、もりだくさんな内容に気持ちも頭もついていかなければならなかったので、これもそうだろうと借りてから5日経ってもなかなか観る気合いを入れる準備ができなかった。

でも観てみたら複数の物語が入り混ざっているけどパリ、ジュテームよりあっさりした印象だった。
映画の中でも言っていたけど様々な人種が集まっているニューヨークとは不思議な街だと思う。暖かく迎えられるわけではないけど、拒みもしない。
「何にもお構いしませんけど、居れば？」と言ってくれるようなニューヨークの雰囲気に人は惹かれるのかも。

良かったです。

最初はお話が細切れで、失敗したか？とおもったけど、どのエピソードも、とってもNY的で大変よろしい。

NYなのよ、このDRYな感じが。

ああ懐かしい。ここまでNYを感じさせてくれる映画も最近観てないな。

どのエピソードも匂い立つようなNYぶり。

役者もみんな良かった。みんなNY好きなんだろうなあ。シャイア・ラブーフ、良かったなあ。

クリスティーナ・リッチやアンディ・ガルシア、
ナタリー・ポートマンにオーランド・ブルーム etc.etc...
まあ豪華な出演陣。

物語はニューヨークの群像劇。
・・・なのだが、これがまた繋がりが無く散漫。

複数の監督なのだがオムニバスでは無く、
これがまた散漫。とりとめのない話が延々続く。

もう、沢山の人が出てきます。
が、これもまた散漫。

作り話感丸出しのエピソードが全然面白くない。
登場人物たちのセリフの「NY礼賛」が白々しい。
話が飛ぶし、感性も無く頭の悪い私には理解不能。

観るだけ時間の無駄でした。ダメだこりゃ。