アミューズメント

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この物語は、３つのストーリーが展開されていて
３人の女性シェルビー・リサ・タバサの幼少期の
出来事が鍵を握る・・・・
ホラー性には、若干欠けている節も見られたが
ストーリーが良く出来ていて、満足の１本でした・・・・
タイトルの「アミューズメント」＝「機械仕掛け」という
意味も映画の全面に押し出されていて分かり易くてグーッ！

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やや期待程度で借りてみました。そしたらやたらセットの凝った（ある程度制作費がかかってる？）なかなかスリリングな作品でした。

どういうジャンルのホラーなのか…心霊モノなのか？ジェイソン系なのか？はたまたイカレ犯人モノなのか？それともサスペンス？と思いながら鑑賞。コメディ要素のない残酷描写（やってる側の意図は別として…）がややあるので好みははっきりと分かれる作品だったと思います。

話は三人の主人公たちのエピソードがオムニバス形式で一人ずつ語られ最後に合わさるというもの。登場人物たちが一気にパニックに陥れられるのもいいけどこういう形式もこれはこれでなかなかよかったです。

【シェルピー編】夜道を飛ばす車（指示器を出せ！スピードも守れ！←ちょっと怒）シェルビーは気は利くけど交通ルールを守らない彼氏とシンシナシティを目指してドライブ中。途中、給油のために立ち寄ったサービスエリアで高速が大渋滞ということを知った二人。そこで知り合ったばかりの寡黙なトラック野郎と気のよさそうな男、バートと３台で迂回して人気のない暗い夜道をでひた走ることに。しかしシェルビーがトラックに閉じ込められているらしき女の子を目撃したことから事態は一変し…

【タバサ編】家を留守にする叔母のために幼い従兄弟の面倒を見に叔母の家を訪ねたタバサ。居るハズのベビーシッターが早々に家を後にしたことを知り少し腹を立てます。夜になり、雷鳴が鳴り響く中の不審な訪問者やピエロの人形だらけの寝室にげんなりする彼女。従兄弟たちを寝かしつけ、一旦は眠ったとものの夜中にハッと目を覚ましてしまいます。と、そこに電話が鳴り響き…　

【リサ編】バーでルームメイトのキャットと飲むリサ。今日は二人で決めたルームメイトと過ごすデー。リサは彼氏と、そしてキャットは最近知り合ったばかりの男性とちょっとデートをして一時間後にまた会う約束をして別れます。帰宅後、部屋でキャットを待つものの帰ってこない彼女。翌日の夕方になっても戻らないキャットを心配してリサは彼氏とともに彼女が向かったと思われるペンションを訪ね…

そしておのおの恐怖のどん底に落とされた後、物語は息つく間もなく終盤へ。

あんまり期待してなかったのに何！このスリリングさは！！
私は怖がりすぎなのでしょうか（汗）意味ありげな伏線、嫌〜な怖がらせ方に思わず（見える程度に）目を細めながら鑑賞しました。主人公達のビジュアルがそこそこなのもＧＯＯ！頭を抱えるほどのお馬鹿ちゃんも居ないし。

まっ…なんだ、全体的に言えるのは“まず通報しろよ？”ですかね（…馬鹿じゃん）
まぁホラーですから！

注目すべきはやっぱり、一にシェルビーの鋼鉄の膀胱、二にタバサのボウボウに毛が生えた心臓、三にリサの辛抱強さ、そして四に邪悪なる存在の馬鹿だけど並々ならぬ執念、ですかね（…違うと思う）

特に執念というのはあの手間、そしてかかったであろう費用を考えるとものすごい原動力になるんですね。
この系統のホラー（痛い系です）はちょっと苦手な私はやや不快感を感じたものの全体的には満足でした。興味がある方にはオススメです。

イマイチ。