プロヴァンスの贈りもの

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のほほんとしたラブ・ロマンスかと思えば、
なにげに「人生」考えちゃう内容でした。

ロンドンの金融界で忙しない日々を送っていた主人公が
恋をして人生の舞台を南仏プロヴァンスに移しちゃう。

いいな、いいな。いいなーっと。ハイ。

マックスの子供時代を演じた フレディ・ハイモアくん。
「チャーリーとチョコレート工場」のチャーリーくん。
表情が可愛い。

思ったよりもコメディーなのに始めは戸惑いましたが、
（リドリー・スコットとラッセル・クロウだもの。勝手にシリアスな映画をイメージしていました。宣伝でももっとドラマとして紹介されていたような。。。）
私的には嬉しい誤算で、シリアスな映画として描かれていたら、ありきたり映画になっていたところをコメディーが入ることによってとても楽しくみることができました。

ラッセル・クロウ演じる主人公のマックスの仕事が夫の仕事と近いので珍しく夫が興味を示し、一緒に見たのですが。。。
夫曰くマックスの仕事のシーンはかなりデフォルメされたいるとのこと。
（「いまどきみんなで「売れ売れ」とか「買え買え」とか言わないよ。」と苦笑い）

リドリー・スコットもラッセル・クロウも肩の力が抜けているという感じで、
美しい映像とともにとてもリラックスしてみることができる作品です。
特に幼い時のマックスとヘンリーおじさんが素敵でした。この数々のシーンが間に挟まることにより、映画がしまり、ぐっと良くなっています。（ヘンリーおじさんが言う「勝つより負けるほうが得るものが大きい」というセリフにもジーンときます）
私的にはラストのほうで明かされるプールサイドでの女の子とのささやきの思い出がロマンティックで好きでした。

アメリカ映画なのですが、見ているうちにフランス映画をみているんだっけと錯覚してしまう。。。それほどプロヴァンスは魅力的です。
ぜひ仕事で疲れているときや、気分を変えたいときなどにご覧ください。
ワインとおいしい食べ物をたくさんかごに詰め込んで、好きな人と晴れた空に出かけたくなる（プロヴァンスなら最高！）そんな映画です。
ほんとに出かけたいな。。。

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ラッセル・クロウ嫌いなんだけど、彼は作品に恵まれてるなあ・・・と思う。

で、この作品も私は大好きな作品となりました。

子供の時から自己中心的だった主人公がはじめて人のために大きな贈り物をする・・そんな感じの邦題なんでしょうか。

幼い頃両親をなくしたマックスはプロヴァンスの叔父と夏を過ごしていた。大人になってマネートレーダーになった彼に、叔父が死んだ後に、唯一の肉親と言う事でぶどう園とシャトーが財産として残される。彼は簡単に売り飛ばそうとするが叔父の娘だと名乗る女性が現れ・・・・

プロヴァンスがいいです。
こんなところで過ごせたらなあ・・・そりゃあいいでしょう。

先の読めるような展開なんですが、それが又心地よい。

ただ、子供の時からの自己中心的な性格だったら直らんのでは・・・と思いましたが。まあ、そこはあまり考えないで楽しみましょう！

私は好きです！

やっぱりラッセル・クロウの登場には、拒絶の鳥肌が・・・
あの無精ひげ面、どう見ても気持ち悪い。彼のラブストーリーなんて真っ平御免だ！
でも、相手役のマリオン・コティヤールが好きだから、ここは我慢で鑑賞。

序盤から軽快な音楽と軽快な笑いで、プロヴァンスまでいざなってくれたので、出だし好調。
勝ってのし上がるためなら手段を選ばない薄情な敏腕トレーダーマックスが、
１０年疎遠だった叔父ヘンリーのことを思い出し感傷に浸りながら、
シャトーを観て周る映像は、ヘンリーとの回想シーンも挿入されて、けっこういい感じ。
なんだか、プロヴァンスの雰囲気に呑まれて、映画に酔いしれられた。
白い綿毛が風に乗って流れてくるプールサイドの映像なんて、
被写体が大っ嫌いなラッセル・クロウなのに見入ってしまうくらい！美しい映像でした。

マリオン演じるファニーとの恋愛模様など、個人的に目を背けたくなる衝動にかられ楽しめずｗ
なので、ストーリーのことはあまりレビューできないのですが、
ある意味アットホームな温もりあって、良かったんぢゃないでしょうか。
ラストは軽やかなプロヴァンスの風がこちらまで届くシーンで、後味は抜群。

みんなが吐き出す程マズイ“シャートー・ラ・シロック”ってどんな味なのか興味津々。
あたしは、お子ちゃまなお口なので、フランス産よりも、あまぁ〜〜〜いドイツワインが好きですが♪

JUCEさん、やっぱりラッセル・クロウを受け入れられませんでした。テヘッ

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今年の夏見た映画。ラブ・コメとしては・・どうかなあ？
でも、南フランスはプロバンスの太陽、土の香り、ワイン、広大な風景がすばらしく、雰囲気は満足できました。

飛んでる大物ディーラー・マックス（ラッセル・クロウ）。かっこいい。今日もオフィスで風を切って走り回る。大きなディールを仕掛けて大もうけ！　

シティーの描写も結構かっこ良かった。
金融街ロンドン・シティー。曇り空、高層ビルの洗練されたオフィス、大スクリーンのチャート、マックスの売買の号令を待つ張り詰めたディーラーたち・・・。

一転して、おじさんの訃報で飛び込んだプロバンス。たどり着いた小さなワイナリー。すっかり荒れていました。売っぱらおうとするんだけど、幼なじみで農園に愛着を持つ管理人からにらまれたり。小さい頃おじさんと遊んだ楽しかった夏休みの日々が記憶に蘇ってくるんだよね・・。

ゆっくり時間が動くプロバンス。これは最高です。青空、陽射し、土のかおり、古いワイナリー、プールに幕をはっての映写会、地元のカフェ、広大に広がる緑のぶどう畑・・。南フランスもイタリアも行ってみたいよね。

あっ、マックスはシティーでちょっとまずい事態になっていくんだよね・・。

これって、疲れたディーラーの皆様のいやし系映画かな？

田舎から東京に出てきた金融系エリートの皆さんも挫折を感じたとき、ふと田舎のおやじ・おふくろの家業継いだらいいよね・・・とか思うことあるんだろうね。・・・フフ。

突然現れたクリスティーをはじめとする女性たちの心理描写はちょっと・・・あまいよね。