サッド・ムービー

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―ジャスミンティーさん、お勧めありがとう、NO.2―

韓流初心者の私は、ジャスミンティーさんに指南をお願いした次第。
「デイジー」に引きつつづき、ステキな作品を紹介していただきました。
「サッド〜」というくらいだから、涙、涙・・・の物語かと思いましたが、案外サラッと見る事が出来ました。
4通りの別れがあったけれど、着ぐるみのバイトをしている女の子の場合は、爽やかで甘酸っぱい別れ。
こんな感情をもたらす別れは、失恋とか片思いとか、思いを伝えないままに離れてしまうとか、若い頃には誰しも経験がありそうです。
フリーターの彼の場合は、世間にいくらでも転がっていそうなお話。
彼女の優しさに甘えていると、彼女の方が先に決断を下し、気づいた時には、もうやり直しがきかないのです。
いつまでも「彼には私が必要」と考えて、お互いにダメになってしまうケースもありますが、私のような年齢になると、こんな物語では泣けません。
早く別れてしまいなさい。と彼女をけしかけたくなってしまいます。
あるいは、彼に「しっかりしなさい。彼女が愛想をつかすわよ。」と喝！？
残り二つの場合は、永遠の別れだけに、確かに「Sad」です。
特に母と幼い息子の別れは、涙を誘います。
病床に臥して、初めて息子と心を通わすという皮肉で悲しいストーリー。
あの雨の中、息子の耳に聞こえてきた母の吹く笛の音は、必死すぎて辛すぎます。
消防士の場合。
仕事に情熱と誇りを持っているとは言え、何もあのタイミングで出動していく事はないでしょう。
人の命を救うひとは、自分の命も大切にしなくては！
彼がカメラを通して彼女に愛を伝えた瞬間の気持ちは？
後悔はしなかった？
自分の不安が的中して、彼女は何を思ったでしょう？
早く辞めさせておけば・・・と悔いた？
それとも、彼は本望だっただろうと考え、彼を誇りに思えたでしょうか？

ストーリーとは別のところで感動していた私。
着ぐるみの女の子は、今、私がハマって観ている「魔王」で、サイコメトラーを演じているシン・ミナ。
サッド・ムービーは魔王の2年前の作品だけあって、彼女はまだあどけない感じです。
手話を使っていましたが、日本の手話と表現が似ていて、理解できた部分が多く、そこにも感動。
消防士は、先日観たばかりの「デイジー」で殺し屋だったチョン・ウソン。
「私の頭の中の消しゴム」では夫役だった人。と分かり、少しずつ韓流の俳優さんの顔と名前を覚える事ができて、ちょっと嬉しかったりするのです。
ジャスミンティーさんが、私のために選んでくださった作品が、あと3作品あるのですが、少しずつ食わず嫌いを直していこうと思います。
皆さんのレビューも私の良き道しるべ。
これからも参考にさせていただきます！

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レンタル開始当初、気にもとめてなかったこの映画。
さくらさん、ステェファニーさんに、イ・ギウが出てるよとのコメントを頂いて、早速レンタルをしました。
ステェファニーさん曰く、笑顔が素敵♪
ほんとだ。なんてさわやかなんでしょう。
「このろくでなしの愛」では、とても落ち着いた大人の雰囲気だったけど、こちらは随分かわいく見えたので、この映画の方が古いのか？と思っていたら同じ2005年の作品ということ。あまりの違いにビックリしてしまいました。
このイ・ギウ演じるサンギュとシン・ミナ演じるスウンの恋物語がめちゃかわいい！
耳の聞こえない少女スウンがとても前向きで、彼女の心の声がとてもおもしろく、ほのぼの感でいっぱいになりました。

チョン・ウソンが、イム・スジョンのほっぺを両手でムギュとして、スジョンちゃんのボッテリ唇にチュッと……。仲直りした後の大人のキス……。
チョン・ウソン、思わず魅とれた。
タイトルからして想像つくような展開でしたが、やっぱ泣けました。

それ以上にキタのは、やっぱり母と息子。
病院の外で泣く息子、力尽きるなか力の限り母が吹いた笛の音。
たまらなく悲しい。

3組のカップルと1組の親子の愛と別れのストーリーがオムニバスになっていてサラッと見れたかな。
でも豪華メンバーゆえに物足りなさも感じました。
悲しい別れの話ばかりですが、実らなかったが初めての恋を経験して充実感いっぱいのスウンの明るい表情が少しさわやかな気分にさせてくれた。

サッド・ムービーって意外と泣けないよ。
トンマッコルのほうが断然泣けるよ。

という噂を耳にしていたので、ついつい後回しにしていたのですが、やっと観ました。

あんまり期待してなかったけど、泣けましたよ〜！

号泣って感じではないけどハラハラと涙が流れました。

この映画、もしかしてオムニバスかな？？
と思ってたんですが、４組の話が進行しつつ、ちゃんとそれぞれの登場人物が絡み合ってます。

「消防士と手話キャスター」の恋。
「耳が聞こえない気ぐるみバイトと絵描き」の恋。
「キャリアウーマンの母と息子」の母子。
「わかれさせ屋とレジ打ちの女性」の恋。

手話キャスターのスジョン（イム・スジョン）の妹が耳が聞こえない気ぐるみバイトをしているスウン（シン・ミナ）。
消防士のジヌ（チョン・ウソン）が火事の現場からスウンを助けたことがきっかけで姉のスジョンと恋に落ちる。

彼女に無職であることをなじられ別れを告げられたハソク（チャ・テヒョン）は「別れさせ屋」という奇想天外なビジネスを始める。
偶然出会ったキャリアウーマンの息子の依頼を受け、母にあるメッセージを届けるハソク。

１本の映画の中に４つのストーリーが混在しているので、一つ一つのストーリーがさらっと描かれています。

それでもきっちり泣かせてくれるあたり、さすがです！

私が泣けたのは母子のストーリーと消防士のストーリーでした。

反抗的で母に冷たい息子は、実は愛情に飢えていた。
キャリアウーマンで忙しい母にかまってもらえず寂しかったんですね。

怪我をして入院した母を心配する反面、「会いたいときにいつでも会えるからうれしい。」と日記に書くシーンでは思わず泣いてしまいました。

消防士のカップルは深く深く愛し合っていて、ラストのビデオのシーン。。。
あれはやばいっす！
自分がスジョンだったら・・・と思いながらあのビデオを観たら、
もう涙が止まりませんでした。

絵描きのイ・ギウは予告編をみたとき「男前やな〜。これ誰？」
と思ってたんですが、「ラブストーリー」のテス役の人だったんですね！
「ラブストーリー」では、あんまりかっこいいと思わなかったんだけど。。。笑
あと、ピ主演の「このろくでなしの愛」でもシン・ミナと共演してました！
それぞれの作品で全く違った顔を見せてくれるので同一人物だとわからなかった。
韓国の俳優さんは演技の幅が広くていつも感心させられます。

チャ・テヒョンもイイ味出してました。
彼らの恋のストーリーでは涙は流れなかったけれど。

とにかく豪華キャストなので、観て損はないと思います！
あんまり期待せずに観れば、ステキな作品だな〜と思うと思いますよ☆

皆さんのレビューを拝見すると本当にそのとおり。
異議なし！

ヨム・ジョンアとヨ・ジング少年の母子の迫真の演技に
驚かされました。
韓国の子役っていつも巧いなぁって思います。
テーマ【別れ】って事で
勝手に４組とも火災事故で死に別れるのかと勘違いしてた私は
本当におバカちゃん。

さわやかな別れ
つらい別れ
愛すればこその別れ
韓国版【ラブ・アクチャリー】で【愛】を感じて下さい。
ところでチャ・テヒョンですが、この作品で
かなり殴られるシーンがあって実際、痛かったそうです。
口は達者でも腕に自信ナシのチャ・テヒョン。
【夜心萬萬チャ・テヒョン、キム・ソナ編】で
ぜひ、面白いテヒョンの素顔を見て下さい！
腕では負けても、口では絶対負けないです。彼は。。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　（*^_^*）

★★★☆☆

人によって泣ける場面が違うでしょう。
私はやっぱり、今の自分の立場上、母子の別れが一番きました・・・たまたま母子の物語の終盤をちびが見てたんですが、神妙な面持ちでしたね。
奴は３日に一度は「ママなんか大嫌い」と叫び、あの子役も真っ青なくらいの恐ろしい目つきで私を睨んだりするので、きっと思い当たることもあったんでしょう。
ちょっと、へこんでました。
まぁ、すぐに忘れてしまうでしょうけど、彼女が一瞬でもひるんだことは、しめしめでした。

４組の別れが描かれていますが、相手と生きて別れるほうがやっぱり望みがあります・・・双方とも未来がありますから。
死に別れは双方が未練があるので、せつないですね。
何一つハッピーな事はないので精神的に落ち込んでいるときにはおススメできない作品ですが、よくまとまっていて、韓国映画らしさのある作品です。