ル・ディヴォース〜パリに恋して〜

通常の本作の評価は他シネマレヴューでも同様だが、女優に的を当てているが、本作はあくまで「日の名残り」「ハワーズエンド」「最終目的地」「眺めのいい部屋」等数々の貴族的趣味「現代のルキノ・ヴィスコンティ」である監督のジェームス・アイヴォリーに焦点を当てるべきであろう。２０世紀前半の貴族を描くことが多いアイヴォリー作品であるが、本作は現代の貴族的頽廃に焦点を絞った映画として捉えると、本作品の正当な評価が得られるし、むしろ芸術性の高い映画と言える。仏国は結婚制度に囚われず、自由恋愛を好み、100年前の貴族の様・・人間の本来の伸びやかな感性の観点から描いた作品であり、嫁入り等の家族制度が今でも厳然とある日本人と真逆であり、仏国文化のある程度の基礎知識が無いと共感出来ない作品だろう。

ナオミワッツとケイトハドソンの立ち姿がとってもラブリーなパッケージ写真がすごくかわいくてチョイス。似てないけど姉妹役です。ケイトハドソンは大好きなのでとってもかわいくて魅力爆発で目の保養になりました。衣装もおしゃれできれい。パリの街も美しくて堪能しました。まあそれだけの映画な気がします。

ストーリーは正直何がいいたいんだ？というような作品でした。恋愛や結婚のゴタゴタしてばっかりで共感できなかったなあ。
いつまでも男女入り乱れていちゃいちゃごちゃごちゃやってろ。。という気分でした。

海外の人って恋愛や結婚に対してまじめですよね。
日本人てある意味不満があっても「こんなもの」と思い込んで達観している（我慢している？）ような気がします。

演技派のナオミワッツは素はとてもゴージャスな美人さんですが、
彼女の女優魂に火がつかないのか、こうゆうお人形さんのようなきれいきれいだけの役は物足りないような気もしますね。

ちょい大根なケイトハドソンはこうゆうゆるいラブコメディは、ぴったりですけど。

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パリの雰囲気は味わえたけど、ラブコメのおもしろさは小さかった。
ケイト・ハドソンとナオミ・ワッツの豪華２人の姉妹。でもね、２人に共感できず・・。だいたい、人間関係複雑すぎ。

出ていちゃったダンナとか、義母の家族、ケイト・ハドソンが妹のダンナのおじさんにあたるコメンテーターの愛人へ？・・この人だれだっけ？もうフォローできなくなりました。

アメリカ・フランス２つの家族の対決・・どうしても、アメリカ側の視点で見ちゃうので、フランス人って格好つけて扱いにくい人たちだね・・という印象でした。プロットはメリハリがついてなくてだらだらとした印象。最後はアクション映画？日本人観光客の皆さんご苦労様でした。

パリの景色を見るにはおすすめですが感動はしませんでした。

映画の内容よりパリをお楽しみください

物語はさほど面白いものではなく
国籍が違えば何とやらなかんじで
長いし・・・長いし・・・

これまたメルヴィルみたさでしたが
今回の彼、かっこいい人ではありませんでしたね
魅力的でもないし
最後はしょうがないよねってかんじ

パリの風景は楽しめます

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ナオミ・ワッツが姉で、ケイト・ハドソンが妹。フランス人と結婚してパリに暮らす姉を、妹が訪ねてくるというシーンから始まります。
タイトルからして、もっとかるーい、ゆるーい話を想像していたのに、ナオミったら妊娠中なのに旦那に逃げられ、妹も不倫しちゃうし、挙句の果てに殺人！？びっくらこいたよ。
途中、離婚手続きの財産分与の問題で、とある絵で揉めてるあたり、進行がかったるいので、早くおわんねーかなー・・・とか思っちゃいました。どうやって収拾つけるのかしらん？と見ていたら、結構むちゃくちゃな終わり方ですね。
ナオミの旦那役のお兄ちゃん、この前見た『ゼロ時間の謎』といい、今回の妻を捨てる役どころといい、あんまりいい印象がない・・・。