64−ロクヨン− / 佐藤浩市
64−ロクヨン−
/瀬々敬久
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全体の平均評価点: (5点満点)
(52)
解説・ストーリー
横山秀夫のミステリー小説を佐藤浩市主演で映画化した前編。かつては刑事部の刑事、現在は警務部・広報官の三上義信は、常にマスコミからの外圧にさらされていた。そんな彼が、昭和64年に発生した未解決の少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」に挑む。
横山秀夫のミステリー小説を佐藤浩市主演で映画化した前編。かつては刑事部の刑事、現在は警務部・広報官の三上義信は、常にマスコミからの外圧にさらされていた。そんな彼が、昭和64年に発生した未解決の少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」に挑む。
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「64−ロクヨン−」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
横山秀夫のミステリー小説を佐藤浩市主演で映画化した前編。かつては刑事部の刑事、現在は警務部・広報官の三上義信は、常にマスコミからの外圧にさらされていた。そんな彼が、昭和64年に発生した未解決の少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」に挑む。
「64−ロクヨン−」 の作品情報
「64−ロクヨン−」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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64−ロクヨン−のシリーズ商品
64-ロクヨン- 前編
横山秀夫のミステリー小説を佐藤浩市主演で映画化した前編。かつては刑事部の刑事、現在は警務部・広報官の三上義信は、常にマスコミからの外圧にさらされていた。そんな彼が、昭和64年に発生した未解決の少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」に挑む。
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121分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
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64-ロクヨン- 後編
横山秀夫のミステリー小説を佐藤浩市主演で映画化した後編。三上は警察という組織の中で生きる個人としての葛藤を背負い込みながら、マスコミからの突き上げにあっていた。そんな中で家族の問題も抱えながら、「ロクヨン」事件の真相に迫り…。
収録時間: |
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119分 |
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64−ロクヨン−のシリーズ商品
【Blu-ray】64-ロクヨン- 前編(ブルーレイ)
人気作家・横山秀夫の傑作ミステリー巨編を佐藤浩市をはじめとする実力派キャストの豪華共演で映画化したミステリー・ドラマ。時効まで1年と迫る未解決の少女誘拐殺人事件、通称“ロクヨン”を抱えるとある県警を舞台に、ロクヨンを模した新たな誘拐事件の発生で混乱が広がる中、刑事部から警務部の広報に異動になったばかりのベテラン警察官が、記者クラブとの軋轢や警察組織内部に渦巻くいくつもの対立構造に振り回され、四面楚歌となりながらも、広報官としてギリギリのマスコミ対応に奔走していくさまをスリリングに描き出す。監督は「ヘヴンズ ストーリー」「ストレイヤーズ・クロニクル」の瀬々敬久。 JAN:4562474178198
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2016年11月25日 |
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【Blu-ray】64-ロクヨン- 後編(ブルーレイ)
横山秀夫の傑作ミステリー巨編を佐藤浩市主演で映画化したミステリー・ドラマの後編。新たな誘拐事件が発生し、さらなるマスコミ対応に追われる広報官・三上が迫る“ロクヨン”捜査の知られざる真相と、現在進行形で展開していく新たな誘拐事件の衝撃の顛末をスリリングに描き出していく。平成14年12月。警察庁長官の視察が翌日に迫る中、管内で新たな誘拐事件が発生する。しかも犯人は明らかに“ロクヨン”の手口をまねていた。。事件の性質上、広報室の三上は記者クラブと報道協定を結ぶ必要に迫られるが、肝心の捜査情報はほとんど提供されず、記者たちは一斉に反発。そんな中、一向に情報が出てこないことに自らも業を煮やした三上は、刑事部時代の上司・松岡が指揮を執る捜査車両に単身乗り込んでいくのだったが…。 JAN:4562474178204
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64-ロクヨン- 前編
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横山秀夫のミステリー小説を佐藤浩市主演で映画化した前編。かつては刑事部の刑事、現在は警務部・広報官の三上義信は、常にマスコミからの外圧にさらされていた。そんな彼が、昭和64年に発生した未解決の少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」に挑む。
64-ロクヨン- 後編
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横山秀夫のミステリー小説を佐藤浩市主演で映画化した後編。三上は警察という組織の中で生きる個人としての葛藤を背負い込みながら、マスコミからの突き上げにあっていた。そんな中で家族の問題も抱えながら、「ロクヨン」事件の真相に迫り…。
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人気作家・横山秀夫の傑作ミステリー巨編を佐藤浩市をはじめとする実力派キャストの豪華共演で映画化したミステリー・ドラマ。時効まで1年と迫る未解決の少女誘拐殺人事件、通称“ロクヨン”を抱えるとある県警を舞台に、ロクヨンを模した新たな誘拐事件の発生で混乱が広がる中、刑事部から警務部の広報に異動になったばかりのベテラン警察官が、記者クラブとの軋轢や警察組織内部に渦巻くいくつもの対立構造に振り回され、四面楚歌となりながらも、広報官としてギリギリのマスコミ対応に奔走していくさまをスリリングに描き出す。監督は「ヘヴンズ ストーリー」「ストレイヤーズ・クロニクル」の瀬々敬久。 JAN:4562474178198
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横山秀夫の傑作ミステリー巨編を佐藤浩市主演で映画化したミステリー・ドラマの後編。新たな誘拐事件が発生し、さらなるマスコミ対応に追われる広報官・三上が迫る“ロクヨン”捜査の知られざる真相と、現在進行形で展開していく新たな誘拐事件の衝撃の顛末をスリリングに描き出していく。平成14年12月。警察庁長官の視察が翌日に迫る中、管内で新たな誘拐事件が発生する。しかも犯人は明らかに“ロクヨン”の手口をまねていた。。事件の性質上、広報室の三上は記者クラブと報道協定を結ぶ必要に迫られるが、肝心の捜査情報はほとんど提供されず、記者たちは一斉に反発。そんな中、一向に情報が出てこないことに自らも業を煮やした三上は、刑事部時代の上司・松岡が指揮を執る捜査車両に単身乗り込んでいくのだったが…。 JAN:4562474178204
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ユーザーレビュー:52件
64−ロクヨン−後編
投稿日:2016/10/03
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
ロクヨン事件の模倣犯が現れて、その事件の捜査とロクヨン事件の真相と東京の記者さんたちとの戦いの話。
前作のラストで起こったロクヨン事件の模倣事件が起こって、その被害者を実名報道するのかしないのかで主人公の広報官が警察と記者たちとの間に挟まれる苦悩と事件の真相が描かれていきます。
ダイナミックに動くカメラワークや役者さんたちの熱演が見もので面白かったです。
記者さんたちとの攻防は前作でも描かれているので、またこのやり取りするのかと話が停滞してしまって退屈でした。相変わらずワーワー大騒ぎする記者さんたちでした。しかも今度は東京の記者さんらしく前作で対立した記者さんたちとも溝があったりして。
そしてロクヨンの模倣犯らしい事件の被害者が犯人の指示のまま右往左往して、それを追いかける警察たち。事件の真相が明らかになっていきますが、その真相もかなりの無理やりに思えて、笑ってしまうものでした。ハローページの力って凄いなと感心しました。
コーダメモって結局どこ行ったんだろう? ロクヨンの犯人はなぜ子どもを殺害したのだろう? 狂言誘拐が女の子が万引きしていなかったらどうなっていたんだろう? とか前編で広げた風呂敷の回収とかもそこまでうまくいっているように思えました。そういう謎よりも記者さんたちがワーワー騒ぐことに時間を割いている印象でした。
組織で生きていく辛さ、子どもがいなくなる辛さをもっと知りたかった作品でした。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
長いがあきなかった。
面白かった。
佐藤浩市を見直した。佐藤浩市を初めて観たのは「敦煌」だった。秀才の趙行徳のイメージとは真逆の頭の悪そうなヤツだった。親の七光りで役をもらったんだろうなと思い、かなり白けた。以来、ずっとつまらない役者だと思っていたが、それなりに歳をとって人間社会のつらいところも味わったのかもしれない。仕事でも家庭でも苦い思いばかりしている刑事の雰囲気をうまく出していた。
映画のできばえは、その佐藤のおかげでいい感じになっていたが、セリフがやたらと聞きとりづらく、何を言ってるのかよくわからないところが多々あったし、ラストのオフコースの曲がちょっとすべっていた。あと、新聞記者たちの横柄な雰囲気はやりすぎに見えた。ほとんどヤクザか総会屋になっている。マスコミ関係者に品がないのはわかるが、あんな感じではないと思う。もっとひ弱なはず。ひ弱なくせにプライドばかり高くて居丈高ではあるが、ネタをもらえるときだけはヘイコラする・・そういう卑劣な雰囲気がない。永山瑛太はやけに威勢がよくて怖い物知らずでウソくさかった。
尚、警察の内部事情については、まああんなもんなんだろうなと思った。弱い者を徹底的に追い込み、都合の悪い話を隠蔽し、そのために庶民も部下も踏みつけにするやらしい人間の巣窟が警察であり、実際はこの映画よりもずっと陰湿で悪質なはずであるが、まあ、でも、それなりにそういう感じは匂わせていた。ただ、三浦友和なんかはちょっと人相が甘すぎる。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
幽閉
悲しみや喪失
怒り憤り
後悔と絶望
幾多の感情が混ざり合い
昇華されることなく
心に居座り続けたとき
その感情は
名前のないものに変わり果て
宿主を囚え
因果の糸で縛りつけ
閉じ込める
動くことを許さない
それは執念か
それは怨念か
あるいは諦念か
いや、きっと名前はない
体験したものだけが知る
得体のしれないものなのだ
その「もの」は
宿主を動かし続ける
心が死のうとも
心の臓が鼓動を止めるまで
動かし続ける
閉じ込めて
動かし続ける
昭和64年という
7日間だけ存在した時間に起こった
少女誘拐事件
その事件に囚われてしまった被害者家族と
刑事と犯人
ボクは何に憤っているのだろう
気づけばそう思い至るほど
物語を追いながら
終始憤りを感じていた
一体何と戦っているのか
一体何と戦いながら
この物語を追っていたのか
剣より強い正義のペンを振りかざす記者か
腐敗など生ぬるいほどのズブズブヘドロな警察機構か
うまく事が進まない日々か
悔恨の刑事か
こうして今も
64に閉じ込められている
人はいつだって
良心も正義も越えられる
いつだって人であることを放棄できる
その凄みを味わいました。
電話帳
想像を絶します。
映画が6こも7こも作れそうな
デラックスなキャスト
よくもまあこんなに集めたもんです。
どこ向いても主役級がズラリ
贅沢極まりなしな作品でした。
この物語自体にすごく興味がわきました。
いつかドラマ版も
そして原作も観てみたいと思います。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
どろくさい警察ドラマです。 「目」に注目!
主役と、映画の良さについては、「後編」で書きますが、脇役がとても、素晴らしい。
○榮倉奈々
県警の広報室の紅一点。「添え物」扱いにされていることを意識しているが、「広報」の恐ろしさを意識していない。
この役者は、眼ではなく、目が据わっていて、樹のように存在感がある。
●滝藤賢一
「無名塾」出身。
シェークスピアのさまざまな役を、冷静に演じられる逸材。
目の役者。
傲慢かつ小心な「キャリア官僚」の滅びを演じていた。
●菅田俊
「64」の目である。定年退職のパレードで、追いつめられる目。
「ポチの告白」の名優。
○鶴田真由
久しぶりにお会いしましたが、声の美しい女優です。この声が、「64」の後半の端緒を開く。
●筒井道隆
昔はスターでした。今は、脂汗を書いている捜査官がとても、合っている。昔から好きな役者。今は、本当に渋い役者になった。
●緒方直人
しばらく消えていたと思っていたら、こんな役で復活するとは! あなたしか出来ない。
●奥田瑛二
県警刑事部長の役。実に嫌な役を、実に嫌に演じている。こういう役者がいなければ、映画は深まらない。奥行きを作る。
●三浦友和
三上(佐藤浩市)の元上司。中間管理職。眼がいい。この役者が、映画の画面に入ると、締まる。
感情が溢れ、一瞬に締まり、風が起こる。
この映画でも、とても、重要な役を演じている。険しく切れた眼の奥から、人を見つめる黒い光よ。
○夏川結衣
三上(佐藤浩市)の妻。二人の子どもが家出し、電話を待ち続ける。聴くときの眼が悲しい。
実は、男よりも、肉体派なのだが……。
●仲村トオル
TVでは、主役を獲っている役者なのだが、この役は、重要だ。トオルは、田宮二郎のような役者になってほしい。
以上です。
以下、後編のレビュに、ピョンと跳びます。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
「あっ!」と叫んだ一瞬
前編に引き続き「64」〜後編を見ました。
実は、私としては佐藤浩市大好きだし、大作だと思うんですが、テーマを欲張りすぎて、ちょっとまとまりのないものになった感がありました。
特に前編でも、時間を割いたのは「記者たちとの軋轢」「報道の在り方」でした。
あ、それと警察に隠ぺい体質(ここは後編で非常に重要なキーとなります)
後編で、もっと事件に迫るのかと思ってたんですが、主人公の三上は広報官なので、深く関われないんですね。
ただ、途中で犯人のヘリウムガスが切れて、生の声が出たとき(これもまた、後で非常に重要なキーワードとなります)
いっぺんに、事件の概要が解けちゃったんですよ。「あっ!」と叫んだ瞬間でした。
ここでも隠蔽体質が浮き彫りになるんですけどね。
もう一つのテーマが「親子愛」なんですね。
三上の娘が行方不明になってて、それを抱えたまま捜査してるんです。
これもまた非常に重要なキーワードとなってます。
今回、佐藤浩市もよかったんですが永瀬正敏がとてもよかったです。
〜ちょっとネタバレ
震える手で、電話帳をめくり、電話するシーン、犯人の声に至った時の表情など、うわっ!って思いますね。
ラストはちょっと切なかったですね。
噂ではNHKのドラマのほうが秀作だったそうです。
そりゃ5時間かけて描いてますからね。。。
DVD、かりようっと。。。
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ユーザーレビュー
64−ロクヨン−後編
投稿日
2016/10/03
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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ロクヨン事件の模倣犯が現れて、その事件の捜査とロクヨン事件の真相と東京の記者さんたちとの戦いの話。
前作のラストで起こったロクヨン事件の模倣事件が起こって、その被害者を実名報道するのかしないのかで主人公の広報官が警察と記者たちとの間に挟まれる苦悩と事件の真相が描かれていきます。
ダイナミックに動くカメラワークや役者さんたちの熱演が見もので面白かったです。
記者さんたちとの攻防は前作でも描かれているので、またこのやり取りするのかと話が停滞してしまって退屈でした。相変わらずワーワー大騒ぎする記者さんたちでした。しかも今度は東京の記者さんらしく前作で対立した記者さんたちとも溝があったりして。
そしてロクヨンの模倣犯らしい事件の被害者が犯人の指示のまま右往左往して、それを追いかける警察たち。事件の真相が明らかになっていきますが、その真相もかなりの無理やりに思えて、笑ってしまうものでした。ハローページの力って凄いなと感心しました。
コーダメモって結局どこ行ったんだろう? ロクヨンの犯人はなぜ子どもを殺害したのだろう? 狂言誘拐が女の子が万引きしていなかったらどうなっていたんだろう? とか前編で広げた風呂敷の回収とかもそこまでうまくいっているように思えました。そういう謎よりも記者さんたちがワーワー騒ぐことに時間を割いている印象でした。
組織で生きていく辛さ、子どもがいなくなる辛さをもっと知りたかった作品でした。
長いがあきなかった。
投稿日
2020/12/09
レビュアー
勇光
面白かった。
佐藤浩市を見直した。佐藤浩市を初めて観たのは「敦煌」だった。秀才の趙行徳のイメージとは真逆の頭の悪そうなヤツだった。親の七光りで役をもらったんだろうなと思い、かなり白けた。以来、ずっとつまらない役者だと思っていたが、それなりに歳をとって人間社会のつらいところも味わったのかもしれない。仕事でも家庭でも苦い思いばかりしている刑事の雰囲気をうまく出していた。
映画のできばえは、その佐藤のおかげでいい感じになっていたが、セリフがやたらと聞きとりづらく、何を言ってるのかよくわからないところが多々あったし、ラストのオフコースの曲がちょっとすべっていた。あと、新聞記者たちの横柄な雰囲気はやりすぎに見えた。ほとんどヤクザか総会屋になっている。マスコミ関係者に品がないのはわかるが、あんな感じではないと思う。もっとひ弱なはず。ひ弱なくせにプライドばかり高くて居丈高ではあるが、ネタをもらえるときだけはヘイコラする・・そういう卑劣な雰囲気がない。永山瑛太はやけに威勢がよくて怖い物知らずでウソくさかった。
尚、警察の内部事情については、まああんなもんなんだろうなと思った。弱い者を徹底的に追い込み、都合の悪い話を隠蔽し、そのために庶民も部下も踏みつけにするやらしい人間の巣窟が警察であり、実際はこの映画よりもずっと陰湿で悪質なはずであるが、まあ、でも、それなりにそういう感じは匂わせていた。ただ、三浦友和なんかはちょっと人相が甘すぎる。
幽閉
投稿日
2017/12/05
レビュアー
ビンス
悲しみや喪失
怒り憤り
後悔と絶望
幾多の感情が混ざり合い
昇華されることなく
心に居座り続けたとき
その感情は
名前のないものに変わり果て
宿主を囚え
因果の糸で縛りつけ
閉じ込める
動くことを許さない
それは執念か
それは怨念か
あるいは諦念か
いや、きっと名前はない
体験したものだけが知る
得体のしれないものなのだ
その「もの」は
宿主を動かし続ける
心が死のうとも
心の臓が鼓動を止めるまで
動かし続ける
閉じ込めて
動かし続ける
昭和64年という
7日間だけ存在した時間に起こった
少女誘拐事件
その事件に囚われてしまった被害者家族と
刑事と犯人
ボクは何に憤っているのだろう
気づけばそう思い至るほど
物語を追いながら
終始憤りを感じていた
一体何と戦っているのか
一体何と戦いながら
この物語を追っていたのか
剣より強い正義のペンを振りかざす記者か
腐敗など生ぬるいほどのズブズブヘドロな警察機構か
うまく事が進まない日々か
悔恨の刑事か
こうして今も
64に閉じ込められている
人はいつだって
良心も正義も越えられる
いつだって人であることを放棄できる
その凄みを味わいました。
電話帳
想像を絶します。
映画が6こも7こも作れそうな
デラックスなキャスト
よくもまあこんなに集めたもんです。
どこ向いても主役級がズラリ
贅沢極まりなしな作品でした。
この物語自体にすごく興味がわきました。
いつかドラマ版も
そして原作も観てみたいと思います。
どろくさい警察ドラマです。 「目」に注目!
投稿日
2017/02/04
レビュアー
ちゅく
主役と、映画の良さについては、「後編」で書きますが、脇役がとても、素晴らしい。
○榮倉奈々
県警の広報室の紅一点。「添え物」扱いにされていることを意識しているが、「広報」の恐ろしさを意識していない。
この役者は、眼ではなく、目が据わっていて、樹のように存在感がある。
●滝藤賢一
「無名塾」出身。
シェークスピアのさまざまな役を、冷静に演じられる逸材。
目の役者。
傲慢かつ小心な「キャリア官僚」の滅びを演じていた。
●菅田俊
「64」の目である。定年退職のパレードで、追いつめられる目。
「ポチの告白」の名優。
○鶴田真由
久しぶりにお会いしましたが、声の美しい女優です。この声が、「64」の後半の端緒を開く。
●筒井道隆
昔はスターでした。今は、脂汗を書いている捜査官がとても、合っている。昔から好きな役者。今は、本当に渋い役者になった。
●緒方直人
しばらく消えていたと思っていたら、こんな役で復活するとは! あなたしか出来ない。
●奥田瑛二
県警刑事部長の役。実に嫌な役を、実に嫌に演じている。こういう役者がいなければ、映画は深まらない。奥行きを作る。
●三浦友和
三上(佐藤浩市)の元上司。中間管理職。眼がいい。この役者が、映画の画面に入ると、締まる。
感情が溢れ、一瞬に締まり、風が起こる。
この映画でも、とても、重要な役を演じている。険しく切れた眼の奥から、人を見つめる黒い光よ。
○夏川結衣
三上(佐藤浩市)の妻。二人の子どもが家出し、電話を待ち続ける。聴くときの眼が悲しい。
実は、男よりも、肉体派なのだが……。
●仲村トオル
TVでは、主役を獲っている役者なのだが、この役は、重要だ。トオルは、田宮二郎のような役者になってほしい。
以上です。
以下、後編のレビュに、ピョンと跳びます。
「あっ!」と叫んだ一瞬
投稿日
2016/11/12
レビュアー
じゃじゃまる
前編に引き続き「64」〜後編を見ました。
実は、私としては佐藤浩市大好きだし、大作だと思うんですが、テーマを欲張りすぎて、ちょっとまとまりのないものになった感がありました。
特に前編でも、時間を割いたのは「記者たちとの軋轢」「報道の在り方」でした。
あ、それと警察に隠ぺい体質(ここは後編で非常に重要なキーとなります)
後編で、もっと事件に迫るのかと思ってたんですが、主人公の三上は広報官なので、深く関われないんですね。
ただ、途中で犯人のヘリウムガスが切れて、生の声が出たとき(これもまた、後で非常に重要なキーワードとなります)
いっぺんに、事件の概要が解けちゃったんですよ。「あっ!」と叫んだ瞬間でした。
ここでも隠蔽体質が浮き彫りになるんですけどね。
もう一つのテーマが「親子愛」なんですね。
三上の娘が行方不明になってて、それを抱えたまま捜査してるんです。
これもまた非常に重要なキーワードとなってます。
今回、佐藤浩市もよかったんですが永瀬正敏がとてもよかったです。
〜ちょっとネタバレ
震える手で、電話帳をめくり、電話するシーン、犯人の声に至った時の表情など、うわっ!って思いますね。
ラストはちょっと切なかったですね。
噂ではNHKのドラマのほうが秀作だったそうです。
そりゃ5時間かけて描いてますからね。。。
DVD、かりようっと。。。
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- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
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※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
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