インシディアス　第２章

インシディアス2

定番なゴシックホラーなんだけど懐かしい様な、コメディー要素も少しあるが、謎解きがメインの話でした。
主人公の実家でおきる、シンプルな怪奇現象から始まり、◯◯夫人とバッドマンのジョーカーを足した様な強烈インパクトおばちゃんからのビンタやクロゼットから若い女性が横切るなど、面白怖かった。過去と現在と霊界の話を混ぜているのに、わかりやすかったです。
1から見ないと謎解きは楽しめないと思いました。

前回を上回るとは言えませんが、もうすぐ3も海外で公開するそうです。

まず、ホラーファンの国民の皆様に知っていただきたいのは、これは「インシディアス」の続編だということ。
しかも正統的続編なので前作をみていないと、さっぱりわからないと湯川教授ものたまうのであります。

見た方は見ているうちに記憶が黄泉がえりのよみがえりになると思うのであります。でも展開が似ているからといって「ポルターガイスト」と混同しないでください。

霊能力者、頼りない調査隊、家族愛が問われるなど材料は一緒ですが、調理法はシリアステイストに仕上げてます。

あの世に行き来するのもテレビのブラウン管ではないのです。

大団円を迎えエンドロールが流れても、トレーからDVDを出さないでください。マーベル映画のようにやって来ます。

やってきたものは私には見えませんでしたが。第３章で明らかになるかもしれません。

個人的に一番怖かったのは、タイトルがでるタイミング。マジで。

だって２回もあるとは、思わなんだもん。

確か、一作目を見たのは、かれこれ2年も前に
なりますが、個人的には高評価していたものの、ハッキリ言って、どんなストーリーだったか、朧げな記憶のみで、
先日見た『死霊館』ともだぶって（だって、ジェームズワンの作品で、主役も同じで、憑物系ってのも同じだもの…。）、
一回見ただけでは正直、面白さは半減します。
と言うか、訳がわかりません。
『あれっ、前回に霊媒師死んだんだっけー』とか…。
なので、再度一作目から見直すと、細部の関連が分かって、
『ああ、なる程。』となりますので、一作目を見直すことをオススメします。
これはSAWシリーズにも言える事ですが…。
必ず予習が必要になって来ます。
そして、今回も第三章への布石を最終で打ってきます。
『ああ、やっばり。』って感じで、
SAWシリーズの次はこれで行くって意気込みが伝わってきます。
なんだか、昔のスピルバーグのポルターガイストとも内容がだぶってきますが…。
作品的には『死霊館』の方が良く出来ていて、面白かったのですが、
こちらも、次回作出たら見るだろね〜。（よく似通った作品を作ったものだ．．．．。）
でも、これから話し膨らむのだろうか。
オタッキーなゴーストバスター２名は印象深く扱われているので、今後も出るんでしょうね。
サイコロ振りのお爺さんは、ちょっと微妙かな。

今回の黒衣の花嫁とか、廃墟での屍の集団の描かれ方とかでサイレントヒルで同じ様なシチュエーションの内容があったが、
雰囲気が有ります。
又、廃虚凸なのですが、その部分は、POVっぽい演出で臨場感を醸し出していて良いです。
それとアメリカ映画っぽく、やっぱり定番の地下室に逃げ込んで．．．．ってとこもスタンダードで、シャイニングの様な展開も
あったりで、２作目として決して悪くはないです。

過去と現在、矛盾はちょっとあるけど、うまく交差させてたと思う。

ただ、音でビビらそうとしてる感じがちょっと嫌だったかな。

今回はシャイニングとサイコとパラノーマルアクティビティを混ぜたような作品だった。
白服ばばあと黒衣の花嫁。
どっちもいい感じにキモい（笑）

続きがありそうな終わり方だったけど、死んでまでやらせんと、成仏さぜたれよ思ったのはあたしだけかな？

最近のホラーにありがちな変な捻りも無く普通に楽しめたホラー作品

２章とあるように続編になっているので前作をしっかり観てからの鑑賞がオススメ！

そして第３弾への期待も残るラストでした。
ぜひぜひ、尻つぼみにならぬ様に作って貰いたいもんです！