ホステル

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一年前ほど前に、勝王さんやラヴァ様のレビューをきっかけとして映画鑑賞歴ん十年にして初めてホラー映画に目覚め、この一年で二百本近くのホラー映画を観たため「ふふふん、もうホラー初心者は卒業だな」などと自惚れておったのですが、この作品を観て自分の力足らずを認識しました。降参です。またまだ修行が足りません。

『キャビン・フィーバー』がそうであったように、本作が確信犯的に作られていること自体はよく分かるのです。始まってから半分くらいまでは殆ど全くと言ってよいほどホラーの色合いが出ていないこと、こんは充分以上の「溜め」の割りには肝心のホラー部分があっさりし過ぎるほどであること、その後の脱走劇もともすれば凡庸と感じられるものであり、大けがをしているにもかかわらず全く痛がっていないと言うように現実性に欠けることなど、単なる不注意や配慮不足とは言えないほどの違和感があること自体はとても良くわかるのですが、頭で分かっているだけではその作品を充分に鑑賞したとは言えません。なんだかよく分からないけど、うまく言葉では言い表せないんだけど、でも確かに感じるんだ。こんな実感そこが、映画鑑賞の基本のはずですから。masamuneさん、ラヴァ様、勝王さんの確信に満ちたレビューを読むと、自分がまだまだであることを認識せざるを得なくなります。

でも先があるからこそ楽しみ甲斐があるのですから、これからもまたせいぜい精進に励むとしましょう。

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過日ミクシへのお誘いでラヴァ様の検索キーをまたまた間違ってお伝えしてしまいました。正しい検索キーワードは「裸足の」「ラヴァース」もしくは「裸足の　ラヴァース」です(^_^;。

もしかしたらこのように別なサイトの宣伝をしてるかのような言動に不快感を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんので、一言弁明させていただきます。

過日のゴタゴタ(?)からもわかる通り本サイトのレビューは一方的な情報掲示にならざるを得ず、そのこと自体は全く問題ではないのですが、個々のレビューに対する感想を述べたり内容訂正や追加説明ができないと言った課題もあります。かといってオンライン・レンタルのためのサイトであるDISCASさんに、本業とは直接関係のない機能強化を依頼するのは本末転倒な話しだと思います。

そのためそもそもが相互コミュニケーションの手段(媒体)であるミクシー(mixi)を利用して、上記のような不足している機能を補完できればと提案している次第なのです。ミクシーなら感想や追加説明さらには異論・反論などがツリー形式的にできますし、基本的には会員の紹介による登録制のため「匿名の暴力」が比較的押さえやすいという利点もあります。

ですから、何人かの方に対し直接的に呼びかけを行っていますが、これはその人だけを呼んでいると言うより、すべての方に対して直接呼び掛けることは不可能なため、その方に代表になっていただいて広く呼びかけをしているとご理解下さい。

以前にも書きましたがだからといって活動の中心をそちらに移すというわけではなく、DISCASのレビュー活動は継続的に行っていきますし、私以外の方も同じように考えられていると思います。ですから、DISCASのレビュー活動を良い意味で補完するための活動、それも特定の個人を対象としたものではなく広く多くの方を対象とした活動とご理解いただけたらと思います。

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レビュー欄もかなりたくさん投稿されているので最近の人気作だと思い選びました。
さて、数作の予告編集が怖くてかなり参って、やめたほうが良いかな？と思ったけど、本編が始まってみると何のことはなかったです。
説明のつかない超常現象の不安や、いつ来るかと言う驚かせ方や、のろいのような暗い徐々に増幅される恐怖みたいな部分はありませんでした。残酷描写がすごいという触れ込みらしいですが、医療ドラマも全然負けてませんから平気でしたし、アクションシーンがあったりして案外さっぱりしていません？ちょっと期待はずれ、と言うか予想はずれかな？

実は今日買ってきたオコゼが背びれをそがれ、骨切りした状態で跳ねた時の恐怖とショックのほうがはるかに大きかった。

前半のおちゃらけた雰囲気もあまり好きになれませんでした。

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ホラー映画は結構好きで、スプラッターでもグロいのでも平気で見ることが出来るのですが
それはテキサス・チェーンソーであれ何であれ
相手が明らかに人格破綻していたり、又は人間では無い何かだったり、
完全にフィクション（実際には有り得ない話）だと思って見ていたからなんだ・・・
と、今更ながらこの映画を見て気づきました。

残酷描写自体は他でもっと凄いのも見てきたハズなのにこの映画は見終わった後にいつまでも不快感が残る。
何が不快かって、残酷な描写に対してではなく
こうした嗜好の人間は存在するって所に恐怖を覚えるから。
歴史を見ても人間はこうした行いを実際にしてきたし
特に地位のある者ほど、お金と権力を使い自分の快楽の為に拷問・残虐を行った人が多くいる。

・・・といった事を映画を見ながら色々考えてしまい（考えすぎ？）
その想像が、この映画を映画として楽しむ事にブレーキをかけ全く楽しめませんでした。
そうした人間の持つ欲望が怖いし、映画内の殺人クラブの会員や組織の存在自体も非常に不快です。

ホラーは好きだけど、人間が人間を殺しまくる殺人を楽しんで見るのはあまり好きじゃないかなって思いました。
でも、俳優も良かったし、全体的に見れば水準を越えてた映画と言えるのかも・・・しれません。
もしかすると、これはホラー映画では無いのかもしれないけど。

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　イーライ・ロスはよほどＨＧルイスが好きなんでしょうね。「２０００人の狂人」をリメークしただけでは満足できなかったのでしょう。もう一回自分で作ったのがこれ。ディープサウスをスロバキアに置き換えて、見事にマイ「２０００人の狂人」にしております。目玉飛び出してる日本人女性は「ゴア！ゴア！ガールズ」ですし、いろんなところでＨＧルイスをやっているのが楽しいですね。
　意外に残虐場面は少ないのですが、雰囲気で残虐に見せるのが巧いです。前半の「タメ」は、まあ「２０００人の狂人」も同じなのですが、ブラスチラバやそこの女性たちが最初はとっても綺麗に撮られていて、だんだんと汚くなっていくように、実に演出も細かいです。最後に男女２人で逃げるのも「２０００人」と同様ですが、女の子が死んじゃったり、男が復讐するのは新展開。そーいうのがやりたかったんでしょう。
　タランティーノ、ロス、三池崇史と３人がそろってまたもレイティングへの挑戦をしており、この人たちはホントに頑張ってますね。私はとっても面白かったです。
　ちなみに、スロバキアへは昨年行きましたが、女性は綺麗で親切ですが身持ちは固いです。とっても景色と治安のいい素晴らしいところでした。ホステルには泊まってないのでよくわかんないですが、拷問クラブもありませんでした。ブラスチラバにも滞在しましたが、子供たちはとっても素朴で日本の方がよっぽど危ないです。
　ひとつ驚いたのはスパ。確かにサウナは男女一緒で全員裸です。チェコ人の女性（若い美人）は「サウナは健康的なものだから裸でも恥ずかしくない。隠す方が恥ずかしい。一緒に入りましょう」と言ってました。なのでスパに誘われるのは別に不思議じゃありません。私は日本人なのでとても一緒には入れず断ってしまったのが今となっては大変後悔しております。

以前、この作品は「オタエドンには無理だべさ！」と保証付きなので、コレマタ接近禁止令を出しております。怖い物観たさで書き込みレビューを覗いたら、ゆみゆみさんに、エファさん、そして今、最もDICASサイト界の注目の貴公子？masamuneさんもいらっしゃいました。いつも、内容の濃い、すばらしいレビューにため息を付いております。ベストテン入りも間近に迫って来ています。足元にも及ばぬ貧相な中身のレビューしか書けない私は、やっぱり穴があったら入りたい気分。時間が許す限り読ませて戴いています。DISCASサイトの今後の発展にも、ぜひぜひ続けて下さいね。と、この作品から逃げてしまいましたが、やっぱり皆さんのレビューを読んで、絶対に鑑賞出来ない作品内容に納得しました。ラヴァさんは、正解でした。勇気のある方、サディスティック・スリラーお好きなお方はどうぞ。全く、参考にならぬレビューを失礼しました。