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世界中の監督に影響を与えた小津安二郎監督が、松竹を離れ、はじめて新東宝で製作した作品。主演は田中絹代、高峰秀子。伝統を大切にし、皮肉屋の夫に耐えつづける姉と、そんな姉に反発する奔放な妹の対比で、日本の家庭崩壊を描いた人間ドラマ。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
112分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TDV3205RP | 2008年04月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
112分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
TDV3205RP
レンタル開始日:
2008年04月22日
在庫枚数
10枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
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DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
112分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TDV3205RP | 2008年04月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
112分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
TDV3205RP
レンタル開始日:
2008年04月22日
在庫枚数
10枚
1位登録者:
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2位登録者:
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約35,500
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評価10点 脚本★★☆☆ カメラ★★☆☆ 演技★★★☆
興趣★☆☆☆ 推奨度★★☆☆
映画を観るとき、私はなるべく先入観を持たずに、時代に沿った登場人物に入り込もうとし、監督がどのような結末を用意し、どのような答えの出し方をするのかを見守りたいと思っている。
人生観や人物観は人それぞれであるのだから、ひとつの状況下での解釈もまたそれぞれであり、他人の批判をしても詮無いことだ。
しかし、物語の進行にはルールというものがある。
腹黒い男が宗教心に目覚めて急に善人になって親切になったり、今日のコメ代にも困る家庭が宝くじに当たって笑顔が戻ったり、もちろんそれを主題として展開するなら別だが、そうでないかぎり人生にそんなことは滅多にないはずで、ところがなんとこの「宗方姉妹」は、肝心なところで人が死んじゃうのである。
おいおい、それはないよ。それは禁じ手でしょ。
この映画が田中絹代と高峰秀子の姉妹の人生観の相違を描こうとしていることは、途中からようやくわかった。
こちらとしては、田中絹代によって提起された「変わらないことが新しいことなんだ」というテーゼの展開を、夫婦関係の結末や如何にと、辛抱強く待っているのである。
それをあなた殺しちゃったら、三流映画でも普通、そんなことしません。
そのことによって、この映画が孕んでいた戦後まもなくの様々な問題点、論争点などなど、華々しく提出されたどぎついテーマが、すべて棚上げにされてしまった。(逃げた?)
そのうえ、田中絹代に「暗い陰鬱な影が私を覆っている」とかアチャ〜のシリアスなセリフを言わせて、呪いにかかってるのは、映画をハチャメチャにした小津さん、あんたです。
初見から3作目にして、私は小津安二郎という人がわからなくなりました。
前作「晩春}で見せた流れるような、ほぼ完璧なカメラワークが今回はなく、規則性もなしに会話であちこち飛び回るカメラは、画面から落ち着きを奪っている。
高峰秀子が若いころの山田五十鈴を彷彿とさせて唯一輝きを放ってはいるのだが、もう一人の主役である田中絹代がいけない。いつもの凛としたたたずまいが消えて、どうもぎこちない。
これが「晩春」と同じ監督なのでしょうか。
これ以上コメントしようがありません。
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小津作品を初めて観ようと思って手に取ったもの。
昔、「東京物語」観ましたが全然忘れてるし。
まず、言い古されていることでしょうが、構図がすごい。私が写真を撮るなら、目線あたりを基準にしますが、彼の作品はくるぶしのあたりを基準にしている。
そうすると、写真としてはあまりいい写真にならないのですが、画面としてはいいものになるんでしょうね。(ちょっとその辺りは分かりませんが)
内容は、田中絹代と高峰秀子の恋と生活の話。
最初から最後まで淡々としていて、正直単館系映画好きの私も疲れます。
大勢の指摘している、田中絹代と高峰秀子の「新しい」についての解釈の違い。私はいま、より世界の進歩が早くなって、「人の前の飽くなき追求」だと思っているのいですが、この姉妹はお互いに違う言葉を言って、高峰秀子の方がお父さんの笠智衆に聞きに行きます。
そこの一言、私の想像とピッタリでした。「自分がそう思うなら、思うとおりやったらええ」
何時の時代にも、「これが新しい」という定義などなくて、思うものについて追求して、おおかたの場合失敗してへこんで、次はどうしようと思って経験を積みながら、頭がよくなっていくものだと思います。
最後に、服装。田中絹代は和服で通して、高峰秀子は洋服で通しました。これは、古いものを嗜好する意味と、新しいものを嗜好する意味が入っていると思うのですが、夫婦の関係という意味では田中絹代の方に言い分があるように思いました。
色々考えましたけど、映画自体がそんなに面白くなかったので、☆3つくらいかな。
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ユーザーレビュー:24件
投稿日
2010/08/08
レビュアー
zeta2※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
評価10点 脚本★★☆☆ カメラ★★☆☆ 演技★★★☆
興趣★☆☆☆ 推奨度★★☆☆
映画を観るとき、私はなるべく先入観を持たずに、時代に沿った登場人物に入り込もうとし、監督がどのような結末を用意し、どのような答えの出し方をするのかを見守りたいと思っている。
人生観や人物観は人それぞれであるのだから、ひとつの状況下での解釈もまたそれぞれであり、他人の批判をしても詮無いことだ。
しかし、物語の進行にはルールというものがある。
腹黒い男が宗教心に目覚めて急に善人になって親切になったり、今日のコメ代にも困る家庭が宝くじに当たって笑顔が戻ったり、もちろんそれを主題として展開するなら別だが、そうでないかぎり人生にそんなことは滅多にないはずで、ところがなんとこの「宗方姉妹」は、肝心なところで人が死んじゃうのである。
おいおい、それはないよ。それは禁じ手でしょ。
この映画が田中絹代と高峰秀子の姉妹の人生観の相違を描こうとしていることは、途中からようやくわかった。
こちらとしては、田中絹代によって提起された「変わらないことが新しいことなんだ」というテーゼの展開を、夫婦関係の結末や如何にと、辛抱強く待っているのである。
それをあなた殺しちゃったら、三流映画でも普通、そんなことしません。
そのことによって、この映画が孕んでいた戦後まもなくの様々な問題点、論争点などなど、華々しく提出されたどぎついテーマが、すべて棚上げにされてしまった。(逃げた?)
そのうえ、田中絹代に「暗い陰鬱な影が私を覆っている」とかアチャ〜のシリアスなセリフを言わせて、呪いにかかってるのは、映画をハチャメチャにした小津さん、あんたです。
初見から3作目にして、私は小津安二郎という人がわからなくなりました。
前作「晩春}で見せた流れるような、ほぼ完璧なカメラワークが今回はなく、規則性もなしに会話であちこち飛び回るカメラは、画面から落ち着きを奪っている。
高峰秀子が若いころの山田五十鈴を彷彿とさせて唯一輝きを放ってはいるのだが、もう一人の主役である田中絹代がいけない。いつもの凛としたたたずまいが消えて、どうもぎこちない。
これが「晩春」と同じ監督なのでしょうか。
これ以上コメントしようがありません。
投稿日
2007/07/30
レビュアー
kotochan※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
小津作品を初めて観ようと思って手に取ったもの。
昔、「東京物語」観ましたが全然忘れてるし。
まず、言い古されていることでしょうが、構図がすごい。私が写真を撮るなら、目線あたりを基準にしますが、彼の作品はくるぶしのあたりを基準にしている。
そうすると、写真としてはあまりいい写真にならないのですが、画面としてはいいものになるんでしょうね。(ちょっとその辺りは分かりませんが)
内容は、田中絹代と高峰秀子の恋と生活の話。
最初から最後まで淡々としていて、正直単館系映画好きの私も疲れます。
大勢の指摘している、田中絹代と高峰秀子の「新しい」についての解釈の違い。私はいま、より世界の進歩が早くなって、「人の前の飽くなき追求」だと思っているのいですが、この姉妹はお互いに違う言葉を言って、高峰秀子の方がお父さんの笠智衆に聞きに行きます。
そこの一言、私の想像とピッタリでした。「自分がそう思うなら、思うとおりやったらええ」
何時の時代にも、「これが新しい」という定義などなくて、思うものについて追求して、おおかたの場合失敗してへこんで、次はどうしようと思って経験を積みながら、頭がよくなっていくものだと思います。
最後に、服装。田中絹代は和服で通して、高峰秀子は洋服で通しました。これは、古いものを嗜好する意味と、新しいものを嗜好する意味が入っていると思うのですが、夫婦の関係という意味では田中絹代の方に言い分があるように思いました。
色々考えましたけど、映画自体がそんなに面白くなかったので、☆3つくらいかな。
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宗方姉妹