ロマンス

話の練りが足りない感じは否めないですが、最後まで見れる作品でした。
超シリアスってわけでもない単なる娯楽作品ですから、演技や展開が大袈裟気味なのもしかたないとあきらめてください(~_~;)
星3.5個って感じです。

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高校生のグァヌ（キム・ジェウォン）は、偶然出会った女性チェウォン（キム・ハヌル）に一目惚れをし、チェウォンもグァヌに好意を抱くが、その後二人は教師と生徒の関係に・・・。

これだけでも前途多難な感じですが、この他に父の突然の死、それにまつわる陰謀、隠し子など、ただの恋愛モノではありません。

このドラマを観たのは３年位前になりますが、キム・ジェウォンの屈託のない笑顔が本当にかわいくて、高校生役にぴったりはまっていました！
『がんばれ！クムスン』のハン・へジンも同級生役で出演していましたよ。（確か意地悪な役だったと思います・・・）

とても良かったと言う程のドラマではありませんでしたが、そこそこ楽しめました！

以前からキム・ジェウォンとキム・ハヌルの大ファンでしたが、このドラマシリーズを見て、ますます2人が好きになりました。
今まで共演はなかったと思うのですが、このドラマは2人にとっても最高の出来だったと思います。
2人の持ち味を最高に引き出せた作品です。

2人の演技を見ていると、当方まで胸がきゅんと久しぶりに高鳴りました。皆さんもぜひご覧ください。

序盤、まずはキム・ハヌルとキム・ジェウォンの軽妙なタッチで楽しませてくれる。徐々に立ちはだかってくる教師と生徒という恋愛への障壁も、善悪パターンだけで描かず、なかなかの切実感をもって描くところがこのドラマの持ち味だ。終盤には韓流おなじみのドラマメニューも出てくるが、最後まで主役お二人が出した序盤の魅力は損なわれることがないので、序盤のもつ期待は裏切らないで展開する。

―　主役おふたりのスマイルで開店、幸先よいスタートです

ぼくの採点☆☆☆★★（７０点）

グァヌとチェウォン、ふたりだけの時の恋愛描写は軽妙なタッチだが、シリーズ中盤での生徒と教師の恋愛に対する周囲の戸惑いや騒動、それに追いつめられるふたりの描写は、誰を善人、誰を悪人という単純なパターンで展開しなかっただけに、いつめられるふたりの描写は、誰を善人、誰を悪人という単純なパターンで展開しなかっただけに、切実な現実感さえ感じさせた。ここまでは素材の取り上げ方も、その扱い方も、定番の多い韓流ドラマにあって、なかなか異色だったといえる。
終盤は、過去の因縁からむストーリーメニューで韓流パターンのお出ましとなった。グァヌとチェウォンの関係も、生徒と教師の立場の軋轢は卒業、今度は恨み辛みのある家庭の息子と娘という立場の軋轢がメインになってくる。とはいえ、定番メニューにありがちな容赦ない描き方ではなく、ここでも善悪単純パターンに陥らない進め方。そこはかとなく人物の扱い方に優しさを感じさせ、その分定番としてのスリルに欠けるものの、このドラマの微妙なニュアンスが感じられる。
このドラマがそうした微妙な味を出しているもうひとつの要素は、やはり主役のおふたり。暗くなりがちな展開にあっても、グァヌとチェウォンそれぞれのもつ明るく軽妙なキャラを失わず演じたこと。キム・ハヌルは「ピアノ」「秘密」のような内向的なヒロイン像も演じられただろうが、全編通して明るくコミカルなキャラのリズムをキープ。そして、キム・ジェウォン。この素材通りに暗い表情ばかりだったら、彼の魅力は出なかっただろうし、それが延いてはこのドラマの妙味も出なかっただろう。つまり、このドラマの個性は彼の個性によるところが大きい。
ところが、肝心の最終巻だけはいただけなかった。主役のふたりのドラマは後味よく終わるものの、周囲の扱いがほとんど中途半端。ユニ（キム・ユミ）とウンソク（チョン・ソンファン）の関係はやっとこさ収拾つけたが、他はやや散らかしっ放し。チェウォンの母親が絡む著作権騒動、グァヌの店、グァヌを片想いするジス（ハン・ヘジン）、そしてグァヌの弟と、帳尻も合わせられない恰好でした。
この最終巻だけはちょい減点ですが、全体は☆☆☆★★（７０点）です。

ぼくの採点☆☆☆★（６５点）

―　あわてて閉店、でも主役のお二人さんのスマイルで良しとしましょ。