シッコ / マイケル・ムーア
シッコ
/マイケル・ムーア
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全体の平均評価点: (5点満点)
(112)
解説・ストーリー
「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」のマイケル・ムーア監督が、今度はアメリカの医療保険問題に鋭いメスを入れる社会派ドキュメンタリー。アメリカは先進国の中では唯一、公的な国民皆保険制度を持たない国。国民の健康保険の大半は民間の保険会社に委ねられている。そのため、高い保険料などが障壁となって、実に約4700万人もの国民が無保険の状態にあるという。しかしムーア監督は、営利を追求する民間企業が運営する現在の健康保険の矛盾は、高い保険料を払って加入している大多数のアメリカ国民にこそ深刻な影響を与えていると主張し、豊富な事例を基にその実態を明らかにしていく。
「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」のマイケル・ムーア監督が、今度はアメリカの医療保険問題に鋭いメスを入れる社会派ドキュメンタリー。アメリカは先進国の中では唯一、公的な国民皆保険制度を持たない国。国民の健康保険の大半は民間の保険会社に委ねられている。そのため、高い保険料などが障壁となって、実に約4700万人もの国民が無保険の状態にあるという。しかしムーア監督は、営利を追求する民間企業が運営する現在の健康保険の矛盾は、高い保険料を払って加入している大多数のアメリカ国民にこそ深刻な影響を与えていると主張し、豊富な事例を基にその実態を明らかにしていく。
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「シッコ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」のマイケル・ムーア監督が、今度はアメリカの医療保険問題に鋭いメスを入れる社会派ドキュメンタリー。アメリカは先進国の中では唯一、公的な国民皆保険制度を持たない国。国民の健康保険の大半は民間の保険会社に委ねられている。そのため、高い保険料などが障壁となって、実に約4700万人もの国民が無保険の状態にあるという。しかしムーア監督は、営利を追求する民間企業が運営する現在の健康保険の矛盾は、高い保険料を払って加入している大多数のアメリカ国民にこそ深刻な影響を与えていると主張し、豊富な事例を基にその実態を明らかにしていく。
「シッコ」 の作品情報
「シッコ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
シッコの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
123分 |
日本語吹き替え用 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GAYR1279 |
2008年04月04日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
14枚
|
2人
|
1人
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
シッコの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
123分 |
日本語吹き替え用 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GAYR1279 |
2008年04月04日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
14枚
|
2人
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1人
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
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ユーザーレビュー:112件
笑わせていただきました
投稿日:2008/04/21
レビュアー:ケチケチ
と書くと、深刻な内容に対して不真面目だと怒られそうですが、マイケル・ムーアの主張の仕方は一方的ですし、「答えを観客に出させる」という基本を放棄しているんですよね。これは他の作品でも同じことですが、彼の作品の特徴というか、それこそが狙いだと思います。
この内容について彼自身、単純に共感してもらおうなどとは思っていないでしょうし、問題定義として糸口を提示しているだけだと思いますね。
最近こういうタイプのドキュメンタリーと称する作品がよくありますが、まあこれも一つの流行でしょうか。ドキュメンタリーとしては全く食い足りませんが、テレビのワイドショーのようなお気楽さで、問題意識を起こさせるという面では成功していると思います。
また、彼の主張の仕方には様々なテクニックが盛り込まれていますし、そういった技術面では評価したい作品ではあります。
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怒れアメリカ国民
投稿日:2009/04/19
レビュアー:こうさま
評価80点(100点満点)
マイケル・ムーア監督が切り口鋭くアメリカの医療問題にメスを入れた完全なドキュメンタリー作品。
公的な保険制度がなく民間の医療保険会社に委ねられている米国では、多くの人達がまず保険に入れない。保険料が高いことと、実際の保険適用範囲が厳しく制限されているからだ。医療保険に加入していても救急車に乗れば費用が請求され、事前に保険会社の承認がなければ保険がおりないという不思議な制度で、死にかけた患者がいても医療費支払の保証がなければ病院は手を下さない。つまり保険会社は株主のために最大の利益を追求するためにこんなことが平気で行われているのだ。
ムーア監督はこうした米国の医療についての不合理、不公平さを実例をいくつもあげて訴えかけている。そして次にカナダ、イギリス、フランスの恵まれた実情を紹介している。日本がここに出てこなかったのは残念だが現在の状態ではいたしかたあるまい、米国よりはマシだということでとりあえず納得するしかない。
そして最後にムーア監督は9.11のテロの救援活動が原因で発病し苦しんでいる人達を連れてキューバに向かう、そしてそこで彼らが受けた医療サービスとその実態は、、、。という巧い締めくくり方で長年米国と敵対している「あのキューバでさえ」という感情をこの作品を見たアメリカ国民に植え付けたにちがいない。
怒れアメリカ国民よ。
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アメリカ国民皆保険=社会主義的思考
投稿日:2008/07/04
レビュアー:リナパパ
私は、前までムーア監督に対してあまり良い印象を持っていなかったのです。なんか「電波少年」的なイメージが強かったんで「ボウリング」も「華氏」も観ていませんでした。この映画のチラシを観て、身内の病気の時に保険で苦労したのもあって観てみたいな〜って無性に思い、慌てて「ボウリング」「華氏」と観ました。今作も含めこの映画が1番良かったです。笑えるシーンも多く、「ムーアっぽくない」って言う意見もありますがこの半月に3作まとめて観てみて、作ってる側の国の人が他国を見て1番驚いていますもん。ムーアの意向でちょっとエンターな笑いや、驚きなんかをテイストしてるように思えます。でも、アメリカの医療保険って本当にひどいですね。本当に!映画にはアメリカとの比較として、カナダ、フランス、イギリス、敵対国であるキューバの医療制度が紹介されていますが、日本より充実しています。
3割負担になった我が日本も近いうちにアメリカみたいになるのでしょうか?
「アメリカ国民皆保険=社会主義的思考」
なんて発想の国なんでしょう!
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つくづく思った。アメリカ人でなくて良かった。
投稿日:2008/05/12
レビュアー:ショコラ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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政治に関心の無い層に関心を持たせ選挙に参加させると大変なことになるから、と教育を低下させ、力を与えないことが民主主義なんだそうだ。
この映画は健康保険が高くて入れない人々の話ではなくて、健康保険に入っているまたは入りたい人の話だ。
健康保険と言っても国がやっているわけではない、そのため保険に入ろうとすると既往症や肥満度などによってお金があっても入ることができない。
また加入していたとしても、医者はまず保険会社に支払いをするかどうか確認し、患者の病状とは関係なしに保険会社がその患者の医療を必要としない、と言えば医者は検査もしてくれない。
保険会社は、保険金を支払わないことで優良と判断され、評価される。
たとえ、その影で人々が苦しんでいたとしても、死んだとしても、だ。
中指と薬指の2本を誤って切断してしまい、病院に行ったある人は、中指なら6万ドル、薬指なら1万2千ドルと言われ、中指の手術をあきらめた。
カナダ、イギリス、フランスでは医療費は無料である。
イギリスでは、低所得者層に病院までの交通費まで払っている。
そしてイギリスの医者は、多くの患者を助ければ助けるほど給料が上がるしくみになっていて、取材された医者もとても裕福な暮らしをしていた。
キューバのグアンタナモにある米軍の収容所では、収監されている容疑者たちに無料で行き届いた処置をしている病院があると聞いて、ムーア監督は、呼吸器に病気のあるアメリカに見放された9.11の際の救出ボランティアたちを連れて行く。
当然ながら軍からは追い返されるが、キューバの普通の病院に行って驚くのだ。
昔、アメリカ人を殺そうとしている、と言われていたキューバで、アメリカ人たちは実に丁寧に検査、診察され薬の処方箋と帰国後の治療方針まで作成してくれ、しかもすべて無料だった。
民主主義って一体何?
そして、アメリカに毒され、言われるままになっている日本も、他人事では無いと感じた。
アメリカの政策通り、子供たちの学力を低下させ、身体に悪い食べ物を続々と輸入して病人を作り役人たちだけが儲かる仕組みを作っているように思えてならない。
この映画がアメリカ人にとっても日本人にとっても、将来の自分たちのことを考えるきっかけになれば良いと心から思った。
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相変わらず面白いし強力 90点
投稿日:2008/04/21
レビュアー:JUDAS
映画で紹介されているようにイギリス、フランスは医療費が無料。しかしイギリスの消費税は17.5%、フランスは19.6%です。イギリスの場合、食料品等の生活必需品が非課税だったりして低所得者への配慮はあるようでありますが。アメリカの消費税は生活必需品には課税せずに、州より更に小さい郡ごとに6%後半から8%後半くらいのようです。アメリカが国民皆保険を導入しようとすると、消費税は欧米並みにしないと駄目なんでしょうね。
翻って日本はどうかというと消費税は5%と低い水準ながら国民皆保険の制度を維持してます。自己負担は3割。しかし医療費が財政を圧迫してます。国家財政を家庭にたとえて言えば年収400万円代の家庭で念に700万円以上を使い、借金は7000万円を超えている、とまぁそんな状況。個人負担と国家負担のバランスが良く、日本の制度は諸外国と比較してもなかなか優れていると思うのですが、いかんせん全体的な行政サービスと税負担のバランスは悪いようです。かように国民皆保険と税負担の関係はなかなか深いのですね。
ムーアーには、そういう部分にも目線を持ってほしかったですね。というと贅沢な注文でしょうか。今回の作品も卓抜なユーモアのセンスと圧倒的な説得力は流石の高品質でしたから。
もう一つ考えさせるのは、国家が最低限を補償すべき事業は何かということ。行政、司法、軍隊、教育、低所得者・障害者へのセーフティネット。そこに医療も入れなければ駄目なんだということが、この映画を観ると分かります。
ちなみに日本でも保険会社の払い渋りというのはありますので対岸の火事と思わずにご注意を。アメリカのひどさに比べたら可愛いもんですけどね。
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ユーザーレビュー
笑わせていただきました
投稿日
2008/04/21
レビュアー
ケチケチ
と書くと、深刻な内容に対して不真面目だと怒られそうですが、マイケル・ムーアの主張の仕方は一方的ですし、「答えを観客に出させる」という基本を放棄しているんですよね。これは他の作品でも同じことですが、彼の作品の特徴というか、それこそが狙いだと思います。
この内容について彼自身、単純に共感してもらおうなどとは思っていないでしょうし、問題定義として糸口を提示しているだけだと思いますね。
最近こういうタイプのドキュメンタリーと称する作品がよくありますが、まあこれも一つの流行でしょうか。ドキュメンタリーとしては全く食い足りませんが、テレビのワイドショーのようなお気楽さで、問題意識を起こさせるという面では成功していると思います。
また、彼の主張の仕方には様々なテクニックが盛り込まれていますし、そういった技術面では評価したい作品ではあります。
怒れアメリカ国民
投稿日
2009/04/19
レビュアー
こうさま
評価80点(100点満点)
マイケル・ムーア監督が切り口鋭くアメリカの医療問題にメスを入れた完全なドキュメンタリー作品。
公的な保険制度がなく民間の医療保険会社に委ねられている米国では、多くの人達がまず保険に入れない。保険料が高いことと、実際の保険適用範囲が厳しく制限されているからだ。医療保険に加入していても救急車に乗れば費用が請求され、事前に保険会社の承認がなければ保険がおりないという不思議な制度で、死にかけた患者がいても医療費支払の保証がなければ病院は手を下さない。つまり保険会社は株主のために最大の利益を追求するためにこんなことが平気で行われているのだ。
ムーア監督はこうした米国の医療についての不合理、不公平さを実例をいくつもあげて訴えかけている。そして次にカナダ、イギリス、フランスの恵まれた実情を紹介している。日本がここに出てこなかったのは残念だが現在の状態ではいたしかたあるまい、米国よりはマシだということでとりあえず納得するしかない。
そして最後にムーア監督は9.11のテロの救援活動が原因で発病し苦しんでいる人達を連れてキューバに向かう、そしてそこで彼らが受けた医療サービスとその実態は、、、。という巧い締めくくり方で長年米国と敵対している「あのキューバでさえ」という感情をこの作品を見たアメリカ国民に植え付けたにちがいない。
怒れアメリカ国民よ。
アメリカ国民皆保険=社会主義的思考
投稿日
2008/07/04
レビュアー
リナパパ
私は、前までムーア監督に対してあまり良い印象を持っていなかったのです。なんか「電波少年」的なイメージが強かったんで「ボウリング」も「華氏」も観ていませんでした。この映画のチラシを観て、身内の病気の時に保険で苦労したのもあって観てみたいな〜って無性に思い、慌てて「ボウリング」「華氏」と観ました。今作も含めこの映画が1番良かったです。笑えるシーンも多く、「ムーアっぽくない」って言う意見もありますがこの半月に3作まとめて観てみて、作ってる側の国の人が他国を見て1番驚いていますもん。ムーアの意向でちょっとエンターな笑いや、驚きなんかをテイストしてるように思えます。でも、アメリカの医療保険って本当にひどいですね。本当に!映画にはアメリカとの比較として、カナダ、フランス、イギリス、敵対国であるキューバの医療制度が紹介されていますが、日本より充実しています。
3割負担になった我が日本も近いうちにアメリカみたいになるのでしょうか?
「アメリカ国民皆保険=社会主義的思考」
なんて発想の国なんでしょう!
つくづく思った。アメリカ人でなくて良かった。
投稿日
2008/05/12
レビュアー
ショコラ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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政治に関心の無い層に関心を持たせ選挙に参加させると大変なことになるから、と教育を低下させ、力を与えないことが民主主義なんだそうだ。
この映画は健康保険が高くて入れない人々の話ではなくて、健康保険に入っているまたは入りたい人の話だ。
健康保険と言っても国がやっているわけではない、そのため保険に入ろうとすると既往症や肥満度などによってお金があっても入ることができない。
また加入していたとしても、医者はまず保険会社に支払いをするかどうか確認し、患者の病状とは関係なしに保険会社がその患者の医療を必要としない、と言えば医者は検査もしてくれない。
保険会社は、保険金を支払わないことで優良と判断され、評価される。
たとえ、その影で人々が苦しんでいたとしても、死んだとしても、だ。
中指と薬指の2本を誤って切断してしまい、病院に行ったある人は、中指なら6万ドル、薬指なら1万2千ドルと言われ、中指の手術をあきらめた。
カナダ、イギリス、フランスでは医療費は無料である。
イギリスでは、低所得者層に病院までの交通費まで払っている。
そしてイギリスの医者は、多くの患者を助ければ助けるほど給料が上がるしくみになっていて、取材された医者もとても裕福な暮らしをしていた。
キューバのグアンタナモにある米軍の収容所では、収監されている容疑者たちに無料で行き届いた処置をしている病院があると聞いて、ムーア監督は、呼吸器に病気のあるアメリカに見放された9.11の際の救出ボランティアたちを連れて行く。
当然ながら軍からは追い返されるが、キューバの普通の病院に行って驚くのだ。
昔、アメリカ人を殺そうとしている、と言われていたキューバで、アメリカ人たちは実に丁寧に検査、診察され薬の処方箋と帰国後の治療方針まで作成してくれ、しかもすべて無料だった。
民主主義って一体何?
そして、アメリカに毒され、言われるままになっている日本も、他人事では無いと感じた。
アメリカの政策通り、子供たちの学力を低下させ、身体に悪い食べ物を続々と輸入して病人を作り役人たちだけが儲かる仕組みを作っているように思えてならない。
この映画がアメリカ人にとっても日本人にとっても、将来の自分たちのことを考えるきっかけになれば良いと心から思った。
相変わらず面白いし強力 90点
投稿日
2008/04/21
レビュアー
JUDAS
映画で紹介されているようにイギリス、フランスは医療費が無料。しかしイギリスの消費税は17.5%、フランスは19.6%です。イギリスの場合、食料品等の生活必需品が非課税だったりして低所得者への配慮はあるようでありますが。アメリカの消費税は生活必需品には課税せずに、州より更に小さい郡ごとに6%後半から8%後半くらいのようです。アメリカが国民皆保険を導入しようとすると、消費税は欧米並みにしないと駄目なんでしょうね。
翻って日本はどうかというと消費税は5%と低い水準ながら国民皆保険の制度を維持してます。自己負担は3割。しかし医療費が財政を圧迫してます。国家財政を家庭にたとえて言えば年収400万円代の家庭で念に700万円以上を使い、借金は7000万円を超えている、とまぁそんな状況。個人負担と国家負担のバランスが良く、日本の制度は諸外国と比較してもなかなか優れていると思うのですが、いかんせん全体的な行政サービスと税負担のバランスは悪いようです。かように国民皆保険と税負担の関係はなかなか深いのですね。
ムーアーには、そういう部分にも目線を持ってほしかったですね。というと贅沢な注文でしょうか。今回の作品も卓抜なユーモアのセンスと圧倒的な説得力は流石の高品質でしたから。
もう一つ考えさせるのは、国家が最低限を補償すべき事業は何かということ。行政、司法、軍隊、教育、低所得者・障害者へのセーフティネット。そこに医療も入れなければ駄目なんだということが、この映画を観ると分かります。
ちなみに日本でも保険会社の払い渋りというのはありますので対岸の火事と思わずにご注意を。アメリカのひどさに比べたら可愛いもんですけどね。
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