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秒速5センチメートル / 近藤好美

秒速5センチメートル /新海誠

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DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

 小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く…。貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨を切り取った表題作「秒速5センチメートル」の3編を収録した連作短編アニメーション。監督は「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」の新海誠。ありふれた日常の中で繰り広げられる男女の心の機微を美しい映像でリリカルかつノスタルジックに綴る。

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

日本

キャスト・スタッフ

監督:

新海誠

出演:

近藤好美花村怜美尾上綾華

脚本:

新海誠

原作:

新海誠

音楽:

天門

DVD

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「秒速5センチメートル」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

 小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く…。貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨を切り取った表題作「秒速5センチメートル」の3編を収録した連作短編アニメーション。監督は「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」の新海誠。ありふれた日常の中で繰り広げられる男女の心の機微を美しい映像でリリカルかつノスタルジックに綴る。

「秒速5センチメートル」 の作品情報

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

日本

「秒速5センチメートル」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

監督:

新海誠

出演:

近藤好美花村怜美尾上綾華

脚本:

新海誠

原作:

新海誠

音楽:

天門

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11〜 15件 / 全133件

あまりにも鮮烈な初恋 ネタバレ

投稿日:2021/09/24 レビュアー:アーモンド

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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2007年。新海誠の監督・脚本・撮影・編集・絵コンテ・演出を担当した。

63分の短編アニメーション映画。
題名の「秒速5センチメートル」は桜の花びらが舞い落ちる速度。
「桜花抄」
「コスモナウト」
「秒速5センチメートル」
の3編からなっている。
3編とも男性主人公は遠野貴樹。
貴樹は「桜花抄」では小学生から中1にかけて・・。
「コスモナウト」では種子島の高校生。
「秒速5センチメートル」では、社会人になっている。

私はやはり「桜花抄」が強烈に心に響きました。
東京の小学校で病弱で図書館好きだった遠野貴樹と篠原明里。
自然と親しくなります。
小学校卒業して栃木に親の転勤で行ってしまった明里。
半年後、明里から手紙が届いて2人は文通をするようになります。
中1の終わり。
今度は貴樹が親の転勤で鹿児島へ行くことになる。
「一生、会えなくなる!!」
そう思った貴樹は、3月4日、明里の住む栃木県岩舟駅まで向かい会う約束をするのでした。
ところが、3月4日。
その日は途中から雪降りになります。
雪は止むことなく降り積り、何度も何度も汽車は停車。
ジリジリした時間が過ぎます。
なんど乗り換えを繰り返して、なんど停車したことでしょう。
焦り・・不安・・空腹・・疲労。
やっと岩舟駅に貴樹が着いたのは真夜中の22時半ば。
明里は待っていてくれました。
ストーブの温もり、明里の笑顔、そして作ってくれたお弁当。
「もう閉めるよ!」
駅員さんの声に、待合所を出た2人は、人気のないホームでファーストキスを交わします。
13歳の明里。
13歳の貴樹。
農家の納屋で話しながら寝込み、まどろみ、翌朝一番列車で帰る貴樹。
「どうしたら俺は明里を守れるのだろう?」
未来は果てしなく遠かった。

そして2話と3話。
貴樹は「桜花抄」のあまりに鮮烈な記憶から抜け出せません。
明里以外の女性と交際しても、心を開けないのです。

3話の「秒速5センチメートル」はわずか5、6分の短編。
山崎まさよしの「ONE MORE TIME ONE MORE CHANCE 」の流れる5分間に
貴樹の現在が語られます。
鮮烈な初恋から抜け出せず、深い喪失感を引きずる貴樹。
チャンスはもう一度、来るのだろうか?
山崎まさよしの曲は、「ワン モア チャンス」と唄っている。

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おセンチな男は リアリストの女に置いて行かれるの

投稿日:2013/06/07 レビュアー:kazupon

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凄すぎる作品 ネタバレ

投稿日:2009/09/09 レビュアー:ぽこたん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ほぼ知識無しでレンタルした。
学生時代の胸キュン系のアニメという事だけ。
別に観たくもなかったが、他に借りるものが無くて
色々評価が良かったから・・・(失礼)

早速だが、
映像&音楽・主題歌の使い方は・・・満点だ。
日本のアニメはここまできたのかと驚いた。
今まで多少は映像美と言われているアニメをみたけど、
別にそこまで凄いとも思わなかった。

ストーリーは賛否両論わかれてるみたいだ。
最初は学生さん辺りの方が対象かな?と思っていたのだが、
むしろ20中盤から30代、40代・・・・
いや、すでに還暦を迎えた方が楽しめる作品じゃないだろうか。

失礼な言い方になるかもだが、観る人本人の恋愛経験に左右されると思う。
それがそのままストレートにレビューに反映される映画かな。
一つ星をつける人から、五つ星をつける人まで・・・分かれるのは
理解出来る。
で、だからこそ、そこが凄いと思うわけですよ。

あとは、短時間で(本編3部作で1時間程度しかない・・・だが)
シンプルにまとめてるのがリアリティを醸し出す。

以下、個人的な話。
1話の宇都宮線やら両毛線やらで岩舟とか・・・
どれも自分の学生時代に縁のあるってのが驚いた。
念の為に、これらは架空では無く現存ですが、
電車のリアルさとかもあのまんまです。全てあのまんま(笑)
で、全く悪い意味ではないが何で岩舟が舞台になってるんでしょ?
あそこら辺なら小山市、佐野市、栃木市とかに設定しそうかな〜
ってところで「岩舟」!
詳しい人がいたら知りたいですね。

話を戻して、個人的には、
「凄い作品だった、もっと早く観ればよかった」

「気が滅入った、観なければ良かった」

この2つが自分の中で今も葛藤する。
こんな作品は初めてだ。やっぱり凄い。

正直・・・自分にとっては重すぎたかもしれない。

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素晴らしい! 新海誠監督はポスト宮崎駿になる監督 ネタバレ

投稿日:2007/10/19 レビュアー:field_isle

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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前作「雲のむこう、約束の場所」と同様に全フレームともとても緻密に描かれており、背景や人物の全体的な雰囲気も「雲のむこう、約束の場所」によく似ていたと思います。天門さんの音楽とよくマッチしていて、良かったです。
キャラクターは、貴樹(タカキ)はヒロキに、明里(アカリ)はサユリに似ていましたね。外見だけでなく、性格も似ていたように感じたのは、私だけではないはずです。

第1話「桜花抄」は、タカキとアカリの、小学校高学年から中学1年生までの話でした。
遠くに引っ越して行ったアカリに会いに行ったタカキですが、電車が大雪で大幅に遅れ深夜になってしまいました。
ケータイの普及していない時代、電車の中からでは連絡手段もなく、電車内の席で途方に暮れるタカキ。観ているほうも、電車はちゃんと動き出してくれるのだろうか、アカリとの再会は果たせるのだろうか、とドキドキしてしまいました。「アカリが家に帰っていてくれるといいんだけど」とアカリを気遣うタカキは、偉いですよね。
アカリのほうは、電車が雪で遅れていることは分かっていて、駅の待合室でお弁当を持ってずっと待っていました。それだけ、タカキへの想いが強かったのでしょう。
淡い初恋の初々しさが感じられて、その後の一連のシーンはとても感激しました。
電車がなくなって二人で小屋に泊まったタカキとアカリでしたが、結局、これが二人の今生の別れになってしまいました。
電車を見送ったアカリの「タカキ君なら、一人でも、きっと大丈夫だから」という科白が、二人の今後を暗示していたのかも知れません。

第2話は、種子島で高校時代を過ごすタカキを、タカキに片思いしている花苗(カナエ)の視点から描いています。
中学時代にタカキが転向して来た初日に一目ぼれして、タカキと同じ高校に行こうと猛勉強したカナエは、けなげだなぁと思います。
高校生活では、部活が終わってタカキが来るのをいつも単車置き場近くで待っていました。タカキに片思いしているカナエに対して、タカキはいつも優しく振舞っているものの、どこか取り付きにくい感じがあったようです。
タカキは時々ケータイでメールを打っていて、相手はアカリかと思っていたら、実は打ち込んでいるだけで、誰にも送信していなかったんですね。
空想のシーンでは、種子島の岡の上でセミロングの髪の女性と一緒にいます。顔ははっきりとは書かれていませんが、アカリですね。タカキは、アカリへの想いを断ち切れずにいるのでしょう。交際が途絶えても常にアカリを感じているのだと思います。
そんなタカキに片思いしつつも、誰にメールを打っているか、最後まで聞かなかったカナエは、可哀相でした。

第3話は、東京に戻って来て、社会人になったタカキの話でした。
燃え尽きてしまったのか会社を辞めてしまい、3年間付き合った女性とも「1000回メールのやりとりをしたのに、距離は1センチしか縮まらなかった」と言われ別れてしまいます。相手の女性は、セミロングの髪で、メガネは掛けていましたが、どことなくアカリのような雰囲気があったように思えました。
一方、アカリは結婚が決まっており、幸せそうです。
踏み切りで邂逅した(?)タカキとアカリですが、遮断機に遮られて2本の電車が行き過ぎた後には、タカキしか残っていませんでした。てっきり、アカリと思しき女性も振り返って待っているのではないかと思っていたので、このラストは正直意外でした。
タカキのことはずっと忘れていて他の誰かと結婚して幸せになるアカリと、アカリのことを忘れられず高校時代にはカナエの気持ちも受け入れられず社会人になって恋人と別れてしまったタカキとを、あえて対象的に描いたようにも受け取れます。

気になったのは、東京から種子島に引っ越した直後のタカキの心境ですね。
文通をすることくらいは出来たでしょうし、「一緒に東京の大学に通えたら良いね」くらいの約束をするという思考はあっても良かった気がします。

あと、「秒速5センチメートル」を観て思ったのは、「雲のむこう、約束の場所」と「ほしのこえ」とネタがかぶっているところがけっこうあったことです。

・電車は、「雲のむこう、約束の場所」
・第2話の「コスモナウト」は「ほしのこえ」でミカコが乗った宇宙船
・タカキとアカリが泊まった小屋は、「ほしのこえ」のバス停
・種子島の学校帰りの駄菓子屋さんは、「ほしのこえ」のコンビニ
・種子島で打ち上げ機材が道路を(時速5kmで)運ばれて行くシーンは、「雲のむこう、約束の場所」の新宿の遮断機で見かけた北へ向かう貨物車
・種子島の打ち上げシーンのまっすぐに伸びた雲は、「雲のむこう、約束の場所」のユニオンの塔
・空を飛ぶ鳥が俯瞰しているのは、「雲のむこう、約束の場所」のヴェラシーラの視線
・etc.

新海作品の特徴といったところでしょうか。

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殺される

投稿日:2018/01/11 レビュアー:ビンス

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

11〜 15件 / 全133件

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:133件

あまりにも鮮烈な初恋

投稿日

2021/09/24

レビュアー

アーモンド

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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2007年。新海誠の監督・脚本・撮影・編集・絵コンテ・演出を担当した。

63分の短編アニメーション映画。
題名の「秒速5センチメートル」は桜の花びらが舞い落ちる速度。
「桜花抄」
「コスモナウト」
「秒速5センチメートル」
の3編からなっている。
3編とも男性主人公は遠野貴樹。
貴樹は「桜花抄」では小学生から中1にかけて・・。
「コスモナウト」では種子島の高校生。
「秒速5センチメートル」では、社会人になっている。

私はやはり「桜花抄」が強烈に心に響きました。
東京の小学校で病弱で図書館好きだった遠野貴樹と篠原明里。
自然と親しくなります。
小学校卒業して栃木に親の転勤で行ってしまった明里。
半年後、明里から手紙が届いて2人は文通をするようになります。
中1の終わり。
今度は貴樹が親の転勤で鹿児島へ行くことになる。
「一生、会えなくなる!!」
そう思った貴樹は、3月4日、明里の住む栃木県岩舟駅まで向かい会う約束をするのでした。
ところが、3月4日。
その日は途中から雪降りになります。
雪は止むことなく降り積り、何度も何度も汽車は停車。
ジリジリした時間が過ぎます。
なんど乗り換えを繰り返して、なんど停車したことでしょう。
焦り・・不安・・空腹・・疲労。
やっと岩舟駅に貴樹が着いたのは真夜中の22時半ば。
明里は待っていてくれました。
ストーブの温もり、明里の笑顔、そして作ってくれたお弁当。
「もう閉めるよ!」
駅員さんの声に、待合所を出た2人は、人気のないホームでファーストキスを交わします。
13歳の明里。
13歳の貴樹。
農家の納屋で話しながら寝込み、まどろみ、翌朝一番列車で帰る貴樹。
「どうしたら俺は明里を守れるのだろう?」
未来は果てしなく遠かった。

そして2話と3話。
貴樹は「桜花抄」のあまりに鮮烈な記憶から抜け出せません。
明里以外の女性と交際しても、心を開けないのです。

3話の「秒速5センチメートル」はわずか5、6分の短編。
山崎まさよしの「ONE MORE TIME ONE MORE CHANCE 」の流れる5分間に
貴樹の現在が語られます。
鮮烈な初恋から抜け出せず、深い喪失感を引きずる貴樹。
チャンスはもう一度、来るのだろうか?
山崎まさよしの曲は、「ワン モア チャンス」と唄っている。

おセンチな男は リアリストの女に置いて行かれるの

投稿日

2013/06/07

レビュアー

kazupon

凄すぎる作品

投稿日

2009/09/09

レビュアー

ぽこたん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ほぼ知識無しでレンタルした。
学生時代の胸キュン系のアニメという事だけ。
別に観たくもなかったが、他に借りるものが無くて
色々評価が良かったから・・・(失礼)

早速だが、
映像&音楽・主題歌の使い方は・・・満点だ。
日本のアニメはここまできたのかと驚いた。
今まで多少は映像美と言われているアニメをみたけど、
別にそこまで凄いとも思わなかった。

ストーリーは賛否両論わかれてるみたいだ。
最初は学生さん辺りの方が対象かな?と思っていたのだが、
むしろ20中盤から30代、40代・・・・
いや、すでに還暦を迎えた方が楽しめる作品じゃないだろうか。

失礼な言い方になるかもだが、観る人本人の恋愛経験に左右されると思う。
それがそのままストレートにレビューに反映される映画かな。
一つ星をつける人から、五つ星をつける人まで・・・分かれるのは
理解出来る。
で、だからこそ、そこが凄いと思うわけですよ。

あとは、短時間で(本編3部作で1時間程度しかない・・・だが)
シンプルにまとめてるのがリアリティを醸し出す。

以下、個人的な話。
1話の宇都宮線やら両毛線やらで岩舟とか・・・
どれも自分の学生時代に縁のあるってのが驚いた。
念の為に、これらは架空では無く現存ですが、
電車のリアルさとかもあのまんまです。全てあのまんま(笑)
で、全く悪い意味ではないが何で岩舟が舞台になってるんでしょ?
あそこら辺なら小山市、佐野市、栃木市とかに設定しそうかな〜
ってところで「岩舟」!
詳しい人がいたら知りたいですね。

話を戻して、個人的には、
「凄い作品だった、もっと早く観ればよかった」

「気が滅入った、観なければ良かった」

この2つが自分の中で今も葛藤する。
こんな作品は初めてだ。やっぱり凄い。

正直・・・自分にとっては重すぎたかもしれない。

素晴らしい! 新海誠監督はポスト宮崎駿になる監督

投稿日

2007/10/19

レビュアー

field_isle

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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前作「雲のむこう、約束の場所」と同様に全フレームともとても緻密に描かれており、背景や人物の全体的な雰囲気も「雲のむこう、約束の場所」によく似ていたと思います。天門さんの音楽とよくマッチしていて、良かったです。
キャラクターは、貴樹(タカキ)はヒロキに、明里(アカリ)はサユリに似ていましたね。外見だけでなく、性格も似ていたように感じたのは、私だけではないはずです。

第1話「桜花抄」は、タカキとアカリの、小学校高学年から中学1年生までの話でした。
遠くに引っ越して行ったアカリに会いに行ったタカキですが、電車が大雪で大幅に遅れ深夜になってしまいました。
ケータイの普及していない時代、電車の中からでは連絡手段もなく、電車内の席で途方に暮れるタカキ。観ているほうも、電車はちゃんと動き出してくれるのだろうか、アカリとの再会は果たせるのだろうか、とドキドキしてしまいました。「アカリが家に帰っていてくれるといいんだけど」とアカリを気遣うタカキは、偉いですよね。
アカリのほうは、電車が雪で遅れていることは分かっていて、駅の待合室でお弁当を持ってずっと待っていました。それだけ、タカキへの想いが強かったのでしょう。
淡い初恋の初々しさが感じられて、その後の一連のシーンはとても感激しました。
電車がなくなって二人で小屋に泊まったタカキとアカリでしたが、結局、これが二人の今生の別れになってしまいました。
電車を見送ったアカリの「タカキ君なら、一人でも、きっと大丈夫だから」という科白が、二人の今後を暗示していたのかも知れません。

第2話は、種子島で高校時代を過ごすタカキを、タカキに片思いしている花苗(カナエ)の視点から描いています。
中学時代にタカキが転向して来た初日に一目ぼれして、タカキと同じ高校に行こうと猛勉強したカナエは、けなげだなぁと思います。
高校生活では、部活が終わってタカキが来るのをいつも単車置き場近くで待っていました。タカキに片思いしているカナエに対して、タカキはいつも優しく振舞っているものの、どこか取り付きにくい感じがあったようです。
タカキは時々ケータイでメールを打っていて、相手はアカリかと思っていたら、実は打ち込んでいるだけで、誰にも送信していなかったんですね。
空想のシーンでは、種子島の岡の上でセミロングの髪の女性と一緒にいます。顔ははっきりとは書かれていませんが、アカリですね。タカキは、アカリへの想いを断ち切れずにいるのでしょう。交際が途絶えても常にアカリを感じているのだと思います。
そんなタカキに片思いしつつも、誰にメールを打っているか、最後まで聞かなかったカナエは、可哀相でした。

第3話は、東京に戻って来て、社会人になったタカキの話でした。
燃え尽きてしまったのか会社を辞めてしまい、3年間付き合った女性とも「1000回メールのやりとりをしたのに、距離は1センチしか縮まらなかった」と言われ別れてしまいます。相手の女性は、セミロングの髪で、メガネは掛けていましたが、どことなくアカリのような雰囲気があったように思えました。
一方、アカリは結婚が決まっており、幸せそうです。
踏み切りで邂逅した(?)タカキとアカリですが、遮断機に遮られて2本の電車が行き過ぎた後には、タカキしか残っていませんでした。てっきり、アカリと思しき女性も振り返って待っているのではないかと思っていたので、このラストは正直意外でした。
タカキのことはずっと忘れていて他の誰かと結婚して幸せになるアカリと、アカリのことを忘れられず高校時代にはカナエの気持ちも受け入れられず社会人になって恋人と別れてしまったタカキとを、あえて対象的に描いたようにも受け取れます。

気になったのは、東京から種子島に引っ越した直後のタカキの心境ですね。
文通をすることくらいは出来たでしょうし、「一緒に東京の大学に通えたら良いね」くらいの約束をするという思考はあっても良かった気がします。

あと、「秒速5センチメートル」を観て思ったのは、「雲のむこう、約束の場所」と「ほしのこえ」とネタがかぶっているところがけっこうあったことです。

・電車は、「雲のむこう、約束の場所」
・第2話の「コスモナウト」は「ほしのこえ」でミカコが乗った宇宙船
・タカキとアカリが泊まった小屋は、「ほしのこえ」のバス停
・種子島の学校帰りの駄菓子屋さんは、「ほしのこえ」のコンビニ
・種子島で打ち上げ機材が道路を(時速5kmで)運ばれて行くシーンは、「雲のむこう、約束の場所」の新宿の遮断機で見かけた北へ向かう貨物車
・種子島の打ち上げシーンのまっすぐに伸びた雲は、「雲のむこう、約束の場所」のユニオンの塔
・空を飛ぶ鳥が俯瞰しているのは、「雲のむこう、約束の場所」のヴェラシーラの視線
・etc.

新海作品の特徴といったところでしょうか。

殺される

投稿日

2018/01/11

レビュアー

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