蟲師 / 中野裕斗
全体の平均評価点: (5点満点)
(52)
解説・ストーリー
「月刊アフタヌーン」で連載された、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第1弾。生命の原生体である“蟲”と“ヒト”を繋ぐ蟲師・ギンコが、旅先で起こる不可思議な現象を解決していく姿を描く。第1話「緑の座」と第2話「瞼の光」を収録。※販売協力:aエンタ
「月刊アフタヌーン」で連載された、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第1弾。生命の原生体である“蟲”と“ヒト”を繋ぐ蟲師・ギンコが、旅先で起こる不可思議な現象を解決していく姿を描く。第1話「緑の座」と第2話「瞼の光」を収録。※販売協力:aエンタ
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「蟲師」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「月刊アフタヌーン」で連載された、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第1弾。生命の原生体である“蟲”と“ヒト”を繋ぐ蟲師・ギンコが、旅先で起こる不可思議な現象を解決していく姿を描く。第1話「緑の座」と第2話「瞼の光」を収録。※販売協力:aエンタ
「蟲師」 の作品情報
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蟲師のシリーズ商品
蟲師 其ノ壱
「月刊アフタヌーン」で連載された、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第1弾。生命の原生体である“蟲”と“ヒト”を繋ぐ蟲師・ギンコが、旅先で起こる不可思議な現象を解決していく姿を描く。第1話「緑の座」と第2話「瞼の光」を収録。※販売協力:aエンタ
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50分 |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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AVBA24371 |
2006年01月25日 |
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蟲師 其ノ弐
「月刊アフタヌーン」で連載された、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第2弾。深い雪に包まれたとある山村では、音を喰い尽くす蟲により村人が聴覚を失っていた。第3話「柔らかい角」から第5話「旅をする泥」までの全3話を収録。※販売協力:aエンタ
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75分 |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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AVBA24372 |
2006年02月22日 |
在庫枚数 |
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蟲師 3
「月刊アフタヌーン」で連載中の、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第3弾。ギンコは、毎日生死を彷徨い島民から生神として崇められている少女がいる離島を訪れるが…。第6話「露を吸う群」から第8話「海境より」までを収録。
収録時間: |
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75分 |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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AVBA24373 |
2006年03月29日 |
在庫枚数 |
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蟲師 4
「月刊アフタヌーン」で連載中の、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第4弾。旅を続けるギンコは、天災が起こると豊作を迎えるものの、その度に誰かが命を落とすという村を訪れる。第9話「重い実」から第11話「やまねむる」までを収録。
収録時間: |
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75分 |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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AVBA24374 |
2006年04月26日 |
在庫枚数 |
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蟲師 5
「月刊アフタヌーン」で連載中の、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第5弾。とある沼にはみな隻眼の魚が生息していた。そしてその沼のほとりには魚同様、隻眼の少女が棲んでいた。第12話「眇の魚」から第14話「籠のなか」までを収録。※販売協力:aエンタ
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レンタル開始日: |
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AVBA24375 |
2006年06月18日 |
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蟲師 6
「月刊アフタヌーン」で連載中、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第6弾。雪山に新緑が芽吹く頃、“蟲”の生命活動に引き寄せられたヒトは、深い眠りへと落ちていく。第15話「春と嘯く」から第17話「虚繭取り」までを収録。
収録時間: |
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75分 |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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AVBA24376 |
2006年06月28日 |
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蟲師 7
「月刊アフタヌーン」で連載中、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ最終第7弾。姿をくらました天才絵師が衣に描いた山の絵から、彼の故郷の面影を偲ばせる飯炊きの煙が立ち昇る。第18話「山抱く衣」から最終第20話「筆の海」までを収録。※販売協力:aエンタ
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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AVBA24377 |
2006年07月26日 |
在庫枚数 |
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蟲師 8
好評につき追加放映が決定した、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第8弾。綿帽子に付いた緑のシミが原因で子供が不幸な目に遭い悩む夫婦に、ギンコは残酷な現実を伝える。第21話「綿胞子」から第23話「●錆の鳴く聲」までを収録。
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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AVBA24378 |
2006年08月30日 |
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16枚 |
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蟲師 9
好評につき追加放映が決定した、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第9弾。溶岩石から生えた植物の大繁殖を抑えるために、村の蟲師は山を焼き払うという決定を下すが…。第24話「篝野行」から第26話「草を踏む音」までを収録。
収録時間: |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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AVBA24379 |
2006年09月27日 |
在庫枚数 |
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蟲師のシリーズ商品
蟲師 其ノ壱
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- 収録時間:
50分
- 字幕:
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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AVBA24371
- レンタル開始日:
2006年01月25日
- 在庫枚数
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「月刊アフタヌーン」で連載された、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第1弾。生命の原生体である“蟲”と“ヒト”を繋ぐ蟲師・ギンコが、旅先で起こる不可思議な現象を解決していく姿を描く。第1話「緑の座」と第2話「瞼の光」を収録。※販売協力:aエンタ
蟲師 其ノ弐
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- 収録時間:
75分
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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AVBA24372
- レンタル開始日:
2006年02月22日
- 在庫枚数
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「月刊アフタヌーン」で連載された、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第2弾。深い雪に包まれたとある山村では、音を喰い尽くす蟲により村人が聴覚を失っていた。第3話「柔らかい角」から第5話「旅をする泥」までの全3話を収録。※販売協力:aエンタ
蟲師 3
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- 収録時間:
75分
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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- レンタル開始日:
2006年03月29日
- 在庫枚数
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「月刊アフタヌーン」で連載中の、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第3弾。ギンコは、毎日生死を彷徨い島民から生神として崇められている少女がいる離島を訪れるが…。第6話「露を吸う群」から第8話「海境より」までを収録。
蟲師 4
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- 収録時間:
75分
- 字幕:
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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AVBA24374
- レンタル開始日:
2006年04月26日
- 在庫枚数
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「月刊アフタヌーン」で連載中の、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第4弾。旅を続けるギンコは、天災が起こると豊作を迎えるものの、その度に誰かが命を落とすという村を訪れる。第9話「重い実」から第11話「やまねむる」までを収録。
蟲師 5
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- 収録時間:
75分
- 字幕:
- 音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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AVBA24375
- レンタル開始日:
2006年06月18日
- 在庫枚数
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「月刊アフタヌーン」で連載中の、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第5弾。とある沼にはみな隻眼の魚が生息していた。そしてその沼のほとりには魚同様、隻眼の少女が棲んでいた。第12話「眇の魚」から第14話「籠のなか」までを収録。※販売協力:aエンタ
蟲師 6
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- 収録時間:
75分
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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- レンタル開始日:
2006年06月28日
- 在庫枚数
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「月刊アフタヌーン」で連載中、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第6弾。雪山に新緑が芽吹く頃、“蟲”の生命活動に引き寄せられたヒトは、深い眠りへと落ちていく。第15話「春と嘯く」から第17話「虚繭取り」までを収録。
蟲師 7
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- 収録時間:
75分
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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- レンタル開始日:
2006年07月26日
- 在庫枚数
12枚
- 1位登録者:
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「月刊アフタヌーン」で連載中、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ最終第7弾。姿をくらました天才絵師が衣に描いた山の絵から、彼の故郷の面影を偲ばせる飯炊きの煙が立ち昇る。第18話「山抱く衣」から最終第20話「筆の海」までを収録。※販売協力:aエンタ
蟲師 8
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- 収録時間:
75分
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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- レンタル開始日:
2006年08月30日
- 在庫枚数
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好評につき追加放映が決定した、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第8弾。綿帽子に付いた緑のシミが原因で子供が不幸な目に遭い悩む夫婦に、ギンコは残酷な現実を伝える。第21話「綿胞子」から第23話「●錆の鳴く聲」までを収録。
蟲師 9
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- 収録時間:
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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2006年09月27日
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好評につき追加放映が決定した、漆原友紀原作によるTVアニメシリーズ第9弾。溶岩石から生えた植物の大繁殖を抑えるために、村の蟲師は山を焼き払うという決定を下すが…。第24話「篝野行」から第26話「草を踏む音」までを収録。
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ユーザーレビュー:52件
折り合って生きるということ
投稿日:2012/09/23
レビュアー:さっちゃん
この物語を思い出したのは漆原友紀の「水域」を読んだからかもしれません。彼女の漫画を読むと時間がゆったりと流れている感じがしてとても心地よいのです。
実は『蟲師』はアニメから入って、その後で漫画を買ったので、アニメの映像や演出が原作の雰囲気をうまく伝えているのに感心した覚えがあります。水彩画の淡い色や怪異にしても長閑な気分がどこかにあって、不思議な印象を残します。
アニメを深夜にやっているのは知っていたのですが、その題名からホラー系かと思っていました。娘が見始めて勧めてくれて家族で観るようになりました。その独特な雰囲気の虜になったのです。
始めに時間の流れ方が違うと書きましたが、それはこの世界が、まだ近代の手前に佇んでいることが大きく影響しているのではないかと思います。まるで明治初期の日本から富国強兵というテーゼ、国民国家という呪縛を外してしまったような不思議な空間が、まだ時間というものに縛られていない人々が無理なく生きていることを納得させてくれるのでしょう。
といっても、そこは決して理想郷ではないし、差別や貧困も存在します。それに加えて蟲による怪異が人を苦しめることもあるのですが、主人公のギンコはその原因を探り、それを解決する方法を考えます。その方法は蟲と対決するというのではなく、むしろ、蟲が自分から人から離れるようにしたり、場合によっては怪異と折り合って生きていく方法を提案するといったように、蟲を自然の一部として共生する道を探しているように思えます。
排除するのではなく受け入れたり、もしくはそれぞれの領域をお互いに侵さないような道を探る。ときには家族や隣人を含めて、蟲に魅入られた者を優しく受け入れる。決して力強くはないけれど自然の理(ことわり)に逆らわないやり方で問題を解決しようとするところが昔から汎神論的な考え方に馴染んできた私たちにはしっくり来るのかもしれません。
昨日今日でいきなり秋になったような気配ですが、秋の夜長にじっくりと楽しむにはもってこいの作品かと思います。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
一度ご覧頂きたい!本当にいいアニメです。
私はこのアニメの原作を読んでなく、しかも映画の方から入った為このアニメのすばらしさを最近まで知りませんでした。
見れば観るほど引き込まれていきます。今風のハデハデしさはありませんが、心がホッコリしてきます。それはこの作品の持っている雰囲気が凄くいいからだと思います。それはこのお話に込められた想いに愛があるからだと思います。それは夫婦愛だったり、親子愛だったり、友愛だったり、あるいはギンコの蟲への愛情だったりします。音楽、映像とも本当にすばらしい作品です。
ご覧になって無い方にはぜひ一度観て頂きたいお勧め作品です。
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高齢者向けアニメ
投稿日:2009/06/05
レビュアー:半角カナ
スピード感なんてほとんどありません。
寝ぼけたような顔(女性や子供はかわいらしいけどね)、背景、音楽、、すべてが癒し系です。
CGが多用されているはずなのに、CGらしさがほとんど感じられない、というところもユルさの源かも。
民家の屋根、土間、かまどなど、すべてが懐かしさで溢れます。
誇りっぽい土蔵、雨のあとの湿った空気、枯れ草の広がる原野、むせ返るような新緑等、子供の頃に経験した様々な匂いが場面場面で克明に蘇ってきます。
それだけでお腹いっぱいになれます。
某所土蔵の中にある怪しげな機器にも惹かれます。
私が原作者と同時代、よく似た環境(田舎)で育ったことが大いに関係しているからなのでしょう。
私が粘菌の大研究者に多少の縁があったことも、「蟲のいる世界」を違和感なく受け入れることができた理由の一つだと思います。
まあそんなわけで、私的にはどっぷり浸かれる作品の一つであります。
有り体に言うと、このアニメは高齢者のほうが受けが良いと思います。
エネルギッシュな若い人にはお薦めしません。
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いのちへの思い
投稿日:2008/10/10
レビュアー:マリアG
シリーズを通してみたが、この巻収録の「やまねむる」は特に好きな話だ。蟲師の生き方が心にしみる。
クールで傍観的に見えるギンコだが、実は情にもろく、一度関わった人を決してないがしろにしない。特に命に関わることには熱くなる。山の主となった蟲師の最後の決断を前に「なんか他の方法があるだろう!!」とあがくギンコと最後に新しい主を得た山を静かに振り返り、「・・・ねぇよなあ、他の方法なんて」とつぶやく様の対比は心に残る。こんな努力と諦めをどれだけ重ねてきたのだろう。蟲と関わるとは、そういうこと。命に関わるとは、そういうことなのだろう。
収録3話を通じてギンコが決して表に出さないが心に抱き続けてる「命への愛情」を感じる。秀作。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
日本人の遺伝子に刻まれたもの
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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以前、第2巻まで見て「何かが足りない」と生意気な感想を述べて星3つと評価したが、全巻見て改心した。罪滅ぼしに星5つで再レヴュー。
見直す切っ掛けとなったのは第20話「筆の海」。人里離れた地で、元蟲師の老婆と共に孤独な闘いを続ける娘、淡幽(たんゆう)の物語である。
彼女の祖先の体には、すべての生物を滅ぼそうとした「禁種の蟲」が封じられた。しかしその蟲は墨色の痣となって子孫の体に生き続ける。それを完全に封じる手段は、蟲を退治した話しを収集して書き記す事。そうすることによって少しづつではあるが、蟲が文字の中に封じられて行くのである。
淡幽が四代目の「筆記者」で、既に書物は膨大な量となっている。しかし、蟲を討ち滅ぼした話しを得々として語る蟲師たちの話しを聞き続けるうち、彼女は蟲との共存を思うようになる。そんな時に出会ったのが主人公の蟲師ギンコで・・・という設定である。
邪悪な蟲との華々しい戦いはない。蟲封じの筆記作業には激痛が伴うのだが、ギンコにできるのは、そばで見守ることだけである。一瞬「おっ!」という展開になりかけるが、淡幽自身によって見事な肩透かしを食らう。
この淡幽という娘、とても魅力的なキャラで、疲れた表情でキセルを咥える姿が妙に色っぽいのが反則技なのだが、それはともかく、ラストでの彼女とギンコのやり取りが泣かせるのである。「原作が良い」というだけではない。彼女の表情、カット割り、台詞回し、すべてが素晴らしい。
そんな彼女が健気で哀れで切ない・・・のだが、しかし一方、これは「女は強い」という話しではないかと思ったりした。原作者は女性だが、こういう話しは男には作れない。
所詮、男は「蟲を見事討ち滅ぼした話しを得々として語る」のが好きな生き物である。全編を通して、これでは不幸や宿命に対する「諦観」「忍従」「屈伏」ではないかと、いささか反発を感じる結末がけっこうあって、それが最初に見た時の「物足りなさ」となったのかもしれないが、第20話を見て、恥ずかしながらテーマの奥深さに気づいた。
制作スタッフが原作に深い理解と敬意をもってアニメ化したのだとよく分った。最初に感じた反発が完全に消えたワケではないが、日本マンガ・アニメが生み出した良作だと思う。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
折り合って生きるということ
投稿日
2012/09/23
レビュアー
さっちゃん
この物語を思い出したのは漆原友紀の「水域」を読んだからかもしれません。彼女の漫画を読むと時間がゆったりと流れている感じがしてとても心地よいのです。
実は『蟲師』はアニメから入って、その後で漫画を買ったので、アニメの映像や演出が原作の雰囲気をうまく伝えているのに感心した覚えがあります。水彩画の淡い色や怪異にしても長閑な気分がどこかにあって、不思議な印象を残します。
アニメを深夜にやっているのは知っていたのですが、その題名からホラー系かと思っていました。娘が見始めて勧めてくれて家族で観るようになりました。その独特な雰囲気の虜になったのです。
始めに時間の流れ方が違うと書きましたが、それはこの世界が、まだ近代の手前に佇んでいることが大きく影響しているのではないかと思います。まるで明治初期の日本から富国強兵というテーゼ、国民国家という呪縛を外してしまったような不思議な空間が、まだ時間というものに縛られていない人々が無理なく生きていることを納得させてくれるのでしょう。
といっても、そこは決して理想郷ではないし、差別や貧困も存在します。それに加えて蟲による怪異が人を苦しめることもあるのですが、主人公のギンコはその原因を探り、それを解決する方法を考えます。その方法は蟲と対決するというのではなく、むしろ、蟲が自分から人から離れるようにしたり、場合によっては怪異と折り合って生きていく方法を提案するといったように、蟲を自然の一部として共生する道を探しているように思えます。
排除するのではなく受け入れたり、もしくはそれぞれの領域をお互いに侵さないような道を探る。ときには家族や隣人を含めて、蟲に魅入られた者を優しく受け入れる。決して力強くはないけれど自然の理(ことわり)に逆らわないやり方で問題を解決しようとするところが昔から汎神論的な考え方に馴染んできた私たちにはしっくり来るのかもしれません。
昨日今日でいきなり秋になったような気配ですが、秋の夜長にじっくりと楽しむにはもってこいの作品かと思います。
一度ご覧頂きたい!本当にいいアニメです。
投稿日
2009/06/25
レビュアー
ハヴィ
私はこのアニメの原作を読んでなく、しかも映画の方から入った為このアニメのすばらしさを最近まで知りませんでした。
見れば観るほど引き込まれていきます。今風のハデハデしさはありませんが、心がホッコリしてきます。それはこの作品の持っている雰囲気が凄くいいからだと思います。それはこのお話に込められた想いに愛があるからだと思います。それは夫婦愛だったり、親子愛だったり、友愛だったり、あるいはギンコの蟲への愛情だったりします。音楽、映像とも本当にすばらしい作品です。
ご覧になって無い方にはぜひ一度観て頂きたいお勧め作品です。
高齢者向けアニメ
投稿日
2009/06/05
レビュアー
半角カナ
スピード感なんてほとんどありません。
寝ぼけたような顔(女性や子供はかわいらしいけどね)、背景、音楽、、すべてが癒し系です。
CGが多用されているはずなのに、CGらしさがほとんど感じられない、というところもユルさの源かも。
民家の屋根、土間、かまどなど、すべてが懐かしさで溢れます。
誇りっぽい土蔵、雨のあとの湿った空気、枯れ草の広がる原野、むせ返るような新緑等、子供の頃に経験した様々な匂いが場面場面で克明に蘇ってきます。
それだけでお腹いっぱいになれます。
某所土蔵の中にある怪しげな機器にも惹かれます。
私が原作者と同時代、よく似た環境(田舎)で育ったことが大いに関係しているからなのでしょう。
私が粘菌の大研究者に多少の縁があったことも、「蟲のいる世界」を違和感なく受け入れることができた理由の一つだと思います。
まあそんなわけで、私的にはどっぷり浸かれる作品の一つであります。
有り体に言うと、このアニメは高齢者のほうが受けが良いと思います。
エネルギッシュな若い人にはお薦めしません。
いのちへの思い
投稿日
2008/10/10
レビュアー
マリアG
シリーズを通してみたが、この巻収録の「やまねむる」は特に好きな話だ。蟲師の生き方が心にしみる。
クールで傍観的に見えるギンコだが、実は情にもろく、一度関わった人を決してないがしろにしない。特に命に関わることには熱くなる。山の主となった蟲師の最後の決断を前に「なんか他の方法があるだろう!!」とあがくギンコと最後に新しい主を得た山を静かに振り返り、「・・・ねぇよなあ、他の方法なんて」とつぶやく様の対比は心に残る。こんな努力と諦めをどれだけ重ねてきたのだろう。蟲と関わるとは、そういうこと。命に関わるとは、そういうことなのだろう。
収録3話を通じてギンコが決して表に出さないが心に抱き続けてる「命への愛情」を感じる。秀作。
日本人の遺伝子に刻まれたもの
投稿日
2008/07/24
レビュアー
Ego_Vidi
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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以前、第2巻まで見て「何かが足りない」と生意気な感想を述べて星3つと評価したが、全巻見て改心した。罪滅ぼしに星5つで再レヴュー。
見直す切っ掛けとなったのは第20話「筆の海」。人里離れた地で、元蟲師の老婆と共に孤独な闘いを続ける娘、淡幽(たんゆう)の物語である。
彼女の祖先の体には、すべての生物を滅ぼそうとした「禁種の蟲」が封じられた。しかしその蟲は墨色の痣となって子孫の体に生き続ける。それを完全に封じる手段は、蟲を退治した話しを収集して書き記す事。そうすることによって少しづつではあるが、蟲が文字の中に封じられて行くのである。
淡幽が四代目の「筆記者」で、既に書物は膨大な量となっている。しかし、蟲を討ち滅ぼした話しを得々として語る蟲師たちの話しを聞き続けるうち、彼女は蟲との共存を思うようになる。そんな時に出会ったのが主人公の蟲師ギンコで・・・という設定である。
邪悪な蟲との華々しい戦いはない。蟲封じの筆記作業には激痛が伴うのだが、ギンコにできるのは、そばで見守ることだけである。一瞬「おっ!」という展開になりかけるが、淡幽自身によって見事な肩透かしを食らう。
この淡幽という娘、とても魅力的なキャラで、疲れた表情でキセルを咥える姿が妙に色っぽいのが反則技なのだが、それはともかく、ラストでの彼女とギンコのやり取りが泣かせるのである。「原作が良い」というだけではない。彼女の表情、カット割り、台詞回し、すべてが素晴らしい。
そんな彼女が健気で哀れで切ない・・・のだが、しかし一方、これは「女は強い」という話しではないかと思ったりした。原作者は女性だが、こういう話しは男には作れない。
所詮、男は「蟲を見事討ち滅ぼした話しを得々として語る」のが好きな生き物である。全編を通して、これでは不幸や宿命に対する「諦観」「忍従」「屈伏」ではないかと、いささか反発を感じる結末がけっこうあって、それが最初に見た時の「物足りなさ」となったのかもしれないが、第20話を見て、恥ずかしながらテーマの奥深さに気づいた。
制作スタッフが原作に深い理解と敬意をもってアニメ化したのだとよく分った。最初に感じた反発が完全に消えたワケではないが、日本マンガ・アニメが生み出した良作だと思う。
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