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時は幕末。東北の小藩、海坂藩。3年前に母を亡くし、いまだ独り身の下級武士・片桐宗蔵はその日、思いがけぬ再会に胸を痛める。それは、かつて宗蔵の家に奉公に来ていた百姓の娘きえ。伊勢屋に嫁ぎ、幸せに暮らしているものと思っていたきえの姿は、やつれ、あまりにも寂しげだった。数ヵ月後、妹の志乃からきえが病に伏せっていると聞いた宗蔵は、ついに伊勢屋からきえを強引に連れ帰るのだった。日に日に快復していくきえを見て、喜びを実感する宗蔵だったが、そんな時、藩の江戸屋敷で謀反が発覚、宗蔵もこの騒動に深く巻き込まれてしまうのだった。
時は幕末。東北の小藩、海坂藩。3年前に母を亡くし、いまだ独り身の下級武士・片桐宗蔵はその日、思いがけぬ再会に胸を痛める。それは、かつて宗蔵の家に奉公に来ていた百姓の娘きえ。伊勢屋に嫁ぎ、幸せに暮らしているものと思っていたきえの姿は、やつれ、あまりにも寂しげだった。数ヵ月後、妹の志乃からきえが病に伏せっていると聞いた宗蔵は、ついに伊勢屋からきえを強引に連れ帰るのだった。日に日に快復していくきえを見て、喜びを実感する宗蔵だったが、そんな時、藩の江戸屋敷で謀反が発覚、宗蔵もこの騒動に深く巻き込まれてしまうのだった。
製作年: |
2004年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
131分 | 日本語・英語 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DA9619 | 2005年04月28日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
20枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
131分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
DA9619
レンタル開始日:
2005年04月28日
在庫枚数
20枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
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DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
131分 | 日本語・英語 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DA9619 | 2005年04月28日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
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収録時間:
131分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
DA9619
レンタル開始日:
2005年04月28日
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(映画に関する重要なネタバレがあります)
藤沢周平氏の『隠し剣秋風抄』の中の短編『隠し剣鬼の爪』と『雪明り』を原作に、
東北の小藩の下級武士片桐宗蔵(永瀬正敏)とその農民(時代の上では「百姓」と呼ぶべきか)の娘で奉公人きえ(松たか子)との
ふたりの恋の行方を描いたものです。
山田洋次監督の藤沢周平氏の原作を基にした映画三作品の一つです。主演が木村拓哉であったり、
殺陣が派手であったりする中、これがいちばん地味な映画です。
しかし、季節の移ろいや日々日常のささやかなことが細やかに描かれていて、私が思う藤沢周平が描く世界観をいちばん体現しているのは、
実は本作ではないか・・・と思います。
特に、永瀬正敏演じる下級武士宗蔵が、冴えない風貌ながらも清廉で潔い人物に描かれていて、とてもいいです。
貧しい生まれのはずのきえ役の松たか子に品があるのは、愛嬌として受け取るべきでしょう。映画のヒロインですものね、大目に見ます(笑)
それにしても、ラストがとても好きです。
宗蔵がきえに一緒に朴訥な言葉で「故郷を捨ててふたりで蝦夷地へ行こう、お前が入ればどんなことにも耐えられる」と、
現代劇でもめずらしいほどのストレートな恋の言葉はなかなか見かけないめずらしいシーンだと思います。
「言わぬが花」の武士が、対面や臆面もものとせず、それまでの生き方では思いもしなかったであろう、
愛する人とともに生きるというまっすぐさに、心地よい爽快感を感じました。
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きえと再会した時の雪は美しかった。 そして「きえ」と声をかけた時にゆっくり振り向く松たかこも美しい。いやどちらかというと愛らしいと。 比べてしまうと宮沢りえの方がはかなげな美しさでは上なのです。 松たかこはさわやかで愛らしいのです。
決して嫌いな女優ではないです。でもあまり病気には見えなかったし、やつれ感もなかったかな。そして、長瀬くんと松たかこでは先入観があるのか身分違いの恋という設定がつらい。
そして、たそがれで、宮沢りえが真田の身支度を手伝ったり髪をとかしてあげたりする場面の所作がとても美しくすばらしいのですが、そういうシーンもなくて残念でした。
って気になったところを書き連ねましたが、もう雪のシーンから涙です。 ちょっと説明的なセリフだなぁ〜と思いつつも長瀬くんのきえに対する気持ちを語る場面では、涙。涙。
しぶい田中泯は、ドラマ「ハゲタカ」でもすごい存在感でしたがこちらでも。
田中邦衛は笑っちゃう。
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ユーザーレビュー:130件
投稿日
2013/07/04
レビュアー
ykk1976※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
(映画に関する重要なネタバレがあります)
藤沢周平氏の『隠し剣秋風抄』の中の短編『隠し剣鬼の爪』と『雪明り』を原作に、
東北の小藩の下級武士片桐宗蔵(永瀬正敏)とその農民(時代の上では「百姓」と呼ぶべきか)の娘で奉公人きえ(松たか子)との
ふたりの恋の行方を描いたものです。
山田洋次監督の藤沢周平氏の原作を基にした映画三作品の一つです。主演が木村拓哉であったり、
殺陣が派手であったりする中、これがいちばん地味な映画です。
しかし、季節の移ろいや日々日常のささやかなことが細やかに描かれていて、私が思う藤沢周平が描く世界観をいちばん体現しているのは、
実は本作ではないか・・・と思います。
特に、永瀬正敏演じる下級武士宗蔵が、冴えない風貌ながらも清廉で潔い人物に描かれていて、とてもいいです。
貧しい生まれのはずのきえ役の松たか子に品があるのは、愛嬌として受け取るべきでしょう。映画のヒロインですものね、大目に見ます(笑)
それにしても、ラストがとても好きです。
宗蔵がきえに一緒に朴訥な言葉で「故郷を捨ててふたりで蝦夷地へ行こう、お前が入ればどんなことにも耐えられる」と、
現代劇でもめずらしいほどのストレートな恋の言葉はなかなか見かけないめずらしいシーンだと思います。
「言わぬが花」の武士が、対面や臆面もものとせず、それまでの生き方では思いもしなかったであろう、
愛する人とともに生きるというまっすぐさに、心地よい爽快感を感じました。
投稿日
2009/12/26
レビュアー
K&Bのママ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
きえと再会した時の雪は美しかった。 そして「きえ」と声をかけた時にゆっくり振り向く松たかこも美しい。いやどちらかというと愛らしいと。 比べてしまうと宮沢りえの方がはかなげな美しさでは上なのです。 松たかこはさわやかで愛らしいのです。
決して嫌いな女優ではないです。でもあまり病気には見えなかったし、やつれ感もなかったかな。そして、長瀬くんと松たかこでは先入観があるのか身分違いの恋という設定がつらい。
そして、たそがれで、宮沢りえが真田の身支度を手伝ったり髪をとかしてあげたりする場面の所作がとても美しくすばらしいのですが、そういうシーンもなくて残念でした。
って気になったところを書き連ねましたが、もう雪のシーンから涙です。 ちょっと説明的なセリフだなぁ〜と思いつつも長瀬くんのきえに対する気持ちを語る場面では、涙。涙。
しぶい田中泯は、ドラマ「ハゲタカ」でもすごい存在感でしたがこちらでも。
田中邦衛は笑っちゃう。
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