２５時

１人の男が収監されるまでの２５時間のお話。

淡々としたストーリー展開ではありますが、それぞれの葛藤、悩み、立場・・いろいろ考えさせられ、最後まで目が離せませんでした。
一見、優しそうなジェイコブよりも冷淡に見えるフランクの方が、実はとても友達想いなような気がしました。

それに、日本の刑務所はここまで酷くないですよねぇ？社会に溶け込めず、再び自分から帰ってくる受刑者もいるらしいし。

とにかく、７年間の服役を目の前にした色男の苦悩・・・と言うところです。

フィリップ・シーモア・ホフマンは、『Ｍ：Ｉ：�V』の悪役なんかより、こちらの気の弱い男の方が断然合ってますね。
バリー・ペッパーにもとても注目しています。
日本では未公開ですが、『スノーウォーカー』と言う映画の主演をしていて、とても好演していました。素晴らしい映画だったので、みなさんに見て欲しいです。
あ、この『２５時』もおススメできる作品ですよ♪

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結局、刑務所行きたくないっていう泣き言の映画。
大の男がグダグダ、と愚痴を並べてだらしないねぇ。
男前だから刑務所に入ったら「女役」やらされるって、そればっかり心配してる。だらしない。何の内容もない、これ。さも感動するようなとことか、余韻ありまっせ的にしてるんだけど「だから何？」って感じ。エドワード・ノートンでてるのにガッカリしちゃった。脇もフィリップとかバリー・ペッパーがでててイイのに内容がねぇ・・・。しかも９・１１の出来事を少し絡めてるとこがまた狙ってる感アリアリで嫌だねぇ。麻薬のディーラーをアメリカでやってるんだから、それ相応の覚悟を持たないと、カッコワルイよこの主人公。
多分そんなに器でかくないね、この男。７年後出所しても恋人は待ってはくれてないでしょうね。もし待っててくれてもこの男刑務所のことまたグダグダ言いそう。
俺がなんでとかさ。まあ相棒に売られたんだから、そうも思うだろうけど。

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シネマ坊主の中で松本人志がコレをレビューしているので
どんな事言ってるのか楽しみに見て
『悪い事した奴が服役するまでの25時間を撮っただけ。
しかもそいつは、裁かれるべくして裁かれ、しかも
掘られるのが怖くてワーワー言ってるだけ』
とレビューしているのを見て
そうか〜！？ともう一度観直した。
というのも
初めて観たとき
めちゃくちゃいい映画で
満点だったから。

2回目の感想。。。。。
やっぱりいい！

これは今まで生きてきて
本当に人生が終わる、変わってしまうかもしれない出来事を経験し
さらに、その出来事を
めちゃくちゃ後悔したという
経験がある人じゃないと
モンティの気持ちは解らないだろう。

オレはをそんな経験あるから
痛いほど解る。

モンティも自分だけが悪いの解っているんだけど
周りの人間のせいにし
社会のせいにしてしまう。
愛する人まで信じれなくなる。

別れが寂しくて
無理やり強がってる親友とかもいい。

親友だから最後までためらったけど
親友だからこそあそこまでやった
あの橋の下とか最高！

そんでこのダディー！
最後の最後でニクすぎる！

やった事は本当に悪い事をしていたけど、
オレはきっと親父は
刑務所に向かわなかったと思う。
アクセルは踏み続けたと。

アメリカンヒストリーXで思ったけど
エドワートノートンの悪い役って
さまになってて好きだわ。

収監されるまでのある男の日常なんだけど、単純なようでナカナカ奥深いです。
途中わかりずらい所もありましたが、やっぱり、スパイク・リーだな。と、いう感じです。
ノートンは個人的には好きな俳優のひとりですが、声のキーが高いせいかチョット軽い印象が・・・。

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麻薬の売人として捕まり刑務所に入る事が決まっているモンティ。収監されるまでの25時間を淡々と描いている。
仲間や父親、恋人、幼なじみと過ごし、最後の別れをする。

刑務所に入れば、男前で華奢な自分は必ず強姦されると怯え、誰が自分を売ったか分からず、世の中全て「Fuck」だと苦悩するシーンは印象的でした。
しかし、一番「Fuck」なのは自分なのだと…そして道は「服役」か「逃亡」か「自殺」か。やりきれない想いが伝わる。

悪の道に足を突っ込んだ自分だが、最後に自分を託せるのは幼なじみであり、アル中だと避けていた父親の父性だと、気付かさせる。
最後の30分はせつなくも悲しくもなった。

9.11テロ後のN.Y。グランド・ゼロが印象的に映し出される。原作には無いらしいのだが、N.Yの復興とモンティの再生を掛け合わせたようにも感じた。