クローン

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なんてはまり役な・・・とほくそ笑みつつ鑑賞いたしました。ちょい役なんだか、相方だったのかよくわからない存在だった黒人のあの人（名前忘れたーー）笑うとチャーミングだったなぁ・・。

と、俳優の顔ばっかり申し上げておりますが、別にメンクイとかそんなワケではなく、バランスのいいステキな作品だと思いますので評価は皆さんにお任せしてですね、ワタシはくだくだと愛を叫んでみたりして・・。この映画、SFをツールとしてはいますが、根底は愛と信頼です。愛と信頼は意外と並びえない事は日常多いのですが、そう考えると愛と信頼はいったいどちらが貴重なのかと思ってしまいます。信頼・・自分自身すら信頼できなくなった夫を信じる事ができますか？

なぜそんな事考えたかというとですね、ラストのあのシーンです。
ネタバレもいいとこなのでクチがもごもごなのですが、皆さんだったら、どちらを抱きしめて泣きますか？

それとラストはあれどうなんでしょ？なぜあの時にああなったのでしょう？最初の説明だと・・・なのに？


それはぬきにして、お勧め映画です。


ディックの本、読んでみよーー古本にいっぱいありそうぉ

結構楽しめたかな〜。
先読み出来る話とは言え結構ドキドキしながら見る事が出来ました。
テンポが結構良い感じなんだよね。

スペンサー役のG・シニーズって私の中では何故か「悪役」「敵サイド」の俳優さんなので(笑)、どうしたって疑いの目で見てしまうんだけど・・・(^▽^;
ま、結果は見てのお楽しみかな☆

クローン技術って現在も進行形で着々と通常生活に入り込んでくるんだろうケド、自分のクローンが作られたらどう感じるんだろうなぁ・・・。
自分とコピーの境界線って何処にあるのか分かるのかな・・・。
「魂だけはコピー出来ない」って台詞が凄く心に残った。
それ以外はコピー出来るんだケド、それだけはどんなにクローン技術が進んでもコピー出来ないんだよね、本当だよね。
ナンだかちょっと不安になったりもして。

結構突っ込みどころもあるけど、純粋にクローンについて考えながら終末を迎えると少し胸が締め付けられる、やり切れない思いがするかも。

とにかくネタバレは読まないこと、これ必須です。
クローンというものが今日身近になりつつあります。羊とかはできているし、あとは尊厳の問題でしょうか。本物とクローンの違いはどこにあるのか・・・。記憶までもダウンロードできるようになれば何をもって本物とするのか。この映画はSFになっているけど科学的なものよりもそんな疑い、信じることなどの人間的なものに焦点を当てています。ゲーリー・シニーズが熱演です、最後まで目が離せない。特典のメイキングも必見です。映画を観てからね。

「クローン」というのがフィリップ・Ｋ・ディックの原作と知ったのはつい最近。　それで、借りました。　原作がごく短いので随分ふくらませてはいますが、基本的なプロットは原作と同じですね。　「ブレードランナー」、「トータル・リコール」、「マイノリティ・リポート」のように原作とは物語が違ったり、結末が違ったりということはないですね。　ラストは原作のラストの一文「爆発は、ケンタウリ星からも見えた」のように宇宙からもその爆発が見えるという演出がほしかったな、なんて思います。　原作を読まれていない方は是非読んでみてください。　ハヤカワ文庫の「パーキー・パットの日々」の中の「にせもの('Impostor')]です。　

　家の近くの本屋にはディックがないんです、どこにも。大阪に行ったときに短編集を２冊買いまして、マイノリティリポートやこのクローンの元の話ものってます。原作より映画のほうが両方ともよくできています。こんな短い話をよくここまで作ったなあと思います。（両方とも）ついでに言えば、トータルリコールもです。
　自分が自分じゃないかもしれないという不安感が実によく表れていました。だれが自分だと証明してくれるかと言われたら、だれもできないですよ。発作的に記憶喪失になって、「私はだれ」っていうことになったときに、「あなたは・・・だ」と言われたって、信じないでしょう。そういう宙ぶらりんの気持ちが伝わります。
　ラスト、原作と変えてます。面白いです。ちょっとびっくりです。