スイート・チャリティ / シャーリー・マクレーン
スイート・チャリティ
/ボブ・フォッシー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(27)
解説・ストーリー
ブロードウェイでミュージカル化されたフェリーニの名作『カビリアの夜』を、『オール・ザット・ジャズ』のB・フォッシーが映画化したミュージカルドラマ。
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「スイート・チャリティ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ブロードウェイでミュージカル化されたフェリーニの名作『カビリアの夜』を、『オール・ザット・ジャズ』のB・フォッシーが映画化したミュージカルドラマ。
「スイート・チャリティ」 の作品情報
「スイート・チャリティ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
スイート・チャリティの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
147分 |
日本語英語韓国語スペイン語タイポルトガル中国語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/ポルトガル
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
UJRD36836 |
2004年11月27日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
0人
|
2人
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/ポルトガル
スイート・チャリティの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
147分 |
日本語英語韓国語スペイン語タイポルトガル中国語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/ポルトガル
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
UJRD36836 |
2004年11月27日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
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0人
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
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ユーザーレビュー:27件
Sweet Charity/Bitter Life
投稿日:2014/08/24
レビュアー:さっちゃん
皆様、今回は大幅な遅参、ご容赦ください。
“その日もおいらはアルバイトでこき使われてクタバッてた♪”(Ⓒ中島みゆき)という状態が1週間続き、昨日は観てレヴューをと思っておりましたが、1日くたばっておりました。
さて、言い訳はこれくらいにして、作品のレヴューとまいりましょう。
主演のシャーリー・マクレーンは、決して美人ではないですが、笑顔が魅力的な人ですね。こういうのをコケティッシュって言うのかしら。
1968年ですから、ミュージカルがセットから屋外に飛び出した『ウェストサイド物語』以降の作品としての特徴を持っています。それ以前のMGMに代表される古典的(と言っていいのかな?)なミュージカルも好きですが、本作のようにニューヨークが舞台で、かつ、現実的な題材の場合は、これで合っていると思いました。
監督のボブ・フォッシーという人は元々、振付師として有名になった方と聞いております。本作でも、その腕は如何なく発揮されており、踊りの場面は惹きつけられるものがありました。タイトルは分かりませんでしたが、最初のダンスホールの踊り子たちが歌うナンバーは聞いた覚えがありました。
その辺りの猥雑な雰囲気と、チャリティがヴィットリオ・ヴィットーレ(リカルド・モンタルバン)と出会って、ホテルでの上流人士が踊る場面との対比が面白く感じました。黒を基調にした衣裳で、シュッとした男女がロボットのような無機質な踊りを踊るのは、上辺だけの付き合いを表現しているように感じました。
何だか、小学生の読書感想文みたいですが、何しろ、映画界で出会うまでに観たミュージカルが『オズの魔法使い』と『サウンド・オブ・ミュージック』『マイ・フェア・レディ』くらいでしたから、不慣れなのです。
でも、集団での踊りというのは動きのシンクロが快感ですね。多分、ミラー・ニューロンが反応してるんだと思いますが、常人では不可能な動きを見ているだけで、何だか身体の奥の方がムズムズしてきます。
ただ、時代と舞台のせいでしょうか、主人公が最後まで幸せになれないのが、残念でした。ラストの「彼女は希望を持って生きた。」という字幕も、何だかとってつけたような感じです。もっとも、あれがなければ完全に救われないお話ですから、なければ無いで、もっと落ち込んだでしょうね。
思うに、人生の理不尽さを描いて、でも、それだけでなく、少しの苦さと、また元気を出して生きていこうと人間を励ます映画として見るべきかと受け取りました。
他の俳優さんではリカルド・モンタルバンとサミー・デイヴィス・Jrが、やっぱり光っております。モンタルバンは年とってから『スター・トレック/カーンの逆襲』でカーク船長への復讐にとり憑かれた男を怪演しておりましたが、この頃も色気のある役者さんだったのですね。
サミー・ディヴィス・Jrの胡散臭い新興宗教の教祖も歌と踊りが怪しさを増幅しておりました。このナンバーも見所、聞き所でした。
終盤で、やっと幸せになれるかと思ったチャリティが想像の中で、ニューヨークの街でブラスバンドのリーダーとして歌い踊る場面のラストが、ビル街を遠景で捉えて、その街角に一人、消えていくので、もしやと思っていましたら、あのラストですから切なかったです。ラストのセントラル・パークで花を配っていた若い男女は、あれがフラワー・チルドレンというのでしょうか。
切なくほろ苦い大人のミュージカルという印象が残った作品です。
とりあえずレヴューを載っけましたが、カミさんが本日、お仕事なので晩ごはんの仕込をしてから後ほど皆様のレビューを拝見してコメントを寄せさせていただきます。では、一旦、ご免ください。
(ykk1976さんの映画会:第47回)
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
普遍性のあるカッコよさ
(ネタバレあります)
ボブ・フォッシーがこの後作った映画『キャバレー』の大ファンでありましたが、この映画は未見でした。
ミュージカル映画は、「とても好き」という人と「全く無理」という人と二種類に分かれるタイプの映画です。
この映画は、ミュージカルが無理という人も楽しめると思います。
確かに、登場人物の心情が歌や踊りで表現されるというミュージカルならではもありますが、かっこいいミュージックビデオのような気分で観れます。
ダンスシーンがかっこいいのです。(ダンスシーンがあんまりと言われるとどうしようもありませんが)
『カリビアの夜』なんて知ったっこちゃなくても、十分楽しめます(わたしも知りません)。
それにしても、この普遍性のかっこよさはなんでしょう。
画面や出演者を見るとずいぶん前の映画とわかりますが、ダンスも古さを感じさせません。
これは、ミュージカル共通のものなのでしょうか。
衣装やダンス、セットもやたらかっこいいです。現代でリメイクしても十分おもしろいと思います。
ただ、シャーリー・マクレーンがやった後、誰がするか・・・でしょうが。
(でもそんな厚顔、ハリウッドには腐るほどいますしね)。
恋に恵まれない主人公というのもいいです。スbれ手の人が幸せだなんて、そんな不可思議なこと。
映画の中くらいハッピーエンドという方は、DVD特典のハッピーエンド編をどうぞ。
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芯は本物か?わからない?
投稿日:2008/11/23
レビュアー:シニソーヤ
傑作だとは思いましたが、ナーバスな俺には複雑でした。ハリウッドミュージカルの土台になったのはフェリーニの「カビリアの夜」ですが、ボブ・フォッシーや製作者たちが才能を過信しているように思えたからです。俺は情けないことに「カビリア」は見ていません。見ていませんが、筋から推察すると、フェッリーニを巨匠たらしめていたのは、「道」や「甘い生活」や、多分「カビリア」を作ったからのような気がします。双葉十三郎さんの映画紹介では残酷なタッチだそうです。
おまけのボブ・フォッシーの制作談話で、彼は舞台からの移行の会話をしていますが、その中で〈橋からチャリティーが落ちる〉シーンのことを語っています。それを聞くと、どうもフェッリーニ作品を見ていないか?理解していないか?隠したいように感じられました。いいように理解すると迷っているようにも取れました。もうひとつのハッピーエンドを見てもそれを感じます。・・・。オスカー・ワイルドを引き合いに出していることから、多分本当は格好をつけているのが正解なのでしょうが、ボブ・フォッシーが後年「オール・ザット・ジャズ」(見ていない)でフェッリーニに再チャレンジしているので、いいように解釈したい思いでいっぱいです。
予告編では珍しいイーデス・ヘッド女史が作品解説をしています。製作者がボブ・フォッシーに与えたプレゼントなのかも知れません?
そのイーデス・ヘッドから製作者のターゲットが若者のような気がしますが、これまた複雑です。
俺もこの登場人物のオスカーのような経験があります。結婚を約束しておいて、断りました。彼女は次に同棲を望みましたが冷たく俺は断り、それが原因の一部で、俺は精神病になりました。
フェッリーニがどういう意図で「カビリア」を作ったのかよく知りません。自分の中にある厭らしさの内部告発であるのは推察できますが・・・。
俺には本作、ミュージカルで竜宮城に誘われ、純真な女性の悲しみを見せられ、俺は手首を切り自殺し、気がついたら砂浜に帰されていた、ような感覚の映画です。
もしフェリーニや本作の製作者が高潔な意図で映画を製作していたのなら、と考えると、複雑です。俺が女性を捨てたその年齢にこの映画を見たとしても、理解できたかどうかわからないからです。
製作者たちもそういうジレンマに陥って苦しんでいてくれたのかもわかりません。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
素晴らしい!
投稿日:2005/04/13
レビュアー:こじまっち
今まで見た中で一番印象に残った映画になりました。さすがボブ・フォッシー、女性のダンスが美しくて最高!音楽も最高!シャーリーマクレーンが人生の侘しさをチャーミングに表現してくれます。特典映像で、別バージョンのエンディングが収録されているというのも魅力的。
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がんばれチャリティー!
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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歌とダンス!かわいくって、笑えて、ちょっと悲しい。
そういうものが大好きです!
だけど・・・長いですね。
でも、昔の映画やからしょうがない。
ダメダメな女の子を愛を込めて描いてくれるボブ・フォッシー。
キャバレーなどと比べると、間延びした感じがします。
変な宗教の集まりの場面とかは、とてもイイんだけど、
唐突だしストーリー的に「?」という感じ。
でも、あの場面の歌が数日間ぐるぐる頭から離れませんでした。
sweetなチャリティー。一見の価値はあります。
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ユーザーレビュー
Sweet Charity/Bitter Life
投稿日
2014/08/24
レビュアー
さっちゃん
皆様、今回は大幅な遅参、ご容赦ください。
“その日もおいらはアルバイトでこき使われてクタバッてた♪”(Ⓒ中島みゆき)という状態が1週間続き、昨日は観てレヴューをと思っておりましたが、1日くたばっておりました。
さて、言い訳はこれくらいにして、作品のレヴューとまいりましょう。
主演のシャーリー・マクレーンは、決して美人ではないですが、笑顔が魅力的な人ですね。こういうのをコケティッシュって言うのかしら。
1968年ですから、ミュージカルがセットから屋外に飛び出した『ウェストサイド物語』以降の作品としての特徴を持っています。それ以前のMGMに代表される古典的(と言っていいのかな?)なミュージカルも好きですが、本作のようにニューヨークが舞台で、かつ、現実的な題材の場合は、これで合っていると思いました。
監督のボブ・フォッシーという人は元々、振付師として有名になった方と聞いております。本作でも、その腕は如何なく発揮されており、踊りの場面は惹きつけられるものがありました。タイトルは分かりませんでしたが、最初のダンスホールの踊り子たちが歌うナンバーは聞いた覚えがありました。
その辺りの猥雑な雰囲気と、チャリティがヴィットリオ・ヴィットーレ(リカルド・モンタルバン)と出会って、ホテルでの上流人士が踊る場面との対比が面白く感じました。黒を基調にした衣裳で、シュッとした男女がロボットのような無機質な踊りを踊るのは、上辺だけの付き合いを表現しているように感じました。
何だか、小学生の読書感想文みたいですが、何しろ、映画界で出会うまでに観たミュージカルが『オズの魔法使い』と『サウンド・オブ・ミュージック』『マイ・フェア・レディ』くらいでしたから、不慣れなのです。
でも、集団での踊りというのは動きのシンクロが快感ですね。多分、ミラー・ニューロンが反応してるんだと思いますが、常人では不可能な動きを見ているだけで、何だか身体の奥の方がムズムズしてきます。
ただ、時代と舞台のせいでしょうか、主人公が最後まで幸せになれないのが、残念でした。ラストの「彼女は希望を持って生きた。」という字幕も、何だかとってつけたような感じです。もっとも、あれがなければ完全に救われないお話ですから、なければ無いで、もっと落ち込んだでしょうね。
思うに、人生の理不尽さを描いて、でも、それだけでなく、少しの苦さと、また元気を出して生きていこうと人間を励ます映画として見るべきかと受け取りました。
他の俳優さんではリカルド・モンタルバンとサミー・デイヴィス・Jrが、やっぱり光っております。モンタルバンは年とってから『スター・トレック/カーンの逆襲』でカーク船長への復讐にとり憑かれた男を怪演しておりましたが、この頃も色気のある役者さんだったのですね。
サミー・ディヴィス・Jrの胡散臭い新興宗教の教祖も歌と踊りが怪しさを増幅しておりました。このナンバーも見所、聞き所でした。
終盤で、やっと幸せになれるかと思ったチャリティが想像の中で、ニューヨークの街でブラスバンドのリーダーとして歌い踊る場面のラストが、ビル街を遠景で捉えて、その街角に一人、消えていくので、もしやと思っていましたら、あのラストですから切なかったです。ラストのセントラル・パークで花を配っていた若い男女は、あれがフラワー・チルドレンというのでしょうか。
切なくほろ苦い大人のミュージカルという印象が残った作品です。
とりあえずレヴューを載っけましたが、カミさんが本日、お仕事なので晩ごはんの仕込をしてから後ほど皆様のレビューを拝見してコメントを寄せさせていただきます。では、一旦、ご免ください。
(ykk1976さんの映画会:第47回)
普遍性のあるカッコよさ
投稿日
2014/08/21
レビュアー
ykk1976
(ネタバレあります)
ボブ・フォッシーがこの後作った映画『キャバレー』の大ファンでありましたが、この映画は未見でした。
ミュージカル映画は、「とても好き」という人と「全く無理」という人と二種類に分かれるタイプの映画です。
この映画は、ミュージカルが無理という人も楽しめると思います。
確かに、登場人物の心情が歌や踊りで表現されるというミュージカルならではもありますが、かっこいいミュージックビデオのような気分で観れます。
ダンスシーンがかっこいいのです。(ダンスシーンがあんまりと言われるとどうしようもありませんが)
『カリビアの夜』なんて知ったっこちゃなくても、十分楽しめます(わたしも知りません)。
それにしても、この普遍性のかっこよさはなんでしょう。
画面や出演者を見るとずいぶん前の映画とわかりますが、ダンスも古さを感じさせません。
これは、ミュージカル共通のものなのでしょうか。
衣装やダンス、セットもやたらかっこいいです。現代でリメイクしても十分おもしろいと思います。
ただ、シャーリー・マクレーンがやった後、誰がするか・・・でしょうが。
(でもそんな厚顔、ハリウッドには腐るほどいますしね)。
恋に恵まれない主人公というのもいいです。スbれ手の人が幸せだなんて、そんな不可思議なこと。
映画の中くらいハッピーエンドという方は、DVD特典のハッピーエンド編をどうぞ。
芯は本物か?わからない?
投稿日
2008/11/23
レビュアー
シニソーヤ
傑作だとは思いましたが、ナーバスな俺には複雑でした。ハリウッドミュージカルの土台になったのはフェリーニの「カビリアの夜」ですが、ボブ・フォッシーや製作者たちが才能を過信しているように思えたからです。俺は情けないことに「カビリア」は見ていません。見ていませんが、筋から推察すると、フェッリーニを巨匠たらしめていたのは、「道」や「甘い生活」や、多分「カビリア」を作ったからのような気がします。双葉十三郎さんの映画紹介では残酷なタッチだそうです。
おまけのボブ・フォッシーの制作談話で、彼は舞台からの移行の会話をしていますが、その中で〈橋からチャリティーが落ちる〉シーンのことを語っています。それを聞くと、どうもフェッリーニ作品を見ていないか?理解していないか?隠したいように感じられました。いいように理解すると迷っているようにも取れました。もうひとつのハッピーエンドを見てもそれを感じます。・・・。オスカー・ワイルドを引き合いに出していることから、多分本当は格好をつけているのが正解なのでしょうが、ボブ・フォッシーが後年「オール・ザット・ジャズ」(見ていない)でフェッリーニに再チャレンジしているので、いいように解釈したい思いでいっぱいです。
予告編では珍しいイーデス・ヘッド女史が作品解説をしています。製作者がボブ・フォッシーに与えたプレゼントなのかも知れません?
そのイーデス・ヘッドから製作者のターゲットが若者のような気がしますが、これまた複雑です。
俺もこの登場人物のオスカーのような経験があります。結婚を約束しておいて、断りました。彼女は次に同棲を望みましたが冷たく俺は断り、それが原因の一部で、俺は精神病になりました。
フェッリーニがどういう意図で「カビリア」を作ったのかよく知りません。自分の中にある厭らしさの内部告発であるのは推察できますが・・・。
俺には本作、ミュージカルで竜宮城に誘われ、純真な女性の悲しみを見せられ、俺は手首を切り自殺し、気がついたら砂浜に帰されていた、ような感覚の映画です。
もしフェリーニや本作の製作者が高潔な意図で映画を製作していたのなら、と考えると、複雑です。俺が女性を捨てたその年齢にこの映画を見たとしても、理解できたかどうかわからないからです。
製作者たちもそういうジレンマに陥って苦しんでいてくれたのかもわかりません。
素晴らしい!
投稿日
2005/04/13
レビュアー
こじまっち
今まで見た中で一番印象に残った映画になりました。さすがボブ・フォッシー、女性のダンスが美しくて最高!音楽も最高!シャーリーマクレーンが人生の侘しさをチャーミングに表現してくれます。特典映像で、別バージョンのエンディングが収録されているというのも魅力的。
がんばれチャリティー!
投稿日
2007/05/11
レビュアー
iamhana
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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歌とダンス!かわいくって、笑えて、ちょっと悲しい。
そういうものが大好きです!
だけど・・・長いですね。
でも、昔の映画やからしょうがない。
ダメダメな女の子を愛を込めて描いてくれるボブ・フォッシー。
キャバレーなどと比べると、間延びした感じがします。
変な宗教の集まりの場面とかは、とてもイイんだけど、
唐突だしストーリー的に「?」という感じ。
でも、あの場面の歌が数日間ぐるぐる頭から離れませんでした。
sweetなチャリティー。一見の価値はあります。
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