TENET テネット / ジョン・デヴィッド・ワシントン
TENET テネット
/クリストファー・ノーラン
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(42)
解説・ストーリー
「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督が、“時間の逆行”を巡る謎を解き明かし、第三次世界大戦を阻止すべく過酷な任務に挑む男の戦いを圧倒的なスケールで描いたSFスパイ・アクション超大作。主演は「ブラック・クランズマン」のジョン・デヴィッド・ワシントン、共演にロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ。ウクライナのオペラハウスで起きたテロ事件で、人質救出作戦に参加し捨て身の活躍をしたその男は、適性を見込まれあるミッションを託される。それは、未来からやって来た敵と戦い、世界を救うというものだった。彼は“TENET(テネット)”と呼ばれる謎の組織の存在を知らされるとともに、ある女性科学者から時間を逆行させ、人や物を過去へと移動させる不思議な装置について説明を受けるのだったが…。 JAN:4548967446388
「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督が、“時間の逆行”を巡る謎を解き明かし、第三次世界大戦を阻止すべく過酷な任務に挑む男の戦いを圧倒的なスケールで描いたSFスパイ・アクション超大作。主演は「ブラック・クランズマン」のジョン・デヴィッド・ワシントン、共演にロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ。ウクライナのオペラハウスで起きたテロ事件で、人質救出作戦に参加し捨て身の活躍をしたその男は、適性を見込まれあるミッションを託される。それは、未来からやって来た敵と戦い、世界を救うというものだった。彼は“TENET(テネット)”と呼ばれる謎の組織の存在を知らされるとともに、ある女性科学者から時間を逆行させ、人や物を過去へと移動させる不思議な装置について説明を受けるのだったが…。 JAN:4548967446388
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「TENET テネット」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督が、“時間の逆行”を巡る謎を解き明かし、第三次世界大戦を阻止すべく過酷な任務に挑む男の戦いを圧倒的なスケールで描いたSFスパイ・アクション超大作。主演は「ブラック・クランズマン」のジョン・デヴィッド・ワシントン、共演にロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ。ウクライナのオペラハウスで起きたテロ事件で、人質救出作戦に参加し捨て身の活躍をしたその男は、適性を見込まれあるミッションを託される。それは、未来からやって来た敵と戦い、世界を救うというものだった。彼は“TENET(テネット)”と呼ばれる謎の組織の存在を知らされるとともに、ある女性科学者から時間を逆行させ、人や物を過去へと移動させる不思議な装置について説明を受けるのだったが…。 JAN:4548967446388
「TENET テネット」 の作品情報
「TENET テネット」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
TENET テネットの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
150分 |
日・英・吹 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
1000783576 |
2021年01月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
89枚
|
1人
|
1人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
【Blu-ray】TENET テネット(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
150分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
1000783575 |
2021年01月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
78枚
|
0人
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0人
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TENET テネットの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
150分 |
日・英・吹 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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1000783576 |
2021年01月08日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
89枚
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1人
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1人
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英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
【Blu-ray】TENET テネット(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
150分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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1000783575 |
2021年01月08日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
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ユーザーレビュー:42件
SF的黙示録の世界
難解ともっぱら評判の今作を好奇心に駆られて、ついに観てしまいました。黙示録的世界のようだと思いつつ、確固とした世界観はあまり感じられない。人類を破滅から救う話が、あれほど壮絶に戦って、結局、母子を救う話になって終わりなのかと、拍子抜けしてしまいました。ほとんど理解できていないのかもしれないし、それを言っちゃあお終いなのかもだけれど、時間の逆行と順行という込み入った時間の技法の必然性はどこにあるのだろう。単純なストーリーやアクションを複雑にしているだけではないのかと思ってしまいます。ただし、予算をたっぷり使った、映像的にはとても贅沢でゴージャスな映画です。
ここからは、私の深読みです。黙示録的世界と感じた理由。英語で悪魔サタンはセイタンと発音されます。ならば、この世の滅亡を図り、妻キャサリン(キャット)を迫害する悪の権化セイターは、まさしく悪魔サタン的人物ではないかと。クライマックスで主人公がセイターに「そんなのは人間じゃない、狂人だ」と言うと、セイターは「あるいは神か悪魔か」と返します。主人公たちは自らを犠牲にして悪魔の手から人類を救うために戦う。すると、最後のシーンはまるで聖母子のようにも思えるのです。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
これから起こる戦争の残骸
この映画とエメリッヒ「ミッドウェイ」に共通する三つのこと
主演がよく知らない地味な人 話がわからないw しかしおのれの
やりたい事を貫いている!まさにTENNET(主義)なのだ
音楽音響の斬新なシネマでもある その為オペラの会場が冒頭となる
のは当然だろうが ここでテロリストにより楽器が無惨に壊される
これは芸術の否定であり この映画の隠れたテーマに実は触れている
今作の欠点は 順行逆行する時空感を同一画面に見せる時に 視覚的
にも意味的にも明晰な説明はなし得ないではないかと思ったので
すが どうやら折り込み済みの様で まるでマクガフィンの連鎖だけ
で出来ている按配で良しとするようです しかし出鱈目では無く
事ごとく整合されているノーランの本は凄いのかも 些かそれは
神経症的ではありますが そしてそれを逐一短期間に解明解説する
ユウチュバとかの人達には脱帽しますw
順逆の共存のそれは 全てマクガフィンで 画面の強度だけで出来た
無意味である事と 実は周到に論理的である物語である事との共存
であると言える訳ですね 総ては寓話の様な物語であっていいのかも
さて ノーランは何故この様な変てこりんな映画をコロナの時代に
作ったのか?単なる推測ですが 「ダンケルク」の反省があるのでは
ないか つまり生真面目なノーランは製作進行過程で 自分には
未体験の戦争映画などは撮れないと 思ったのではないか 彼は
スピルバーグの様に鉄面皮ではないのだ ダンケルクには彼の人と
なりが出ているのだが その後の今作でガラッと変わったのは
それでも映画を信じる 映画を撮るぞ との信仰告白 決意なのでは
ないだろうか この変てこSFはいくら何でもバカバカしさに笑って
良いのだが そこには緻密な論理性があって 論理とユーモアを
無意識に共存させているのです このユーモア=批評性を意識的に
導入して転回を計ったのが「ゲーム」のデヴィッドフィンチャー
なのです
そして この芸術創造に改めて賭けるTENETは意外に黒沢清の
「トウキョソナタ」に近い映画なのですよね どちらも映画芸術
について そのtennet(信条)をテーマとしています この理由で
今年の洋画ベスト1を 僕は今作とします
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
デンゼル・ワシントン・Jrがパッとしない...
これは...素材、構想はともかく、完成度はイマイチ、いやイマニかなぁ...
私はまずキャストに大不満あり。主役を演じた人、あのデンゼル・ワシントンの息子というのだけど、どうにもパッとしない。むしろ相棒ニール役のロバート・パティンソンのほうがずっと存在感がある。キャサリン役の背の高い女優さんもこの話にはフィットしてない。この主要キャスト、なんとかならなかったものか。まあこれは好みの問題でもあるが。
まあややこしい話なんだけど、私はストーリーよりも「絵(映像)」のほうに翻弄されてしまって、見続けるのが結構しんどかった。
これ、劇場で一回観ただけじゃよくわからないですよね。レビューで何度も書いてるんだけど、私はこうした類の作品をあまり高く評価できない。難解といわれる作品はけっこうあるけど、それぞれにそれなりの意義があるんだよな。たとえば『2001年宇宙の旅』は映画と小説のコラボ作品として企画されたもので、映画の難解さは小説を読めばわかる仕掛けになっていた。またデヴィッド・リンチ監督の作品などは「謎」や「わかりにくさ」それ自体が“売り”になっているということがある。
さてこの作品、言ってみれば“SFタイムパラドックス・アクション”てところか。でもあの“回転ドア”はちゃちくないか?あれがいわゆるタイムマシン?時間を逆行させる装置が「アルゴリズム」で、九つに分解されてるっていうんだけど、その「アルゴリズム」はあの“回転ドア”に使われてるんじゃないの??話がややこしいだけじゃなくて、そういった所もなんか作りに精緻さ、整合性が足りないんだよな。
これ、映画でなくテレビドラマのシリーズものならいいかも。週一で回ごとにゆっくりと話を進め、役柄のパーソナリティも深めればいいものになりそう。ただし、監督・脚本はじめスタッフはまったくの別チームで。
オジサンの年齢になると、こういう作品はなかなか楽しめないですねぇ。空想の世界にすんなり入り込めないんですよね。
過去〜現在〜未来って相対的な観念というだけで、実は“無い”。<現在>は常に過去になっており、未来になっている。つまり、常に流れている「今(という観念)」があるだけで、時間(単位)をどこまで細かく区切っても静止した「今」はない。すべては動き移り変わり続けている。近年の理論物理学では、そもそも「時間」というものがあるのかないのか、これも大きな研究対象になっていて、双方の立場からそれぞれ緻密な仮説が唱えられているらしい。
この世界(宇宙)が、すべての事物が、もし神の手になるプログラム、アプリケーションソフトによるものだったらどうでしょうねぇ...
仏教思想による「空」は、科学的な検証はできないものの、あんがい真実なのかもしれません。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
アイデアは良かったのですが・・・
投稿日:2021/02/28
レビュアー:静かなる海
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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楽しめるかどうかは別として、アイデア自体は面白く、複雑なプロットを良くぞまとめたものだと思いました。
自身と共に人類を道連れにしようとする武器商人との時間軸を移動しての戦いは中々に面白いものがありました。
ただ残念ながら作品のスケールの割りに人類を滅ぼす動機があまりにも陳腐だし、なんで滅ぼしたいのか理解不能でした。
時間を逆行させるシーンの画像は中々に面白いものがありましたが、作品全体の流れとしては分かりにくく、辻褄が合わない点が多すぎて、世界観に入り込めませんでした。
時間を逆行させる装置。
SFとしてはかなり秀逸ですが、それだけの神クラスの装置なのに、通常の銃撃戦のドンパチとカーチェイスが大半を占めています。
また登場人物たちの設定や作り込みが弱かったのが一番残念。
まあこれだけの複雑なストーリーだったので、時間が足りなったのだろうとは思います。
ありきたりな銃撃戦に時間やストーリーを割くよりも、登場人物たちの設定や描写に重きを置いた方が良かったと思います。
派手で豪華な作品でしたが、私的には残念な作品でした。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
好き嫌いが分かれるが…
投稿日:2021/02/23
レビュアー:チェイン
難解にして複雑、ノーラン作品の真骨頂ともいえる作品。
1度や2度観たくらいで分かったつもりになってはいけない。
展開の速さに加え、行き来する時間軸と絡み合うストーリー。
YouTubeなどにある解説動画を漁り観てようやく理解出来るシーンも多いほど。
とても厄介な本作ではあるが、実は全てのノーラン作品に共通しているのは、
その複雑なギミックとは裏腹に、根底を流れる深淵な人間ドラマが肝。
本作も理解すればするほど表面上ではあまり語られることのない、
それぞれのキャラクターが内包する心の在り様が浮き上がって、
観る者にじわじわと訴えかけて来る。
それを感じ取ったその時、ギミックを紐解く以上に心を揺さぶられる作品。
これは実に深いヒューマンドラマである。
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ユーザーレビュー
SF的黙示録の世界
投稿日
2021/06/09
レビュアー
hinakksk
難解ともっぱら評判の今作を好奇心に駆られて、ついに観てしまいました。黙示録的世界のようだと思いつつ、確固とした世界観はあまり感じられない。人類を破滅から救う話が、あれほど壮絶に戦って、結局、母子を救う話になって終わりなのかと、拍子抜けしてしまいました。ほとんど理解できていないのかもしれないし、それを言っちゃあお終いなのかもだけれど、時間の逆行と順行という込み入った時間の技法の必然性はどこにあるのだろう。単純なストーリーやアクションを複雑にしているだけではないのかと思ってしまいます。ただし、予算をたっぷり使った、映像的にはとても贅沢でゴージャスな映画です。
ここからは、私の深読みです。黙示録的世界と感じた理由。英語で悪魔サタンはセイタンと発音されます。ならば、この世の滅亡を図り、妻キャサリン(キャット)を迫害する悪の権化セイターは、まさしく悪魔サタン的人物ではないかと。クライマックスで主人公がセイターに「そんなのは人間じゃない、狂人だ」と言うと、セイターは「あるいは神か悪魔か」と返します。主人公たちは自らを犠牲にして悪魔の手から人類を救うために戦う。すると、最後のシーンはまるで聖母子のようにも思えるのです。
これから起こる戦争の残骸
投稿日
2020/12/28
レビュアー
裸足のラヴァース 2.0
この映画とエメリッヒ「ミッドウェイ」に共通する三つのこと
主演がよく知らない地味な人 話がわからないw しかしおのれの
やりたい事を貫いている!まさにTENNET(主義)なのだ
音楽音響の斬新なシネマでもある その為オペラの会場が冒頭となる
のは当然だろうが ここでテロリストにより楽器が無惨に壊される
これは芸術の否定であり この映画の隠れたテーマに実は触れている
今作の欠点は 順行逆行する時空感を同一画面に見せる時に 視覚的
にも意味的にも明晰な説明はなし得ないではないかと思ったので
すが どうやら折り込み済みの様で まるでマクガフィンの連鎖だけ
で出来ている按配で良しとするようです しかし出鱈目では無く
事ごとく整合されているノーランの本は凄いのかも 些かそれは
神経症的ではありますが そしてそれを逐一短期間に解明解説する
ユウチュバとかの人達には脱帽しますw
順逆の共存のそれは 全てマクガフィンで 画面の強度だけで出来た
無意味である事と 実は周到に論理的である物語である事との共存
であると言える訳ですね 総ては寓話の様な物語であっていいのかも
さて ノーランは何故この様な変てこりんな映画をコロナの時代に
作ったのか?単なる推測ですが 「ダンケルク」の反省があるのでは
ないか つまり生真面目なノーランは製作進行過程で 自分には
未体験の戦争映画などは撮れないと 思ったのではないか 彼は
スピルバーグの様に鉄面皮ではないのだ ダンケルクには彼の人と
なりが出ているのだが その後の今作でガラッと変わったのは
それでも映画を信じる 映画を撮るぞ との信仰告白 決意なのでは
ないだろうか この変てこSFはいくら何でもバカバカしさに笑って
良いのだが そこには緻密な論理性があって 論理とユーモアを
無意識に共存させているのです このユーモア=批評性を意識的に
導入して転回を計ったのが「ゲーム」のデヴィッドフィンチャー
なのです
そして この芸術創造に改めて賭けるTENETは意外に黒沢清の
「トウキョソナタ」に近い映画なのですよね どちらも映画芸術
について そのtennet(信条)をテーマとしています この理由で
今年の洋画ベスト1を 僕は今作とします
デンゼル・ワシントン・Jrがパッとしない...
投稿日
2021/12/19
レビュアー
哲郎
これは...素材、構想はともかく、完成度はイマイチ、いやイマニかなぁ...
私はまずキャストに大不満あり。主役を演じた人、あのデンゼル・ワシントンの息子というのだけど、どうにもパッとしない。むしろ相棒ニール役のロバート・パティンソンのほうがずっと存在感がある。キャサリン役の背の高い女優さんもこの話にはフィットしてない。この主要キャスト、なんとかならなかったものか。まあこれは好みの問題でもあるが。
まあややこしい話なんだけど、私はストーリーよりも「絵(映像)」のほうに翻弄されてしまって、見続けるのが結構しんどかった。
これ、劇場で一回観ただけじゃよくわからないですよね。レビューで何度も書いてるんだけど、私はこうした類の作品をあまり高く評価できない。難解といわれる作品はけっこうあるけど、それぞれにそれなりの意義があるんだよな。たとえば『2001年宇宙の旅』は映画と小説のコラボ作品として企画されたもので、映画の難解さは小説を読めばわかる仕掛けになっていた。またデヴィッド・リンチ監督の作品などは「謎」や「わかりにくさ」それ自体が“売り”になっているということがある。
さてこの作品、言ってみれば“SFタイムパラドックス・アクション”てところか。でもあの“回転ドア”はちゃちくないか?あれがいわゆるタイムマシン?時間を逆行させる装置が「アルゴリズム」で、九つに分解されてるっていうんだけど、その「アルゴリズム」はあの“回転ドア”に使われてるんじゃないの??話がややこしいだけじゃなくて、そういった所もなんか作りに精緻さ、整合性が足りないんだよな。
これ、映画でなくテレビドラマのシリーズものならいいかも。週一で回ごとにゆっくりと話を進め、役柄のパーソナリティも深めればいいものになりそう。ただし、監督・脚本はじめスタッフはまったくの別チームで。
オジサンの年齢になると、こういう作品はなかなか楽しめないですねぇ。空想の世界にすんなり入り込めないんですよね。
過去〜現在〜未来って相対的な観念というだけで、実は“無い”。<現在>は常に過去になっており、未来になっている。つまり、常に流れている「今(という観念)」があるだけで、時間(単位)をどこまで細かく区切っても静止した「今」はない。すべては動き移り変わり続けている。近年の理論物理学では、そもそも「時間」というものがあるのかないのか、これも大きな研究対象になっていて、双方の立場からそれぞれ緻密な仮説が唱えられているらしい。
この世界(宇宙)が、すべての事物が、もし神の手になるプログラム、アプリケーションソフトによるものだったらどうでしょうねぇ...
仏教思想による「空」は、科学的な検証はできないものの、あんがい真実なのかもしれません。
アイデアは良かったのですが・・・
投稿日
2021/02/28
レビュアー
静かなる海
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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楽しめるかどうかは別として、アイデア自体は面白く、複雑なプロットを良くぞまとめたものだと思いました。
自身と共に人類を道連れにしようとする武器商人との時間軸を移動しての戦いは中々に面白いものがありました。
ただ残念ながら作品のスケールの割りに人類を滅ぼす動機があまりにも陳腐だし、なんで滅ぼしたいのか理解不能でした。
時間を逆行させるシーンの画像は中々に面白いものがありましたが、作品全体の流れとしては分かりにくく、辻褄が合わない点が多すぎて、世界観に入り込めませんでした。
時間を逆行させる装置。
SFとしてはかなり秀逸ですが、それだけの神クラスの装置なのに、通常の銃撃戦のドンパチとカーチェイスが大半を占めています。
また登場人物たちの設定や作り込みが弱かったのが一番残念。
まあこれだけの複雑なストーリーだったので、時間が足りなったのだろうとは思います。
ありきたりな銃撃戦に時間やストーリーを割くよりも、登場人物たちの設定や描写に重きを置いた方が良かったと思います。
派手で豪華な作品でしたが、私的には残念な作品でした。
好き嫌いが分かれるが…
投稿日
2021/02/23
レビュアー
チェイン
難解にして複雑、ノーラン作品の真骨頂ともいえる作品。
1度や2度観たくらいで分かったつもりになってはいけない。
展開の速さに加え、行き来する時間軸と絡み合うストーリー。
YouTubeなどにある解説動画を漁り観てようやく理解出来るシーンも多いほど。
とても厄介な本作ではあるが、実は全てのノーラン作品に共通しているのは、
その複雑なギミックとは裏腹に、根底を流れる深淵な人間ドラマが肝。
本作も理解すればするほど表面上ではあまり語られることのない、
それぞれのキャラクターが内包する心の在り様が浮き上がって、
観る者にじわじわと訴えかけて来る。
それを感じ取ったその時、ギミックを紐解く以上に心を揺さぶられる作品。
これは実に深いヒューマンドラマである。
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