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ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書
ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書
ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 / メリル・ストリープ
ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書
/スティーブン・スピルバーグ
平均評価点:
予告編を観る
全体の平均評価点: (5点満点)
(39)
解説・ストーリー
スティーヴン・スピルバーグ監督がメリル・ストリープとトム・ハンクスを主演に迎えて贈る社会派実録ドラマ。ニクソン政権下で機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”を公開し、ベトナム戦争の欺瞞を暴き出したワシントン・ポスト紙に焦点を当て、ジャーナリストの葛藤と矜持を描き出す。ベトナム戦争が泥沼化していた1971年。ニューヨーク・タイムズはベトナム戦争に関する政府に不都合な事実が記載された最高機密文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”についてのスクープ記事を発表する。アメリカ中が騒然となる中、ニクソン政権は裁判所に記事の差し止め命令を要求する。タイムズが出版差し止めに陥る一方、アメリカ主要新聞で初の女性発行人となったキャサリン・グラハム率いるワシントン・ポストでは、出遅れを挽回すべく編集主幹のベン・ブラッドリーが文書の入手に奔走するが…。 JAN:4988102683689
スティーヴン・スピルバーグ監督がメリル・ストリープとトム・ハンクスを主演に迎えて贈る社会派実録ドラマ。ニクソン政権下で機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”を公開し、ベトナム戦争の欺瞞を暴き出したワシントン・ポスト紙に焦点を当て、ジャーナリストの葛藤と矜持を描き出す。ベトナム戦争が泥沼化していた1971年。ニューヨーク・タイムズはベトナム戦争に関する政府に不都合な事実が記載された最高機密文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”についてのスクープ記事を発表する。アメリカ中が騒然となる中、ニクソン政権は裁判所に記事の差し止め命令を要求する。タイムズが出版差し止めに陥る一方、アメリカ主要新聞で初の女性発行人となったキャサリン・グラハム率いるワシントン・ポストでは、出遅れを挽回すべく編集主幹のベン・ブラッドリーが文書の入手に奔走するが…。 JAN:4988102683689
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「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
スティーヴン・スピルバーグ監督がメリル・ストリープとトム・ハンクスを主演に迎えて贈る社会派実録ドラマ。ニクソン政権下で機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”を公開し、ベトナム戦争の欺瞞を暴き出したワシントン・ポスト紙に焦点を当て、ジャーナリストの葛藤と矜持を描き出す。ベトナム戦争が泥沼化していた1971年。ニューヨーク・タイムズはベトナム戦争に関する政府に不都合な事実が記載された最高機密文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”についてのスクープ記事を発表する。アメリカ中が騒然となる中、ニクソン政権は裁判所に記事の差し止め命令を要求する。タイムズが出版差し止めに陥る一方、アメリカ主要新聞で初の女性発行人となったキャサリン・グラハム率いるワシントン・ポストでは、出遅れを挽回すべく編集主幹のベン・ブラッドリーが文書の入手に奔走するが…。 JAN:4988102683689
「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」 の作品情報
「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
116分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR4210 |
2018年09月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
75枚
|
1人
|
1人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
【Blu-ray】ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
116分 |
|
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNXR1313 |
2018年09月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
36枚
|
1人
|
2人
|
ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
116分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GNBR4210 |
2018年09月05日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
75枚
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1人
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1人
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英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
【Blu-ray】ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
116分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GNXR1313 |
2018年09月05日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
36枚
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1人
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ユーザーレビュー:39件
これが私の生きる道
先日鑑賞した「13デイズ」(2000)に続き、ベトナム戦争がらみの作品ということで、こちらをチョイス。
アメリカのベトナム介入に関する機密文書をめぐっての、政府と報道機関との攻防が描かれております。
“お堅い”オハナシなんだけど、主役はメリル・ストリープで、夫亡きあと引き継いだ新聞社の社主として、
男社会でもまれつつ、信念を守り会社を守る・・・ってな「細腕繫盛記」的ドラマにも見えて、
オバサンも楽しめた。
おや?と気づいたのは、この人、わりと家の中にいることが多い。
ビジネスの相談だって家でやってるし、やたらホームパーティ開いてて、
何か事が起きると編集者のベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は彼女の家にやってくる。何度も何度も。
危ない橋を渡っての苦労の末、ペンタゴン・ペーパーズを入手したワシントン・ポスト社だったが、
国家機密漏洩として政府から記事差し止めの圧力がかかる。
株式公開のタイミングでもあり投資家の思惑も懸念される。また、法律違反に問われ投獄される恐れもあった。
載せるか、載せないか・・・。
最終的にキャサリン・グラハム(メリル)という女性は、GOサインを出すのですね。
それこそが新聞報道の使命だろうと。ここは、シビれます。
で、これも彼女の自宅でのシーンになっている。
映画の最初の方では、ブレックファスト・ミーティングでやってきたレストランで、椅子に体をぶつけて
倒してしまって「あら、ごめんなさい」なんてウッカリおばさんだったんだけど。この人。
後半になると、前述の社運のかかった決断のシーンで、「我が社のレガシーが・・・」とか
ブツクサ言ってくる役員に向って、「私の会社なのよ」と凄む!
そして、新聞報道の意義と理念について一席ぶつようなタフな女性になっているのだ。
そんな彼女は、スーツを着てオフィスの会議室で指示を出しているのではなくて、
自宅のリビングで、パーティドレス姿で戦ってる。これ、ちょっと面白いな、と。
でも、その先からは会社と裁判所というパブリック・スペースしか出て来なくなる。
株式も公開して、もう“家業を継いだ奥様”ではなく、堂々たる社主になったということなのかな。
そして、ポスト紙の英断に各社も続くところは、本当にグッときます。
権力の監視がメディアの使命だ。
「小さな抵抗に寄与するのが夢だった」と目を潤ませる記者の気概に、胸が熱くなった。
(今の日本では、暴走する権力への抵抗など、はかない夢になりつつあるんじゃないのかね・・・)
終盤、「報道が仕えるべきは国民で、統治者ではない」という最高裁判事の意見が、
新聞社のオフィスの電話を通して、一記者の口から語られる。
その言葉は、裁判所という権威ある場所で、ははーっと拝聴して押し戴くものではなく、
報道に関わる者が、自ら反芻し噛みしめるべきもの、自ら表明し自戒しなければならないもの、
という事を象徴しているように感じられた。
「ポスト真実の時代」なんて恐ろしいことになってきている今だからこそ、
こういう作品の存在意義を改めて感じたことでした。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
内部告発 知る権利 調査報道 その2
ロキュの69日連続レビュー V 第30日
半濁音で始まる題名の映画レビュー 「 ぺ 」 その2
( かなりネタばれあり)
本作は、『 大統領の陰謀 』で描かれたウォータゲート報道の前日談を描きます。
ですので両方観ていただくと双方の内容がよりわかりますし、関連作品はのちほどご紹介します。
もう昔の出来事ですし、理解していただくために補足情報を書きます。
ペンタゴン・ペーパーズ( 米国防総省機密文書 )とは何か。
ベトナム戦争が泥沼状態になった頃、アメリカ国防総省は第二次世界大戦後から1967年現在までの、アメリカのインドシナ政策を検証する研究を秘密に行いました。
客観的資料と複数の執筆者の分析からなる7000ページに及ぶ膨大な分量で、アメリカ政府がこれまで行ってきた多くの不都合な事実を含んでいました。
中でも、アメリカのベトナムへの直接軍事介入のきっかけとなったトンキン湾事件について、議会にも国民にも、うそとごまかしを行った証拠となるものでした。
ベトナム戦争はまだ進行中であり、その正当性に疑義を抱かせるものだったので、政府は極秘扱いにしていたのです。
執筆者の一人、ダニエル・エルズバーグは戦争継続でアメリカの若者が亡くなり続けることに義憤を感じ、何人かの議員に接触し情報提供を示唆しますが、取り扱ってもらえず、マスコミにリークすることを決意します。
継続中の戦争に関わる重要な国家機密を暴露するのですから、スパイ罪を適用されて有罪とな
れば長期の懲役刑となることを覚悟してのものでした。
エルズバーグはニューヨーク・タイムズのニール・シーハン記者に接触、同紙は精査した結果内容にまちがいないと確信します。
公表については、事の重大性から責任が持てないと、何十年にもわたってニューヨーク・タイ
ムスの顧問をしてきた法律事務所が辞任。 最終的に社長決裁で公表に踏み切り、訴訟に備え別の弁護士を雇っての暴露記事でした。
1971年6月13 日連載を開始します。
当時のニクソン政権は激怒し、ニューヨーク・タイムスに連載を止めるよう要求しますが、同
紙はこれを拒否。 6月15日司法省は即時記事差し止めの仮処分を求めて訴訟を起こし、連邦地裁は判決が出るまでの間、同紙に連載の一時中断を命令します。
その時、ライバル紙のワシントン・ポスト紙のとった選択をこの作品は描きます。
ダニエル・エルズバーグと接触を取り、自分たちもその内容を公表する場合、政府が訴訟を起
こし、ニューヨーク・タイムス紙も掲載中断しているのを承知してのことだから、その意図は明白で言い訳は許されない。
ニューヨーク・タイムス紙が敗訴した場合、ダメージはむしろワシントン・ポスト紙が大きい。
では、判決の結果が出るまで待ったとしたら、リスクを取らない、ニューヨーク・タイムス紙
の単なる「後追い」と受け取られ、二番手の新聞という評価に甘んじることになります。
どちらを選ぶかは編集主幹のベン・ブラッドレー( トム・ハンクス)と、社主・発行人のキャサリン・グラハム( メリル・ストリープ )の決断にかかっていました。
原題は The Post。 「 ワシントン・ポスト紙 」と「 その役職 」を掛けたタイトル
となっています。
以下はさらにネタばれですが、
6月18日ワシントン・ポストが記事掲載開始。
6月19日ニューヨーク・タイムス紙は勝訴しますが、政府は即時連邦高裁に控訴。掲載中止
の仮処分決定。
6月22日ボストン・グローブ氏が暴露記事連載開始。以下、全国の有力紙が続々と掲載開始。
6月23日ニューヨーク・タイムス紙を扱ったニューヨーク連邦高裁は地裁への審理差し戻し
を決定。 ワシントン・ポストを扱ったワシントン連邦地裁はポスト側の勝訴。
司法の判断は分かれ、連邦最高裁へ。
6月28日 ダニエル・エルズバーグ出頭・逮捕。
6月30日 連邦最高裁 6対3の多数決で新聞側が勝利。 掲載中止命令の仮処分が解け、
連載が再開されました。
( 参考 田中豊・著「 政府 対 新聞 」( 中公新書 現在・絶版 )
この文書が公開されても、ベトナム戦争はさらに4年続きます。 ただ、世論は反戦・厭戦に流れ、アメリカは撤退方針に変わります。 長期的影響はあったと考えられます。
そしてペンダゴン・ペーパーズ事件での新聞側の勝利はウォーターゲート事件報道へと続いたのでした。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
報道の自由と責任を再認識する映画
女性の能力は軽視され、お飾りに過ぎなかった社主のキャサリンが社の命運を左右するような重大な決断をして、名実ともに社主として認められるに至る過程が並行して描かれていて、本来ならお気に入りの映画になるはずだった。けれど、この映画を観てから、重厚で一見非の打ち所がない作品のように思えるのに、どこか嘘っぽく感じるのはなぜだろうと、ずっと考えていた。
前半の、落ち着いて全体に目配りしたストーリー展開に比べて、後半は性急で(だから面白いとも言えるのだが)、言いたいことだけは言うという感じになってしまったのはなぜだろう。ベトナム戦争の悲劇も政府の立場もどこか置き去りになってしまって、葛藤がないまま、政府は悪で報道は善だと単純化してもいいものだろうか。(お友達同士の葛藤なんて個人的なことだ。)
この映画の最大の欠点は、裁判の場面を端折って、報道人に裁判官の言葉であるはずの判決を言わせていることだ。民主主義において、言論の自由は何よりも大切だと考えているが、それはメディアがフリーハンドで何を報道してもいいということにはならない。その責任の重さを自覚していたら、自ら簡単に報道の自由などとうそぶいたりできないはずだ。(都合の悪い記事をすぐに公権力で差し止めする政府も政府だが…。)
新聞の記事は「歴史書の最初の草稿だ」というキャサリンの亡き夫の自負こそが、ジャーナリズムの真髄なのではないだろうか。
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一見の価値あり
投稿日:2018/09/11
レビュアー:あんちゃん
歴史を知ることができる上に、名優の演技力のおかげで、作品に深みがあります。
見飽きません。
面白かったです。
世界史が好きでしたが、教員は高校ですら日本史のみに力を入れ、昭和史はやらないか飛ばす…
なので、歴史を学び直せる映画には感謝です。久しぶりにそんな作品に出会えました。
公平性、権力への監視、よりよい生活には欠かせませんよね。
最後の終わり方が、その後どういう流れになっていったのか歴史を知るきっかけとなり、とても良いです。
権力者も歯車の1つであり、愚かな人間にすぎないかもしれません。
個人的に好きだったシーンは、作品終盤の3つ。
@対立する勢力側の組織にいたとしても、目的や思いは共通で、互いに尊重していれば、助け合いやエールが生まれる裁判所に向かうメリルと女性の短いやりとりのシーン。
Aメリル陣営の中に、あなたの為従業員の為にと言っては、やることなすことを否定もしくは止めてくる批判者がいて、終盤、自己中な保身や思い入れ、望んでいることが叶わない環境への不満をぶつけてきているだけの臆病者であると分かって、それまで控え目に遠慮していたメリルが職務を全うして社長としての品格を身につけたことで、ビシッと的を射た発言で切り返したシーン。
Bメリルストリープ自身、性差別撤廃の意見を持っているかと思いますが、
女性の地位をもっと確立してほしい、女性も社会を引っ張っていけるんだ!ということが感じられるシーン。メリルが大きな決断をして階段を下りていく際、民衆が敬意の眼差しで彼女を見つめるのですが、見つめているのは殆どが女性。
良くまとまっていて、見やすい作品です。
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ジャーナリストたちの信念の闘い
投稿日:2019/02/25
レビュアー:趣味は洋画
ペンタゴン・ペーパーズ / 最高機密文書(2017年アメリカ、カラー116分)
「報道の自由」対「政府」、「新聞業界」対「政界」を基幹に据えた骨太の社会派ドラマ。
賛否両論渦巻く中、私はこの映画を評価・支持したい。
映画の冒頭、ベトナム戦線におけるアメリカ軍兵士の苦戦の状況が描かれる。だが、戦況視察の結果を国防総省のマクナマラ長官(ブルース・グリーンウッド)は ‘戦況は極めて順調’ と偽ってマスコミの質問に答えた。実際の戦地の状況を見た結果をマクナマラに報告したダン・エルズバーグ(マシュー・リス)は納得がいかないまま、その真実を記録し、機密文書として内密にランド研究所に保管したのである。
スピルバーグ監督は、この下地を最初にきっちりと見せている。一つのポイントだ。
そしてNYタイムズがスクープ、機密文書(ペンタゴン・ペーパーズ)の内容の一部が掲載されることが明らかとなる。対抗してワシントン・ポストのベン・ブラッドリー主幹(トム・ハンクス)も情報源を探り始めたとき、謎の女性から文書の一部がデスクに持ち込まれる。勢い立つベン達だが、結局この文書もNYタイムズが先にスクープしてしまう。
ところが、である。NYタイムズ紙は2回も政府の機密文書をスクープしたことになり、政府から記事の差し止めを要求されるのである。つまり、差し止め要求を無視して掲載すれば「国防に対する修復不能な損害である」ことを理由に、法律違反となる。当然、ワシントン・ポスト紙も同様だ。
ここが二つ目のポイントであろう。
ベンはそんなことはどこ吹く風で、かつてランド研究所に勤めていたバグディキアン記者(ボブ・オデンカーク)に機密文書の入手を命ずる。バグディアンはリークした人物が知人のダン・エルズバーグと推測、ダンと秘密裏に接触して残りの文書を入手するのだ。
以降はネタバレになるので伏せるが、ワシントン・ポスト紙、NYタイムズ紙、そして政府の圧力が複雑に絡み、新聞掲載の有無・可否をめぐり、様々な駆け引きが展開される。
そして、情報が活字となって新聞が製作される工程の流れが、スピーディに活写される。会話中心のドラマではあるが、後半にかけての一連の流れは映画の醍醐味を感じさせるものだ。
ここまでメリル・ストリープのことを書いていない。彼女はワシントン・ポスト紙の社主キャサリン・グラハムの役である。先立たれた夫の遺志を継ぎ、社業と社員を守りながら奮闘する。取り巻きの役員らの意見も聞きながら、報道の使命と政府の圧力という二極の中で最終決断を下すキャサリン。
メリルは遂に、こういう立場の役をこなせる ‘熟練の演技者’ の領域に入ってきたと感じる。
ラスト、最高裁のブラック判事の意見が読み上げられる。(ワシントン・ポスト社説編集メグを通じて)
「建国の父たちは報道の自由に保護を与えた。民主主義における基本的役割を果たすためだ。報道が仕えるべきは国民だ。統治者ではない」
新聞報道は最後の砦かもしれない。
今のどこかの国のテレビのように、‘報道の自由’を旗印に、なんでもかんでもスクープし、視聴率稼ぎのためならプライバシー侵害も厭わない。人の内面にも平気で土足侵入してくる。
事実を淡々と報道するのではなく、誇張し、視聴者心理をあおり、他人事のように意見まで言う。
結果、報道した(放送した)責任は一切取らない。
素人目にも明らかに違和感を感じるのに、まったく改善の兆候すらみせない ‘テレビ報道という代物’。
トム・ハンクスの妻トニーを演じたサラ・ポールソンは、最近の話題作にかなり出演している女優さん。
しかし本作に限っては、前述のメグを演じたキャリー・クーンが印象深い。
ブラック判事の意見を読み上げる彼女の姿は、70年代初頭のアメリカにあって、新聞業界の明るい将来を予見するバイタリティのようなものを感じて清々しかった。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
これが私の生きる道
投稿日
2020/10/26
レビュアー
ポッシュ(卒業)
先日鑑賞した「13デイズ」(2000)に続き、ベトナム戦争がらみの作品ということで、こちらをチョイス。
アメリカのベトナム介入に関する機密文書をめぐっての、政府と報道機関との攻防が描かれております。
“お堅い”オハナシなんだけど、主役はメリル・ストリープで、夫亡きあと引き継いだ新聞社の社主として、
男社会でもまれつつ、信念を守り会社を守る・・・ってな「細腕繫盛記」的ドラマにも見えて、
オバサンも楽しめた。
おや?と気づいたのは、この人、わりと家の中にいることが多い。
ビジネスの相談だって家でやってるし、やたらホームパーティ開いてて、
何か事が起きると編集者のベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は彼女の家にやってくる。何度も何度も。
危ない橋を渡っての苦労の末、ペンタゴン・ペーパーズを入手したワシントン・ポスト社だったが、
国家機密漏洩として政府から記事差し止めの圧力がかかる。
株式公開のタイミングでもあり投資家の思惑も懸念される。また、法律違反に問われ投獄される恐れもあった。
載せるか、載せないか・・・。
最終的にキャサリン・グラハム(メリル)という女性は、GOサインを出すのですね。
それこそが新聞報道の使命だろうと。ここは、シビれます。
で、これも彼女の自宅でのシーンになっている。
映画の最初の方では、ブレックファスト・ミーティングでやってきたレストランで、椅子に体をぶつけて
倒してしまって「あら、ごめんなさい」なんてウッカリおばさんだったんだけど。この人。
後半になると、前述の社運のかかった決断のシーンで、「我が社のレガシーが・・・」とか
ブツクサ言ってくる役員に向って、「私の会社なのよ」と凄む!
そして、新聞報道の意義と理念について一席ぶつようなタフな女性になっているのだ。
そんな彼女は、スーツを着てオフィスの会議室で指示を出しているのではなくて、
自宅のリビングで、パーティドレス姿で戦ってる。これ、ちょっと面白いな、と。
でも、その先からは会社と裁判所というパブリック・スペースしか出て来なくなる。
株式も公開して、もう“家業を継いだ奥様”ではなく、堂々たる社主になったということなのかな。
そして、ポスト紙の英断に各社も続くところは、本当にグッときます。
権力の監視がメディアの使命だ。
「小さな抵抗に寄与するのが夢だった」と目を潤ませる記者の気概に、胸が熱くなった。
(今の日本では、暴走する権力への抵抗など、はかない夢になりつつあるんじゃないのかね・・・)
終盤、「報道が仕えるべきは国民で、統治者ではない」という最高裁判事の意見が、
新聞社のオフィスの電話を通して、一記者の口から語られる。
その言葉は、裁判所という権威ある場所で、ははーっと拝聴して押し戴くものではなく、
報道に関わる者が、自ら反芻し噛みしめるべきもの、自ら表明し自戒しなければならないもの、
という事を象徴しているように感じられた。
「ポスト真実の時代」なんて恐ろしいことになってきている今だからこそ、
こういう作品の存在意義を改めて感じたことでした。
内部告発 知る権利 調査報道 その2
投稿日
2020/07/08
レビュアー
ロキュータス
ロキュの69日連続レビュー V 第30日
半濁音で始まる題名の映画レビュー 「 ぺ 」 その2
( かなりネタばれあり)
本作は、『 大統領の陰謀 』で描かれたウォータゲート報道の前日談を描きます。
ですので両方観ていただくと双方の内容がよりわかりますし、関連作品はのちほどご紹介します。
もう昔の出来事ですし、理解していただくために補足情報を書きます。
ペンタゴン・ペーパーズ( 米国防総省機密文書 )とは何か。
ベトナム戦争が泥沼状態になった頃、アメリカ国防総省は第二次世界大戦後から1967年現在までの、アメリカのインドシナ政策を検証する研究を秘密に行いました。
客観的資料と複数の執筆者の分析からなる7000ページに及ぶ膨大な分量で、アメリカ政府がこれまで行ってきた多くの不都合な事実を含んでいました。
中でも、アメリカのベトナムへの直接軍事介入のきっかけとなったトンキン湾事件について、議会にも国民にも、うそとごまかしを行った証拠となるものでした。
ベトナム戦争はまだ進行中であり、その正当性に疑義を抱かせるものだったので、政府は極秘扱いにしていたのです。
執筆者の一人、ダニエル・エルズバーグは戦争継続でアメリカの若者が亡くなり続けることに義憤を感じ、何人かの議員に接触し情報提供を示唆しますが、取り扱ってもらえず、マスコミにリークすることを決意します。
継続中の戦争に関わる重要な国家機密を暴露するのですから、スパイ罪を適用されて有罪とな
れば長期の懲役刑となることを覚悟してのものでした。
エルズバーグはニューヨーク・タイムズのニール・シーハン記者に接触、同紙は精査した結果内容にまちがいないと確信します。
公表については、事の重大性から責任が持てないと、何十年にもわたってニューヨーク・タイ
ムスの顧問をしてきた法律事務所が辞任。 最終的に社長決裁で公表に踏み切り、訴訟に備え別の弁護士を雇っての暴露記事でした。
1971年6月13 日連載を開始します。
当時のニクソン政権は激怒し、ニューヨーク・タイムスに連載を止めるよう要求しますが、同
紙はこれを拒否。 6月15日司法省は即時記事差し止めの仮処分を求めて訴訟を起こし、連邦地裁は判決が出るまでの間、同紙に連載の一時中断を命令します。
その時、ライバル紙のワシントン・ポスト紙のとった選択をこの作品は描きます。
ダニエル・エルズバーグと接触を取り、自分たちもその内容を公表する場合、政府が訴訟を起
こし、ニューヨーク・タイムス紙も掲載中断しているのを承知してのことだから、その意図は明白で言い訳は許されない。
ニューヨーク・タイムス紙が敗訴した場合、ダメージはむしろワシントン・ポスト紙が大きい。
では、判決の結果が出るまで待ったとしたら、リスクを取らない、ニューヨーク・タイムス紙
の単なる「後追い」と受け取られ、二番手の新聞という評価に甘んじることになります。
どちらを選ぶかは編集主幹のベン・ブラッドレー( トム・ハンクス)と、社主・発行人のキャサリン・グラハム( メリル・ストリープ )の決断にかかっていました。
原題は The Post。 「 ワシントン・ポスト紙 」と「 その役職 」を掛けたタイトル
となっています。
以下はさらにネタばれですが、
6月18日ワシントン・ポストが記事掲載開始。
6月19日ニューヨーク・タイムス紙は勝訴しますが、政府は即時連邦高裁に控訴。掲載中止
の仮処分決定。
6月22日ボストン・グローブ氏が暴露記事連載開始。以下、全国の有力紙が続々と掲載開始。
6月23日ニューヨーク・タイムス紙を扱ったニューヨーク連邦高裁は地裁への審理差し戻し
を決定。 ワシントン・ポストを扱ったワシントン連邦地裁はポスト側の勝訴。
司法の判断は分かれ、連邦最高裁へ。
6月28日 ダニエル・エルズバーグ出頭・逮捕。
6月30日 連邦最高裁 6対3の多数決で新聞側が勝利。 掲載中止命令の仮処分が解け、
連載が再開されました。
( 参考 田中豊・著「 政府 対 新聞 」( 中公新書 現在・絶版 )
この文書が公開されても、ベトナム戦争はさらに4年続きます。 ただ、世論は反戦・厭戦に流れ、アメリカは撤退方針に変わります。 長期的影響はあったと考えられます。
そしてペンダゴン・ペーパーズ事件での新聞側の勝利はウォーターゲート事件報道へと続いたのでした。
報道の自由と責任を再認識する映画
投稿日
2018/09/24
レビュアー
hinakksk
女性の能力は軽視され、お飾りに過ぎなかった社主のキャサリンが社の命運を左右するような重大な決断をして、名実ともに社主として認められるに至る過程が並行して描かれていて、本来ならお気に入りの映画になるはずだった。けれど、この映画を観てから、重厚で一見非の打ち所がない作品のように思えるのに、どこか嘘っぽく感じるのはなぜだろうと、ずっと考えていた。
前半の、落ち着いて全体に目配りしたストーリー展開に比べて、後半は性急で(だから面白いとも言えるのだが)、言いたいことだけは言うという感じになってしまったのはなぜだろう。ベトナム戦争の悲劇も政府の立場もどこか置き去りになってしまって、葛藤がないまま、政府は悪で報道は善だと単純化してもいいものだろうか。(お友達同士の葛藤なんて個人的なことだ。)
この映画の最大の欠点は、裁判の場面を端折って、報道人に裁判官の言葉であるはずの判決を言わせていることだ。民主主義において、言論の自由は何よりも大切だと考えているが、それはメディアがフリーハンドで何を報道してもいいということにはならない。その責任の重さを自覚していたら、自ら簡単に報道の自由などとうそぶいたりできないはずだ。(都合の悪い記事をすぐに公権力で差し止めする政府も政府だが…。)
新聞の記事は「歴史書の最初の草稿だ」というキャサリンの亡き夫の自負こそが、ジャーナリズムの真髄なのではないだろうか。
一見の価値あり
投稿日
2018/09/11
レビュアー
あんちゃん
歴史を知ることができる上に、名優の演技力のおかげで、作品に深みがあります。
見飽きません。
面白かったです。
世界史が好きでしたが、教員は高校ですら日本史のみに力を入れ、昭和史はやらないか飛ばす…
なので、歴史を学び直せる映画には感謝です。久しぶりにそんな作品に出会えました。
公平性、権力への監視、よりよい生活には欠かせませんよね。
最後の終わり方が、その後どういう流れになっていったのか歴史を知るきっかけとなり、とても良いです。
権力者も歯車の1つであり、愚かな人間にすぎないかもしれません。
個人的に好きだったシーンは、作品終盤の3つ。
@対立する勢力側の組織にいたとしても、目的や思いは共通で、互いに尊重していれば、助け合いやエールが生まれる裁判所に向かうメリルと女性の短いやりとりのシーン。
Aメリル陣営の中に、あなたの為従業員の為にと言っては、やることなすことを否定もしくは止めてくる批判者がいて、終盤、自己中な保身や思い入れ、望んでいることが叶わない環境への不満をぶつけてきているだけの臆病者であると分かって、それまで控え目に遠慮していたメリルが職務を全うして社長としての品格を身につけたことで、ビシッと的を射た発言で切り返したシーン。
Bメリルストリープ自身、性差別撤廃の意見を持っているかと思いますが、
女性の地位をもっと確立してほしい、女性も社会を引っ張っていけるんだ!ということが感じられるシーン。メリルが大きな決断をして階段を下りていく際、民衆が敬意の眼差しで彼女を見つめるのですが、見つめているのは殆どが女性。
良くまとまっていて、見やすい作品です。
ジャーナリストたちの信念の闘い
投稿日
2019/02/25
レビュアー
趣味は洋画
ペンタゴン・ペーパーズ / 最高機密文書(2017年アメリカ、カラー116分)
「報道の自由」対「政府」、「新聞業界」対「政界」を基幹に据えた骨太の社会派ドラマ。
賛否両論渦巻く中、私はこの映画を評価・支持したい。
映画の冒頭、ベトナム戦線におけるアメリカ軍兵士の苦戦の状況が描かれる。だが、戦況視察の結果を国防総省のマクナマラ長官(ブルース・グリーンウッド)は ‘戦況は極めて順調’ と偽ってマスコミの質問に答えた。実際の戦地の状況を見た結果をマクナマラに報告したダン・エルズバーグ(マシュー・リス)は納得がいかないまま、その真実を記録し、機密文書として内密にランド研究所に保管したのである。
スピルバーグ監督は、この下地を最初にきっちりと見せている。一つのポイントだ。
そしてNYタイムズがスクープ、機密文書(ペンタゴン・ペーパーズ)の内容の一部が掲載されることが明らかとなる。対抗してワシントン・ポストのベン・ブラッドリー主幹(トム・ハンクス)も情報源を探り始めたとき、謎の女性から文書の一部がデスクに持ち込まれる。勢い立つベン達だが、結局この文書もNYタイムズが先にスクープしてしまう。
ところが、である。NYタイムズ紙は2回も政府の機密文書をスクープしたことになり、政府から記事の差し止めを要求されるのである。つまり、差し止め要求を無視して掲載すれば「国防に対する修復不能な損害である」ことを理由に、法律違反となる。当然、ワシントン・ポスト紙も同様だ。
ここが二つ目のポイントであろう。
ベンはそんなことはどこ吹く風で、かつてランド研究所に勤めていたバグディキアン記者(ボブ・オデンカーク)に機密文書の入手を命ずる。バグディアンはリークした人物が知人のダン・エルズバーグと推測、ダンと秘密裏に接触して残りの文書を入手するのだ。
以降はネタバレになるので伏せるが、ワシントン・ポスト紙、NYタイムズ紙、そして政府の圧力が複雑に絡み、新聞掲載の有無・可否をめぐり、様々な駆け引きが展開される。
そして、情報が活字となって新聞が製作される工程の流れが、スピーディに活写される。会話中心のドラマではあるが、後半にかけての一連の流れは映画の醍醐味を感じさせるものだ。
ここまでメリル・ストリープのことを書いていない。彼女はワシントン・ポスト紙の社主キャサリン・グラハムの役である。先立たれた夫の遺志を継ぎ、社業と社員を守りながら奮闘する。取り巻きの役員らの意見も聞きながら、報道の使命と政府の圧力という二極の中で最終決断を下すキャサリン。
メリルは遂に、こういう立場の役をこなせる ‘熟練の演技者’ の領域に入ってきたと感じる。
ラスト、最高裁のブラック判事の意見が読み上げられる。(ワシントン・ポスト社説編集メグを通じて)
「建国の父たちは報道の自由に保護を与えた。民主主義における基本的役割を果たすためだ。報道が仕えるべきは国民だ。統治者ではない」
新聞報道は最後の砦かもしれない。
今のどこかの国のテレビのように、‘報道の自由’を旗印に、なんでもかんでもスクープし、視聴率稼ぎのためならプライバシー侵害も厭わない。人の内面にも平気で土足侵入してくる。
事実を淡々と報道するのではなく、誇張し、視聴者心理をあおり、他人事のように意見まで言う。
結果、報道した(放送した)責任は一切取らない。
素人目にも明らかに違和感を感じるのに、まったく改善の兆候すらみせない ‘テレビ報道という代物’。
トム・ハンクスの妻トニーを演じたサラ・ポールソンは、最近の話題作にかなり出演している女優さん。
しかし本作に限っては、前述のメグを演じたキャリー・クーンが印象深い。
ブラック判事の意見を読み上げる彼女の姿は、70年代初頭のアメリカにあって、新聞業界の明るい将来を予見するバイタリティのようなものを感じて清々しかった。
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