ピートと秘密の友達

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　【ネバーエンディングストーリー】のファルコンみたいなドラゴンと【ジャングルブック】みたいな野生の少年が森林伐採する悪い大人と戦う話。

　子どものときに交通事故で両親が亡くなり、その事故現場である森にドラゴンが現れて生き残った少年と一緒に育って、森林を守ろうとするヒロインがいて、彼女に少年は預けられて、最初は森へ帰ろうとするけど。しだいに心を開いていって…。一方、ドラゴンはいろんな人に目撃されて銃を持った大人たちに追いかけ回されて…。ドラゴンを捕まえようとする人と逃がそうとする主人公たちの追いかけっこがあって…。

　といういまどうしてこの映画を作ったのだろう?　と疑問に感じたまま進む100分間でした。何百万回と作られてきた劇でありステレオタイプなキャラクターたち。ファミリー映画なので予想外の出来事とかを求めているわけではないですが、あまりにも紋切型、類型的なストーリーにキャラクターにどこに面白さを感じたらいいのかわからなかったです。そしてなんであんなドラゴンは可愛くないデザインにしたのだろうと終始気持ち悪かったです。それでいてハリウッド映画とは思えないCG感いっぱいの浮いてる感じも受け付けない要素の1つでした。

　とはいえ、ロバート・レッドフォードの大物が安定の抑えのお芝居を見られてさすがのディズニー映画だと思える映画でした。

映像がきれいで感動しました。実際にいるわけではないけど実際にいたらいいなと思いました。
大人も子供も楽しめると思いました。エリオットがかわいかったです。

この映画は、よく纏まったファンタジー映画だと思います。
面白く観れれば、映画としては合格点ですね。

これね、元ネタのやつは東京ディズニーランドのパレードに出てくるんですよ。緑色のドラゴンにのった少年。いっつも「これ、なんのアニメなんだろう。」って思って調べるんですが、「ピートとドラゴン」というのだけ分かるものでして、映画自体は観たこともないし、興味もない。で、それがなぜかリメイク？されたかで映画化されたので観ました。

中身は・・・あんまりないなぁ・・・よくあるパターンの未知なる存在と子ども、理解のない世の中と、理解ある大人たちの奮闘、そういうやつです。

ロバート・レッドフォードが出ていて、なにか意味深な役かと思ったら単なるいいおじいちゃんでした。いやそれやったら彼じゃなくてもいいやろ・・・

これ観たから今度TDLでパレード観たときに「あれや！！」って思えるんかなぁ・・・多分、忘れているような気がする・・・それだけ印象に残らん作品でした。悪い話じゃないんだけどね。

なかなか良くできたファンタジー作品でファミリー向け。
交通事故で両親を失い森に残された5歳の少年ピート、彼が奇跡的に生き延びれたのはエリオットと彼が名付けた伝説の怪獣ドラゴンのおかげ、空を飛べるし透明になって姿を隠すこともできる。
エリオットはピートの友達というよりも親代わりみたいな存在だったのだろう。
流れは「ジャングルブック」みたいな感じ、5歳の少年にエリオットが具体的にどうサポートしたのかは分からないが、フアンタジーストーリーなんだからそんなに重要な部分ではない。
伐採が進みピートが人に見つかってしまったことから彼とエリオットは引き離されてしまうことに、しかしピートが人間界で楽しそうにしているのを窓越しにながめてエリオットは一安心。
この手の作品では必ず怪獣を生け捕りにして一儲けしようとする連中が登場するが本作もその限りではない。
でもさほど悪い連中ではない。
よくあるストーリーそのものだと言ってしまえば身も蓋もないが、それでも巧くまとめているところがなかなか良い。
きっとエリオットも大空からピートの新しい生活を見守っていることだろう。