ブルックリン / シアーシャ・ローナン
ブルックリン
/ジョン・クローリー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(33)
解説・ストーリー
コルム・トビーンの同名小説をニック・ホーンビィの脚色、シアーシャ・ローナン主演で映画化したドラマ。1950年代を舞台に、アイルランドの田舎からニューヨークのブルックリンへとやって来た移民少女が、新天地と故郷の狭間で揺れ動きながら繰り広げる恋と成長を瑞々しく綴る。監督は「ダブリン上等!」「BOY A」のジョン・クローリー。アイルランドの小さな町エニスコーシーで姉と母と3人で暮らす少女エイリシュ。町の食料品店で意地悪な女店主にこき使われ、閉塞した日々を送っていた。そんな妹を心配した姉ローズの力添えを得て、エイリシュは一大決心の末に単身アメリカのニューヨークへと渡る。ブルックリンの高級デパートで売り子として働き、同郷の女性たちと寮生活を送るエイリシュだったが…。 JAN:4988142231819
コルム・トビーンの同名小説をニック・ホーンビィの脚色、シアーシャ・ローナン主演で映画化したドラマ。1950年代を舞台に、アイルランドの田舎からニューヨークのブルックリンへとやって来た移民少女が、新天地と故郷の狭間で揺れ動きながら繰り広げる恋と成長を瑞々しく綴る。監督は「ダブリン上等!」「BOY A」のジョン・クローリー。アイルランドの小さな町エニスコーシーで姉と母と3人で暮らす少女エイリシュ。町の食料品店で意地悪な女店主にこき使われ、閉塞した日々を送っていた。そんな妹を心配した姉ローズの力添えを得て、エイリシュは一大決心の末に単身アメリカのニューヨークへと渡る。ブルックリンの高級デパートで売り子として働き、同郷の女性たちと寮生活を送るエイリシュだったが…。 JAN:4988142231819
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「ブルックリン」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
コルム・トビーンの同名小説をニック・ホーンビィの脚色、シアーシャ・ローナン主演で映画化したドラマ。1950年代を舞台に、アイルランドの田舎からニューヨークのブルックリンへとやって来た移民少女が、新天地と故郷の狭間で揺れ動きながら繰り広げる恋と成長を瑞々しく綴る。監督は「ダブリン上等!」「BOY A」のジョン・クローリー。アイルランドの小さな町エニスコーシーで姉と母と3人で暮らす少女エイリシュ。町の食料品店で意地悪な女店主にこき使われ、閉塞した日々を送っていた。そんな妹を心配した姉ローズの力添えを得て、エイリシュは一大決心の末に単身アメリカのニューヨークへと渡る。ブルックリンの高級デパートで売り子として働き、同郷の女性たちと寮生活を送るエイリシュだったが…。 JAN:4988142231819
「ブルックリン」 の作品情報
「ブルックリン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ブルックリンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXBR65184 |
2016年12月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
24枚
|
2人
|
2人
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【Blu-ray】ブルックリン(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
|
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXXR65184 |
2016年12月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
|
0人
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0人
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ブルックリンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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FXBR65184 |
2016年12月02日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
24枚
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2人
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2人
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【Blu-ray】ブルックリン(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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FXXR65184 |
2016年12月02日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
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ユーザーレビュー:33件
わが幻想の都市【22】ダブリン/ニューヨーク
「ブルックリン」(2015年、アイルランド/イギリス/カナダ、カラー、112分)。
ダブリンで困窮している家族の次女エイリシュは、米国に渡る。
船で出会った年上の女性に、彼女は助けられる。
「そのまま」では、「入国管理局」で捉まりそうだから、化粧をしてもらい、服を着せてもらう。
重い鞄を持って、去っていった、その女性に、いつのまにか、彼女はなっている。
ニューヨークでの受け入れ先は、それがあること自体、有難いのだろうが、
アイルランド移民のコミュニティで、その一戸に、女性が6人いる。
因襲深い、おばあさんが長卓の短辺に座り、食事の前に、教訓を垂れる。
彼女からみて、左側の三人は、すでにニューヨークという都市の毒に染まっている。
向かいの三人は、まだ染まっていない。
エイリッシュは、イタリアからの移民と思われるトニーに、何度も誘われ、彼と恋愛をする。
この男子は、甲斐性のない男で、彼女がしっかり者と知っているので、結婚したいと思う。
将来への展望はあるが、資金はなく、夢語りに過ぎぬ。
トニーは、いい加減な男ではない。力がないだけだ。
この映画で、「じん」と感じたのは、エイリッシュという主人公の生き方の真面目で真っ直ぐなことです。
ダブリンの街は、生活は貧しいが、人は生きている。銃撃や爆弾で今日も街路に血がちらばっているが、人は生きている。
ニューヨークでは、移民のコミュニティが、壊れかけている。
それでも、エイリシュは、生きていく。
彼女は勤勉で、賢い。こんな女性は、僕の周りに、二人しかいない。一人は、妻だが。
覚悟を決めた女性が、男性を軽々と越えていくことを、この映画で知ることは、少なくとも、この映画を見た意味がある。
そして、エイリシュという人間が、地球の大気圏から、降りたって、世界中の都市へ降りていく。
そんな幻想を抱いて、今日は眠ることにする。
大西洋を隔て、アイルランドのダブリンと、米国のニューヨークは、船便で一泊以内で交通できる。
ダブリンは、因襲的で過激で叙情的な都市。
ニューヨークは、新規格で混沌とした無機質な都市。
おやすみなさい。
ちゅく
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
女性には普遍的なテーマ。
時代を問わず、古今東西、どの国でも、
結婚適齢期の女性が直面する問題を、
きめ細かく丁寧なタッチで描かれていました。
ラストを見終わって、少し悲しかったですね。
仕事を求めて外国へ向かう。アイルランドからアメリカのブルックリンのデパートの売り子の仕事を得て、
海を渡った少女。
故郷には母親と優しい姉がいます。
少女は仕事にも慣れて、夜は簿記の勉強に大学へ
通う頭の良い努力家です。
そんな彼女がイタリア人の配管工の青年と恋に落ちます。
そして突然の訃報。
姉のローズが急死したのです。
故郷アイルランドに帰る少女に恋人は、結婚してくれないと、
不安でいられないと、言うのです。
アイルランドに帰ると友達が青年を紹介してくれて、
母親も乗り気だし、青年とも心が通じた矢先、とんだ横槍が
入ります。
母親を取るか?恋人を取るか?
故郷に残るか?恋人のいるアメリカに帰るか?
「嫁に行く」と言う事は、親を捨てることを意味する場合も、
未だにあります。
娘が異国に嫁ぎ、介護が必要になった老親の話しを、
結構見聞きします。
力になって貰えなくても、顔さえ見れないのは辛いですね。
そういう意味で、ちょっと悲しくなってしまいました。
子供がなんの手助けにもならないのです。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
50年代がうらやましい
よかった。心が洗われた。美しかった。
シンプルにそう感じる映画だった。
ペースが一定で、最初から最後まで、主人公がどのように生きるのか、じっと見守りながら映画を見ていた。おそらく、これを見たたくさんの人が、そうだっただろうと同じように、私も釘付けだった。
1950年代の映画、それもアメリカを舞台にした映画は、以前から好きだった。
なぜだか、まだ生まれていないその時代に郷愁を感じるから。
社会的には、今の時代の方が断然、自由であるはずなのに、妙な、心の息苦しさを感じる現代で、この時代の映画が、私に深呼吸をさせてくれる。
主人公の選択を最後まで、はらはらどきどきしながら見守って、ラストにホッとする。まるで彼女が、今も近くに生きているように。
原作者、脚本家、監督、俳優陣、みなが素晴らしく美しい世界で、高く舞い上がりながら紡いだ大きな大きなベールに包まれるような、なんとも幸せな時間を与えてくれる映画。そして、その幸せは、意外と長く続きそうで、しばらく浸ってしまいそうだ。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
細やかで繊細な揺れる女心を大人になったシアーシャ・ローナンが熱演
先行配信をポイントで見させて頂きました。
シアーシャ・ローナンがいつのまにやらすっかり大人の女性になっていてびっくり。
腺の細かったイメージは一掃されて、女性らしい柔らかさも出て、
祖国アイルランドと新天地ニューヨークの狭間で揺れ動く女心を
繊細に、細やかに、丁寧に演じていました。
1951年のニューヨーク。
アイルランドから新しい生活を求めてやってきたエイリシュ。
始めはホームシックで職場でも泣き出してしまうほどになるエイリシュも、
裕福ではないけれど、実直で生真面目で優しいトニーというイタリア移民の男性と巡り合うことで
次第にここでの生活に張りが出てきて、幸せな毎日を送ることになります。
周りの人たちの助けもあって、簿記の資格もとれたエイリシュ。
その夢のような幸せが、本当に自分にとって本当に良いことなのか?
それは姉の訃報を受けて帰国した祖国に帰ってから、思いがけず悩むことになるのです。
そして、皮肉にも彼女に最終決断を促したのは、大嫌いだったパン屋のいじわるババァの一言でした。
そもそもアイルランドを出たかったのも、あのいじわるババァのせいもあったのに違いないので、
エイリシュの人生を一度ならず二度も左右したということですね。
揺れる女心を終始丁寧に描いているので、かなり前のめりで見入ってしまい
ラストは思わず拍手をしたくなった私です。
はじめとは別人のように洗練され、強くなった一人の女性がそこにはいました。
とても良かったです。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
懐かしい故郷に潜む悪意は、ヒロインに選択の自由を許さない…
アイルランドからニューヨーク・ブルックリン地区へ出稼ぎにやってきたエイリーシュの物語。
故郷が恋しくて泣いていたエイリーシュが、百貨店で働き、夜間大学で学び、恋をして、
次第に垢抜けていく様子が楽しい。
しかし、エイリーシュは、悲しい理由で帰国することになるのです。
エイリーシュがアイルランドを離れることになったのは、彼女の姉・ローズの計らいです。
とても美しいけれど、家に縛られ、噂好きで誰もが知り合いのような関係、
個人主義が受け入れられない場所から、エイリーシュを解放したかったのでしょう。
本当は、ローズも渡米したかっただろうなあ。
エイリーシュ役のシアーシャ・ローナンの素晴らしい演技、
エイリーシュの恋人・トニーの愛らしい笑顔と善良さ、映像の美しさはもちろんですが、
懐かしく美しいエイリーシュの故郷に潜む悪意も忘れ難かったです。
芸能レポーター的というか、パパラッチ的というか、人の動向に興味津々の下品な悪意は、
エイリーシュに人生の選択を許さないのです…
エイリーシュの幸福を約束するような明るい結末で本当に良かった!
コルム・トビーンの原作本も読んでみたいと思いました。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
わが幻想の都市【22】ダブリン/ニューヨーク
投稿日
2017/04/02
レビュアー
ちゅく
「ブルックリン」(2015年、アイルランド/イギリス/カナダ、カラー、112分)。
ダブリンで困窮している家族の次女エイリシュは、米国に渡る。
船で出会った年上の女性に、彼女は助けられる。
「そのまま」では、「入国管理局」で捉まりそうだから、化粧をしてもらい、服を着せてもらう。
重い鞄を持って、去っていった、その女性に、いつのまにか、彼女はなっている。
ニューヨークでの受け入れ先は、それがあること自体、有難いのだろうが、
アイルランド移民のコミュニティで、その一戸に、女性が6人いる。
因襲深い、おばあさんが長卓の短辺に座り、食事の前に、教訓を垂れる。
彼女からみて、左側の三人は、すでにニューヨークという都市の毒に染まっている。
向かいの三人は、まだ染まっていない。
エイリッシュは、イタリアからの移民と思われるトニーに、何度も誘われ、彼と恋愛をする。
この男子は、甲斐性のない男で、彼女がしっかり者と知っているので、結婚したいと思う。
将来への展望はあるが、資金はなく、夢語りに過ぎぬ。
トニーは、いい加減な男ではない。力がないだけだ。
この映画で、「じん」と感じたのは、エイリッシュという主人公の生き方の真面目で真っ直ぐなことです。
ダブリンの街は、生活は貧しいが、人は生きている。銃撃や爆弾で今日も街路に血がちらばっているが、人は生きている。
ニューヨークでは、移民のコミュニティが、壊れかけている。
それでも、エイリシュは、生きていく。
彼女は勤勉で、賢い。こんな女性は、僕の周りに、二人しかいない。一人は、妻だが。
覚悟を決めた女性が、男性を軽々と越えていくことを、この映画で知ることは、少なくとも、この映画を見た意味がある。
そして、エイリシュという人間が、地球の大気圏から、降りたって、世界中の都市へ降りていく。
そんな幻想を抱いて、今日は眠ることにする。
大西洋を隔て、アイルランドのダブリンと、米国のニューヨークは、船便で一泊以内で交通できる。
ダブリンは、因襲的で過激で叙情的な都市。
ニューヨークは、新規格で混沌とした無機質な都市。
おやすみなさい。
ちゅく
女性には普遍的なテーマ。
投稿日
2016/11/29
レビュアー
カマンベール
時代を問わず、古今東西、どの国でも、
結婚適齢期の女性が直面する問題を、
きめ細かく丁寧なタッチで描かれていました。
ラストを見終わって、少し悲しかったですね。
仕事を求めて外国へ向かう。アイルランドからアメリカのブルックリンのデパートの売り子の仕事を得て、
海を渡った少女。
故郷には母親と優しい姉がいます。
少女は仕事にも慣れて、夜は簿記の勉強に大学へ
通う頭の良い努力家です。
そんな彼女がイタリア人の配管工の青年と恋に落ちます。
そして突然の訃報。
姉のローズが急死したのです。
故郷アイルランドに帰る少女に恋人は、結婚してくれないと、
不安でいられないと、言うのです。
アイルランドに帰ると友達が青年を紹介してくれて、
母親も乗り気だし、青年とも心が通じた矢先、とんだ横槍が
入ります。
母親を取るか?恋人を取るか?
故郷に残るか?恋人のいるアメリカに帰るか?
「嫁に行く」と言う事は、親を捨てることを意味する場合も、
未だにあります。
娘が異国に嫁ぎ、介護が必要になった老親の話しを、
結構見聞きします。
力になって貰えなくても、顔さえ見れないのは辛いですね。
そういう意味で、ちょっと悲しくなってしまいました。
子供がなんの手助けにもならないのです。
50年代がうらやましい
投稿日
2016/12/19
レビュアー
感想
よかった。心が洗われた。美しかった。
シンプルにそう感じる映画だった。
ペースが一定で、最初から最後まで、主人公がどのように生きるのか、じっと見守りながら映画を見ていた。おそらく、これを見たたくさんの人が、そうだっただろうと同じように、私も釘付けだった。
1950年代の映画、それもアメリカを舞台にした映画は、以前から好きだった。
なぜだか、まだ生まれていないその時代に郷愁を感じるから。
社会的には、今の時代の方が断然、自由であるはずなのに、妙な、心の息苦しさを感じる現代で、この時代の映画が、私に深呼吸をさせてくれる。
主人公の選択を最後まで、はらはらどきどきしながら見守って、ラストにホッとする。まるで彼女が、今も近くに生きているように。
原作者、脚本家、監督、俳優陣、みなが素晴らしく美しい世界で、高く舞い上がりながら紡いだ大きな大きなベールに包まれるような、なんとも幸せな時間を与えてくれる映画。そして、その幸せは、意外と長く続きそうで、しばらく浸ってしまいそうだ。
細やかで繊細な揺れる女心を大人になったシアーシャ・ローナンが熱演
投稿日
2016/11/27
レビュアー
飛べない魔女
先行配信をポイントで見させて頂きました。
シアーシャ・ローナンがいつのまにやらすっかり大人の女性になっていてびっくり。
腺の細かったイメージは一掃されて、女性らしい柔らかさも出て、
祖国アイルランドと新天地ニューヨークの狭間で揺れ動く女心を
繊細に、細やかに、丁寧に演じていました。
1951年のニューヨーク。
アイルランドから新しい生活を求めてやってきたエイリシュ。
始めはホームシックで職場でも泣き出してしまうほどになるエイリシュも、
裕福ではないけれど、実直で生真面目で優しいトニーというイタリア移民の男性と巡り合うことで
次第にここでの生活に張りが出てきて、幸せな毎日を送ることになります。
周りの人たちの助けもあって、簿記の資格もとれたエイリシュ。
その夢のような幸せが、本当に自分にとって本当に良いことなのか?
それは姉の訃報を受けて帰国した祖国に帰ってから、思いがけず悩むことになるのです。
そして、皮肉にも彼女に最終決断を促したのは、大嫌いだったパン屋のいじわるババァの一言でした。
そもそもアイルランドを出たかったのも、あのいじわるババァのせいもあったのに違いないので、
エイリシュの人生を一度ならず二度も左右したということですね。
揺れる女心を終始丁寧に描いているので、かなり前のめりで見入ってしまい
ラストは思わず拍手をしたくなった私です。
はじめとは別人のように洗練され、強くなった一人の女性がそこにはいました。
とても良かったです。
懐かしい故郷に潜む悪意は、ヒロインに選択の自由を許さない…
投稿日
2017/05/30
レビュアー
コタロウ(!)
アイルランドからニューヨーク・ブルックリン地区へ出稼ぎにやってきたエイリーシュの物語。
故郷が恋しくて泣いていたエイリーシュが、百貨店で働き、夜間大学で学び、恋をして、
次第に垢抜けていく様子が楽しい。
しかし、エイリーシュは、悲しい理由で帰国することになるのです。
エイリーシュがアイルランドを離れることになったのは、彼女の姉・ローズの計らいです。
とても美しいけれど、家に縛られ、噂好きで誰もが知り合いのような関係、
個人主義が受け入れられない場所から、エイリーシュを解放したかったのでしょう。
本当は、ローズも渡米したかっただろうなあ。
エイリーシュ役のシアーシャ・ローナンの素晴らしい演技、
エイリーシュの恋人・トニーの愛らしい笑顔と善良さ、映像の美しさはもちろんですが、
懐かしく美しいエイリーシュの故郷に潜む悪意も忘れ難かったです。
芸能レポーター的というか、パパラッチ的というか、人の動向に興味津々の下品な悪意は、
エイリーシュに人生の選択を許さないのです…
エイリーシュの幸福を約束するような明るい結末で本当に良かった!
コルム・トビーンの原作本も読んでみたいと思いました。
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