アナベル　死霊館の人形

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見た目は違えど実在する人形らしいですね。怖さを引き立たせるため？にあんな不気味人形を選択したのかもしれないけれど(実在するアナベル人形はぬいぐるみっぽい)そもそもアンティークとか自分には良く分らないがあんな人形欲しくもないし、プレゼントだと言われても嫌がらせのレベル。
部屋に仕方なく置く事になったら怖いので電気付けて寝ます(笑)

冒頭の始まりのシーンは、アナベルが如何にしてそういう存在になったかの伏線になっていますが、登場人物はこの人形を手にした夫婦です。
この夫婦の家に押し入ったカルト教信者の殺人鬼が殺されて、流れた血が抱きかかえられたアナベル人形に滴り落ちるシーンがあるのですが、ここでアナベルが目覚めてしまうのかな？違うのかな？…そういう匂わせ方をされただけで実際はどうなのかも自分にはよく分かりませんでした。
最終的にこの夫婦の赤ちゃんを悪魔だか何だかが狙う的な事になるのですがそこに行きつくまでが長い。
わーきゃー騒ぐだけで自分から行動する事も無く、【何かがおかしい】と思っているならまずもって赤ちゃん一人にしないですよね。
残念だけどこの夫婦に対しての何かしらの感情は全くゼロ。
ただただ、関わった周りの方々がとても不憫で仕方無かったのと、あんな不気味人形で多少の怖さを感じられた事だけは評価したいかな。

悪魔がどうとか得体のしれない系の話なら『インシディアス』の方が楽しめました。ただ皆さんレビューされている[死霊館]は観ていないので借りてみたいと思います。

「死霊館の人形」という邦題がついているけど
正式には死霊館とは関係がなく
「死霊館」の冒頭シーンのおよそ１年前が舞台
時間軸としてはこちらが最初ということになります。
で、「死霊館」にも登場し
「死霊館」の主人公夫婦が自宅で保管していた呪いの人形
アナベルがどうやって呪いの人形になったのかが描かれています。
面白さで言えば「死霊館」のほうが良かったし
正直、このアナベルという人形の美的価値が理解不能。
これを「ステキ」だの「かわいい」だの思う気持ちがわからない
明らかに気持ち悪い造形だし
薄気味悪い笑顔を浮かべているのに
アメリカンにはコレが「グッド」に見えるんでしょうかね。
といいつつも
日本でも明らかに薄気味悪い人形を収集している人たちもいらっしゃるし
人形好きのセンスはわからないということですね。
あんなん家にあったら
月日が経過してもあまり「慣れる」ってことないと思うけどなぁ
何度もビクって驚きそうです。
ホラーあるあるの
「暗いのになんで電気つけない？」みたいな不自然がチラホラ
ポップコーンのくだりとか
不自然な会話とか
アナベル人形だって
いらない、捨てて、からの
気持ちの変化に全く納得できない強引さ
ホラーはいかに不自然さをなくすかが勝負だと思うので
その辺は残念です。
こわっ！という驚きも
この作品の中では一度だけだったので
その辺も物足りなさが残る要因でした。

この人形も実在するものらしく
実際のアナベル人形は
もっと可愛らしいアニメキャラのようなもの
そんな人形が呪いの人形だったほうが
ボクは怖いと思うのですが
どうなんでしょうか
人形にまつわる実話もゾクっとする怖さだし
全く怖さを感じさせない人形が
実は呪いの人形だったら・・・
これではお客入らないのかなぁ（笑）

このシリーズは本編もスピンオフも
どんどん続編が作られています。
さすが「ソウ」のジェームズ・ワンが関わってるだけある（笑）

人形というものは魂がなく
悪魔は実体がない
だから器となる人形に入って悪事をはたらくようです。
人形はいつだって入居者を募集している空き部屋ってことですね。

ジェームズ・ワン製作『死霊館』に登場した”実在”する史上最も呪われた
〈アナベル〉人形を基に描く戦慄のホラー！

アナベル・ウォーリス さん演じるヒロインの趣味は人形集め。
夫からビンテージ人形をプレゼントされ大喜び。
（私の感覚では不気味過ぎて絶対に喜べない代物なのですが、彼女は大喜び…
親戚の子がバービー人形をプレゼントされ泣きじゃくった惨劇を思い出しました。）

しかし、その日を機に幸せ絶頂だった彼女らに災難が次々と襲い掛かる。
手放そうとしても人形は再び（当然ながら）戻ってくる…

悪魔の力はすごいのです！
神父さんもがんばるけれども悪魔の方が力は上！
どうなることかと思っていたら、唐突な幕引き…

ミシンの針が一番の恐怖だったかも？

笑いと恐怖は、ウラ・オモテ。
共存する。

いいホラーは、心理的なものです。樹木のように立ち、恐怖と笑いと悔恨と悲しみが循環する。
最後まで。

この映画、人形だけが恐い。あとは、断片的な映像にすぎない。恐怖は持続しない。
ただ、笑って、終わり。

致命的欠陥は、

最初の家で、捨てた人形が、なぜ、次の家に来たのかという問題。

これは物理的なことなので、はっきり、謎を解いておくべきだった。

興ざめであった。

1960年代。シャロン・テート事件。マンスン。悪魔教。
序盤で、こけおどしの仕掛けをしなから、最後まで、何の解釈もなし。

隣家の中年夫婦が、なぜ、「アナベル」に殺されなければならなかったのか。
ここが最大の問題だし、娘と人形との関わりも説明が不十分。
悪魔を呼ぶ呪いの訳も結果も、曖昧。


いいキャラクターがいるのだから、もったいない。

ペレズ神父（トニー・アメンドーラ）、エブリン（アルフレ・ウッダード）。

二人の役を、悪魔崇拝、キリスト者としてツイストし、変な絵を何枚も描いた子供の動機を書き込んで、
全く存在感のない夫のキャラクターを陰陽で落とす。

特に、エブリンが勿体なかった。

これも製作上で、人形の現在の持ち主から規制がかかったのだろう。
つまり、失敗した観光映画。

死霊館に出てたアナベル人形の話なんですが、この作品がヒットするとあのウォーレン氏のいわく付きの部屋には他にも気になるモノが多々あったので、１ツづつ映画化していくとンネタは尽きないなぁ　．．．．なんて思いました。しっかし、あんな薄気味悪い人形を出産間近の妻にプレゼントするって何かこの旦那は変。
幾ら妻が欲しがってたとはいえ人形嫌いの自分としては理解に苦しむなぁ　．．．．
この人形、別にあのチャッキーみたいに直接人を殺す訳では無いです。自殺する様に仕向けたりはしてたけど。あの神父さんはイキナリ吹っ飛ばされてたけど、重傷は負うものの命は助かるしね。
何だかんだでこの作中での死者は全部で３人。うち２人は自殺です。まぁそのうちの１人は赤ん坊を悪魔から守る為に犠牲になてくれたんだけど、彼女も背負ってる苦しみから逃れたかったのかも？

とにかく、予告篇で散々煽ってたけど、騙されたぁ。ちっとも怖く無いです。何回かビクッとするシーンはあるけど、それ位。