美女と野獣 / ヴァンサン・カッセル
美女と野獣
/クリストフ・ガンズ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(48)
解説・ストーリー
「ジェヴォーダンの獣」「サイレントヒル」のクリストフ・ガンズ監督が、これまでにも何度も映像化されてきたフランスの古典的物語を、主演に「アデル、ブルーは熱い色」のレア・セドゥと「ブラック・スワン」のヴァンサン・カッセルを迎え、最新の映像技術を駆使して映画化したファンタジー・ロマンス。都会で裕福な暮らしをしていた商人一家が、貿易船を大嵐で失い、破産してしまう。失意の父親はある日、森の中の古城で美しいバラを一輪手折ったことから、城の主人である野獣から命を要求される。帰宅した父から事情を聞いた末娘のベルは、自ら身代わりを買って出て野獣の城へと駆けつける。しかし、死を覚悟するベルに対し、野獣が求めたのは、ディナーを共にすることだけだった…。 JAN:4527427658998
「ジェヴォーダンの獣」「サイレントヒル」のクリストフ・ガンズ監督が、これまでにも何度も映像化されてきたフランスの古典的物語を、主演に「アデル、ブルーは熱い色」のレア・セドゥと「ブラック・スワン」のヴァンサン・カッセルを迎え、最新の映像技術を駆使して映画化したファンタジー・ロマンス。都会で裕福な暮らしをしていた商人一家が、貿易船を大嵐で失い、破産してしまう。失意の父親はある日、森の中の古城で美しいバラを一輪手折ったことから、城の主人である野獣から命を要求される。帰宅した父から事情を聞いた末娘のベルは、自ら身代わりを買って出て野獣の城へと駆けつける。しかし、死を覚悟するベルに対し、野獣が求めたのは、ディナーを共にすることだけだった…。 JAN:4527427658998
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「美女と野獣」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「ジェヴォーダンの獣」「サイレントヒル」のクリストフ・ガンズ監督が、これまでにも何度も映像化されてきたフランスの古典的物語を、主演に「アデル、ブルーは熱い色」のレア・セドゥと「ブラック・スワン」のヴァンサン・カッセルを迎え、最新の映像技術を駆使して映画化したファンタジー・ロマンス。都会で裕福な暮らしをしていた商人一家が、貿易船を大嵐で失い、破産してしまう。失意の父親はある日、森の中の古城で美しいバラを一輪手折ったことから、城の主人である野獣から命を要求される。帰宅した父から事情を聞いた末娘のベルは、自ら身代わりを買って出て野獣の城へと駆けつける。しかし、死を覚悟するベルに対し、野獣が求めたのは、ディナーを共にすることだけだった…。 JAN:4527427658998
「美女と野獣」 の作品情報
「美女と野獣」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
美女と野獣の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
113分 |
日・吹 |
仏:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBX5899 |
2015年04月17日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
82枚
|
1人
|
0人
|
仏:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
【Blu-ray】美女と野獣(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
113分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBDX1151 |
2015年04月17日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
33枚
|
2人
|
0人
|
美女と野獣の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
113分 |
日・吹 |
仏:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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ASBX5899 |
2015年04月17日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
82枚
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1人
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0人
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仏:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
【Blu-ray】美女と野獣(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
113分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBDX1151 |
2015年04月17日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
33枚
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2人
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0人
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ユーザーレビュー:48件
美しさと醜さ
映像と音楽と音効が美しい映画だった。セリフを排し、音楽と音効だけで観るのが良いかも知れない。時たま、サイレント映画のように字幕を入れたりして、それくらいで丁度いい、と思う。
――昔むかし、或る商人がいました。 3人の息子、 3人の娘に恵まれ、幸せな生活を送っていました。しかし、或る日のこと、商人の 3隻の船が嵐に遭い、積み荷ごと沈んでしまいます。船は、商人の全財産でした。
屋敷や宝石も差し押さえられ、商人の家族は田舎で暮らすことになります。みんなが意気消沈する中、末娘のベルだけは、新しい生活に希望を見いだそうとしていました。
……というのが、前段。
ベッドで子供たちに“お話し”を語って聞かせる構図や、本の挿し絵が本編映像に変わって行く様子など、この手の作品としては常套手段で、表現そのものに目新しさは、ない。けれど、その一つひとつが丁寧で完成度が高く、すべてのシーン、すべてのカットでCGやVFXが用いられているのではないかと思うくらい手が込んでいる。見事だと思う。絵画のような美術的なセンスにも脱帽だ。
――田舎に引っ越して 1ヶ月が経った頃、町に出た商人は、息子がいるであろう酒場に顔を出しました。しかし、それが間違いのもとだったのです。息子は悪い人たちから多額の借金をして追われていたのです。
失意のうち帰路についた商人は吹雪に遭い、道に迷ってしまいます。もう駄目かと諦めかけた時、灯りを見つけます。それは、荒れ果てた敷地に建つ大きな城でした。バラに覆われた城の内部には食べ物も飲み物もありました。それに娘たちがお土産に願った品々まで揃っていたのです。ただ一つ、ベルが願った一輪のバラを除いては……。
……というのが序盤。
この後、商人はバラを盗み、“野獣”に見つかってしまう。そして、皆がよく知る『美女と野獣』のお話しへと、なだれ込んで行く。焦らず急がず、丁寧に撮りながら 2時間の枠内に収めた手腕は、さすがクリストフ・ガンズ監督である。『サイレントヒル』もそうだったが、独特な時間の流れと静けさは、クセになる。(もう少し作品を撮ってくれると嬉しいのだが…)
ただ、もっとベルの心情に分け入っても良かったような気がする。何度観ても、ベルが野獣に言った言葉、「もう、あなたを愛してるわ」に合点がいかない。ベルは、野獣の素性を知って、一体どこを愛したのだろう。彼の何を愛したのだろう。不思議でならない。
ベルを演じるのは、『アデル、ブルーは熱い色』のレア・セドゥ。決して美人ではない。けれど、ベルが持つ稚気と生命力を体現していて好ましかった。(彼女もホンモノのセレブだな)
“野獣”には、『ドーベルマン』や『クリムゾン・リバー』のヴァンサン・カッセル。“野獣”の姿の時も、彼が演じたのだろうか。意図的なのか、可愛らしいデザインを採用している。いまの時代、もっと禍々しい姿にすることも出来たはずだ。そうしなかったのは、これが子供たちに読み聞かせるお伽話だからだろう。でも、ベルの生命力に負けて影が薄かったのは、ザンネン。
昔から語り継がれて来た物語には、さまざまな人たちの意思が働いて、少なからず誤謬がある。破綻している。簡単に言うと、辻褄が合わない。
それを、整合性を高めて、映画に仕上げるには、並々ならぬ智慧と意思が必要だ。特に、現代的な解釈を加えるとなると、往々にして失敗する。小さな綻びを大きな綻びにしてしまう。
その点、本作品は、実にバランスよく仕上げている。描き込みが足りない部分もあるが、映像的なスペクタクルで補って、あまりあるだろう。
フランス映画だが、ハリウッド映画のように分かり易いのも◎。オススメの1本である。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
素敵なファンタジー
子供の頃に読んだ「美女と野獣」のお話は、もうすっかり忘れています。
ですから、「美女と野獣」といえば、ディズニー・アニメの物語の記憶です。
実写版に多少の不安は感じるものの、それ以上に「野獣はどんな感じ?」「お城の造形は?」「ドレスは?」「ティーポットや蝋燭や置時計は?」と、魔法をかけられた王子や召使たちに興味津々、とても期待して観ました。
でも、出てきたのは奇妙な小動物だけ。
目玉が物凄く大きなその動物は・・・ん?犬に似ているけど・・・(これは後で分かります)
調べてみたら、ディズニー版はボーモン夫人が書いたもの(1756年)が元になっていて、本作はヴィルヌーヴ夫人が書いたもの(1740年)が原作だそうですね。
それはさておき、本作では“王子が野獣になった理由”が語られ、興味深く新鮮でした。
ただ、ヴァンサン・カッセルの王子は・・・(ちょっと老けすぎじゃない?王子というよりは王様の貫禄だもの)
野獣の時の悲しげな目の色、影のある横顔は素敵でした。
映像は文句無く美しく素敵でした。
お城の古い石段や不思議な泉、過去の舞踏会で踊る王子とプリンセス、厳かな雰囲気、幻想的なホタルの導きなど、素敵なファンタジーの世界に浸ることができました。
ベルのドレスはどれも素敵でしたが、緑色のドレスが豪華でした。
用意されていた最初のアイボリーのドレスは、まるで花嫁衣裳のようで、ベルが一番若々しく映えました。
ベルがお城から逃げて、凍った湖で野獣に追いつかれたシーンでは、野獣が白い毛皮のコートを着ていたのが印象的。
終盤で、ベルが野獣の元に戻ろうとした時、閉ざされた森が枝を広げ、ベルのためにお城への道を開いていくシーンもファンタスティックで疾走感もあり好きなシーンでした。
大人向けのお伽噺です。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
なんとなく退屈
やっぱりディズニー映画のイメージが強すぎるからかしら?
原作の物語に忠実に、真面目に、本格的に作られたフランス製の実写版。
ベルに次から次に与えられる衣装も豪華で素敵。
悪いはずもないのに
何故か私には始めから終わりまで退屈で仕方がなかった。
野獣の王子もなんだかちょいと年をとり過ぎてる感があるし・・
巨人なんて、なんの説明もないので、あいつらなんじゃらほい?という感じ。
てっきりお付の物たちが魔法で巨人化になっちゃったのかと思ったけど、
どうもそうでもなさそうだったし・・
この手の映画はけっこう好物の私なれど、うーん、これはちょっと退屈だったな。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
生みの親より育ての親
実写映画化と知り
てっきり米国版なんだと思ってました。
が、まさかのフランス版
え!?
ええ!!????
って、ビックリしても
実は驚くほうが不自然なんですね。
まさか原作がフランス産だったとは・・・
「美女と野獣」と言えば
多くの人のスタンダードがディズニー版アニメだと思います。
もちろんボクもそのひとりで
その作品のステキさに惚れ
この実写版のレンタルにゴーサインが出たというわけです。
だから気持ちは「アニメ版」を求め
当然違えば違和感が生まれる。
完全に「生みの親より育ての親」状態です。
育ててもらったのはディズニ版アニメですから(笑)
当然、美しき歌もありません。
物足りなさを感じます・・・
似ているような別物。
生みの親には申し訳ないけど
感情移入できる部分が少なかったです。
ただ、映像はキレイです。
これはビューティホーでした。
野獣の世界の世界観の構築も見事で
終盤の攻防は迫力満点かつ
おとぎ話感を失っていません。
お見事でした。
だた、何度も言いますが
やっぱり育ての親が大事ですから・・・・
ベルが野獣に惹かれるくだりが唐突というか・・・
なんか雑な気がしました。
と思えば
野獣が何故野獣になったかなど
アニメ版だけ観ていては知らない事実もあったりして
なんだかんだで「観てよかった」のかもしれません。
ここからもう一度アニメ版を観れば
知らない情報を補完した状態で観るので
よりアニメ版を楽しむことができますね。
レア・セドゥ
かわいい
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
映像(CG)は、メッチャ綺麗です。
有名なディズニー・アニメと比べると、圧倒的に楽しくないですね。
野獣のお城で呪いにかけられ、蝋燭楯や紅茶ポットやら置き時計に
変身させられた召し使いたちの、可愛さ、オカシサ、なんて…まるで無い!
ユーモア無いですよね。
笑えるシーン、一個も無かった。
そしてエンドロールのセリーヌディオンとビーボ・ブライソンのデュエットで、
こらえきれずに泣いたものです。
そういう圧倒的感が欠けてます。
映像はホント、綺麗ですよ。それで、余計にSTORYが、分からなかった。
ボーッと映像に見惚れてました。
美女役の女優さん(アデルブルーの人だとか・・・)
庶民的ですね。隣の家の娘さん、もっと美女です。
ヴァンサン・カッセルは、も〜素敵でした。
けど、出番が少ないし、見せ場が有りません。
映像は綺麗だけど、散漫で、不満の残る映画でした。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
美しさと醜さ
投稿日
2017/04/30
レビュアー
みなさん(退会)
映像と音楽と音効が美しい映画だった。セリフを排し、音楽と音効だけで観るのが良いかも知れない。時たま、サイレント映画のように字幕を入れたりして、それくらいで丁度いい、と思う。
――昔むかし、或る商人がいました。 3人の息子、 3人の娘に恵まれ、幸せな生活を送っていました。しかし、或る日のこと、商人の 3隻の船が嵐に遭い、積み荷ごと沈んでしまいます。船は、商人の全財産でした。
屋敷や宝石も差し押さえられ、商人の家族は田舎で暮らすことになります。みんなが意気消沈する中、末娘のベルだけは、新しい生活に希望を見いだそうとしていました。
……というのが、前段。
ベッドで子供たちに“お話し”を語って聞かせる構図や、本の挿し絵が本編映像に変わって行く様子など、この手の作品としては常套手段で、表現そのものに目新しさは、ない。けれど、その一つひとつが丁寧で完成度が高く、すべてのシーン、すべてのカットでCGやVFXが用いられているのではないかと思うくらい手が込んでいる。見事だと思う。絵画のような美術的なセンスにも脱帽だ。
――田舎に引っ越して 1ヶ月が経った頃、町に出た商人は、息子がいるであろう酒場に顔を出しました。しかし、それが間違いのもとだったのです。息子は悪い人たちから多額の借金をして追われていたのです。
失意のうち帰路についた商人は吹雪に遭い、道に迷ってしまいます。もう駄目かと諦めかけた時、灯りを見つけます。それは、荒れ果てた敷地に建つ大きな城でした。バラに覆われた城の内部には食べ物も飲み物もありました。それに娘たちがお土産に願った品々まで揃っていたのです。ただ一つ、ベルが願った一輪のバラを除いては……。
……というのが序盤。
この後、商人はバラを盗み、“野獣”に見つかってしまう。そして、皆がよく知る『美女と野獣』のお話しへと、なだれ込んで行く。焦らず急がず、丁寧に撮りながら 2時間の枠内に収めた手腕は、さすがクリストフ・ガンズ監督である。『サイレントヒル』もそうだったが、独特な時間の流れと静けさは、クセになる。(もう少し作品を撮ってくれると嬉しいのだが…)
ただ、もっとベルの心情に分け入っても良かったような気がする。何度観ても、ベルが野獣に言った言葉、「もう、あなたを愛してるわ」に合点がいかない。ベルは、野獣の素性を知って、一体どこを愛したのだろう。彼の何を愛したのだろう。不思議でならない。
ベルを演じるのは、『アデル、ブルーは熱い色』のレア・セドゥ。決して美人ではない。けれど、ベルが持つ稚気と生命力を体現していて好ましかった。(彼女もホンモノのセレブだな)
“野獣”には、『ドーベルマン』や『クリムゾン・リバー』のヴァンサン・カッセル。“野獣”の姿の時も、彼が演じたのだろうか。意図的なのか、可愛らしいデザインを採用している。いまの時代、もっと禍々しい姿にすることも出来たはずだ。そうしなかったのは、これが子供たちに読み聞かせるお伽話だからだろう。でも、ベルの生命力に負けて影が薄かったのは、ザンネン。
昔から語り継がれて来た物語には、さまざまな人たちの意思が働いて、少なからず誤謬がある。破綻している。簡単に言うと、辻褄が合わない。
それを、整合性を高めて、映画に仕上げるには、並々ならぬ智慧と意思が必要だ。特に、現代的な解釈を加えるとなると、往々にして失敗する。小さな綻びを大きな綻びにしてしまう。
その点、本作品は、実にバランスよく仕上げている。描き込みが足りない部分もあるが、映像的なスペクタクルで補って、あまりあるだろう。
フランス映画だが、ハリウッド映画のように分かり易いのも◎。オススメの1本である。
素敵なファンタジー
投稿日
2015/04/24
レビュアー
kazupon
子供の頃に読んだ「美女と野獣」のお話は、もうすっかり忘れています。
ですから、「美女と野獣」といえば、ディズニー・アニメの物語の記憶です。
実写版に多少の不安は感じるものの、それ以上に「野獣はどんな感じ?」「お城の造形は?」「ドレスは?」「ティーポットや蝋燭や置時計は?」と、魔法をかけられた王子や召使たちに興味津々、とても期待して観ました。
でも、出てきたのは奇妙な小動物だけ。
目玉が物凄く大きなその動物は・・・ん?犬に似ているけど・・・(これは後で分かります)
調べてみたら、ディズニー版はボーモン夫人が書いたもの(1756年)が元になっていて、本作はヴィルヌーヴ夫人が書いたもの(1740年)が原作だそうですね。
それはさておき、本作では“王子が野獣になった理由”が語られ、興味深く新鮮でした。
ただ、ヴァンサン・カッセルの王子は・・・(ちょっと老けすぎじゃない?王子というよりは王様の貫禄だもの)
野獣の時の悲しげな目の色、影のある横顔は素敵でした。
映像は文句無く美しく素敵でした。
お城の古い石段や不思議な泉、過去の舞踏会で踊る王子とプリンセス、厳かな雰囲気、幻想的なホタルの導きなど、素敵なファンタジーの世界に浸ることができました。
ベルのドレスはどれも素敵でしたが、緑色のドレスが豪華でした。
用意されていた最初のアイボリーのドレスは、まるで花嫁衣裳のようで、ベルが一番若々しく映えました。
ベルがお城から逃げて、凍った湖で野獣に追いつかれたシーンでは、野獣が白い毛皮のコートを着ていたのが印象的。
終盤で、ベルが野獣の元に戻ろうとした時、閉ざされた森が枝を広げ、ベルのためにお城への道を開いていくシーンもファンタスティックで疾走感もあり好きなシーンでした。
大人向けのお伽噺です。
なんとなく退屈
投稿日
2015/09/11
レビュアー
飛べない魔女
やっぱりディズニー映画のイメージが強すぎるからかしら?
原作の物語に忠実に、真面目に、本格的に作られたフランス製の実写版。
ベルに次から次に与えられる衣装も豪華で素敵。
悪いはずもないのに
何故か私には始めから終わりまで退屈で仕方がなかった。
野獣の王子もなんだかちょいと年をとり過ぎてる感があるし・・
巨人なんて、なんの説明もないので、あいつらなんじゃらほい?という感じ。
てっきりお付の物たちが魔法で巨人化になっちゃったのかと思ったけど、
どうもそうでもなさそうだったし・・
この手の映画はけっこう好物の私なれど、うーん、これはちょっと退屈だったな。
生みの親より育ての親
投稿日
2015/07/15
レビュアー
ビンス
実写映画化と知り
てっきり米国版なんだと思ってました。
が、まさかのフランス版
え!?
ええ!!????
って、ビックリしても
実は驚くほうが不自然なんですね。
まさか原作がフランス産だったとは・・・
「美女と野獣」と言えば
多くの人のスタンダードがディズニー版アニメだと思います。
もちろんボクもそのひとりで
その作品のステキさに惚れ
この実写版のレンタルにゴーサインが出たというわけです。
だから気持ちは「アニメ版」を求め
当然違えば違和感が生まれる。
完全に「生みの親より育ての親」状態です。
育ててもらったのはディズニ版アニメですから(笑)
当然、美しき歌もありません。
物足りなさを感じます・・・
似ているような別物。
生みの親には申し訳ないけど
感情移入できる部分が少なかったです。
ただ、映像はキレイです。
これはビューティホーでした。
野獣の世界の世界観の構築も見事で
終盤の攻防は迫力満点かつ
おとぎ話感を失っていません。
お見事でした。
だた、何度も言いますが
やっぱり育ての親が大事ですから・・・・
ベルが野獣に惹かれるくだりが唐突というか・・・
なんか雑な気がしました。
と思えば
野獣が何故野獣になったかなど
アニメ版だけ観ていては知らない事実もあったりして
なんだかんだで「観てよかった」のかもしれません。
ここからもう一度アニメ版を観れば
知らない情報を補完した状態で観るので
よりアニメ版を楽しむことができますね。
レア・セドゥ
かわいい
映像(CG)は、メッチャ綺麗です。
投稿日
2015/04/24
レビュアー
カマンベール
有名なディズニー・アニメと比べると、圧倒的に楽しくないですね。
野獣のお城で呪いにかけられ、蝋燭楯や紅茶ポットやら置き時計に
変身させられた召し使いたちの、可愛さ、オカシサ、なんて…まるで無い!
ユーモア無いですよね。
笑えるシーン、一個も無かった。
そしてエンドロールのセリーヌディオンとビーボ・ブライソンのデュエットで、
こらえきれずに泣いたものです。
そういう圧倒的感が欠けてます。
映像はホント、綺麗ですよ。それで、余計にSTORYが、分からなかった。
ボーッと映像に見惚れてました。
美女役の女優さん(アデルブルーの人だとか・・・)
庶民的ですね。隣の家の娘さん、もっと美女です。
ヴァンサン・カッセルは、も〜素敵でした。
けど、出番が少ないし、見せ場が有りません。
映像は綺麗だけど、散漫で、不満の残る映画でした。
新規登録で
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