舞妓はレディ / 長谷川博己
舞妓はレディ
/周防正行
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(31 )
解説・ストーリー
「Shall we ダンス?」の周防正行監督が、京都の花街を舞台に贈る痛快エンタテインメント・コメディ。舞妓を夢見る田舎娘が、物好きな大学教授の援助の下、花街の個性あふれる面々と織り成す厳しい舞妓修行の日々をハートウォーミングに綴る。主演はオーディションで選ばれた新鋭、上白石萌音、共演に長谷川博己、富司純子、田畑智子。京都の歴史ある花街・下八軒(しもはちけん)。ある日、田舎から出てきた少女・春子が老舗のお茶屋・万寿楽に舞妓志願にやって来る。女将の千春は、鹿児島弁と津軽弁丸出しの春子を追い返そうとするが、偶然居合わせた言語学者の京野が春子に興味を持つ。そして京野の計らいで、なんとか万寿楽の仕込み(見習い)にさせてもらう春子だったが…。
「Shall we ダンス?」の周防正行監督が、京都の花街を舞台に贈る痛快エンタテインメント・コメディ。舞妓を夢見る田舎娘が、物好きな大学教授の援助の下、花街の個性あふれる面々と織り成す厳しい舞妓修行の日々をハートウォーミングに綴る。主演はオーディションで選ばれた新鋭、上白石萌音、共演に長谷川博己、富司純子、田畑智子。京都の歴史ある花街・下八軒(しもはちけん)。ある日、田舎から出てきた少女・春子が老舗のお茶屋・万寿楽に舞妓志願にやって来る。女将の千春は、鹿児島弁と津軽弁丸出しの春子を追い返そうとするが、偶然居合わせた言語学者の京野が春子に興味を持つ。そして京野の計らいで、なんとか万寿楽の仕込み(見習い)にさせてもらう春子だったが…。
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「舞妓はレディ」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
「Shall we ダンス?」の周防正行監督が、京都の花街を舞台に贈る痛快エンタテインメント・コメディ。舞妓を夢見る田舎娘が、物好きな大学教授の援助の下、花街の個性あふれる面々と織り成す厳しい舞妓修行の日々をハートウォーミングに綴る。主演はオーディションで選ばれた新鋭、上白石萌音、共演に長谷川博己、富司純子、田畑智子。京都の歴史ある花街・下八軒(しもはちけん)。ある日、田舎から出てきた少女・春子が老舗のお茶屋・万寿楽に舞妓志願にやって来る。女将の千春は、鹿児島弁と津軽弁丸出しの春子を追い返そうとするが、偶然居合わせた言語学者の京野が春子に興味を持つ。そして京野の計らいで、なんとか万寿楽の仕込み(見習い)にさせてもらう春子だったが…。
「舞妓はレディ」 の作品情報
「舞妓はレディ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
舞妓はレディの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
135分
日本語
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語/(音声ガイド)
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
TDV25125R
2015年03月04日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
450枚
1人
1人
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語/(音声ガイド)
【Blu-ray】舞妓はレディ(ブルーレイ)の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
135分
日本語
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/日本語 2:DTS-HD Master Audio/ステレオ/日本語/(音声ガイド)
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
TBR25124R
2015年03月04日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
158枚
0人
0人
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/日本語 2:DTS-HD Master Audio/ステレオ/日本語/(音声ガイド)
舞妓はレディの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
135分
日本語
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語/(音声ガイド)
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
TDV25125R
2015年03月04日
在庫枚数
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1人
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字幕:
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135分
日本語
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/日本語 2:DTS-HD Master Audio/ステレオ/日本語/(音声ガイド)
レイティング:
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TBR25124R
2015年03月04日
在庫枚数
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ユーザーレビュー:31件
京ことばの意味
富司純子が主役の映画と感じた。むかし「スチャラカ社員」と言うTV番組で藤純子(当時の名前)は際立って美しかったがこの映画では上品さと所作の美しさで惹きつけられた。 映画は祇園版「my fair lady」と言ったミュージカルだが京都文化の細部を丁寧に描くことにより単なるパロディーに留まるものではない。 祇園の舞子、芸子が例えば料亭、飲食店、京都友禅、和装小物、理容業といった広い範囲の業者に貢献しており彼らと共生関係にあり一体となり京都文化を形成してゆくのだが、この映画を見てコアになるものは「京ことば」であることに気がついた。 例え津軽出身であれ千葉出身であれ「京ことば」を話すことによって京都独特の心遣いや習慣を身につけていくのだ。それはフランス人がやや傲慢に「フランス語を話せばフランス人になれる」と言うのに似ている。 上白石萌音ちゃんはかわいいし将来きれいになる。草刈民代はどこまでも洋風な人だった。 少し海外での上演を意識しすぎたかも。
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はい
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舞妓はレディ
投稿日:2015/02/04
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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田舎から出てきた少女が京都で舞妓を目指す話。 津軽弁と鹿児島弁のミックスという物凄いなまりの主人公が魅力的で素朴な雰囲気から艶やかな舞妓さんに変身していく成長物語として楽しく見ることができました。 花街という舞台もあまり見たことがなく、主人公と同じ目線でいろんなお稽古や勉強を見ることができて見た事のない世界を見せてくれる映画として面白かったです。芸妓と舞妓の違いって何だろう? とか単純にいろいろ勉強になりました。 ただミュージカルシーンがたくさん挿入されますが、歌う人数は少なく背景も地味な室内とかなので、よっぽど工夫しないと映画らしいスペクタクルさが皆無でひたすら地味に思えてしまって退屈でした。役者さんたちが楽しそうにしているのは見てて面白いですが、いかんせん迫力に欠けると思いました。 しかも周防監督作品の常連である草刈民代さんや竹中直人さんなどの俳優さんたちが歌って踊るシーンがあまり本筋に関係ないようで、主人公が魅力いっぱいで彼女の成長物語としては面白いのにミュージカルシーンになると退屈に感じてしまうのが残念でした。 そのため135分と長さが結構体感時間長かったです。 主人公がやってくる。厳しい稽古があったり優しく見守る人たちがいたり。決定的に傷ついて落ち込む。けどまた頑張る。努力が報われて一人前になる。という主人公の物語は面白かっただけに枝の部分がもう少し短ければ、もっと感動できると個人的には思いました。 派手じゃないけどカッチリカッチリと展開して見せていく日本映画らしい日本映画で面白く見ることができました。
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はい
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設定は嫌いではないのですが
なんだか、出演者の方々がいまいち魅力的ではないんですよねー。 ミュージカルとしても中途半端だし。
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作りがしっかりしていますね
投稿日:2015/08/14
レビュアー:Yohey
周防監督の作品はしっかり出来ているなぁ、と改めて思いました。ストーリー、役者の配置、どれもうまい、面白い。前半の京都の人たちのいけずさは、私、京都半年住んでいたことがあって感じた部分が多々あって。わかる、わかるわ、なんであんな感じなんやろ、って感情移入してしまいました。 言語の色々な部分、男女の機微の部分、良かったですねぇ。役者さんはどの方もうまいですが(こうなると、草刈民代さんが浮いちゃうのよね)富司純子さんは一段上でした。さすがですね、芸の世界の方の雰囲気ばっちりです。 ただ、難を言えば、物語の根幹の部分なんですが、ミュージカル仕立てにする必要があったのかどうか。普通のストーリーでも良かったと思うんだけど、コメディタッチにしたかったからミュージカル仕立てにしたんだろうけど、十分このストーリーでいけたのになぁ、と思います。 日本語とミュージカルは合わないと私は思っていますので、色々と努力した感じの歌でしたが、やっぱり違いました。かといって、和楽でやったら能とかになってしまうしなぁ・・・難しいところです。 周防監督の作品にハズレなし、先入観なく、私はそう思っています。舞妓Haaaan!!!、比べてくださいよ。
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はい
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ありのまま・・・ではなく、昨日と違う自分をつくる
伝統というものは、美しく、また自分たちのアイデンティを確認させてくれ、安心感とか誇りを与えてくれるものです。 一方においては型にはまった窮屈で敷居が高いもの、古臭くて時代おくれなものと敬遠されます。 「らしさ」というのはこだわりたいけれど、囚われたくないもの。 一種のアリバイであって、自分はしんどいから嫌だけど、どこかの誰かが引き継いでやっていてくれりゃいい・・・というのが実情でしょう。 ゲイシャも日本女性のステレオタイプとして言えますが、日本全体では絶滅危惧種とも言えるし、京都でも花街も映画文化も、あるいはそうなのかもしれません。 「 ありのまま 」「 自分らしさ 」や「 自然体 」を尊ぶ・好む現代の傾向にあっては、昔ながらの型やしきたりを重んじる芸妓の世界は対極。 金銭や男女の関係、伝統と表裏一体の因習もあって、現実は決してきれいごとばかりではない。 周防監督もよく調べて実態をその点は承知の上。 たとえば濱田岳演じる京都生まれの青年のシニカルなセリフなどに表れていますが、この舞妓の物語はリアルではなく、ファンタジーであるとよく弁えたうえで、その美を称え、愛しんでいる、とぼくは思います。 お座敷というのは虚構の空間であり、芸者 そしてその見習いである舞妓は役者、演者でと言えます。 舞妓とは見習いであり、未熟であるのを許され可愛がられるのはこの間だけで、やがて芸妓となってやっと一人前。 記念写真だけなら、カッコだけんらアルバイトで十分。 この映画での、アイドル商法と舞妓論もおもしろいですね。 アイドル商法は学芸会的。つまりファンに身内の応援意識を抱かせるので。芸が拙くても成り立ちます。 一方で、舞妓は一見さんお断り・なじみ客相手の密室でなぜ芸を磨くのか。 時分の華と言うけれど、若さ、未熟が許されるのは、初々しい舞妓の間だけのこと。 舞妓とは芸妓となるための修行の身。 『 マイ・フェア・レディ 』のもじりが笑わせてくれますが、言葉のなまりを無くして京ことばを話すことに始まり、日常の挨拶、作法、所作を、訓練や教育によって身に着けて、別の自分を作り出していくのが舞妓の修行。 稽古場だけでは決してうまくならない、やらされるのでなく、自分から主体的に進んでやらなければ。 自分らしさとはいままでの自分の繰り返し、惰性ではない。 個性とは他者との相違点だけを言うのではなくて、共通する普遍性も合わせてのこと。 坂東玉三郎が言っていたけど、「同じ扮装、同じ所作、同じ間で演じても、それでもなお現れるほど個性とは強固なもの」 一見、逆説なこのことが、この映画を観て感じることです。 他者と同じことをしていても、なお逆に表れる、主体性、有機的な輝き。 上白石萌音ちゃんは歌も演技もちゃんとしていながら、初々しくて、大切に育ってほしい新人です。 竹中直人、渡辺えり、周防組の常連も良いですが、この映画のキャストでは、岩本多代、中村久美のベテラン女優が「萌え」の要素ですね。 地味な脇役のはずが、芸の道は一日にして成らず、と思わせてくれます。 小津や溝口にあこがれ、アステアやジーン・ケリーにあこがれても、あの完璧な世界と比べて、自分たちが所詮へたくそで陳腐でありきたりなのはどうしようもない。 だが月とすっぽんでも拙くても、初心者、アマチュアにできることは、あこがれに一歩でも近づこうと言うひたむきしかないではないか。 惰性ではなく、昨日とは違う自分になるのだというのが、周防正行の作品世界ではないでしょうか そして何と言っても、富司純子の華のある演技。 冒頭の「お化け」での仮装から、周防監督の敬意が感じられますが、着物の着こなし、立ち歩き、その華やかで美しいたたずまいはさすがに往年の映画スターのオーラです。 そして、周防監督と言えば伊丹十三映画のメイキングを監督したことで知られますが、伊丹映画の常連であった高橋長英や津川雅彦らのカメオ出演はうれしい。 文化人類学的視点で日本を描き『 あげまん 』という芸者映画を撮った伊丹十三への返礼のように僕は思いました。 妻夫木聡の使い方は、もはや過去のまぼろしとなった「銀幕」を産み育てた京都の映画産業と花街へのオマージュとも思えたのです。 社会派の重ための作品が続いた周防監督、約20年ぶりの原点回帰とも言えるエンターテインメントにサービス精神と円熟味を感じて、 ブラボー! 周防正行。 そして京都を美しく撮ってもらえて、とても感謝です。
このレビューは気に入りましたか?
はい
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ユーザーレビュー
京ことばの意味
投稿日
2015/03/18
レビュアー
casey25
富司純子が主役の映画と感じた。むかし「スチャラカ社員」と言うTV番組で藤純子(当時の名前)は際立って美しかったがこの映画では上品さと所作の美しさで惹きつけられた。 映画は祇園版「my fair lady」と言ったミュージカルだが京都文化の細部を丁寧に描くことにより単なるパロディーに留まるものではない。 祇園の舞子、芸子が例えば料亭、飲食店、京都友禅、和装小物、理容業といった広い範囲の業者に貢献しており彼らと共生関係にあり一体となり京都文化を形成してゆくのだが、この映画を見てコアになるものは「京ことば」であることに気がついた。 例え津軽出身であれ千葉出身であれ「京ことば」を話すことによって京都独特の心遣いや習慣を身につけていくのだ。それはフランス人がやや傲慢に「フランス語を話せばフランス人になれる」と言うのに似ている。 上白石萌音ちゃんはかわいいし将来きれいになる。草刈民代はどこまでも洋風な人だった。 少し海外での上演を意識しすぎたかも。
舞妓はレディ
投稿日
2015/02/04
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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田舎から出てきた少女が京都で舞妓を目指す話。 津軽弁と鹿児島弁のミックスという物凄いなまりの主人公が魅力的で素朴な雰囲気から艶やかな舞妓さんに変身していく成長物語として楽しく見ることができました。 花街という舞台もあまり見たことがなく、主人公と同じ目線でいろんなお稽古や勉強を見ることができて見た事のない世界を見せてくれる映画として面白かったです。芸妓と舞妓の違いって何だろう? とか単純にいろいろ勉強になりました。 ただミュージカルシーンがたくさん挿入されますが、歌う人数は少なく背景も地味な室内とかなので、よっぽど工夫しないと映画らしいスペクタクルさが皆無でひたすら地味に思えてしまって退屈でした。役者さんたちが楽しそうにしているのは見てて面白いですが、いかんせん迫力に欠けると思いました。 しかも周防監督作品の常連である草刈民代さんや竹中直人さんなどの俳優さんたちが歌って踊るシーンがあまり本筋に関係ないようで、主人公が魅力いっぱいで彼女の成長物語としては面白いのにミュージカルシーンになると退屈に感じてしまうのが残念でした。 そのため135分と長さが結構体感時間長かったです。 主人公がやってくる。厳しい稽古があったり優しく見守る人たちがいたり。決定的に傷ついて落ち込む。けどまた頑張る。努力が報われて一人前になる。という主人公の物語は面白かっただけに枝の部分がもう少し短ければ、もっと感動できると個人的には思いました。 派手じゃないけどカッチリカッチリと展開して見せていく日本映画らしい日本映画で面白く見ることができました。
設定は嫌いではないのですが
投稿日
2015/10/27
レビュアー
Irving
なんだか、出演者の方々がいまいち魅力的ではないんですよねー。 ミュージカルとしても中途半端だし。
作りがしっかりしていますね
投稿日
2015/08/14
レビュアー
Yohey
周防監督の作品はしっかり出来ているなぁ、と改めて思いました。ストーリー、役者の配置、どれもうまい、面白い。前半の京都の人たちのいけずさは、私、京都半年住んでいたことがあって感じた部分が多々あって。わかる、わかるわ、なんであんな感じなんやろ、って感情移入してしまいました。 言語の色々な部分、男女の機微の部分、良かったですねぇ。役者さんはどの方もうまいですが(こうなると、草刈民代さんが浮いちゃうのよね)富司純子さんは一段上でした。さすがですね、芸の世界の方の雰囲気ばっちりです。 ただ、難を言えば、物語の根幹の部分なんですが、ミュージカル仕立てにする必要があったのかどうか。普通のストーリーでも良かったと思うんだけど、コメディタッチにしたかったからミュージカル仕立てにしたんだろうけど、十分このストーリーでいけたのになぁ、と思います。 日本語とミュージカルは合わないと私は思っていますので、色々と努力した感じの歌でしたが、やっぱり違いました。かといって、和楽でやったら能とかになってしまうしなぁ・・・難しいところです。 周防監督の作品にハズレなし、先入観なく、私はそう思っています。舞妓Haaaan!!!、比べてくださいよ。
ありのまま・・・ではなく、昨日と違う自分をつくる
投稿日
2015/07/10
レビュアー
ロキュータス
伝統というものは、美しく、また自分たちのアイデンティを確認させてくれ、安心感とか誇りを与えてくれるものです。 一方においては型にはまった窮屈で敷居が高いもの、古臭くて時代おくれなものと敬遠されます。 「らしさ」というのはこだわりたいけれど、囚われたくないもの。 一種のアリバイであって、自分はしんどいから嫌だけど、どこかの誰かが引き継いでやっていてくれりゃいい・・・というのが実情でしょう。 ゲイシャも日本女性のステレオタイプとして言えますが、日本全体では絶滅危惧種とも言えるし、京都でも花街も映画文化も、あるいはそうなのかもしれません。 「 ありのまま 」「 自分らしさ 」や「 自然体 」を尊ぶ・好む現代の傾向にあっては、昔ながらの型やしきたりを重んじる芸妓の世界は対極。 金銭や男女の関係、伝統と表裏一体の因習もあって、現実は決してきれいごとばかりではない。 周防監督もよく調べて実態をその点は承知の上。 たとえば濱田岳演じる京都生まれの青年のシニカルなセリフなどに表れていますが、この舞妓の物語はリアルではなく、ファンタジーであるとよく弁えたうえで、その美を称え、愛しんでいる、とぼくは思います。 お座敷というのは虚構の空間であり、芸者 そしてその見習いである舞妓は役者、演者でと言えます。 舞妓とは見習いであり、未熟であるのを許され可愛がられるのはこの間だけで、やがて芸妓となってやっと一人前。 記念写真だけなら、カッコだけんらアルバイトで十分。 この映画での、アイドル商法と舞妓論もおもしろいですね。 アイドル商法は学芸会的。つまりファンに身内の応援意識を抱かせるので。芸が拙くても成り立ちます。 一方で、舞妓は一見さんお断り・なじみ客相手の密室でなぜ芸を磨くのか。 時分の華と言うけれど、若さ、未熟が許されるのは、初々しい舞妓の間だけのこと。 舞妓とは芸妓となるための修行の身。 『 マイ・フェア・レディ 』のもじりが笑わせてくれますが、言葉のなまりを無くして京ことばを話すことに始まり、日常の挨拶、作法、所作を、訓練や教育によって身に着けて、別の自分を作り出していくのが舞妓の修行。 稽古場だけでは決してうまくならない、やらされるのでなく、自分から主体的に進んでやらなければ。 自分らしさとはいままでの自分の繰り返し、惰性ではない。 個性とは他者との相違点だけを言うのではなくて、共通する普遍性も合わせてのこと。 坂東玉三郎が言っていたけど、「同じ扮装、同じ所作、同じ間で演じても、それでもなお現れるほど個性とは強固なもの」 一見、逆説なこのことが、この映画を観て感じることです。 他者と同じことをしていても、なお逆に表れる、主体性、有機的な輝き。 上白石萌音ちゃんは歌も演技もちゃんとしていながら、初々しくて、大切に育ってほしい新人です。 竹中直人、渡辺えり、周防組の常連も良いですが、この映画のキャストでは、岩本多代、中村久美のベテラン女優が「萌え」の要素ですね。 地味な脇役のはずが、芸の道は一日にして成らず、と思わせてくれます。 小津や溝口にあこがれ、アステアやジーン・ケリーにあこがれても、あの完璧な世界と比べて、自分たちが所詮へたくそで陳腐でありきたりなのはどうしようもない。 だが月とすっぽんでも拙くても、初心者、アマチュアにできることは、あこがれに一歩でも近づこうと言うひたむきしかないではないか。 惰性ではなく、昨日とは違う自分になるのだというのが、周防正行の作品世界ではないでしょうか そして何と言っても、富司純子の華のある演技。 冒頭の「お化け」での仮装から、周防監督の敬意が感じられますが、着物の着こなし、立ち歩き、その華やかで美しいたたずまいはさすがに往年の映画スターのオーラです。 そして、周防監督と言えば伊丹十三映画のメイキングを監督したことで知られますが、伊丹映画の常連であった高橋長英や津川雅彦らのカメオ出演はうれしい。 文化人類学的視点で日本を描き『 あげまん 』という芸者映画を撮った伊丹十三への返礼のように僕は思いました。 妻夫木聡の使い方は、もはや過去のまぼろしとなった「銀幕」を産み育てた京都の映画産業と花街へのオマージュとも思えたのです。 社会派の重ための作品が続いた周防監督、約20年ぶりの原点回帰とも言えるエンターテインメントにサービス精神と円熟味を感じて、 ブラボー! 周防正行。 そして京都を美しく撮ってもらえて、とても感謝です。
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