おとなのけんか / ジョディ・フォスター
おとなのけんか
/ロマン・ポランスキー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(68)
解説・ストーリー
「戦場のピアニスト」「ゴーストライター」の巨匠ロマン・ポランスキー監督が、ヤスミナ・レザの大ヒット舞台劇を、実力派俳優陣の豪華共演で映画化したコメディ・ドラマ。2組の夫婦が子ども同士の喧嘩を穏便に解決するべく話し合いの席を設けるが、いつしか本音の衝突へと発展していくさまを、ユーモラスかつシニカルに描き出す。ニューヨーク、ブルックリン。11歳の子ども同士が喧嘩し、片方が前歯を折るケガを負う。ケガを負わせてしまった側のカウアン夫妻がロングストリート夫妻の家に謝罪に訪れ、和解の話し合いが行われる。お互いに社交的に振る舞い、話し合いは冷静かつ友好的な形で淡々と進んでいくかに思われたが…。
「戦場のピアニスト」「ゴーストライター」の巨匠ロマン・ポランスキー監督が、ヤスミナ・レザの大ヒット舞台劇を、実力派俳優陣の豪華共演で映画化したコメディ・ドラマ。2組の夫婦が子ども同士の喧嘩を穏便に解決するべく話し合いの席を設けるが、いつしか本音の衝突へと発展していくさまを、ユーモラスかつシニカルに描き出す。ニューヨーク、ブルックリン。11歳の子ども同士が喧嘩し、片方が前歯を折るケガを負う。ケガを負わせてしまった側のカウアン夫妻がロングストリート夫妻の家に謝罪に訪れ、和解の話し合いが行われる。お互いに社交的に振る舞い、話し合いは冷静かつ友好的な形で淡々と進んでいくかに思われたが…。
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「おとなのけんか」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「戦場のピアニスト」「ゴーストライター」の巨匠ロマン・ポランスキー監督が、ヤスミナ・レザの大ヒット舞台劇を、実力派俳優陣の豪華共演で映画化したコメディ・ドラマ。2組の夫婦が子ども同士の喧嘩を穏便に解決するべく話し合いの席を設けるが、いつしか本音の衝突へと発展していくさまを、ユーモラスかつシニカルに描き出す。ニューヨーク、ブルックリン。11歳の子ども同士が喧嘩し、片方が前歯を折るケガを負う。ケガを負わせてしまった側のカウアン夫妻がロングストリート夫妻の家に謝罪に訪れ、和解の話し合いが行われる。お互いに社交的に振る舞い、話し合いは冷静かつ友好的な形で淡々と進んでいくかに思われたが…。
「おとなのけんか」 の作品情報
「おとなのけんか」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
おとなのけんかの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
79分 |
日英 |
英:ドルビーデジタル5.0ch、日:ドルビーデジタル5.0ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
RDD80228 |
2012年07月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
36枚
|
0人
|
1人
|
英:ドルビーデジタル5.0ch、日:ドルビーデジタル5.0ch
【Blu-ray】おとなのけんか(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
79分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/5.0chサラウンド/英語 2:DTS-HD Master Audio/5.0chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BRR80228 |
2012年07月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
14枚
|
0人
|
0人
|
1:DTS-HD Master Audio/5.0chサラウンド/英語
2:DTS-HD Master Audio/5.0chサラウンド/日本語
おとなのけんかの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
79分 |
日英 |
英:ドルビーデジタル5.0ch、日:ドルビーデジタル5.0ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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RDD80228 |
2012年07月11日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
36枚
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0人
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1人
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英:ドルビーデジタル5.0ch、日:ドルビーデジタル5.0ch
【Blu-ray】おとなのけんか(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
79分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/5.0chサラウンド/英語 2:DTS-HD Master Audio/5.0chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BRR80228 |
2012年07月11日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
14枚
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0人
|
1:DTS-HD Master Audio/5.0chサラウンド/英語
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ユーザーレビュー:68件
ケイト・ウィンスレットが××をぶちまけ
投稿日:2012/05/08
レビュアー:よふかし
ポランスキーにも面白くない作品はある、ということかな。
80分くらいという短い時間なのに、飽きてしまった。何がいけなかったのか?
最初と最後以外はフラットの一室とエレベータホールだけで進行して、登場人物も四人だけ。舞台劇の映画化らしい作品です。
しかし、ああ舞台劇だなあと思っていて、映画的な演出での喜びがない。廊下を歩いて行ってキッチンに入るときとかに移動撮影があったりするんですが、空間を魅力的に演出したという感じがまったくないんですね。これは何かアプローチが間違っているとしか思えない。一言で言うと凡庸です。
俳優のアンサンブルがあまり良くないとも思いました。ジョディ・フォスターはあまりこの種の演劇的芝居には向いていないのかな? テンションが高い芝居が一本調子で、うんざりしてしまいました。四人の中では序盤のクリストフ・ヴァルツのキャラクターが面白いのですが、それも途中まで。
次第にこの四人がどうしようもない状況に否応なく置かれてしまったというよりは、「四人が協力して帰らないようにしている」=「無理やり芝居を続けようとしている」という雰囲気が醸成されます。アンサンブル=共犯関係ではないはず。舞台なら生身の俳優の肉体があるので、曖昧な熱気で気にならないのかもしれませんが、映画ではそうはうまくいきません。
ポランスキーはやはり舞台を映画化した『テナント』では異様な閉塞空間の構築に成功していたと思うし、『ローズマリーの赤ちゃん』のフラットだって魅力的だった記憶があります(観直そう!)。
本作では……ケイト・ウィンスレットがぶちまける××でしょうか笑。その量と勢いに、日比谷の劇場の上品な観客は引いていましたが、この脚本にふさわしくないほど突出した演出に、異様なものが感じられたところはちょっと面白かったです。40点。
やや余談ですが、この映画の日比谷シャンテでの上映状態、映像はひどかったです。デジタル上映はフィルムの深みをすっかり平らにしてしまうのですが、それにしてもカラー調整が何かおかしかったとしか思えません。
デジタルはいくらでもコピー出来る分、設定でまったく違ってしまうのでしょう。フィルムなら実は、そういうことはなかったわけです(傷はつきものでしたが)。
次第にフィルムで映画に触れる機会が減り、シネコンばかりで育つ人が増えれば、フィルムの美しさなど感傷に過ぎないと切って捨てられるのでしょうが…。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
これって修復可能?
日本では、「建て前」が大手を振って歩いているので、こういうけんかは起きない気がします。
いや、仮面をかぶっているからこそ、一皮むけばこんな事態におちいってしまうのかもしれません。
ロングストリート家のほぼ居間で繰り広げられる、いい歳の大人4人、しょうもないけんか。
いやいや、しかしこれっぽっちも目が離せません。
人間て、当事者が混乱の極みにいる時こそ、はたから見ると刺激的で笑えます。
11歳のザカリーは、公園で同級生のイーサンを棒で殴り歯を折ってしまいます。
イーサンの両親、ペネロピ(ジョディ・フォスター)とマイケル(ジョン・C・ライリー)のロングストリート夫妻は、
ザカリーの両親、ナンシー(ケイト・ウィンスレット)とアラン(クリストフ・ヴァルツ)のカウアン夫妻を自宅へ招き、
友好的に子どものけんかを解決しようとします。
しかし、ことある毎に弁護士のアランの携帯が鳴り響き、話し合いは思わぬ方向へ向かっていきます。
この人間ドラマ、最高です。
元は舞台戯曲らしいですが、さもありなん。
夫婦の人間性、その組み合わせも最高。
しかも、今世紀を代表していくであろう名優4人。4人合わせるとトロフィーのお花畑になるような受賞歴の持ち主達です。
最初は「いい大人」を演じていた4人の、くずれっぷりがはんぱない。
夫婦で組んだり、女同士で組んだり、ひとりを3人が追い詰めたりと・・・きりがなく、くだらない。
神さまはこんな、姑息な人間たちを毎日眺めているのね。そりゃあ、エデンの園から追い出したくもなるでしょうよ。
それにしても、大人がこういう状況の時は、お酒を入れては本当にだめなのですね。
火に油どころか、ハイオクのガソリンをぶちまけたようになってしまうのですね。
4人のその後がとても気になります。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
★★★★ 他人のケンカは面白い
投稿日:2013/02/24
レビュアー:ガラリーナ
(ちょっとネタバレ)
映画館で見たにも関わらず、wowowで放送していたのをまた見てしまいました。
ホント、他人のケンカを見てるのっておもしろいわあ。
特にジョディ・フォスターがキレまくるのを見て、ニヤニヤしてしまう私。
他人には触れられたくない心の奥底にあるものをツンと付かれて、つい本性が剥き出しになってしまう。
その様子を見ているのが実に面白い。
いい年した大人が口角泡飛ばして言い合いするなんてみっともない、と思っている方はこの映画はまず面白くないでしょう。
気分が悪くなるだけです。
私なんか、ケンカは酒のつまみにもなる、と思うタイプですからね。
友人と彼氏が目の前でケンカを始めると、仲介に入るどころか、もっとやれやれ〜!とはやし立てたりして。
だいぶ人間がねじ曲がっているんだろうか?(笑)
それに、子どものケンカは実体験があるので、序盤から「あるある」の連続。
うちの場合、息子が滑り台から突き飛ばされて頬を縫うなんてことがありました。
そこに双方の親の意見とか持ち出すと実にややこしい事態になるというのは肌で知っている。
そういう経験のある親御さんは多いと思う。
そこで浮き彫りになる男親と女親の子育て感の違い!
最初はそれが論点ではないはずなのに、嗚呼!いつのまにやら夫婦喧嘩。あるよねー。
この喧嘩のキモと言えるのは、双方が大げんかしてメチャクチャになった後、
ジョディ・フォスターがポロリとこぼした「寛容な心で迎えようと努力したのに」という言葉に集約されていると思う。
「寛容でありたい」というのは、もちろん素晴らしい心がけです。
でも、そのために隠された本意、押し込めた感情っていうのは、些細なことで表に現れてしまうってこと。
他にも、正義感の違いとか職業差別とか、あらゆるいざこざがてんこ盛り。
でも、当の子どもたちは…というエンディングのオチも巧い。
人間の心の狭さとか、ひがみ根性をここまで次から次へとテンポ良く見せられると笑うしかありません。
ある意味、そこにポランスキー監督の懐の深さを感じてしまう。
私はスカッとしました。ストレス発散。一度これくらい毒を吐いてみたいもんです。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
面白そうだと思ったのに・・
結構楽しみにしてたのに、私はダメでした。
つまらないというか・・、人の怒りって見てて面白い?
言葉にこめた皮肉やらやり取りに、くすって笑ったりする楽しみ方をすればいいのかと思うけど、そうやって一歩引いて楽しめなかったなあ、私は。
素晴らしい俳優が4人揃ってるってだけで食いついてしまったけど、部屋の中で言い合ってるのをひたすら見るのはをつらい。
舞台で直接見たら俳優の迫力がわかって面白かったのか。
いくら有名監督といっても、理解できない作品もある。
面白そうと思ったのに残念な作品でした。
短かったのが救いです。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
調整役立候補、又は矯正役とも言う
この場にいたかった。
ハリセン持って。
いや、最早「ただの木」であるゴボウでいいだろう。
ゴボウを持ってこの場にいたかった。
調整役立候補、又は矯正役とも言う
もしくは別室で
解説者という任を授かりたかった。
隠しカメラ何台も取り付けたこの場を
別室からモニタリングして
ノドが渇いて水分取りすぎるほどツッコミたかった。
罵りたかった。
笑いたかった。
もーなんだよコイツ!
コイツ!が束になってコイツら!!
4者4様にイラつかせる才能あり。
一番神に愛された才能の持ち主はジョディ!
奥歯ガタガタ言わせたろか!ってぐらい
こっちの歯がギリギリ言うぜ。
それぞれが取り繕ってる様が
最初から丸わかりで
「こりゃはじまるな・・・」と腰を据えて観る決意。
「バカが揃ってりゃはじまるな・・・」と
色んな観かたがあるでしょうが、
ボクにはジョディとジョンの夫妻が「引き出し」で
ケイトとクリストフが「引き出され」に見えました。
ジョンも大概アホです。
激しくドツキたいです。
取り繕う、装うって滑稽でしかない。
傍観者には格好の標的でしかない。
背伸びしてるねぇ・・・って感じ。
実際は届かないところに
「届く」と思って足上げたら
軸足が宙に浮いてすっ転ぶ。
そんな感じでした。
そういう面白さなんでしょうが。
アホすぎてもういいです。
呆れるほどに
全ての一挙手一投足がツッコミポイント。
兎に角イラつくポイント。
何故、呼び戻す!!!!
これ、松っちゃんとかが
エキスパート揃えてコントにしたら
永遠に続いていいぐらいに面白いんだろうなぁ・・・
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ケイト・ウィンスレットが××をぶちまけ
投稿日
2012/05/08
レビュアー
よふかし
ポランスキーにも面白くない作品はある、ということかな。
80分くらいという短い時間なのに、飽きてしまった。何がいけなかったのか?
最初と最後以外はフラットの一室とエレベータホールだけで進行して、登場人物も四人だけ。舞台劇の映画化らしい作品です。
しかし、ああ舞台劇だなあと思っていて、映画的な演出での喜びがない。廊下を歩いて行ってキッチンに入るときとかに移動撮影があったりするんですが、空間を魅力的に演出したという感じがまったくないんですね。これは何かアプローチが間違っているとしか思えない。一言で言うと凡庸です。
俳優のアンサンブルがあまり良くないとも思いました。ジョディ・フォスターはあまりこの種の演劇的芝居には向いていないのかな? テンションが高い芝居が一本調子で、うんざりしてしまいました。四人の中では序盤のクリストフ・ヴァルツのキャラクターが面白いのですが、それも途中まで。
次第にこの四人がどうしようもない状況に否応なく置かれてしまったというよりは、「四人が協力して帰らないようにしている」=「無理やり芝居を続けようとしている」という雰囲気が醸成されます。アンサンブル=共犯関係ではないはず。舞台なら生身の俳優の肉体があるので、曖昧な熱気で気にならないのかもしれませんが、映画ではそうはうまくいきません。
ポランスキーはやはり舞台を映画化した『テナント』では異様な閉塞空間の構築に成功していたと思うし、『ローズマリーの赤ちゃん』のフラットだって魅力的だった記憶があります(観直そう!)。
本作では……ケイト・ウィンスレットがぶちまける××でしょうか笑。その量と勢いに、日比谷の劇場の上品な観客は引いていましたが、この脚本にふさわしくないほど突出した演出に、異様なものが感じられたところはちょっと面白かったです。40点。
やや余談ですが、この映画の日比谷シャンテでの上映状態、映像はひどかったです。デジタル上映はフィルムの深みをすっかり平らにしてしまうのですが、それにしてもカラー調整が何かおかしかったとしか思えません。
デジタルはいくらでもコピー出来る分、設定でまったく違ってしまうのでしょう。フィルムなら実は、そういうことはなかったわけです(傷はつきものでしたが)。
次第にフィルムで映画に触れる機会が減り、シネコンばかりで育つ人が増えれば、フィルムの美しさなど感傷に過ぎないと切って捨てられるのでしょうが…。
これって修復可能?
投稿日
2013/05/29
レビュアー
ykk1976
日本では、「建て前」が大手を振って歩いているので、こういうけんかは起きない気がします。
いや、仮面をかぶっているからこそ、一皮むけばこんな事態におちいってしまうのかもしれません。
ロングストリート家のほぼ居間で繰り広げられる、いい歳の大人4人、しょうもないけんか。
いやいや、しかしこれっぽっちも目が離せません。
人間て、当事者が混乱の極みにいる時こそ、はたから見ると刺激的で笑えます。
11歳のザカリーは、公園で同級生のイーサンを棒で殴り歯を折ってしまいます。
イーサンの両親、ペネロピ(ジョディ・フォスター)とマイケル(ジョン・C・ライリー)のロングストリート夫妻は、
ザカリーの両親、ナンシー(ケイト・ウィンスレット)とアラン(クリストフ・ヴァルツ)のカウアン夫妻を自宅へ招き、
友好的に子どものけんかを解決しようとします。
しかし、ことある毎に弁護士のアランの携帯が鳴り響き、話し合いは思わぬ方向へ向かっていきます。
この人間ドラマ、最高です。
元は舞台戯曲らしいですが、さもありなん。
夫婦の人間性、その組み合わせも最高。
しかも、今世紀を代表していくであろう名優4人。4人合わせるとトロフィーのお花畑になるような受賞歴の持ち主達です。
最初は「いい大人」を演じていた4人の、くずれっぷりがはんぱない。
夫婦で組んだり、女同士で組んだり、ひとりを3人が追い詰めたりと・・・きりがなく、くだらない。
神さまはこんな、姑息な人間たちを毎日眺めているのね。そりゃあ、エデンの園から追い出したくもなるでしょうよ。
それにしても、大人がこういう状況の時は、お酒を入れては本当にだめなのですね。
火に油どころか、ハイオクのガソリンをぶちまけたようになってしまうのですね。
4人のその後がとても気になります。
★★★★ 他人のケンカは面白い
投稿日
2013/02/24
レビュアー
ガラリーナ
(ちょっとネタバレ)
映画館で見たにも関わらず、wowowで放送していたのをまた見てしまいました。
ホント、他人のケンカを見てるのっておもしろいわあ。
特にジョディ・フォスターがキレまくるのを見て、ニヤニヤしてしまう私。
他人には触れられたくない心の奥底にあるものをツンと付かれて、つい本性が剥き出しになってしまう。
その様子を見ているのが実に面白い。
いい年した大人が口角泡飛ばして言い合いするなんてみっともない、と思っている方はこの映画はまず面白くないでしょう。
気分が悪くなるだけです。
私なんか、ケンカは酒のつまみにもなる、と思うタイプですからね。
友人と彼氏が目の前でケンカを始めると、仲介に入るどころか、もっとやれやれ〜!とはやし立てたりして。
だいぶ人間がねじ曲がっているんだろうか?(笑)
それに、子どものケンカは実体験があるので、序盤から「あるある」の連続。
うちの場合、息子が滑り台から突き飛ばされて頬を縫うなんてことがありました。
そこに双方の親の意見とか持ち出すと実にややこしい事態になるというのは肌で知っている。
そういう経験のある親御さんは多いと思う。
そこで浮き彫りになる男親と女親の子育て感の違い!
最初はそれが論点ではないはずなのに、嗚呼!いつのまにやら夫婦喧嘩。あるよねー。
この喧嘩のキモと言えるのは、双方が大げんかしてメチャクチャになった後、
ジョディ・フォスターがポロリとこぼした「寛容な心で迎えようと努力したのに」という言葉に集約されていると思う。
「寛容でありたい」というのは、もちろん素晴らしい心がけです。
でも、そのために隠された本意、押し込めた感情っていうのは、些細なことで表に現れてしまうってこと。
他にも、正義感の違いとか職業差別とか、あらゆるいざこざがてんこ盛り。
でも、当の子どもたちは…というエンディングのオチも巧い。
人間の心の狭さとか、ひがみ根性をここまで次から次へとテンポ良く見せられると笑うしかありません。
ある意味、そこにポランスキー監督の懐の深さを感じてしまう。
私はスカッとしました。ストレス発散。一度これくらい毒を吐いてみたいもんです。
面白そうだと思ったのに・・
投稿日
2012/07/24
レビュアー
さむこ
結構楽しみにしてたのに、私はダメでした。
つまらないというか・・、人の怒りって見てて面白い?
言葉にこめた皮肉やらやり取りに、くすって笑ったりする楽しみ方をすればいいのかと思うけど、そうやって一歩引いて楽しめなかったなあ、私は。
素晴らしい俳優が4人揃ってるってだけで食いついてしまったけど、部屋の中で言い合ってるのをひたすら見るのはをつらい。
舞台で直接見たら俳優の迫力がわかって面白かったのか。
いくら有名監督といっても、理解できない作品もある。
面白そうと思ったのに残念な作品でした。
短かったのが救いです。
調整役立候補、又は矯正役とも言う
投稿日
2014/05/08
レビュアー
ビンス
この場にいたかった。
ハリセン持って。
いや、最早「ただの木」であるゴボウでいいだろう。
ゴボウを持ってこの場にいたかった。
調整役立候補、又は矯正役とも言う
もしくは別室で
解説者という任を授かりたかった。
隠しカメラ何台も取り付けたこの場を
別室からモニタリングして
ノドが渇いて水分取りすぎるほどツッコミたかった。
罵りたかった。
笑いたかった。
もーなんだよコイツ!
コイツ!が束になってコイツら!!
4者4様にイラつかせる才能あり。
一番神に愛された才能の持ち主はジョディ!
奥歯ガタガタ言わせたろか!ってぐらい
こっちの歯がギリギリ言うぜ。
それぞれが取り繕ってる様が
最初から丸わかりで
「こりゃはじまるな・・・」と腰を据えて観る決意。
「バカが揃ってりゃはじまるな・・・」と
色んな観かたがあるでしょうが、
ボクにはジョディとジョンの夫妻が「引き出し」で
ケイトとクリストフが「引き出され」に見えました。
ジョンも大概アホです。
激しくドツキたいです。
取り繕う、装うって滑稽でしかない。
傍観者には格好の標的でしかない。
背伸びしてるねぇ・・・って感じ。
実際は届かないところに
「届く」と思って足上げたら
軸足が宙に浮いてすっ転ぶ。
そんな感じでした。
そういう面白さなんでしょうが。
アホすぎてもういいです。
呆れるほどに
全ての一挙手一投足がツッコミポイント。
兎に角イラつくポイント。
何故、呼び戻す!!!!
これ、松っちゃんとかが
エキスパート揃えてコントにしたら
永遠に続いていいぐらいに面白いんだろうなぁ・・・
新規登録で
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