グッド・ワイフ　彼女の評決シーズン１

おもしろいねぇ。何で日本ではこういうドラマ作れないのだろうか？このドラマの良いところは主人公のAliciaが、控えめな女性でいること。この手のキャラクターって大抵生意気で横暴な女、ってのが多いのだけどこれは珍しくそういう面がないキャラ。これは画期的ですよ。弁護士ドラマだが細かい法廷内容はあまり深く掘り下げず、地味な背景に奥深いストーリーが潜んでいる。これはなかなかのドラマだ。

マイナーな俳優や歌手のファンでい続けるのって何気にタイヘンです…。　有名じゃないからこそ、あんまメジャーな作品に出ないし、抜擢もあまりされない!　DVD化とかされても、それが日本で手に入らない…ナド。　このドラマの存在を知った時、おもわずNHK BSに契約申込みをしてしまおうかと思ってしまったくらい。　このドラマでは、主演の女優さんはERの初代の女医役、ダンナさんは、言わずと知れた、SEX AND THE CITYのキャリーの彼氏役として有名で、あと1人の彼は誰?みたいな感じですが、私が注目してる人こそ、その彼です!　パッケージ写真見ると、何かただの若造っぽく見えるけど、実はもう40歳とかですよ。　20年以上前の、｢いまを生きる｣の頃が懐かしい♪　

日本では完全にスルーされた、13年前のテレビドラマ、｢Sports Night｣(デスパレートな妻たちの、リネット、Felicity Huffmanも出てた!)のようにならず、このドラマはちゃんと日本で放送されて、DVD化もされて嬉しいです。　今のところ、日本でJosh Charlesを久しぶりに見れてることで舞い上がっているので、ドラマの感想はこのレビューではやめときます。

( ネタばれあり　)
投稿時現在シーズン4が放送中で、アメリカ本国ではシーズン6まで進んでいますが、おもしろいですね。　　

立ち上げからのエグゼクティブ・プロデューサーはリドリー・スコットとトニー・スコット兄弟( トニーは亡くなってしまったけれど　)

主演はジュリアナ・マルグリーズ。
「　ER 」で演じた看護師帳のキャロル・ハサウェイはとりたてて美人でもなくスーパーウーマンでもなくて、等身大の働く現代女性で、共感をいだいた役でした。
今回のアリシア・フロリック( 吹替えも同じく野沢由香里　)もバリバリのキャリア・ウーマンではなくて、子持ちの専業主婦でしばらくブランクがありアソシエイトとしてスタートするところがいい。
州検事だった夫が不倫と汚職で告発され収監中で、子どものためと自分自身の今後のため、無罪獲得と復権をめざす夫と共闘していくが、夫の浮気には傷つき不信感はぬぐえない。

勤務先の共同経営者の１人ウィルが学生時代から友人( というかお互いに好意を抱いていた　)で雇ってくれたのだが、男と女という下心と、失脚中とはいえ夫フロリックの名前と存在は大きくて、それを活用したい打算もある。

アリシアの実直さ、有能ぶりは徐々に証明されていくけれど、女が生きていくなかで実力だけではない、男たちとの関係のメリット・デメリットがものごとを左右するところが、リアルで興味深い。

実際親しいもの同士でも利害が一致したり対立したりと関係性が変わっていく。
嫌な奴でも手を組むし、仲のよかった相手とも利害の衝突によっては激しく対立する。　　
決してきれいごとではないし、単純に割り切れるわけでもない。
信頼できない身内もいれば、対立する相手とも交渉の余地はある。
人間の二面性と、利害関係の複雑さが描かれています。
各エピソードは一話完結で一見地味だが、関係の変化は通して見ていくとなかなかスリリングで
互いをよく知る旧知の仲の対立は痛いところを、ときにアンフェアなやり方で突いてくる。

ところで、ミステリアスなキャラの調査員役のカリンダはインド系。
「　ER 」「　HEROES 」「　救命医ハンク　」など、最近のアメリカの人気ドラマにはインド系のキャストの存在が目立つ。　
マイノリティでは中国系や日系など東洋系もいなくないわけではないけれど、インド系の活躍が目立つ気がします。
これは人種構成に配慮したテレビ業界の方針なのか、エージェントの力なのか。
実際のところはどうなんでしょうか。

ちょっとずつ見て、ようやくシーズン1が終わりました。
主人公が特に好きな訳ではないのに、なぜだか見てしまいました。

最初は、何か前に見ておかなければならなかったのか！？と思うくらい、状況が理解しづらかったのですが、
人間関係がわかってくるとなかなか面白いのです。

法廷ドラマとしては、時々すっきりしない事もあります。
悪いヤツは最後にはやっつけられなければならないと思う人には不向きかもしれません。
弁護士は依頼者の有利になるように動く。その現実が大前提のドラマですので、結局その人が犯罪者かどうかわからない事もあります。

法廷ドラマは、ほぼ1話完結。
裏では、家族の問題とか主人公の夫のスキャンダルとか、恋愛とかのドラマが少しずつ進んでいるというお決まりのパターンではありますが、
シーズン1の最後の方では、主人公夫婦と主人公の同級生であり上司である人の恋愛がらみの話がちょっとドキドキの展開になり、
最後の最後で、続きも見てねと言わんばかりの、まさかの途中終了。

あーずるいなぁ。

でも見るだろうな。シーズン2（笑）

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最初は、そんなに思わなかったのですが、これ、面白かったーーー！
d(≧▽≦*d)
アメリカでは、ゴールデングローブ賞やエミー賞にも輝いただけありますね！
NHKでしてた時に観ておけばよかったーって、今更後悔しちゃってます。。。
｜｀Д´）ぷぅ〜だ！
一番はまった理由は、主人公のアリシアのたくましい姿かも！
私がアリシアなら、あんな好奇の目にさらされたら、きっと引きこもっちゃうだろうに、一家の大黒柱として弁護士復帰し、傷ついた子供達を癒し、無罪を求めて試行錯誤する夫を助け・・・・、一人で何役もこなしていますが、顔に悲壮感がない！
むしろ、弁護士としてのアリシアは、生き生きとして、輝いてすら見えるんです！
とっても（○´∀｀）ｂいいじゃん♪
彼女を取り巻く人たちも魅力的！
策略家のカリンダは、不可能はない！って感じで、なんでもこなしてくれる頼れるサポート役。
ただ、彼女の本心って見えないから、その外観とともに、とっても神秘的な女性ですよね〜
そして経営者のウィル！
あ〜、アリシアとウィルのくっつきそうで、くっつかない純愛のような関係に、
こちらはキューーンとしながら見入ちゃったわぁ
(/∀＼*)キャハン♪
私ならあんな旦那様より、絶対ウィルだなぁーーーー！
でも、子供もいるアリシアには、そう簡単に一歩は踏み出せないのです。。。
私は吹き替えで観てますが、どの役も、本当にはまってます！
ピーターの渋いダンディーな声なんて、いつ聞いてもニヤニヤしちゃうわ（笑）
声優さんって、本当に上手だよねー！
すごい！すごい！　(＊´▽｀Ｖ＝人☆パチパチ
もちろん法廷ドラマとしての面白い要素も盛りだくさん！
決して正しい事が正しいと認められなかったり、いちかばちかの「賭け」もあり、
ポーカーフェイスでの「かけひき」もあったり・・・
時には、そういうこと関係なく、心の底にある「正義」に突き動かされたり・・・
特に、落ち込んだりした女性に観てもらいたいドラマですね〜
きっと、観終わった後、自分も頑張れそうな気がするから！！
さぁ、シーズン2も観るぞぉーー！
:*:・ドキｏ(*´ε`*)ｏドキ・:*: