ソーシャル・ネットワーク

こんなに賞を沢山獲ってるのに・・・
レビュワーが皆さん高評価なのに・・・
その訳が理解出来なかった （汗）

いや、つまらなく無いんですよ、
Facebookって、そもそもパクリだったんかい！とか
マークって、こんな奴だったの？とか
napstar絡んでたの？とか
知らない事ばっかだったし、
120分ダレルことなく、テンポよく観れちゃいますからね。
むしろ、え？もう終わり？ってな感じ・・・。

なんだけど、別に面白くも無かったなぁ・・・
観終った後に、なぁ〜んも残らんかった （涙）

画的には結構好きな感じで
ジオラマ風に撮ってたボート大会のシーンなんて最高♪なのに。。。

ま、実話に基づいてるから仕方ないんだろうけど
良くある話系の展開だし、ラストもありがちな終わり方だし・・・。

★★+（2.5点）

決して、観て損したとは思いませんが、
おススメするほどの作品とも思えませんでした。
ま、今の所こんなこと言ってるの私だけの様ですが・・・ （笑）

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世界最大のSNS”フェイスブック”を生んだ天才、マーク・ザッカーバーグのサクセスストーリーと人物像が描かれています。
この物語は、過去と現在が交合に語られて行きます。マークに対しての訴訟が行われるシビアな現在と、フェイスブック拡大に前進して行く姿が映し出されます。

主人公は、ハーバード大学に通う19才のマーク(ジェシー・アイゼンバーグ)。彼はコンピューター・オタクで、融通の利かない世間知らずで相手の心が読めない性格です。
そのせいか、ガールフレンドのエリカの気持ちなんてこれっぽっちも分かってない。マークのとんでもない行為が原因で傷つき離れて行きます。
マークの親友でフェイスブックの立ち上げに協力し資金援助もする心強い味方のエドゥアルドですが、マークはフェイスブックの方を優先し彼を裏切るのです。
これには私もガッカリしました。今まで一緒にやって来たのにマークは彼を・・・。
その原因の１つは、ショーンとの出会いでした。彼は音楽配信サイト”ナップスター”を作ったこともあり、自らの経験からマークにアドバイスをします。
又、彼は社交的で人脈が広いこともあり、フェイスブックが更に拡大を見せるのですが・・・。

全体的に単調であまりメリハリが無かったように思いますが、これが事実だと思うと途轍もないことをやってのけたマークは改めて凄い人だと感心しました。
マークの機関銃のような話し方ですが、それには監督のこだわりがあったそうです。ハーバード大と言うことで頭の良さを強調したかったとか。
ちょっとIT用語で難しい言葉も出て来ましたが、あまり深く考えず普通のドラマとして観れました。
アカデミー賞のオスカーは逃しましたが、３冠達成と言うことで評価は最高です。お薦めの１本です。

タイトルにくだらないとか普段つけないのだけど、ほんとつまらん映画だった(笑)
アメリカという国は自国のドリーム、つまり成功体験についてとても寛容であることが
この映画のあちらの評価をみてよくわかる。
もちろん実際のところfacebookが世界に与えた影響は凄いけれども、
その凄さと映画の評価は切り離して考えるべきだろう。
SNSが爆発的に広がっていくその真相みたいなところを掘り下げた作品かと思いきや、
成功して仲間割れしてというありきたりなドラマツルギーを、現在と過去を交差させる
これまたステレオタイプな方式でなんともつまらん感が漂う。
物語の筋が「これは事実です」というバリュー（価値）だけで支えられる映画。
エキサイトせず。
そんなことよりも、mixiからリアル足あと機能が無くなったことのほうがエキサイトだわ(笑)

世界最年少で億万長者になったマーク・ザッカーバーグ。
本人はこの映画で描かれている自分を観てどう思ったのだろう？

天才？
クール？
超人？

私には、どこか病んでいる人格障害者にしか見えなかった。
友達にあそこまでやって億万長者になって気持ちがいいのかな？
何百万人と繋がったってそれはネット上のこと。
リアルで友達も作れないような奴は人間失格。

映画としてはスピード感がものすごく、あっというまの１２０分。
飽きさせることなく面白かったというのは事実。
ネット用語もふんだんに出てくるので、チンプンカンプンなところは取りあえず無視したもの、
早口でまくしたてるので、字幕もすぐ消えちゃうのが難点。

『ゾンビランド』でも引きこもりのオタクを演じていたジェシー・アイゼンバーグくんは
まさにマーク役にうってつけだったと思う。

言葉の洪水にやられて、ずいぶんレビューをごぶさたしてしまいました。
正直に、ありのままの気持ちで。今はそんな心境でぼちぼちと。

映画館にて鑑賞。2時間があっという間で、気づいたらエンドクレジット。それくらい作品の持つ疾走感がすばらしかった。エンドクレジットを眺めながら興奮している自分がいました。のべつまくなしに人物、とりわけ主人公のマークはしゃべりっぱなしなんだけど、全くウザく感じることがない。カット割りもめちゃくちゃ多いんだけど、目も疲れなかった。驚異的なセリフの多さとカットの多さがありながら、作品全体がガチャガチャしてないってのは、紛れもなくデヴィッド・フィンチャーの巧さだと思う。前作「ベンジャミン・バトン」がスローで静謐な画面作りに徹していたことを考えると、彼の映画監督としての懐の深さが伺われます。テムズ川でのカヌー大会のシーンではトイカメラ風の映像になってたりして、とにかく様々なチャレンジスピリットにあふれた作品だった。アカデミーの作品賞も監督賞も獲って欲しかったなあ。

映像、演出のすばらしさに加えて、この作品の底力となっているのは、人物造形の巧さ。マーク・ザッカーバーグという若き天才の描写が実に魅力的。彼は鼻持ちならないイヤな奴（実際、本人がそうかどうかは置いておいて）として描かれているわけだけど、彼が持つ劣等感や寂しさも含めて、社会にうまく適応できない人間のひずみのようなものが実にうまく描かれていたと思う。冒頭のガールフレンドとの噛み合わない会話でマークの性格を観客に知らしめてしまう演出もいい。

マークが様々な試みを行うのは、要は「ふられた彼女を見返したい」ってことなワケでしょ。そのねじ曲がった根性が、思いも寄らぬ金を生んだり、社会現象になったり、使用者によってはメリットを生んだり、喜びや幸福をもたらしたりする。道具は目的によって生まれるのではなく、動機によって生まれる。いや、動機と言うよりも衝動と言うべきか。

現にFacebookのおかげでエジプトでは民主化運動が起きたんだけど、その道具はもともとふられたオンナを見返すために作られたんだよ。滑稽というか、皮肉というかさ。道具ってのは、ひとたび世に出ると、製作者の意図を離れて走り出してしまう。そのスピードが凄まじいだけでに恐ろしい。大事なのは、どんな道具を作るかってことより、生み出された道具をいかに使うか、ってことで。今回の原発の件でもそれは同じでね、この作品はそうした普遍的な問題も含んでいるんじゃないかなと思う。もちろん、オタクの思いつきのプログラミングが巨大なコミュニケーションシステムに変貌してしまうという、今っぽさもビシビシ伝わってくる。非常に多面的な面白さがあります。

ハーバードの裏事情も、派閥やら、上下関係やら様々なことが初めて知ることばかりで、興味深かった。まあ結局、世の中はこういう奴らが動かしてるんだな、なんて小市民の私はひねくれてしまったりもしたけど。それにしても、ウィンクルボス兄弟ってえのは、アイデア盗まれたか知らんが、結局600億ドル勝ち取ったって、上流社会の人間にしては、えげつないと感じたのは私だけでしょうか。