恐怖 / 藤井美菜
全体の平均評価点: (5点満点)
(28)
解説・ストーリー
“Jホラー”ブームの火付け役、一瀬隆重プロデューサーが、「リング」シリーズの脚本家、高橋洋を監督に迎えて贈る戦慄ホラー。禁断の脳実験に取り憑かれた狂気の母親と、それに翻弄される美しき姉妹を待ち受ける驚愕の物語を描く。出演は藤井美菜、中村ゆり、片平なぎさ。開頭手術によってむき出しとなった脳に電極で刺激を与え反応を調べる実験を記録した古いフィルム。それを凝視する医師の悦子。やがてスクリーンに映し出される白い光。偶然その光を目撃してしまった幼い姉妹、みゆきとかお。17年後、死に取り憑かれたみゆきは集団自殺の募集に引き寄せられ、失踪してしまう。姉の行方を追うかおりは、音信不通となっていた母・悦子の存在に辿り着くのだが…。
“Jホラー”ブームの火付け役、一瀬隆重プロデューサーが、「リング」シリーズの脚本家、高橋洋を監督に迎えて贈る戦慄ホラー。禁断の脳実験に取り憑かれた狂気の母親と、それに翻弄される美しき姉妹を待ち受ける驚愕の物語を描く。出演は藤井美菜、中村ゆり、片平なぎさ。開頭手術によってむき出しとなった脳に電極で刺激を与え反応を調べる実験を記録した古いフィルム。それを凝視する医師の悦子。やがてスクリーンに映し出される白い光。偶然その光を目撃してしまった幼い姉妹、みゆきとかお。17年後、死に取り憑かれたみゆきは集団自殺の募集に引き寄せられ、失踪してしまう。姉の行方を追うかおりは、音信不通となっていた母・悦子の存在に辿り着くのだが…。
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「恐怖」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
“Jホラー”ブームの火付け役、一瀬隆重プロデューサーが、「リング」シリーズの脚本家、高橋洋を監督に迎えて贈る戦慄ホラー。禁断の脳実験に取り憑かれた狂気の母親と、それに翻弄される美しき姉妹を待ち受ける驚愕の物語を描く。出演は藤井美菜、中村ゆり、片平なぎさ。開頭手術によってむき出しとなった脳に電極で刺激を与え反応を調べる実験を記録した古いフィルム。それを凝視する医師の悦子。やがてスクリーンに映し出される白い光。偶然その光を目撃してしまった幼い姉妹、みゆきとかお。17年後、死に取り憑かれたみゆきは集団自殺の募集に引き寄せられ、失踪してしまう。姉の行方を追うかおりは、音信不通となっていた母・悦子の存在に辿り着くのだが…。
「恐怖」 の作品情報
「恐怖」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
恐怖の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
94分 |
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR2594 |
2010年12月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
恐怖の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
94分 |
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR2594 |
2010年12月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚
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0人
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0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:28件
「胡蝶の夢」的なものが本質らしい
私はホラー・ファンだが、この作品はどうにも後味が悪い。ゾッとする絶望感を覚えてしまう。
冬場に見るもんじゃないですね。途中で中断し、ホットコーヒーを飲むことなしには見れなかったよ。
それにしても、もう少しわかりやすく出来なかったのかなあ。ひょっとしたら、監督(脚本も)は『インランド・エンパイア』や『ドニーダーコ』といった作品にそうとう影響を受けたのではないか。特典映像のインタビューで監督は、「見方は自由である」と言っているが、それもデヴィッド・リンチ監督のコメントに似ている。作品の全体像は、「脳を徒にいじくることによって禁断の異世界の扉を開け、その影響で時間と空間が入り混じり、平行世界に重なりが生じている」ってことなんだろうと思うけど、先に挙げた2作品の骨格を借り、自分の分身(本体)が恐怖の異世界に支配されるというホラーの肉付けをすれば、この作品になる。
“片平なぎさ”のキャラは強烈ですね〜。
余談だけど、彼女は以前テレビのトーク番組で、「ヘビ(蛇)が大好きで、かわいいからベッドに入れて一緒に寝ちゃう」とのたまわってた。
ヘビ好きの人なんてそうはいない。さすが、ホラー向き女優の素質十分ですね。でも彼女、昔はアイドル歌手だったんですよ ・・・
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どこが面白いのか分からなかった
観客に何を伝えたかったのだろうか? 何を描きたかったのだろ? 大霊界? 何だか不愉快な気持ちしか残らなかった。それが作品の意図するところならば、大成功だ。(嘆息)
片平なぎささんがマッドサイエンティスト役で出演していたが、彼女が何をしようとしていたのか不明。脳に電極を刺すと何か見えるらしい。やっぱり、大霊界かなぁ。
何かの実験台にされた女の子は、冒頭で自殺を図ったようだが、何故死のうと思ったのか不明。それに実験後、真相の“語り部”として登場するが、これも何なのか不明。何者? ユーレイ? やっぱ大霊界だもん、ユーレイだよなぁ。〈ちなみに、この娘が誰なのかも不明〉
その女の子の妹が何をしようとしていたのか不明。ぼんやり出て来て、ぼんやりと現場に立ち会う。何をするわけでなし、これじゃ“証言者”としては失格でしょ。誰でもいいような役どころだけど、もう少し華やかな女優さんの方が良かったなぁ。この娘、普段からユーレイとか信じてそう。〈この娘も女優さんなのかどうか不明〉
この姉妹が幼い頃に何を見たのか不明。どうやら昔の人体実験のフィルムを見た後、森の中で“光”を見るが、コレって何? 見たから何? 姉妹だとか母娘だとか、敢えて世界を狭くするのは何故? 先祖の霊を敬いましょうってことかな?
妊娠した女の子が誰で何のために出て来たのか不明。単に“幻”かと思ったが、車に載せる場面もあるから、劇中ではちゃんと存在しているらしい。でも、何でこんな姿? 何でゾンビみたいになっているの? 食べてたのは何? ナマ肉? 何の肉? それとも、誰の肉? この娘がどうなっちゃったのか不明。
マッドサイエンティストがいきなり自分が実験台になると言い出すが、この衝動も意味不明。麻酔も要らないってのも意味不明。マゾ? そんなに何か見たいなら、最初から自分でやれば良かったじゃん。
モクモクした光るもやが何なのかも不明。ヤッパリ、大霊界だよなぁ。でも、何で悲鳴なんだ? 大霊界って、コワイの?
最後は集団自殺の現場から遺体を収容する場面に転じるけど、コレって結局は夢オチ? 意味不明。死ぬ間際の走馬灯? 何か釈然としない。
うーん、不可解と言うよりも、デタラメって感じ。物語もあってなきが如し。始まりも結末も不明だ。
せめて、シュールな映像でつづられていたなら、もう少し違った印象を受けたかも知れない。けれど、お世辞にも美しい映像ではなかったし、センスも感じられなかった。ビンボーくさくてイヤだ。70年代半ばの日活ロマンポルノみたいだった。
センスがなかったのは、衣装もそうだな。リアリティを追求したのだろうか? 主人公の女の子の衣装もダサダサだった。映画がエンターテイメントである以上、映像的に映える衣装を選ぶべきでしょ。誰が見たってアウトだ。
物語上、Hもあるが、映像もない。それも、貧しくないか? 意味のあることなら、万難を排して映像にすべきだ。意味がないなら物語に盛り込むべきじゃない。無用な期待をさせないで欲しいなぁ。(笑)
イマドキ、こんなイミフーな映画を見せられても困る。解る人には解るのだろうか? 私には監督さんの独り善がりにしか思えなかった。これから『大霊界』の方が、すっきりしていてイイ。
『リング』シリーズの脚本を書いた高橋洋さんが監督だそうな。『リング』もだんだん意味不明になって行ったから、こういう方って、自分の脚本を自分で監督しちゃダメなんだろうなぁ。本作品も別の方が監督した方が良かったかも知れない。適度に咀嚼されて私たちの前に出て来るから、その分、分かりやすくなったはず……。タラレバですけどね。
いずれにせよ、オススメ致しません!
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解読のヒント
投稿日:2011/05/09
レビュアー:無駄親方
解釈が分かれると思いますが、
おそらくこの作品を「脳」「認識」「サイコ」というキーワードで
理解しようとすると永遠に意味不明だと思います。
大脳生理学とか医学とか心理学とかの出番は全くありません。
これはあくまでも「ホラー」「怪談話」です。
脳をいじったら人間が妖怪に変った!という話です。
言ってみれば人工的に貞子や富江を作る方法を見つけてしまった話なのです。
(劇中では吸血鬼や死人という表現がそれにあたります)
しょっぱなが「お姉ちゃん」視点で始まるために誤認されますが、
「お姉ちゃん」が脳内認識を操作されて恐怖体験をしていく話じゃなく、
「お姉ちゃん」が恐怖をもたらす妖怪になってしまった!というお話です。
で、その「恐怖」というのは「今よりもっとネガティブな現実」のことだ、と。
言ってみれば新妖怪「おねえちゃん」に関わると、
嫌な現実満載の別世界に引き込まれるぞ!という怪談話なのです。
「幻覚」でも「死後の世界」でもない、別の現実を見せつけられるぞ!と。
そういう視点で見てみると、
『リング』や『仄暗い〜』と大差ないサイズの物語だとわかります。
ただまあ伝わりやすく作れなかった時点で駄作の評価はやむを得ない。
作り手側の、わかりにくいことが芸術だって考え方は若干古いと感じます。
「恐怖の対象はひとそれぞれ」「妖怪そのものが恐怖の対象じゃない」
というような新境地に挑みつつ表現しきれなかった、というところでしょう。
表現不足を「解釈は自由」って逃げるのは商業作品としてはただの言い訳...
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いんふぇるの…その門は心の奥にある^^
投稿日:2011/01/06
レビュアー:アルディ
掴み所のない「心」と言うアヤフヤな認知現象の集合体ではなく、物理的な心の「回路」の在処として「脳」のなんたるかを問うた雑な作品です。
回路としての脳みその演算能力は絶大で実際に人間が行動出来る時間を遥かに凌駕します。
不足の事態には「生き残りたい」と言う生き物の根元的欲求が人が一生の内に蓄えた全てのメモリーにアクセスするので走馬灯の様に過去の記憶が呼び起こされるそうです。
認識的には一つですが、その機械的な反射は多重で行われます。
それを受け取る認識は一つです。
それこそが「心」です。
それは情報処理のミスで錯覚が起こりがちです。
その軋轢を人は「恐怖」として認知「しがち」です。
劇中で最大の神秘現象として現れるドッペルゲンガーは誰の脳にも備わっている「猫の物差し」です。
遠隔でも人は自分の身体が物体の間隙を抜けられるか一瞬にして判断出来ます。
それは脳に立体的な物差しが有るからです。
それは常に外に向かい行動時の危機回避の為に働きます。
ごくたまに回路の不調が有るとソレが自分以外の存在とし「て見える」事があります。
つまり大概の霊現象は知覚の誤認なのです。
本作はジェイコブスラダーの様に脳を神の座と扱おうとして全てに煮え切ずに終わった感が強いです。
先ず、事実と認識のブレに付き物の「影」の描き方が杜撰です。
明確夢で有ろうが幻覚で有ろうが影の所在は曖昧です。
画面にキチンとした影を明朗に描かれている事に気付かないセンスしかないなら「認知の世界」を題材に扱わないに限ります。
脳にとって影は虚で有り、必要の無い「無」なのです。
地獄の門を臨死体験者の語る「光る穴」に準えるなら相反する影の扱いは逆に綿密にすべきです。
このいい加減さが全てを雑なヨタバナシで終結させています。
物語のソースもロボトミー手術の功罪が社会問題化された頃に使い古されたネタで全く新しさを感じません。
二時間ドラマの女王が1人異彩を放っていますが他は退屈極まりない作品でした。
人が認識する世界は例え現実ではなくても脳にとっては真実です。
ならば記録映画のごとき自然な情景が必要でしょう?。
アホの様に常に北風が吹く世界に心も冷めきってしまいました。
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すごく期待してすごく残念
投稿日:2010/12/31
レビュアー:ケイアイ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
ものすごく期待した。題名が恐怖だし、Jホラーの到達点だって、ふれこみがすごいから。リングはすごい映画だと思う。ジュオンも好き。でも、本当に怖い映画ってそれ以降はないんじゃないかと思う。だから、これは予告編もよかったので、期待した。
残念。主演の子はブラディマンディの高校生。すごく綺麗。せっかくの美少女で、ホラーにはうってつけの主人公なのに、話がチンプンカンプン。脳を刺激して見えないものを見る研究。さらにもっと先に見えるものは何かを知りたいといういかれた医者の話だということまでは分かる。たぶん、生きている間にあの世を見たいのだろうけれど、マーターズと同じ設定みたい。で、あの世はどうだったのかが不明。監督のインタビューもあったけれど、何だか無責任。やっぱりしっかりした脚本がまずなければいい映画はできないということ。特にホラーは難しいと思う。怖くなければ意味がないのだから。
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ユーザーレビュー
「胡蝶の夢」的なものが本質らしい
投稿日
2011/02/03
レビュアー
哲郎
私はホラー・ファンだが、この作品はどうにも後味が悪い。ゾッとする絶望感を覚えてしまう。
冬場に見るもんじゃないですね。途中で中断し、ホットコーヒーを飲むことなしには見れなかったよ。
それにしても、もう少しわかりやすく出来なかったのかなあ。ひょっとしたら、監督(脚本も)は『インランド・エンパイア』や『ドニーダーコ』といった作品にそうとう影響を受けたのではないか。特典映像のインタビューで監督は、「見方は自由である」と言っているが、それもデヴィッド・リンチ監督のコメントに似ている。作品の全体像は、「脳を徒にいじくることによって禁断の異世界の扉を開け、その影響で時間と空間が入り混じり、平行世界に重なりが生じている」ってことなんだろうと思うけど、先に挙げた2作品の骨格を借り、自分の分身(本体)が恐怖の異世界に支配されるというホラーの肉付けをすれば、この作品になる。
“片平なぎさ”のキャラは強烈ですね〜。
余談だけど、彼女は以前テレビのトーク番組で、「ヘビ(蛇)が大好きで、かわいいからベッドに入れて一緒に寝ちゃう」とのたまわってた。
ヘビ好きの人なんてそうはいない。さすが、ホラー向き女優の素質十分ですね。でも彼女、昔はアイドル歌手だったんですよ ・・・
どこが面白いのか分からなかった
投稿日
2014/02/10
レビュアー
みなさん(退会)
観客に何を伝えたかったのだろうか? 何を描きたかったのだろ? 大霊界? 何だか不愉快な気持ちしか残らなかった。それが作品の意図するところならば、大成功だ。(嘆息)
片平なぎささんがマッドサイエンティスト役で出演していたが、彼女が何をしようとしていたのか不明。脳に電極を刺すと何か見えるらしい。やっぱり、大霊界かなぁ。
何かの実験台にされた女の子は、冒頭で自殺を図ったようだが、何故死のうと思ったのか不明。それに実験後、真相の“語り部”として登場するが、これも何なのか不明。何者? ユーレイ? やっぱ大霊界だもん、ユーレイだよなぁ。〈ちなみに、この娘が誰なのかも不明〉
その女の子の妹が何をしようとしていたのか不明。ぼんやり出て来て、ぼんやりと現場に立ち会う。何をするわけでなし、これじゃ“証言者”としては失格でしょ。誰でもいいような役どころだけど、もう少し華やかな女優さんの方が良かったなぁ。この娘、普段からユーレイとか信じてそう。〈この娘も女優さんなのかどうか不明〉
この姉妹が幼い頃に何を見たのか不明。どうやら昔の人体実験のフィルムを見た後、森の中で“光”を見るが、コレって何? 見たから何? 姉妹だとか母娘だとか、敢えて世界を狭くするのは何故? 先祖の霊を敬いましょうってことかな?
妊娠した女の子が誰で何のために出て来たのか不明。単に“幻”かと思ったが、車に載せる場面もあるから、劇中ではちゃんと存在しているらしい。でも、何でこんな姿? 何でゾンビみたいになっているの? 食べてたのは何? ナマ肉? 何の肉? それとも、誰の肉? この娘がどうなっちゃったのか不明。
マッドサイエンティストがいきなり自分が実験台になると言い出すが、この衝動も意味不明。麻酔も要らないってのも意味不明。マゾ? そんなに何か見たいなら、最初から自分でやれば良かったじゃん。
モクモクした光るもやが何なのかも不明。ヤッパリ、大霊界だよなぁ。でも、何で悲鳴なんだ? 大霊界って、コワイの?
最後は集団自殺の現場から遺体を収容する場面に転じるけど、コレって結局は夢オチ? 意味不明。死ぬ間際の走馬灯? 何か釈然としない。
うーん、不可解と言うよりも、デタラメって感じ。物語もあってなきが如し。始まりも結末も不明だ。
せめて、シュールな映像でつづられていたなら、もう少し違った印象を受けたかも知れない。けれど、お世辞にも美しい映像ではなかったし、センスも感じられなかった。ビンボーくさくてイヤだ。70年代半ばの日活ロマンポルノみたいだった。
センスがなかったのは、衣装もそうだな。リアリティを追求したのだろうか? 主人公の女の子の衣装もダサダサだった。映画がエンターテイメントである以上、映像的に映える衣装を選ぶべきでしょ。誰が見たってアウトだ。
物語上、Hもあるが、映像もない。それも、貧しくないか? 意味のあることなら、万難を排して映像にすべきだ。意味がないなら物語に盛り込むべきじゃない。無用な期待をさせないで欲しいなぁ。(笑)
イマドキ、こんなイミフーな映画を見せられても困る。解る人には解るのだろうか? 私には監督さんの独り善がりにしか思えなかった。これから『大霊界』の方が、すっきりしていてイイ。
『リング』シリーズの脚本を書いた高橋洋さんが監督だそうな。『リング』もだんだん意味不明になって行ったから、こういう方って、自分の脚本を自分で監督しちゃダメなんだろうなぁ。本作品も別の方が監督した方が良かったかも知れない。適度に咀嚼されて私たちの前に出て来るから、その分、分かりやすくなったはず……。タラレバですけどね。
いずれにせよ、オススメ致しません!
解読のヒント
投稿日
2011/05/09
レビュアー
無駄親方
解釈が分かれると思いますが、
おそらくこの作品を「脳」「認識」「サイコ」というキーワードで
理解しようとすると永遠に意味不明だと思います。
大脳生理学とか医学とか心理学とかの出番は全くありません。
これはあくまでも「ホラー」「怪談話」です。
脳をいじったら人間が妖怪に変った!という話です。
言ってみれば人工的に貞子や富江を作る方法を見つけてしまった話なのです。
(劇中では吸血鬼や死人という表現がそれにあたります)
しょっぱなが「お姉ちゃん」視点で始まるために誤認されますが、
「お姉ちゃん」が脳内認識を操作されて恐怖体験をしていく話じゃなく、
「お姉ちゃん」が恐怖をもたらす妖怪になってしまった!というお話です。
で、その「恐怖」というのは「今よりもっとネガティブな現実」のことだ、と。
言ってみれば新妖怪「おねえちゃん」に関わると、
嫌な現実満載の別世界に引き込まれるぞ!という怪談話なのです。
「幻覚」でも「死後の世界」でもない、別の現実を見せつけられるぞ!と。
そういう視点で見てみると、
『リング』や『仄暗い〜』と大差ないサイズの物語だとわかります。
ただまあ伝わりやすく作れなかった時点で駄作の評価はやむを得ない。
作り手側の、わかりにくいことが芸術だって考え方は若干古いと感じます。
「恐怖の対象はひとそれぞれ」「妖怪そのものが恐怖の対象じゃない」
というような新境地に挑みつつ表現しきれなかった、というところでしょう。
表現不足を「解釈は自由」って逃げるのは商業作品としてはただの言い訳...
いんふぇるの…その門は心の奥にある^^
投稿日
2011/01/06
レビュアー
アルディ
掴み所のない「心」と言うアヤフヤな認知現象の集合体ではなく、物理的な心の「回路」の在処として「脳」のなんたるかを問うた雑な作品です。
回路としての脳みその演算能力は絶大で実際に人間が行動出来る時間を遥かに凌駕します。
不足の事態には「生き残りたい」と言う生き物の根元的欲求が人が一生の内に蓄えた全てのメモリーにアクセスするので走馬灯の様に過去の記憶が呼び起こされるそうです。
認識的には一つですが、その機械的な反射は多重で行われます。
それを受け取る認識は一つです。
それこそが「心」です。
それは情報処理のミスで錯覚が起こりがちです。
その軋轢を人は「恐怖」として認知「しがち」です。
劇中で最大の神秘現象として現れるドッペルゲンガーは誰の脳にも備わっている「猫の物差し」です。
遠隔でも人は自分の身体が物体の間隙を抜けられるか一瞬にして判断出来ます。
それは脳に立体的な物差しが有るからです。
それは常に外に向かい行動時の危機回避の為に働きます。
ごくたまに回路の不調が有るとソレが自分以外の存在とし「て見える」事があります。
つまり大概の霊現象は知覚の誤認なのです。
本作はジェイコブスラダーの様に脳を神の座と扱おうとして全てに煮え切ずに終わった感が強いです。
先ず、事実と認識のブレに付き物の「影」の描き方が杜撰です。
明確夢で有ろうが幻覚で有ろうが影の所在は曖昧です。
画面にキチンとした影を明朗に描かれている事に気付かないセンスしかないなら「認知の世界」を題材に扱わないに限ります。
脳にとって影は虚で有り、必要の無い「無」なのです。
地獄の門を臨死体験者の語る「光る穴」に準えるなら相反する影の扱いは逆に綿密にすべきです。
このいい加減さが全てを雑なヨタバナシで終結させています。
物語のソースもロボトミー手術の功罪が社会問題化された頃に使い古されたネタで全く新しさを感じません。
二時間ドラマの女王が1人異彩を放っていますが他は退屈極まりない作品でした。
人が認識する世界は例え現実ではなくても脳にとっては真実です。
ならば記録映画のごとき自然な情景が必要でしょう?。
アホの様に常に北風が吹く世界に心も冷めきってしまいました。
すごく期待してすごく残念
投稿日
2010/12/31
レビュアー
ケイアイ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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ものすごく期待した。題名が恐怖だし、Jホラーの到達点だって、ふれこみがすごいから。リングはすごい映画だと思う。ジュオンも好き。でも、本当に怖い映画ってそれ以降はないんじゃないかと思う。だから、これは予告編もよかったので、期待した。
残念。主演の子はブラディマンディの高校生。すごく綺麗。せっかくの美少女で、ホラーにはうってつけの主人公なのに、話がチンプンカンプン。脳を刺激して見えないものを見る研究。さらにもっと先に見えるものは何かを知りたいといういかれた医者の話だということまでは分かる。たぶん、生きている間にあの世を見たいのだろうけれど、マーターズと同じ設定みたい。で、あの世はどうだったのかが不明。監督のインタビューもあったけれど、何だか無責任。やっぱりしっかりした脚本がまずなければいい映画はできないということ。特にホラーは難しいと思う。怖くなければ意味がないのだから。
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