インフォーマント！

工場で発生したウイルスによる損失の責任を問われてからのウィテカーの目的が良くわからない。

ADMに関して色々暴露していくうちに、自身の隠し事が明るみになってそれがどんどん話が大きくなっていき自分の首を絞めてしまう。

ウィテカーにイラついてしまうし、ブラックコメディにしても中途半端でした。

つまらなくはなかったです。

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AJINOMOTO？？
味の素？
あの？
玉子焼きや、おひたしに毎日使ってますけど。
実名でいいの？
いきなりびっくりした。
これってマイナスイメージになりませんか？

それはおいといて、なにより音楽が気に入りました。
毎朝出社するたびにあの音楽。
いい具合に力が抜けて、マットのキャラにぴったり。
どんな題材でも音楽と編集次第でコメディーに
なってしまうんだな〜。

ゴルフシーンのプニプニのおなかや
ラストのはげ頭。
ジェイソンボーンファンにはある意味たまりません（笑）

スティーブン・ソダバーグが、「チェ」「エリン・ブロコビッチ」に続いて、実話を映画化。マーク・ウィテカ（マット・デイモン）は、33歳の若さで大企業の重役に上り詰めた男。愛する妻と子供たちに囲まれた良き家庭人、給料は35万ドルのエリート。そんな彼が会社の不正を内部告発する。彼は、なぜ告発したのかが、いまいち分からなくて、正義のためなのか、英雄になりたかったのか、ただ単に目立ちたがり屋なのか、主人公の言ってることが二転三転する。

告発したけど、自分が昇給すると知って告発をキャンセルしたり、ＦＢＩに証拠集めを頼まれると、007気取りで、自分のことを007の２倍賢いから「秘密謀報部員0014」などと言い出したりして、大きな子供なのだ。

こんな主人公にみんな翻弄されていくさまは、面白くもあり、悲しくもある。悲しいのは、頭はすこぶる良いのに、大人に成りきれていなくて、大嘘ばっかりついているから。日本人で、結構いそうなんだよな。

ソダバーグは、一人の人間が巨大な権力に向かっていく作品が多い。ほとんど映画では起伏がなく、淡々と物事を語るソダバーグ映画なので、見る人を選ぶ。

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　90年代に起きたリジン・カルテル事件。
　大企業の悪行を内部告発し、全米を揺るがした一人の男は、ぞっとするほどテキトーで、能天気で、その場しのぎで、お調子者。
　勇気ある内部告発者のイメージとは程遠く、しかもこの一連の騒ぎで自らの横領がバレて逮捕されちゃってます（苦笑）。いったい何の騒ぎ？って感じです（失笑）。

　本作を観ていても、この男がいったいどういう神経をしているのか、何を考えているのか、善人なのか悪人なのか、真実を言っているのかそうでないのか、ただ単にバカなだけなのか、さっっっっぱりわかりません。
　きっとそれは映画を観た私だけでなく、FBIや弁護士、実際に彼とやり取りした関係者たち全員が感じたことなのだと思う。ずっと彼を弁護してきた妻ジンジャーですら、最終的に宇宙人でも見るような目つきで夫を見つめていたのが印象的でした。

　結局、彼の正体はわからずじまい。
　気づけば、Mark Whitacreという名をネット検索していた私。
　彼は８年半の服役（！）を終え、現在はある企業のCEOになっているそうです（！！）。markwhitacre.com（！！！）なるページのTOPにはマット・デイモンと肩を並べて満面の笑みを浮かべるウィテカー夫妻の写真が（！！！！！）。
　何とまあ・・しゃあしゃあと。“面の皮が厚い”ってこういうことを言うんですね。
　決して偉業を称えられた作品でもないのに・・・恥ずかしくないのかな？
　やっぱり何考えてるかわからない。本当の危険人物ってこういう人だと思う。

オーシャンズのイメージで見てしまった！失望した