アニマトリックス

第一線で活躍するアニメクリエーター達による「マトリックス」の外伝的作品らしい。技術的な部分や創造性、映像センスなんかは確かに素晴らしいんだろうなって素人目にも思えるのだけど、それが作品として素直に楽しめるかと言うと又、別の話のように思えましたね。

短編だからサクッといけるけどこれを一本の作品として見せられたら私は降参です。
アニメファンには受ける要素も有るでしょうが、私には所詮クリエーター達の自己満足の世界を抜けれない実験的な作品程度にしか思えませんでした。
まあ、いろいろな表現方法を堪能できる点では評価出来るけど「マトリックス」を補完出来るほどの作品集では無いと思います。

『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟と、日本人を中心とした世界のトップ・クリエーターたちとのコラボレーションによるオムニバス・アニメ集。いかにして「マトリックス」は始まったのか、異なる場所で存在した幾多の「マトリックス」裏エピソード、そして『マトリックス リローデッド』への序章などが語られている。映画『マトリックス』でウォシャウスキー兄弟が作り上げた鮮烈なイメージが、日本のアニメから強いインスピレーションを受けていたことは、今ではとても有名な話。「マトリックス」にまつわる様々なエピソードを、ハイクオリティなＣＧやユニークな技法を駆使して表現されている。９作品中７本が、日本人クリエイターによって監督されていることは、世界のアニメにおいて日本の芸術性がどれだけすごいものかがわかる。

　『マトリックス』の世界を、日本人を中心としたアニメクリエーター達が描いたオムニバスアニメ。もろに映画に直結するエピソードが４編。マトリックスの世界観はそのままに、違ったアプローチで描かれたエピソードが５編。あわせて９編の短編で構成されています。
　１編目『ファイナル・フライト・オブ・オリシス』
　地上でセンティネルの大群と例の削岩機を発見したオリシス号のクルー達がザイオンに警告を発するために決死の戦いを繰り広げるもので、女性クルー、ジョエがマトリックス内で投函したメモが『リロ』の冒頭に届くメッセージだということが描かれます。作ったのは『ファイナル・ファンタジー』のスタッフ。
　２，３編目『セカンド・ルネッサンス』
　『マトリックス』に至る前日譚。
　４編目『キッズ・ストーリー』
　『リロ』でネオにつきまとい、『レボ』ではミフネ船長と頑張っていたキッド少年が、マトリックスからなんと自力で！脱出する話。
　５編目『プログラム』
　戦国時代のようなシュミレーションプログラムの中で“暇つぶし”をするシズが仲間の一人にマトリックスへの帰還を持ちかけられる話。
　６編目『ワールド・レコード』・・・別名『走る男』陸上版
　１００ｍ走の世界記録を出しながらドーピング疑惑により全てを失った男が、身の潔白を証明するために再び走る。そして人類未踏の領域に踏み込んだ瞬間、マトリックスの真実を垣間見る・・・。
　７編目『ビヨンド』
　マトリックス内で生じたバグの話。個人的には一番好き。マトリックス内の何気ない日常の中にプログラムのバグによって生じたストレンジソーンで嬉々として遊ぶ子供達がいい。何より舞台が日本なのがいい。
　８編目『ディテクティブ・ストーリー』
　しがない私立探偵が何者かにトリニティの捜索を依頼される話。トリニティ登場します。演じる声はもちろんご本人。
　９編目『マトリキューレッド』
　現実世界で、捕獲したマシンを人間側に寝返らせるために、マシンにマトリックス世界を体験させる話。

　とまあ、こんな感じの９編。
　どれもこれも映像的にはもちろん、アイディアも興味深く、かなりの出来栄えです。
　確かにこれを観るとマトリックスの世界観をより深く味わえるかもしれません。観て損はなし。

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回を重ねるごとにグダグダになった本編ですが、これは面白いですよ。いろんなアニメ楽しめるし。アニメの方がオネエサン（グラサンの黒服のおばさん）きれいだし。

特に機械と戦争にいたった経緯がよくわかって良いです。
国連みたいなところに、かわいらしいロボットが交渉にいくも、人間が袋叩きにするところなんかは悲しくなりました。ヒトは異質のものにきびしいですからね。変化をもたらすものに対応できない人はたくさんいますからね。

ロボットに夢みさせて洗脳させる話が個人的には一番好きです。

夢か現実か、今いる世界は本当かなど考える余裕がないくらい現状は大変です。妄想をとる仕事しているけど、今の世の中、妄想が必要ではないかな？

と、いうふうに言われていたことがある。
内容は9つの短編集。
最初、CGの女性と男性が戦うシーンから始まる。
しいていえば、それ以外は全てアニメである。
（残り８つが）
ネオがマトリックスで居た世界、現実の世界など各々の世界の短編である。（中にはネオもでてきたっけ？な部分もある）
色んな人たちをマトリックスの世界から呼び起こし、ネオのように現実世界に連れて行くような展開の話など。
ちなみに私はスケボー少年の話と、空き缶が宙に浮いたりして遊ぶ少年達の話が好きだった。

私は、マトリックス1.5というよりは、マトリックス0.7と感じを受けた。
なんというか、マトリックスを作る前に「どういう話にしましょーか、、、」「じゃぁとりあえず短編でも作ってきてー」といって試作した短編を見ているようだった。

アニメはプロダクションI.G.（？）がてがけてい（たかな？）るようですげー。。。。。な出来で、、、。
とりあえず、マトリックスが好きな人は見てソンはないと思う。