イントゥ・ザ・ワイルド

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最近、また長時間の映画を観るのが億劫になってきてしまい、
この映画も何回も後回しにしてきました。
結果的に観てよかったな〜と思えたのでよかったのですが…。

どんな映画か知らず、ただ長さだけを知って観たものですから正直、ビックリです。
それはやはり結末に。そして実在した方だと知って。。。

今の自分が観ると最初に出る言葉は「若いな〜」なんですけど、でも分からなくもない。
ただ、自分は同じ事が出来なかっただけで、やはりそれなりに葛藤やらもあったわけで。
それを実際にやったってだけでも凄いな〜とは思います。
でもやはり、家族に対して心配かけてるので妹にでもいいからコンタクトは
とってほしかった。ってのが率直な気持ちです。

何の冒険もした事ない私でさえ小学生の時に
「自転車で知らない道を通って遠くまで行ってみよう!!」と友達と旅に出た事がありますｗ
朝の８時から近所の駄菓子屋さんでお菓子を沢山買い、６時間自転車で走り続け、
挙句の果てに自転車がパンクして帰ってきましたが（笑
それでも、凄い冒険をした気分でした。もちろん両親にこっ酷く怒られましたが（泣
クリスはもっともっと凄い経験をし、沢山の人と出会った。
この行動に対して賛否両論あるだろうけど、何事も経験しないと分からない事もあるし、
家族に迷惑をかけた事に関しては論外だけど、彼の人生なのだから…。

ほんとにラストはビックリでした。
でもきっと、彼自身、後悔はしてないでしょう。やりたい事をやった訳ですし。
バスの前で撮ってた写真の彼も幸せそうな顔をしてましたよね。
私は馬車馬のように働くの、意外と嫌いではないのでこんな冒険はできないですが、
こういった行動に出れるってやはり憧れてしまいます。絶対に出来ませんがｗ
ドキュメントを観てるような映画でした。観てて心がザワザワしたのは何でだろ？

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一人の青年が自由を求めてアラスカを目指す。

誰にでもそんな思いは、必ず持っていますよね。特に男性なら。
もちろん、こんな僕もこんな旅をしてみたいと思ったことは数知れず…
ただ、実際には勇気がなく、なかなかできんもんです。

そんな僕みたいな人に、人生の後押しをしてくれるようなシーンがたくさんあります。
特に僕が好きだったのは、クリスとロンの１シーン。
クリスが山の上から、山に登るのをあきらめるロンに対して、
「生き方を大きく変えないと…、新しい経験が心を豊かにする」
といった言葉を言って、山を登る気にさせる言葉があるのですが、自分に言われているような感覚でした。
何か僕の中でも、小さな灯がともったような気がします。


エンドロール前に本物のクリストファー・マッカンドレスがバスの前で笑っている写真が写されます。
エミール・ハーシュ演じるクリスが同じようにバスの前で笑うシーンがあるのですが、忠実に描かれています。服とかブーツに至るまで。
思わず、観終わった後、もう一度観てしまいました。

クリスが残したものとショーン・ペン監督が描きたかったものが、非常に心に響く映画でした。

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もう一度観たいと思ったほど、良い映画だった。ロードムービーは大好きなんですが、普通のロードムービーとは一味もふた味も違う素晴らしい作品だった。時間軸がありますが、とても分かり易く描かれていて構成もとても巧い。ショーン・ペンの傑作。

クリスの旅ですが、誰もがこんな気持ちを持った事があると思う。この実在した人物クリスの旅を批判的に言う方も多かったらしい。現実っていうものは厳しいものですからね。

時々カメラ目線ではしゃぐ場面があったんですが、一緒に旅をしているような不思議な感覚になりますね。なかなか勇気のある演出をしています。

「幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時だ」
この答えが見つかったのに死を迎えてしまったクリス。残念だ。

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劇場公開時から気になってたショーン・ペン監督の最新作！『イントゥ・ザ・ワイルド』を観ました♪

う〜ん。。。これはなんてゆーてエエのか〜・・・

ひっじょーに感覚的な映画なんで、むちゃくちゃはまる人と、ふ〜ん〜っつー人にわかれそうやね〜（・〜・）

で、自分はどうかっつーと、どっちでもなくて・・・一歩ひいた位置から"わかるわかる"っつって納得した感じш(｀∇´*)ш

□■□■□■□■□

時間（長さ）にうるさい自分っすけど、そんなに時間の長さは感じひんかったっすね〜

ただ、観客の心に浸透させるための間が多くとってあんのに、自分の場合はその心で感じなければいけない間で頭を動かして（考えて）しまった感じ・・・やってもーた〜。(;°皿°)"

これはなにも考えずに純粋に心で感じたほうがエエ映画やし、そこが作品のテーマでもあるのに、自分がいつも考えてるテーマっつーのもあって、おもわず思考する方にいってもーてイマイチ入り込めへんかった感じ・・・

□■□■□■□■□

【感覚的なネタバレになってるんで鑑賞前には読まないほうがええかも・・・】

これは、"頭と心"の物語で、心が大事なんやっつー話やもんね・・・（（φ（・д・。）

もしくは"知識と行動"や"知識と経験"と置き換えてもええやろね・・・（（φ（・д・。）

彼ほど頭が良くて知識が豊富な人間が、なんであれほど簡単なことが理解できひんかったのか？

なんで、全てを捨てて旅に出なければならなあかんかったんか？

なぜなら彼はそれを経験してなかったんよね〜・・・（´・ω・`）

どんなけ簡単なことでも、経験していないものは理解でけへんのよね〜（´・ω・`）

せやから彼にはわからんかったんよね〜・°・（ノД｀）・°・

せやから彼は全てを捨てて旅に出なあかんかったんよね〜（（（（（（（ノ・д・）ノ旅に出よう！

そして、心にいろいろな経験を積み重ねた後に、ごくごく簡単な一文を読んだとき・・・彼の中で全てが繋がって、彼の心と頭にしっかりとそれが刻み込まれて、彼は"人"として１つ階段を上り終えるんよねー。。。

□■□■□■□■□

というのを、観てる間に"考えて"もーたっす。(;°皿°)"

これは、できる限り考えずにぼーっと観た（感じた）ほうがエエ映画なんで、そーゆー風観ることをオススメします（°∀°）b

まぁ、自分のような観方をしても、じゅーぶんエエ映画やけど・・・（75点つけてるしね！）

個人的満足度　７５点！　オススメ度　７５点！

大自然の中で生き残る最低限のサバイバル術も持ち合わせていなかった青年の冒険を、無謀だ無知だとは一片も誹謗することがありませんでした。
青年を自分の子のように孫のように想うやさしき自由人たち、千々に乱れる親心、青年の苦悩を深く理解していた妹その他と青年を碧虚に送るにふさわしい暖色のシチュエーションこれでいいのだと思います。
学校の勉強は優秀とて未熟きわまりないといえばそれまでのしかし人間界の真理の一端を悟った青年の末期を飾るのが、いかにでも感傷的であってかまやしない、泣いていいとショーン・ペンが呟いているようでした。
そう感じたので当然ラストのポートレートに涙しました。