ホステル

若者３人が淡い期待を抱いてスロバキアのホテルに来て見れば、美女が惜しげもなく裸体をさらしている。まるで夢のようなホテル。
男どもは浮き足立ってるので、全く警戒心ナシ。

いつの間にか１人消え、翌日には更にまた１人消え・・・。

あまりパッとしなかった主人公が、ようやく消息を辿り男らしくなっていく。ここまでの前半はかなりモタついてます。
タランティーノ・プレゼンツと言う事で、何となく『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を思い出しました。

後半になってからの展開は早く、ようやくこの映画の目玉である【拷問】が垣間見れます。
いろんな拷問道具やら建物の雰囲気から、とてつもなくゾッとしますが、実際はそんなに言うほどのスプラッタは出てきません。

逆に、出演している日本人設定の女優さんや三池監督などで少し笑えました。

イーライ・ロス監督は、現在続編を製作中です。

ラストもコ気味良く終わり、なかなか楽しめた１作でした。


余談ですが、これで拷問系のホラーに便乗した作品は多数あるようで、中でも去年アメリカで公開された『LIVE　FEED』と言う作品がイイ線いってたと思います。
中国へ遊びに行ったアメリカ人達が、拷問ショーに巻き込まれるといったストーリーで、まだ日本では未公開なので、気になる方はぜひ輸入でご覧になってみて下さい。

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（不快なネタバレを含みます）

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「２」はそろそろ近日リリース欄に入るんでしょうか（観てないけど）。この作品は少し躊躇していたのでようやく観ましたが、案外と大丈夫でした。というのは、皆さんが指摘されている通り、痛い描写がそれほど直接的でないということと、詳しくは書きませんがどうも相手が組織であり、すべては金をめぐって動いているということが分かってから、安心したということがあります。『悪魔のいけにえ』などを思い出すと強く感じるのですが、理由が分からないほうが怖いと思います。語り口がうまいし、テンポが良いので飽きませんが、スリラー面を自分の中で強調して観てしまうと、もちろん素晴らしい作品は多々あるので見劣りしてしまうのは否めません。
　この種の作品の場合、映画をリアルに捉えて、共感するタイプの鑑賞姿勢の場合は、やはり不快になるのが当たり前で、それも自然なことだと思います。ただ人には（僕にも）、こうしたお化け屋敷にいって怖がりたいというよく考えると不思議な、やや本能に根ざした欲望があって、快と不快の境界はあんがい曖昧なものなのかもしれないなどと、だらだら考えました。５５点。

�A
　映画が不快なのは良いですが、レビューが不快というのはどうでしょうか。この不快も楽しめる人はいるでしょうか。レビュアーの菜弓と達也さんが本作のレビューで憤っておられますが、僕もちょっとひどいと思います。たとえばカナの顛末まで書かれるなら、やはり「ネタバレ」表示をチェックされるのがマナーというものでしょう（この方はネタバレチェックをご存知でないのだろうか？）。その地雷のようなレビューは菜弓と達也さんの少し前、2007年4月初めに投稿されていますので、ご注意。

�B
　映画が不快なのは良いですが、レビューが不快というのはどうでしょうか。この不快も楽しめる人はいるでしょうか。本作を鑑賞後、all cinema online　を流していると、そこの『ホステル』『キャビン・フィーバー』のレビューから、「ブアマン『脱出』のテイスト」「ギニーピッグ＆オールナイトロング」など引用（と言っておきますが）多数。もう怒る気にもなれず、ガッカリですね。

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てゆうか　みんなばればれだなあ　まあ映画館で観ればその「外し」にさて　次はどうなるとなるんだけど　わかっていて　はなから見るとなるとＤＶＤでは早送りされちゃうんだろうね（あmasamuneさん　無視されてると思ってたんだけどなんかそれは買い被りなんですが　どうも過大な評価をありがとです＾＾）
最近の慎ましくホラーを刷新してる連中に比べ　このイーライ・ロスはニヒルでずっと挑発的なのだ　それを高く買いたい

ホラーへの批評性はまるで　ジャパニーズ・ホラーの原理主義的思考をアメリカで一人で実践してるようなのだ　後半のアクションを除くとある種の退屈を　覚えるかもしれないが　この前半のバカ三人の道中記の外しを　確信犯的にやっていてそこのパートが実は面白い　いやしたたかだよ　ヒルビリーをオランダに移して　もうシチュエーションが違う　日本女性の被害者を混ぜ　チビッコギャングが出てきてユーモラス　とにかく拷問部屋を外していくのだ周到に「キャビン・フィーバー」と同じだよね　これは何かしら

同じ日にラウル・ルイスの素晴らしい「クリムト」を観てたのね　その中でクリムトが分離派って　呼ばれてたって話があるの　この分離がイーライ・ロスのやりたいことなのかもしれない　切り離し　痛さよりもそれは切り離すこと自体が関心みたいな　実際まさに切断の場面が足の爪を切ってる女の子のカットつなぎになったりするのだ　手足の切断　携帯に映る首　ホテルからのチェックアウト　日本人の言うさよなら　分離のテーマがちりばめられている　masamuneさんが言うブアマンの「脱出」もある場所からの　離脱のシネマなのだ　オタエドンが視れない　拷問された日本人の女の子の飛び出た眼球をハサミで切り落とす（分離）シーン　このあとこの拷問部屋をひたすら脱出するアクションに映画はなるんだけど　これだけの重症で痛がる描写がないんだけど　駅で女の子はふと　鏡状のなにかの面で自分の顔を客観的（分離）に観た時　絶望して線路に飛び降りる（このシーンは誰でも不可解に思うはずだ）カメラがパンするとそこには　助けた男はいない　すでに電車に乗って逃亡（分離）してるのだ　

なんでそんなことをするのかわからんけど　もしかするとホラー映画からの逃走宣言を周到にやってるのかもしれない　ブアマンのまさに「脱出」のような　何かから逃れていくアクション映画をいずれ演出するようになるのかもしれないよ　とりあえずはホラーの新作が続々待機してるみたいだから　彼のホラーをいまのうち楽しむが正解かな　　

前半はＨシーンが多くダラダラしているのですが、主人公が捕らわれてからが、俄然面白くなります。
残酷な拷問シーンがえんえんと続くのかと思ったら、それは少しだけ。
逃げようと戦うシーンは、けっこうコミカルで笑えます。
目の前に急に都合よく、とある人物が現れたりなど
突っ込み所は満載なのですが、なかなかあほらしくて楽しかったです。
こんな殺人組織があったら…とか深刻にとらえるより
私は単純に娯楽作として楽しみました。
タランティーノやイーライ・ロス監督の日本好きが
感じられる箇所もありました。
ホラー好きで、遊び心のある方にお勧めします！
ちなみに　こんちゃんさん、三池崇史氏は
拷問の行われてる建物から出てくる客の役で一言台詞がありましたよ。
アメリカでは「拷問といえば、三池！」なんでしょう。
「オーディション」とか人気があるようですし。

他の方のレビューを読んで前半ほとんどエロってことだったので
テッキトーにながら観してたら
人間関係その他がまったくわからないまま肝心の後半部分に突入。

「あんた・・・」誰だ？
最初から観直した方がいいのかなー

まーこのまま一回観てみて、何なら明日もう一回観ればいいか
とも思ったんですが、結局途中で止めて最初から観直しました。
１．５倍速で。

教訓：興味がない場面も一応初めからちゃんと観なくちゃダメ。

ストーリーが怖いです。
スプラッターもあるけど、スリルとか設定を楽しむ作品かな。と思いました。

わしゃっと出てくる子どもの集団も怖いと思ってたけど、
子どもは恩義に厚かった。

それからこのラスト、私は気に入りました。