アルゼンチンババア / 鈴木京香
アルゼンチンババア
/長尾直樹
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(93)
解説・ストーリー
よしもとばななの同名小説を役所広司、鈴木京香、堀北真希主演で映画化したファンタジックな家族ドラマ。母の死に直面した父娘が、変わり者の女性との奇妙な交流を通して悲しみを乗り越えていく姿を優しく見つめる。監督は「鉄塔武蔵野線」「さゞなみ」の長尾直樹。仲の良かった3人家族。その中心だった母が死んだ日、父は病室に姿を見せず、そのまま行方をくらましてしまう。それから半年後、父は町はずれの屋敷に独りで暮らす風変わりな女性アルゼンチンババアのもとで発見される。娘は父に会うため、その屋敷を訪ねるが…。
よしもとばななの同名小説を役所広司、鈴木京香、堀北真希主演で映画化したファンタジックな家族ドラマ。母の死に直面した父娘が、変わり者の女性との奇妙な交流を通して悲しみを乗り越えていく姿を優しく見つめる。監督は「鉄塔武蔵野線」「さゞなみ」の長尾直樹。仲の良かった3人家族。その中心だった母が死んだ日、父は病室に姿を見せず、そのまま行方をくらましてしまう。それから半年後、父は町はずれの屋敷に独りで暮らす風変わりな女性アルゼンチンババアのもとで発見される。娘は父に会うため、その屋敷を訪ねるが…。
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「アルゼンチンババア」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
よしもとばななの同名小説を役所広司、鈴木京香、堀北真希主演で映画化したファンタジックな家族ドラマ。母の死に直面した父娘が、変わり者の女性との奇妙な交流を通して悲しみを乗り越えていく姿を優しく見つめる。監督は「鉄塔武蔵野線」「さゞなみ」の長尾直樹。仲の良かった3人家族。その中心だった母が死んだ日、父は病室に姿を見せず、そのまま行方をくらましてしまう。それから半年後、父は町はずれの屋敷に独りで暮らす風変わりな女性アルゼンチンババアのもとで発見される。娘は父に会うため、その屋敷を訪ねるが…。
「アルゼンチンババア」 の作品情報
「アルゼンチンババア」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
アルゼンチンババアの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
112分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
VPBT16301 |
2007年10月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
1人
|
0人
|
アルゼンチンババアの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
112分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
VPBT16301 |
2007年10月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
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ユーザーレビュー:93件
アルゼンチンというよりハワイ??
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
原作は未読ですが、いかにも「よしもとばなな」らしいお話でした。
鈴木京香が「ババア」というのはミスキャストという意見はもっともですが、私は京香さんがけっこう好きなので好意的に見てました。しかし、アルゼンチンババアの人柄や魅力が描ききれていないところがだめです。奥さんの死を受け入れられない男が、どんなふうにしてこの女性に癒されたのか、そして男とその娘がなぜ立ち直ることができたのか、いまいちよくわかりません。
それにしても何でアルゼンチンなのでしょう?「軍事政権によって家族を奪われた」という過去を語らせるためなのでしょうか。イルカがでてくるところや(よしもとばななってイルカが好きですよね)、病室にハワイアンキルトがかけられていたり、アルゼンチンというよりハワイという感じがしましたが。
掘北真希のおばさん役をしていた森下愛子がよかったです。うまく年を重ねていますね。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
「あぁ、ここから逃げ出したい」と感じたときに観てください
奈良美智のつり目女の子のイラストにタンゴのリズム、映像も黄色のフィルターで乾いたアルゼンチン色、蜂蜜とマテ茶の香り、空の青と草原の緑のコントラストの中、象徴となる遺跡のようなアルゼンチンビルの素敵なたたずまい。
予告編素敵でしたね。
(私、かなり期待して映画館で観ました)
あー、やっぱり酷評が多いですね。なので、弁護します。
この映画は、疲れているときにぼけっーと観る映画です。
ばななさんの作り出す風景の補完映画みたいな作品。
「あぁ、ここから逃げ出したい」と感じたことあるなぁ。
逃げたいときは、逃げてもいいんじゃない。
私は、逃避したいから映画観るし。
日常から抜けだして、距離や時間が関係なくなる自由な空間。
だから、素敵な台詞の1つでも記憶して、今の現実の糧となれば、映画を観て癒されたってことになると思うのです。
それくらいの包容力を持って観てください。
そんな包容力を持ったババアの映画です。
(確かに鈴木京香はババアじゃなかったけれど…)
監督の京香ババアをキャスティングした意図は<ネタバレ>で↓
<ネタバレ>
確かに演出がづれていて、映画の中の人に感情移入できなければ登場人物たちは、ただの他人。
でも、この映画の中には、他人事なのに世話を焼いてくれたり、心配してくれる人がたくさん登場します。
その代表が、鈴木京香演じる包容力抜群のアルゼンチンババア。
確かにババアではなく、アルゼンチンおばさま。
長尾直樹監督の狙い「女性としての魅力を残したいと思って鈴木京香さんにお願いしました。これは僕の願望なんですけど、オヤジが癒される要素として、恋愛感情や男女の交流みたいなものが少し欲しかった。だから、綺麗な人がババアになることでニジミでてくる美しさを撮りたいと思った」は、観ている人にはあまり伝わらなかったみたい…。
でも、そのアルゼンチンおばさまに素敵な台詞(ウル覚え)がありました。
「愛はその時。永遠なれ(止まれ)と望むところから生まれる」
そう言っていたアルゼンチンおばさまも自分の体に芽生えた現実を、命がけで受け入れ、時間を止めないこと(=生むこと)を決断しますね。
時よ止まれと願っても、現実は動いている。
アルゼンチンおばさまが命がけで伝えたくれたメッセージを父、悟(役所広司)、娘みつこ(堀北真希)も素直に受け入れた。
そして、私も。
映画館から出たとたん、街の雑踏で一瞬にして現実に戻される。
それと同じで現実の世の中で止まったままの「愛」は存在しないんですね。きっと。
受け入れること、あきらめこと、捨てること。
そこから、形の違う「愛」に変わるんです。
映画館出た雑踏の中で、↑こんなことを感じてほしかった映画なのかなぁと考えていました。
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素直に感動
映画館で見たときの感想です。映画としては不満な部分もあって、「泣いた」とか言いたくないのですが、正直に言うと3回ほど涙腺が緩んでしまいました。ちょっと感動もしてしまいました。
登場人物のキャラクターがきちんと描き分けられていて、よく出来た映画ではあるのですが、人物のアップが妙に多いのが気になります。舞台となる町がどんな町なのか、よく分からないくらい、風景が描かれません。アルゼンチンババアの館も一体、どのへんにあるのか。なぜもっと風景を撮らなかったのでしょう。登場人物を風景の中で描いて欲しかったです。
また、アルゼンチンババア役の鈴木京香がきれいすぎです。アルゼンチンババアは訪問する人たちをすぐに抱きしめるのですが、「臭いババア」という設定で、みんな顔をしかめます。ところが、鈴木京香がきれいなので、臭い感じがしないんですよね。香水のにおいがきつすぎて臭いのか、もっと別のホントに臭いにおいなのか、よく分からないのです。
しかし登場人物たちの気持ちはよく分かりました。それゆえに涙腺も緩んだのですが。
ラスト近く、舞台が海辺の町になると、やや引き気味の絵が出てきて、ああ、ここまでフラストレーションがたまるようなアップの絵ばっかりだったのは、ラスト近くのこの海の光景を引き立てるためだったのか、と一瞬思いましたが、やっぱりあんまり引きの絵はなし。ますますフラストレーションがたまりました。
それでも素直に共感できる登場人物が多くて、ストーリーも結構良かったです。男のガキが説教し始めるところはムカムカしましたけど。
堀北真希がとってもステキでした。アップばっかりの映画で、堀北真希もずーっとアップなんですけど、かわいい女の子はいくらアップを見ていても全然飽きませんからね。なんときれいなんでしょうか。若い女性の美しさはいつも驚きです。
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味わいがあった。
投稿日:2008/03/06
レビュアー:かづしげ
こんな大人のファンタジーも有りかなと思う。妻の死から逃げたいと云う男(役所)の気持ちも分からないでもないし、そのことで傷付く娘(ホマキ)の気持ちは十分過ぎるほど分る。
鈴木京香のアルゼンチンババーが居そうにもないキャラクターでファンタジーになっているが、この人が居なければ男はホームレスになるか自殺してしまったんじゃないかと思う。
心の弱い父と、置き去りにされて心の空洞を持つ娘の相互理解がテーマとすれば、このキャラクターが必要だったんだろうね。
不満があるとすれば、アルゼンチンババアの鈴木京香が綺麗過ぎることかな。ファンタジーだからそれでも良いのか(笑)
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メルヘン系?
投稿日:2007/12/23
レビュアー:ゆかっくま
人は見かけが変だと頭も変とされる。っていうか決め付けられる。
この物語のアルゼンチンババアもそんな感じ。
いい大人が何かから逃げ出したい時、流行や人の目を気にしないこんな感じの人が一番理想的なんでしょ〜。
妻が死んですぐに、そんな女の人を愛してしまう人はどうかと思いますが。。。笑
ま、それだけ魅力的だったのでしょ〜。
この物語の中で、鈴木京香はババア役なんですが、正直年齢不詳です。
見た目がババアだからアルゼンチンババアと呼ばれているのか、それとも実年齢もほんとにババアなのか。。。
原作を読んでから見ると分かりやすいのかもしれませんね。
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ユーザーレビュー
アルゼンチンというよりハワイ??
投稿日
2007/10/18
レビュアー
パープルローズ
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原作は未読ですが、いかにも「よしもとばなな」らしいお話でした。
鈴木京香が「ババア」というのはミスキャストという意見はもっともですが、私は京香さんがけっこう好きなので好意的に見てました。しかし、アルゼンチンババアの人柄や魅力が描ききれていないところがだめです。奥さんの死を受け入れられない男が、どんなふうにしてこの女性に癒されたのか、そして男とその娘がなぜ立ち直ることができたのか、いまいちよくわかりません。
それにしても何でアルゼンチンなのでしょう?「軍事政権によって家族を奪われた」という過去を語らせるためなのでしょうか。イルカがでてくるところや(よしもとばななってイルカが好きですよね)、病室にハワイアンキルトがかけられていたり、アルゼンチンというよりハワイという感じがしましたが。
掘北真希のおばさん役をしていた森下愛子がよかったです。うまく年を重ねていますね。
「あぁ、ここから逃げ出したい」と感じたときに観てください
投稿日
2007/10/05
レビュアー
ひらり
奈良美智のつり目女の子のイラストにタンゴのリズム、映像も黄色のフィルターで乾いたアルゼンチン色、蜂蜜とマテ茶の香り、空の青と草原の緑のコントラストの中、象徴となる遺跡のようなアルゼンチンビルの素敵なたたずまい。
予告編素敵でしたね。
(私、かなり期待して映画館で観ました)
あー、やっぱり酷評が多いですね。なので、弁護します。
この映画は、疲れているときにぼけっーと観る映画です。
ばななさんの作り出す風景の補完映画みたいな作品。
「あぁ、ここから逃げ出したい」と感じたことあるなぁ。
逃げたいときは、逃げてもいいんじゃない。
私は、逃避したいから映画観るし。
日常から抜けだして、距離や時間が関係なくなる自由な空間。
だから、素敵な台詞の1つでも記憶して、今の現実の糧となれば、映画を観て癒されたってことになると思うのです。
それくらいの包容力を持って観てください。
そんな包容力を持ったババアの映画です。
(確かに鈴木京香はババアじゃなかったけれど…)
監督の京香ババアをキャスティングした意図は<ネタバレ>で↓
<ネタバレ>
確かに演出がづれていて、映画の中の人に感情移入できなければ登場人物たちは、ただの他人。
でも、この映画の中には、他人事なのに世話を焼いてくれたり、心配してくれる人がたくさん登場します。
その代表が、鈴木京香演じる包容力抜群のアルゼンチンババア。
確かにババアではなく、アルゼンチンおばさま。
長尾直樹監督の狙い「女性としての魅力を残したいと思って鈴木京香さんにお願いしました。これは僕の願望なんですけど、オヤジが癒される要素として、恋愛感情や男女の交流みたいなものが少し欲しかった。だから、綺麗な人がババアになることでニジミでてくる美しさを撮りたいと思った」は、観ている人にはあまり伝わらなかったみたい…。
でも、そのアルゼンチンおばさまに素敵な台詞(ウル覚え)がありました。
「愛はその時。永遠なれ(止まれ)と望むところから生まれる」
そう言っていたアルゼンチンおばさまも自分の体に芽生えた現実を、命がけで受け入れ、時間を止めないこと(=生むこと)を決断しますね。
時よ止まれと願っても、現実は動いている。
アルゼンチンおばさまが命がけで伝えたくれたメッセージを父、悟(役所広司)、娘みつこ(堀北真希)も素直に受け入れた。
そして、私も。
映画館から出たとたん、街の雑踏で一瞬にして現実に戻される。
それと同じで現実の世の中で止まったままの「愛」は存在しないんですね。きっと。
受け入れること、あきらめこと、捨てること。
そこから、形の違う「愛」に変わるんです。
映画館出た雑踏の中で、↑こんなことを感じてほしかった映画なのかなぁと考えていました。
素直に感動
投稿日
2007/08/30
レビュアー
勝王
映画館で見たときの感想です。映画としては不満な部分もあって、「泣いた」とか言いたくないのですが、正直に言うと3回ほど涙腺が緩んでしまいました。ちょっと感動もしてしまいました。
登場人物のキャラクターがきちんと描き分けられていて、よく出来た映画ではあるのですが、人物のアップが妙に多いのが気になります。舞台となる町がどんな町なのか、よく分からないくらい、風景が描かれません。アルゼンチンババアの館も一体、どのへんにあるのか。なぜもっと風景を撮らなかったのでしょう。登場人物を風景の中で描いて欲しかったです。
また、アルゼンチンババア役の鈴木京香がきれいすぎです。アルゼンチンババアは訪問する人たちをすぐに抱きしめるのですが、「臭いババア」という設定で、みんな顔をしかめます。ところが、鈴木京香がきれいなので、臭い感じがしないんですよね。香水のにおいがきつすぎて臭いのか、もっと別のホントに臭いにおいなのか、よく分からないのです。
しかし登場人物たちの気持ちはよく分かりました。それゆえに涙腺も緩んだのですが。
ラスト近く、舞台が海辺の町になると、やや引き気味の絵が出てきて、ああ、ここまでフラストレーションがたまるようなアップの絵ばっかりだったのは、ラスト近くのこの海の光景を引き立てるためだったのか、と一瞬思いましたが、やっぱりあんまり引きの絵はなし。ますますフラストレーションがたまりました。
それでも素直に共感できる登場人物が多くて、ストーリーも結構良かったです。男のガキが説教し始めるところはムカムカしましたけど。
堀北真希がとってもステキでした。アップばっかりの映画で、堀北真希もずーっとアップなんですけど、かわいい女の子はいくらアップを見ていても全然飽きませんからね。なんときれいなんでしょうか。若い女性の美しさはいつも驚きです。
味わいがあった。
投稿日
2008/03/06
レビュアー
かづしげ
こんな大人のファンタジーも有りかなと思う。妻の死から逃げたいと云う男(役所)の気持ちも分からないでもないし、そのことで傷付く娘(ホマキ)の気持ちは十分過ぎるほど分る。
鈴木京香のアルゼンチンババーが居そうにもないキャラクターでファンタジーになっているが、この人が居なければ男はホームレスになるか自殺してしまったんじゃないかと思う。
心の弱い父と、置き去りにされて心の空洞を持つ娘の相互理解がテーマとすれば、このキャラクターが必要だったんだろうね。
不満があるとすれば、アルゼンチンババアの鈴木京香が綺麗過ぎることかな。ファンタジーだからそれでも良いのか(笑)
メルヘン系?
投稿日
2007/12/23
レビュアー
ゆかっくま
人は見かけが変だと頭も変とされる。っていうか決め付けられる。
この物語のアルゼンチンババアもそんな感じ。
いい大人が何かから逃げ出したい時、流行や人の目を気にしないこんな感じの人が一番理想的なんでしょ〜。
妻が死んですぐに、そんな女の人を愛してしまう人はどうかと思いますが。。。笑
ま、それだけ魅力的だったのでしょ〜。
この物語の中で、鈴木京香はババア役なんですが、正直年齢不詳です。
見た目がババアだからアルゼンチンババアと呼ばれているのか、それとも実年齢もほんとにババアなのか。。。
原作を読んでから見ると分かりやすいのかもしれませんね。
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