酒井家のしあわせ

衝撃の告白により家を出る夫。

なぜか冷静に受け止め、普通の生活を送る妻。

冷めた感じの連れ子の長男はひとりやきもきし、そして真実にたどり着く。

夫婦ってなんでしょう？

ユースケサンタマリアも、友近も上手でしたね。

年齢の割には子どもが大きいような。。

赤井英和が『あら？』という役で出てます。

息子の苦い初恋の様子もよかったです。

酒井家の台所に張ってあったよごれよけのシート、１００均で私が買ったのと同じ模様だったわ。

『あんたなにやってんの。バレバレ』

これが夫婦なんでしょうね〜

＊ 思春期の少年視点で、恋、友情、血のつながり、家族…と、いろんなことが描かれていた映画だった。
　いろんな事を知りたくて、でもいろんな事が煩わしくもあって……と、ちょうど、子供と大人の間の微妙な年頃具合が、リアルな感じで伝わってきました。

　主人公の少年の家庭環境はちょっと複雑…。
　ストーリー的にも、ビックリするような展開があったりするのに、妙に淡々と物語は進んでいきます。
　よくよく考えると重たくなりそうな話なのに、そんなに重く感じない…。
　むしろ、明るく清々しい印象すらうけるから不思議です。
　まだまだ未来ある少年目線で描かれているせいなのかもしれません。

　とにかく、ある家族が等身大で描かれている、…とても身近に感じる映画でした。
　ただ、あまりにも淡々と描かれているので、正直、ちょっと退屈だったりして……。

全体を通して、なかなかに良かったんではないかと思う。
ありがちな違和感や、やらせっぽさがなく、時間が緩やかに流れている雰囲気が伝わってくる映画。
ユースケは俳優としてあまり好きではないが、まぁありではないかと。友近ががんばっていた感はある。意外と自然に演技できていたような。

個人的には、これくらいの規模(？)の日本映画の質がなかなかに良くなっていて、うれしい限り。監督のこれからの作品にも期待したい。

　重いテーマを笑いにもってゆくところは、なかなかの作品でした。

　正和の照美への思い、照美の正和への思い。　それぞれが身勝手な思いやりとやさしさ。　正和自身、照美の過去にこだわり、二の舞いを恐れ、照美自身、正和の本心を知り覚悟をしながら、正和から頼られる事に拘り続ける。
　振り回される正和の後輩のあさだくんや次雄も大迷惑な話です。　あさだくんが一番かわいそうに思えました。　次雄も自分の淡い恋心が、家族のしあわせを優先する事により、自然消滅。　これまた、かわいそうに思えました。

　とにかく、最後に家族の笑顔で終わるところは、この作品のいいところなのでしょう。　この先、悔いの残らない家族としての生活が、送られていくのでしょう。　いい作品でした。

　一つ気になる事が、妹の光、付き合うということを知らないのに、キスの意味を知っているのは何故なのでしょう？
　呉美保監督の幼い頃の実体験なのでしょうか・・・？


　

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DHCで痩せる前の友近。

今だったら綺麗なお母さんって感じでしょうか？（笑）

なかなかいいです。大阪には住んだことないですが、こんなお母さんいそうです。

ユースケがいきなり、男の人を好きになったとカミングアウトして出ていったのにはびっくりしましたが、それも含めて、すべて受け止める覚悟の友近がかっこいい！！！

愛の形っていろいろあるから不思議だよね。

ユースケ演じる父親は家族に良かれと思った決断をする。
お互いを思いやって、そうなるんだろうけどね。
やっぱエゴだよ。
家族は、他人じゃないんだからみんなで決めるのが一番です。

思春期のお兄ちゃんも良かったよ。