愛の流刑地 / 豊川悦司
愛の流刑地
/鶴橋康夫
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全体の平均評価点: (5点満点)
(141)
解説・ストーリー
渡辺淳一の同名ベストセラーを映画化した官能ラブ・ストーリー。情事の最中に男が女の首を絞めて殺すという結末を迎えた一組の不倫カップルの愛と死の真相を官能的に綴る。主演は「北の零年」の豊川悦司と「ヴァイブレータ」の寺島しのぶ。ある日、情事の果てに相手の女性を絞殺したとして一人の男が逮捕される。男は元ベストセラー作家の村尾菊治。被害者は夫も子どももいる女性、入江冬香。菊治は、冬香が殺してほしいと望んだからだと主張する。一方、事件を担当する女性検事・織部美雪は調べを進めるうち、冬香の気持ちに共感を抱き始めている自分に困惑していく…。
渡辺淳一の同名ベストセラーを映画化した官能ラブ・ストーリー。情事の最中に男が女の首を絞めて殺すという結末を迎えた一組の不倫カップルの愛と死の真相を官能的に綴る。主演は「北の零年」の豊川悦司と「ヴァイブレータ」の寺島しのぶ。ある日、情事の果てに相手の女性を絞殺したとして一人の男が逮捕される。男は元ベストセラー作家の村尾菊治。被害者は夫も子どももいる女性、入江冬香。菊治は、冬香が殺してほしいと望んだからだと主張する。一方、事件を担当する女性検事・織部美雪は調べを進めるうち、冬香の気持ちに共感を抱き始めている自分に困惑していく…。
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「愛の流刑地」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
渡辺淳一の同名ベストセラーを映画化した官能ラブ・ストーリー。情事の最中に男が女の首を絞めて殺すという結末を迎えた一組の不倫カップルの愛と死の真相を官能的に綴る。主演は「北の零年」の豊川悦司と「ヴァイブレータ」の寺島しのぶ。ある日、情事の果てに相手の女性を絞殺したとして一人の男が逮捕される。男は元ベストセラー作家の村尾菊治。被害者は夫も子どももいる女性、入江冬香。菊治は、冬香が殺してほしいと望んだからだと主張する。一方、事件を担当する女性検事・織部美雪は調べを進めるうち、冬香の気持ちに共感を抱き始めている自分に困惑していく…。
「愛の流刑地」 の作品情報
「愛の流刑地」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
愛の流刑地の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
125分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
TDV17186R |
2007年07月13日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
24枚
|
0人
|
0人
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
愛の流刑地の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
125分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
TDV17186R |
2007年07月13日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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24枚
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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ユーザーレビュー:141件
わがままな女
最初から最後まで、
冬香という女性に対して腹が立ってしょうがなかった。
(寺島しのぶさんは、とても綺麗でした。腹が立ったのは「冬香」という女です・・・)
なんて我儘な女なのでしょう?!
一番腹が立ったのは、殺害される日の会話。
村尾の腕の中で、もうあなた以外に触らせない、
でも夫がせまってくる、それを断ったら出て行けと言われ
どうしたらいいのかわからない・・・というようなことを言う。
はあぁ???
だから殺してもらおうという発想??
自分で死ねって感じ。
っていうか、なんの覚悟もなく不倫なんか始めて
ばかみたいに不倫相手とのSEXにおぼれて、
夫がせまってくるのがイヤ?
出て行けって言われて困る?
アホかっ?!
余貴美子さん演じるバーのママが言う。
私は夫も子供もすべてなくした、
ここにたどり着くにはたいへんな覚悟がいるのよ・・・と。
その通りなんでしょうね。
冬香なんて、肉体の快楽におぼれただけで何の覚悟もできていなかった。
最初から、何の覚悟もないような女は不倫なんてする資格無いよ。
(不倫に、資格もいいも悪いもあるわけじゃありませんが。もちろん!)
だいたい、3人の子供はどうなるのよ?!
お母さんは、お父さん以外の男にのめりこみすぎて
にっちもさっちもいかなくなって殺してもらったんだよって??
あー、ありえない!
子ども3人もかかえて不倫するなら、
もっといろいろ考えようよ?! 頭、悪すぎ・・・。
渡辺淳一作品は失楽園までは大好きで、読んだ方だと思う。
でも、失楽園以降は何を読んでもパッとしないような感じ・・・。
渡辺作品によく出てくる女性と年齢が近くなったせいか、
どうも、女性に腹が立つものが多いような気がする。
愛の流刑地は原作は読んでないけど・・・。
寺島しのぶさんは本当に綺麗でしたね。
今までは正直そうは思わなかったけど・・・。
女優だなぁ〜と思いました。演技も上手!!
・・・・・だから余計、冬香に腹が立ったのかなぁ・・・?
万吉@団塊ボーイズさんのレビューがいいですよ。
ぜひ、お読みになってください!お勧めです。
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理解できない・・・
投稿日:2008/04/26
レビュアー:Polam
かなりの話題作だったので、CS放送を録画して観ました。
が・・・
「死にたくなるほど人を愛する」意味がよくわかりません。
究極の愛???
死ぬことが???
殺してもらうことが???
最後の女になることが???
わからないな・・・
それが話題ではあったんだけど、必要以上にSEXシーンが多かったように感じます。(ベッドシーンと言うよりズバリSEXシーンですよね)
愛の深さを表現するのは何もSEXだけではないと思うのですけど・・・
それとも「究極の愛」にはやっぱりSEXは欠かせませんかね。
トヨエツ好きです。仲村トオルも好きです。佐藤浩市も好きです。佐々木蔵之助に至っては大好きです。ハセキョーも好きです。寺島しのぶはちょっとよくわかりません。
好きな俳優さんがこんなにいっぱい出演されてて、それなのに(私の目には)ただのエロ映画だったのは非常に残念でした。
原作者の渡辺淳一さんがテレビに出演して、この映画のテーマに関して語っておられたのを以前に見ました。
その時確か、お話の意味がわからないなと思ったんでした。
観終わってから思い出しました。
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母は偉大なり
新年早々に、もうブームが去ったこの作品のレビューを何故書くのかといえば、それは藤純子さん(今は富司純子さん)が御出演なさってるからです。
泣いたのも寺島しのぶさんの母親役としての法廷での証言シーンだけでした。実生活の中でも親子の間で色々あったそうで、複雑ですが、リアリティがあったのは、この親子の絡みのシーンだけでした。
昔、ご家族4人で歯磨き粉の宣伝してたのが懐かしいです。今では、こんなに大きくなられて。こんな役まで。
豊川悦司さんの娘役(貫地谷しほりさん)の同い年の娘がいながら、娘との面会シーンではまったく泣けませんでした。父親として失格かな?
確かにテーマは、原作者 渡辺純一翁の妄想でしょう。昔はそれをロマンといってくれたんですが、最近では風当たりビュンビュンです。
映画の出来が悪いというのも解ります。検事役や弁護士役の方どちらも見事に外してましたし。
更には、テーマには理解を示しても、絶対に共感はしないぞとおっしゃる方。ご立派な倫理観です。
他には、過去にそういう境遇にあったけれど、今の自分が惨めに思えるので認めないぞとおっしゃる方、あるいは過去自慢の方、エゴイストでいいじゃありませんか。
まあ、それにしても熱心で真剣な御発言の数々。映画も小説もフィクションだという事をお忘れになる程で、それだけ関心が高かったという事でしょう。
そういう私も、制作委員会の目論見に見事にハマってしまいました。(初笑い)
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爆笑 「私は選ばれた殺人者」
投稿日:2008/02/16
レビュアー:港のマリー
最後に豊川悦司が言う台詞には笑いました。テロリストだったのか、君は。この映画は喜劇として見るべきです。とくに後半の法廷シーンがとてもおもしろい。長谷川京子の珍妙な検事ぶりもさりながら、情事の最中を録音したテープを裁判官一同神妙に聞き入るところなど、何とも言えず可笑しい。性愛という治外法権とも言うべき極私的領域を、法廷という公的な場に無理矢理引っ張り出し皆であれこれ真面目くさって論議する、そのギャップがおもしろいのです。真剣なればなるほど滑稽です。津川雅彦なんかそれをわかって演技していたのではないか。
愛の物語としては浅薄です。なれそめが十月、事件は翌年の八月、十ヶ月ぐらいで永遠の愛もないでしょう。ちょっと長めの発情期といったところ。菊治(豊悦)だってめでたく刑を終えた後、別の女性と愛し合う可能性大と私は見てますね。早まった冬香は哀れ、というよりこの女性は男性の願望を投影させただけの存在。こういう人形のような女性をなんとも妖しく美しく表現する寺島しのぶの女優根性には敬服しました。火花が散るような富司純子との絡みも凄かった。渡辺淳一は異様に性愛に執着するけれど、発情期を過ぎてからこそが、男と女の長い愛の道のりの始まりではないですか。個人的な見解ですが。
映画は思いのほか綺麗に撮られています。鏡やガラスに映る像を取り入れたり、赤みを帯びた光を当てて深い色合いを出したりと映像も凝っています。菊治の小説は最初「重くてサクサク読めない」と出版を断られたのですが、この映画はサクサク見られます。それなりにすっきりした結末ですし娯楽映画として充分楽しめました。
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女の情念
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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難しいですねー・・・。
でも 私は『失楽園』より好きかも・・・。
女って怖い・・・。
自分の物にするために 自分を殺させるって発想もてるのは女だからなのか?
この映画の中のセリフに出てきますが
女(冬香)「あなたは私の為に死ねる?」
男(村尾)「・・・」首を振る。
女「男って正直ね。」
男「違う 君と出会ったから 君と生きたいんだ。」
でも 冬香は男のために死んだのではなく 自分のため しかも 男を束縛して死を選ぶ・・・。うーん。女の業ってやつですか?
この映画の冬香(寺島さん)は 大人しくて旦那に従順な3人の子持ちの役 (3人ってとこがリアル!) それが あこがれの作家先生(村尾役演じる豊悦さん)と出会って 女として花開くというか狂ってしまうほどの恋愛をするわけです。 普段の寺島さんは 決して 美人さんでは ないと思うのですが(ごめんなさい) この映画の寺島さんとゆーか冬香は とーってもキレイでした!!!清純な女性から 情念の女に変わっていく様は見事だと思います!
また 豊悦さんが 作家に見えるじゃないですか!愛する人に一途にも見えるし・・・。CMでやってた 涙をポロポロ流しながら言うセリフ「貴方は 死にたくなる位 人を愛した事があるんですか!?」 このセリフ 普通ならこっ恥ずかしくて言えないですよね〜。それを何の違和感も無く 説得力を持って言えるのはスゴイ!!!
周りを固めているベテラン俳優さん達も それぞれの持ち味を活かして ちゃんと 引き締めています。
ただ・・・・。検事役に 長谷川京子さんはどーなのだろう・・・。主人公の冬香と真逆のキャラをという意図はわかるのですが・・・。検事は無理でしょう・・・。だんだんと冬香の心情に感化されていって 迷い始める女検事。愛する上司(佐々木蔵之介)との2ショットシーンはちょっと 観るに耐えなかった・・・。(長谷川京子さんは すっげーキレイだし可愛いしスタイルも抜群だし ステキな女性だと思ってます) かえって あの役を与えたのが可哀想だったな・・・。
エッチシーンはいっぱいありましたが キレイに撮れているし。
でも あこがれはあっても 共感はできないかな・・・。
豊悦・寺島コンビの映画は『やわらかい生活』もとてもいいです!痛い話だけど 切ないし こちらの方が 共感できるかな・・・?ただし 主人公は重度の鬱病ですが・・・。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
わがままな女
投稿日
2009/02/12
レビュアー
ずきんちゃん
最初から最後まで、
冬香という女性に対して腹が立ってしょうがなかった。
(寺島しのぶさんは、とても綺麗でした。腹が立ったのは「冬香」という女です・・・)
なんて我儘な女なのでしょう?!
一番腹が立ったのは、殺害される日の会話。
村尾の腕の中で、もうあなた以外に触らせない、
でも夫がせまってくる、それを断ったら出て行けと言われ
どうしたらいいのかわからない・・・というようなことを言う。
はあぁ???
だから殺してもらおうという発想??
自分で死ねって感じ。
っていうか、なんの覚悟もなく不倫なんか始めて
ばかみたいに不倫相手とのSEXにおぼれて、
夫がせまってくるのがイヤ?
出て行けって言われて困る?
アホかっ?!
余貴美子さん演じるバーのママが言う。
私は夫も子供もすべてなくした、
ここにたどり着くにはたいへんな覚悟がいるのよ・・・と。
その通りなんでしょうね。
冬香なんて、肉体の快楽におぼれただけで何の覚悟もできていなかった。
最初から、何の覚悟もないような女は不倫なんてする資格無いよ。
(不倫に、資格もいいも悪いもあるわけじゃありませんが。もちろん!)
だいたい、3人の子供はどうなるのよ?!
お母さんは、お父さん以外の男にのめりこみすぎて
にっちもさっちもいかなくなって殺してもらったんだよって??
あー、ありえない!
子ども3人もかかえて不倫するなら、
もっといろいろ考えようよ?! 頭、悪すぎ・・・。
渡辺淳一作品は失楽園までは大好きで、読んだ方だと思う。
でも、失楽園以降は何を読んでもパッとしないような感じ・・・。
渡辺作品によく出てくる女性と年齢が近くなったせいか、
どうも、女性に腹が立つものが多いような気がする。
愛の流刑地は原作は読んでないけど・・・。
寺島しのぶさんは本当に綺麗でしたね。
今までは正直そうは思わなかったけど・・・。
女優だなぁ〜と思いました。演技も上手!!
・・・・・だから余計、冬香に腹が立ったのかなぁ・・・?
万吉@団塊ボーイズさんのレビューがいいですよ。
ぜひ、お読みになってください!お勧めです。
理解できない・・・
投稿日
2008/04/26
レビュアー
Polam
かなりの話題作だったので、CS放送を録画して観ました。
が・・・
「死にたくなるほど人を愛する」意味がよくわかりません。
究極の愛???
死ぬことが???
殺してもらうことが???
最後の女になることが???
わからないな・・・
それが話題ではあったんだけど、必要以上にSEXシーンが多かったように感じます。(ベッドシーンと言うよりズバリSEXシーンですよね)
愛の深さを表現するのは何もSEXだけではないと思うのですけど・・・
それとも「究極の愛」にはやっぱりSEXは欠かせませんかね。
トヨエツ好きです。仲村トオルも好きです。佐藤浩市も好きです。佐々木蔵之助に至っては大好きです。ハセキョーも好きです。寺島しのぶはちょっとよくわかりません。
好きな俳優さんがこんなにいっぱい出演されてて、それなのに(私の目には)ただのエロ映画だったのは非常に残念でした。
原作者の渡辺淳一さんがテレビに出演して、この映画のテーマに関して語っておられたのを以前に見ました。
その時確か、お話の意味がわからないなと思ったんでした。
観終わってから思い出しました。
母は偉大なり
投稿日
2009/01/05
レビュアー
ムーン
新年早々に、もうブームが去ったこの作品のレビューを何故書くのかといえば、それは藤純子さん(今は富司純子さん)が御出演なさってるからです。
泣いたのも寺島しのぶさんの母親役としての法廷での証言シーンだけでした。実生活の中でも親子の間で色々あったそうで、複雑ですが、リアリティがあったのは、この親子の絡みのシーンだけでした。
昔、ご家族4人で歯磨き粉の宣伝してたのが懐かしいです。今では、こんなに大きくなられて。こんな役まで。
豊川悦司さんの娘役(貫地谷しほりさん)の同い年の娘がいながら、娘との面会シーンではまったく泣けませんでした。父親として失格かな?
確かにテーマは、原作者 渡辺純一翁の妄想でしょう。昔はそれをロマンといってくれたんですが、最近では風当たりビュンビュンです。
映画の出来が悪いというのも解ります。検事役や弁護士役の方どちらも見事に外してましたし。
更には、テーマには理解を示しても、絶対に共感はしないぞとおっしゃる方。ご立派な倫理観です。
他には、過去にそういう境遇にあったけれど、今の自分が惨めに思えるので認めないぞとおっしゃる方、あるいは過去自慢の方、エゴイストでいいじゃありませんか。
まあ、それにしても熱心で真剣な御発言の数々。映画も小説もフィクションだという事をお忘れになる程で、それだけ関心が高かったという事でしょう。
そういう私も、制作委員会の目論見に見事にハマってしまいました。(初笑い)
爆笑 「私は選ばれた殺人者」
投稿日
2008/02/16
レビュアー
港のマリー
最後に豊川悦司が言う台詞には笑いました。テロリストだったのか、君は。この映画は喜劇として見るべきです。とくに後半の法廷シーンがとてもおもしろい。長谷川京子の珍妙な検事ぶりもさりながら、情事の最中を録音したテープを裁判官一同神妙に聞き入るところなど、何とも言えず可笑しい。性愛という治外法権とも言うべき極私的領域を、法廷という公的な場に無理矢理引っ張り出し皆であれこれ真面目くさって論議する、そのギャップがおもしろいのです。真剣なればなるほど滑稽です。津川雅彦なんかそれをわかって演技していたのではないか。
愛の物語としては浅薄です。なれそめが十月、事件は翌年の八月、十ヶ月ぐらいで永遠の愛もないでしょう。ちょっと長めの発情期といったところ。菊治(豊悦)だってめでたく刑を終えた後、別の女性と愛し合う可能性大と私は見てますね。早まった冬香は哀れ、というよりこの女性は男性の願望を投影させただけの存在。こういう人形のような女性をなんとも妖しく美しく表現する寺島しのぶの女優根性には敬服しました。火花が散るような富司純子との絡みも凄かった。渡辺淳一は異様に性愛に執着するけれど、発情期を過ぎてからこそが、男と女の長い愛の道のりの始まりではないですか。個人的な見解ですが。
映画は思いのほか綺麗に撮られています。鏡やガラスに映る像を取り入れたり、赤みを帯びた光を当てて深い色合いを出したりと映像も凝っています。菊治の小説は最初「重くてサクサク読めない」と出版を断られたのですが、この映画はサクサク見られます。それなりにすっきりした結末ですし娯楽映画として充分楽しめました。
女の情念
投稿日
2007/12/06
レビュアー
詩乃
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難しいですねー・・・。
でも 私は『失楽園』より好きかも・・・。
女って怖い・・・。
自分の物にするために 自分を殺させるって発想もてるのは女だからなのか?
この映画の中のセリフに出てきますが
女(冬香)「あなたは私の為に死ねる?」
男(村尾)「・・・」首を振る。
女「男って正直ね。」
男「違う 君と出会ったから 君と生きたいんだ。」
でも 冬香は男のために死んだのではなく 自分のため しかも 男を束縛して死を選ぶ・・・。うーん。女の業ってやつですか?
この映画の冬香(寺島さん)は 大人しくて旦那に従順な3人の子持ちの役 (3人ってとこがリアル!) それが あこがれの作家先生(村尾役演じる豊悦さん)と出会って 女として花開くというか狂ってしまうほどの恋愛をするわけです。 普段の寺島さんは 決して 美人さんでは ないと思うのですが(ごめんなさい) この映画の寺島さんとゆーか冬香は とーってもキレイでした!!!清純な女性から 情念の女に変わっていく様は見事だと思います!
また 豊悦さんが 作家に見えるじゃないですか!愛する人に一途にも見えるし・・・。CMでやってた 涙をポロポロ流しながら言うセリフ「貴方は 死にたくなる位 人を愛した事があるんですか!?」 このセリフ 普通ならこっ恥ずかしくて言えないですよね〜。それを何の違和感も無く 説得力を持って言えるのはスゴイ!!!
周りを固めているベテラン俳優さん達も それぞれの持ち味を活かして ちゃんと 引き締めています。
ただ・・・・。検事役に 長谷川京子さんはどーなのだろう・・・。主人公の冬香と真逆のキャラをという意図はわかるのですが・・・。検事は無理でしょう・・・。だんだんと冬香の心情に感化されていって 迷い始める女検事。愛する上司(佐々木蔵之介)との2ショットシーンはちょっと 観るに耐えなかった・・・。(長谷川京子さんは すっげーキレイだし可愛いしスタイルも抜群だし ステキな女性だと思ってます) かえって あの役を与えたのが可哀想だったな・・・。
エッチシーンはいっぱいありましたが キレイに撮れているし。
でも あこがれはあっても 共感はできないかな・・・。
豊悦・寺島コンビの映画は『やわらかい生活』もとてもいいです!痛い話だけど 切ないし こちらの方が 共感できるかな・・・?ただし 主人公は重度の鬱病ですが・・・。
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