ファイナル・デッドコースター　ＦＩＮＡＬ　ＤＥＳＴＩＮＡＴＩＯＮ　３

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　で、「２」から続けて観ましたら、お馬鹿コメディ色を後退させて、ホラーというかサスペンステイストに戻そうとしていますね。死に方以外の演出や映像などは、「２」よりかなり良くなっていると思います。死の意味が不明なままなのもとてもよろしい（森の中には何がいるかわからないから怖いんですな）。
　こうしてみると「２」は最初の事故がすごいのでその印象ばかりが残りますが、それ以外はあんまり大したことなかったですね。この「３」を観て思ったのですが、「生き残りグループ」の人間関係が「２」みたいな寄せ集めより、「１」や「３」のような知り合いのほうが面白い。
　カップルの一方が「卒業したら別れる」つもりなのに、もう一方は「プロポーズするつもり」とかね。こういう映画だからこそ、微妙な人間関係は大事なんじゃないかな。「２」はなんだか一般視聴者参加のサバイバルＴＶ番組みたいで、安っぽかった。

　肝心の死に方ですが、面白いのは皆さんと同じ、日焼けサロンと釘打ち。日焼けマシンのねーちゃんたちは大笑い。釘打ちはやや不意打ちで、男子はああいうＤＩＹ道具好きなので、何作るでなく買いたくなりますが、怖いなあ。それ以外はいまひとつ。その方面に関心があって観た人はややがっかりするかも（そういう人しか観ないかな）。ラストの展開も含めて、映画としては「２」より出来がいいと思います。６０点。

１も２も見ていません。そもそも見る心の準備ができていなかったのに送られてきてしまったのです。でも新年最初の映画がホラーというのもまあいいかと。ラヴァースさんと勝王さんが２００６年ホラーベスト１０をやってくださったことですし。

遊園地の乗り物が大の苦手の私。私も主人公のようにジェットコースターの前ではパニックを起こしてしまいそうです。幸いジェットコースターは最初の１５分ほどだけでしたので助かりました。ジェットコースターだけで１時間半は持つまいと思ってましたが、こういう引っ張り方をするんですね〜。エグイ場面も無事クリア。乗客が落としたカメラがオイル漏れの原因になったり、不用意にすてられたお菓子で事故が起こったり、その辺が恐ろしいです。

私はホラーベスト１０はできませんが、勝王さんの真似をして、２００６年ベスト１０をやってみると、
ベスト３は「クラッシュ」、「父親たちの星条旗」(私は硫黄島よりこっちの方が好きです）、「ニューワールド」。
あとは順不同で、「ホテルルワンダ」、「ナイロビの蜂」、「マッチポイント」、「フラガール」、「ユナイテッド９３」、「グエムル」、「麦の穂をゆらす風」といいたいところだけど重かったので同じくケン・ローチの「明日へのチケット」。
「白バラの祈り」と「ハッスル＆フロウ」「プルートで朝食を」も入れたい。１０本に絞るのは難しいです。
今年はどんな映画とめぐり会えるかな。

いかんこれもすっかり忘れちまってる　デスノートに触ってないから死神のリュークが見えないアメリカの　ティーン・エイジャーたちが　ぼろくそに惨殺されるやつ　あ思い出した日焼けの機械でじょじょに焼き殺されるおねえちゃんたちに大笑いさせてもらった　そんな内容　あそうだちよおと聞きたいんだけど「デッドコースター」って日本で付けた題だよね　そうすると今回はこの題名から三作目がアイデアもらったのかなあ？　するとけっこう面白い話だよね　遊園地ってホラーの舞台としては久しぶりで定番だからその雰囲気は良かったね　演出は大したことないけど

女子プロレスファンにしかわからない　マイナーな話題なんだけど　この主演の女の子メアリーなんとかウィンステッドって「スカイ・ハイ」（面白いよ）で意地悪な生徒会長やってた子で　すごう良かったんだけど　この子が元ＡtoＺで尾崎魔弓のＯＺに入る寸前　大怪我して今はリハビリ中の西尾美香にようく似てるんだよね　そういえば西尾はファイナリストとも呼ばれているので「ファイナルデッドコースター」かみたいな　パラパッパ　パラパラパララ　ファイナッルキャウンダン＜＜もういいですか

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このレビューにはネタバレ情報が含まれます。見ていない方は読まないで下さい。


２０００年のファイナル・デスティネーション、２００３年のデッドコースターに続く第３弾がこのファイナル・デッドコースターだ。ここまで読んで頭のいい人ならばピンと来たはず。そう邦題が１作目と２作目の邦題を合わせただけだのだ（笑）。なんだかなぁ〜って感じである。洋題は「ファイナル・デスティネーション１・２・３」となっていたのにね。邦題も同じすれば良かったんだよ（笑）。無理して客の気を引こうとして変な邦題を付ける必要はないんだってばよ（苦笑）。監督は１作目の監督に戻っている。だから作風が１作目とよく似ている。派手さがないのだ。２作目はド派手だった。死に方が何よりド派手でインパクトのあるものだった。１作目はそれほど派手さはないもののインパクトはあった。

しかし今巻はそのいずれもなかった。死に方は相変わらず悲惨で残酷だが淡々と死んでいくだけで次は誰が犠牲になるんだ？というワクワク感が全くなくなっていた。もう１作目２作目と見ているので席順で死が訪れるのはわかっていたからかもしれない。「次は誰？」という推理をさせてくれる時間が全く用意されておらず、主人公のウェンディとケヴィンが次々と予測していくのをただ見ているだけの作品に成り下がってしまっていた。とても残念だ。あのワクワク感がないこのシリーズなんてつまらないだけ、残酷なだけだ。やっぱり、続編は２作目までということなのだろうか？１作目の監督なのに一体何やっていたんだか・・。残酷な死に方を見せるだけに執着したのか？もっと見ている側の予想を裏切るような展開が沢山欲しかったところだ。

１作目はジャンボジェット大爆発！２作目はとんでもない交通事故！から始まった過去の作品。今作ではなんとジェットコースターの事故から始まるのだ。これだけでスケールが小さくなっているのがわかる。よく言えば身近にあるものを使って恐怖感を盛り上げたとも考えられるが、僕にはスケールが小さくなったとしか感じられなかった。日焼けサロンで焼け死んだり、エンジンのファンで頭切られたり、ウェイトトレーニング器具で頭潰されたりと残酷だけど今までと似たようなものばかりで驚きもしなかった。ホラー度は全くなくなっているし、合わせてサスペンス度もゼロ！残酷な死に方、残酷な死に方をするまでのプロセスを楽しみたい方以外は見ない方がいいかもしれない。そんな人間はマニア以外いないか（＾＾ゞ。この作品を見るぐらいなら２作目を見た方がいい。

前作に続き、とにかく死にまくります。
それも、けっこうグロい感じで。
サバイバルホラーというジャンルが物語っているように
サバイバルなんですよね。
ひとり、またひとりと死んでいく。

映画的にはどうこういう作品ではないかもしれない。
３作連続で見たら、強烈だろうなぁ。。