月の砂漠 / 三上博史
全体の平均評価点: (5点満点)
(12)
解説・ストーリー
鬼才・青山真治監督が、三上博史を主演に、現在の日本の家族の肖像を鋭く描いた問題作。若くして会社を立ち上げ、成功を収めた永井だったが、愛する妻と娘は愛想を尽かして家出してしまう。崩壊した家庭を取り戻そうとする男の孤独、焦燥を描く。
鬼才・青山真治監督が、三上博史を主演に、現在の日本の家族の肖像を鋭く描いた問題作。若くして会社を立ち上げ、成功を収めた永井だったが、愛する妻と娘は愛想を尽かして家出してしまう。崩壊した家庭を取り戻そうとする男の孤独、焦燥を描く。
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「月の砂漠」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
鬼才・青山真治監督が、三上博史を主演に、現在の日本の家族の肖像を鋭く描いた問題作。若くして会社を立ち上げ、成功を収めた永井だったが、愛する妻と娘は愛想を尽かして家出してしまう。崩壊した家庭を取り戻そうとする男の孤独、焦燥を描く。
「月の砂漠」 の作品情報
「月の砂漠」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
月の砂漠の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
131分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
REDV00022W |
2004年02月27日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
|
0人
|
1人
|
月の砂漠の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
131分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
REDV00022W |
2004年02月27日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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5枚
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ユーザーレビュー:12件
男の苦悩を理解するのはよいのでは
男(企業家)としての夢を追いつつ、
失って初めて気づく父・夫としての家族への愛着・・・
孤独に悩む男の役柄を三上さんは見事に演じてくれました。
やっぱり、いい役者さんは違いますね。
エリートの颯爽とした姿も
そして苦悩する姿、落ちぶれていく姿もよかったです。
しかし・・・三上さんが出ていないシーン、
特に妻子のシーンはテンポが悪すぎてしらけました。
よって、妻には全く同情する気持ちが芽生えませんでした。
妻シーンでは、若い男の「昼下がりの情事」を「買う」シーンはよかったのですが、濡れ場をちゃんと見せてほしかたったです。
(それも物足りない・・・)
ちょい役だったのに相変わらずすごい存在感の
萩健さんや夏八木さん、それぞれ魅力的な「父」の姿
を見せてくれたのは、マルです。
ホント、しぶいですね〜。
三上さんも、あと15年もすればあんな役が似合うようになるのだろうか・・・
子供を一番愛しているのは自分だと思い上がっている母親が
父の家族への(不器用な)愛を知ることができる映画です。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
キャストはなかなか豪華なのだが
投稿日:2004/03/14
レビュアー:guiyh
三上博史、とよた真帆、柏原(弟)を軸に話は進んでいくのだが、それぞれの行動が、全然理解できないというか、作り手のその場その場の都合で登場人物が動かされているという感じで「こういう人だから、こういう風にもするのかぁ」とか、逆に「こういうこともする、こういう人物設定なのかぁ」とか観る側が納得できるようなものが無さ過ぎ。したがって、物語にほとんど感情移入できないから、観ながら最後のあたりはどうでもいい感じになってしまう。
結局、最後にアキラが「永井さん、本当はどうしたいのぉ。」とあきれながら尋ねるのだが、結局、男って自分でも「どうしたいか」わからない生き物なんだよなぁ〜とそこだけは共感できた。それだけを言うためなら、この2時間の前フリは長すぎ、凝りすぎ。
三上博史で映画を作るならマエストロ役で「それが答えだ」を映画化しろいっ!
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
とりとめのない雑感。
先日、某文芸誌(※1)に掲載された
蓮實重彦さんによる青山真治監督への
追悼文を読みました。
ご自身が目を掛けてきた若い才能が
自分より先に亡くなる無念と、
京浜兄弟社にも名を連ねる音楽家だった
ご子息の早過ぎる逝去への哀悼が
二重写しになったような、
残された年長者の孤独と悲しみが
静かに伝わってくる文面でした。
青山監督が優れた映画監督であったと同時に、
卓越した映画見者であり、批評家・小説家であり、
音楽家でもあり、その故に
稀有な映画人であったことは、
師であり同志でもあった蓮實さんを差し置いて、
不遜にもいちファンにすぎない僕すらが
コメントしたことですが、蓮實さんによる追悼文で
とりわけ印象的だったのは、青山監督を
「完璧なショットを撮ることのできる監督」として
評価しておられたこと。
僕はそれを、むしろ黒沢清監督の作品に感じるのだけど、
その力能こそがまさしく、語弊を承知で言えば
「蓮實さん門下」の映画人の特権だと思います。
「特定の批評家と結託した監督連中が
日本映画をつまらなくしている」などと、
おそらく蓮實さんや青山・黒沢両監督らを念頭に置いたような
他の監督による批判を目にしたこともあります。
しかし、「何を描くか、何を語るか」以前に、
一つのショットに、その監督の
「映画的教養」が瞬時に観て取れる
「奥行きと絶対性」(=映画のアリバイ)を付与できるか……
それは依然として、蓮實さんとの交流・影響下にある監督と
その他の監督を隔てる問題としてあると思います。
青山監督の逝去を受け、過日「レイクサイド……」を
観ましたが、その流れで本作も。
ご自身でノベライズされていたくらいなので、
監督にとっても思い入れのあった作品なのかもしれません。
これは、よくある「家族の再生」や
「故郷への回帰」の物語なのか。
それにしては、作りがスタイリッシュ過ぎて
テーマ性がストレートに伝わりにくい。
永井の妻が見る「老夫婦の幻影」は、
おそらく彼女の在りし日の両親だと思われるが、
それは「家族という幻想」を表しているのか、
あるいは「我々が在るべき姿」への懐古や呪縛なのか。
いずれにしても、
「家族」という普遍的なテーマを扱う手捌きが
あまりにアーティスティックなので、
そこにベタな「感動」や「希望」を求めると、
散漫な印象を受けるかもしれません。
ただし、やはり家族の崩壊を背景に抱える
男娼を介した闇世界との繋がりや、
萩原さん、秋吉さんといった
「70年代的アイコン」の意図的な起用、
これまた70年代のテレビドラマのようなラストカットなど、
青山監督らしさは随所で光っています。
金銭やビジネスを介した疑似家族ではなく、
戻るべきはホーム、それも単に物としての「家」ではなく、
「血縁で繋がった家族」ってことなんですかね。
この作品が公開されたミレニアム期から
20年以上経った現在、当時以上に
「家族」というものの在りようが
「経済的・社会的な格差の再生装置」
「心身にわたる暴力が支配する閉鎖空間」という
ネガティブな意味で問い直され、
第一次ITバブル崩壊の渦中にある
経営者・永井の台詞を通して語られる「企業の株主重視」や
「デジタル・ファシズム」(※2)といった問題と併せても、
本作の設定は先進的であり、
今もってアクチュアルだと思います。
(※1)ちなみに、併載されていた四方田犬彦さんによる
(北方領土、シベリア抑留からウクライナ侵攻を経てもなお)
「日本人にとってロシアはなぜ『懐かしい』のか」という
論考も興味深かったです。
某週刊誌で小林よしのりさんが連載しておられる、
過去から現在に至るまでの
「戦時におけるロシア軍の蛮行」を告発した漫画と
付き合わせて読むと、尚更。
先日、数十年ぶりに釜ヶ崎・飛田界隈を再訪した後、
縁あって斜め読みした内の一冊
川端康成「浅草紅団」にしばしば登場した
ロシア人の踊り子やショーガール、芸人のことを
思い出しました。
(※2)この言葉が指す事態とは少し違うけれども、
当時、「企業の文民統制」がおぼつかない
中小零細企業にあっては、
「ITへの親和性」だけをもって成員を評価し、
「IT的でない」成員を「いらない奴」
(その中には有為な人物もいた)として「切る」ことが
コストカッターとして有能さの証とされるという、
「技術=軍事的」成員が若手CEO気取りで
全権を掌握する下剋上的専横が歓迎されていた。
しかし、それは近視眼的には「結果を出す」ことができても、
長期的には、当然ながら破滅した。
言うまでもなく、その背景にあったのは
反知性・反教養主義と差別である。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
小説の方が面白いけど
原作(?)を読んで、面白かったので借りてみました。
どの映像を観ても、原作の小説を思い出してしまったけど
これ単品でもそこそこ面白いかな・・。
「次はどうなるんだろ」という期待で観続けることが出来ます。
ピエール瀧が出ていたのには驚いた。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
シンプルな中に
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
表層的な物語や比喩の構造は至ってシンプル。家族の再生の物語として素直に見る事ができた。
登場人物それぞれの家族や拠り所とする存在への思いや立ち位置も非常にわかりやすい。
「まだ愛してるんだ!!やり直そう!一緒に居てくれ!!」じゃなく「(どうしたいのか)わからない……」
現実的に考えるとそうだよね。
こっちの方がリアルだよね。
とはいえそこは青山真治。
独特の語り口で単純な再生の物語では描き得ないザラついた違和感を画面に引きずり出している。
2014年の今見ると、なかなかに黙示録的な作品だったのかなー、とか思ってみたり(言い過ぎ?)
音楽のチョイスは言うまでもなく素晴らしかった。
ドローンは想定内だったけど、ダブナルコなんて使ってくるとはなー。
時代だねえ。
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ユーザーレビュー
男の苦悩を理解するのはよいのでは
投稿日
2004/03/18
レビュアー
MARIACHI
男(企業家)としての夢を追いつつ、
失って初めて気づく父・夫としての家族への愛着・・・
孤独に悩む男の役柄を三上さんは見事に演じてくれました。
やっぱり、いい役者さんは違いますね。
エリートの颯爽とした姿も
そして苦悩する姿、落ちぶれていく姿もよかったです。
しかし・・・三上さんが出ていないシーン、
特に妻子のシーンはテンポが悪すぎてしらけました。
よって、妻には全く同情する気持ちが芽生えませんでした。
妻シーンでは、若い男の「昼下がりの情事」を「買う」シーンはよかったのですが、濡れ場をちゃんと見せてほしかたったです。
(それも物足りない・・・)
ちょい役だったのに相変わらずすごい存在感の
萩健さんや夏八木さん、それぞれ魅力的な「父」の姿
を見せてくれたのは、マルです。
ホント、しぶいですね〜。
三上さんも、あと15年もすればあんな役が似合うようになるのだろうか・・・
子供を一番愛しているのは自分だと思い上がっている母親が
父の家族への(不器用な)愛を知ることができる映画です。
キャストはなかなか豪華なのだが
投稿日
2004/03/14
レビュアー
guiyh
三上博史、とよた真帆、柏原(弟)を軸に話は進んでいくのだが、それぞれの行動が、全然理解できないというか、作り手のその場その場の都合で登場人物が動かされているという感じで「こういう人だから、こういう風にもするのかぁ」とか、逆に「こういうこともする、こういう人物設定なのかぁ」とか観る側が納得できるようなものが無さ過ぎ。したがって、物語にほとんど感情移入できないから、観ながら最後のあたりはどうでもいい感じになってしまう。
結局、最後にアキラが「永井さん、本当はどうしたいのぉ。」とあきれながら尋ねるのだが、結局、男って自分でも「どうしたいか」わからない生き物なんだよなぁ〜とそこだけは共感できた。それだけを言うためなら、この2時間の前フリは長すぎ、凝りすぎ。
三上博史で映画を作るならマエストロ役で「それが答えだ」を映画化しろいっ!
とりとめのない雑感。
投稿日
2022/08/07
レビュアー
MIGHTY MOE AND JOE
先日、某文芸誌(※1)に掲載された
蓮實重彦さんによる青山真治監督への
追悼文を読みました。
ご自身が目を掛けてきた若い才能が
自分より先に亡くなる無念と、
京浜兄弟社にも名を連ねる音楽家だった
ご子息の早過ぎる逝去への哀悼が
二重写しになったような、
残された年長者の孤独と悲しみが
静かに伝わってくる文面でした。
青山監督が優れた映画監督であったと同時に、
卓越した映画見者であり、批評家・小説家であり、
音楽家でもあり、その故に
稀有な映画人であったことは、
師であり同志でもあった蓮實さんを差し置いて、
不遜にもいちファンにすぎない僕すらが
コメントしたことですが、蓮實さんによる追悼文で
とりわけ印象的だったのは、青山監督を
「完璧なショットを撮ることのできる監督」として
評価しておられたこと。
僕はそれを、むしろ黒沢清監督の作品に感じるのだけど、
その力能こそがまさしく、語弊を承知で言えば
「蓮實さん門下」の映画人の特権だと思います。
「特定の批評家と結託した監督連中が
日本映画をつまらなくしている」などと、
おそらく蓮實さんや青山・黒沢両監督らを念頭に置いたような
他の監督による批判を目にしたこともあります。
しかし、「何を描くか、何を語るか」以前に、
一つのショットに、その監督の
「映画的教養」が瞬時に観て取れる
「奥行きと絶対性」(=映画のアリバイ)を付与できるか……
それは依然として、蓮實さんとの交流・影響下にある監督と
その他の監督を隔てる問題としてあると思います。
青山監督の逝去を受け、過日「レイクサイド……」を
観ましたが、その流れで本作も。
ご自身でノベライズされていたくらいなので、
監督にとっても思い入れのあった作品なのかもしれません。
これは、よくある「家族の再生」や
「故郷への回帰」の物語なのか。
それにしては、作りがスタイリッシュ過ぎて
テーマ性がストレートに伝わりにくい。
永井の妻が見る「老夫婦の幻影」は、
おそらく彼女の在りし日の両親だと思われるが、
それは「家族という幻想」を表しているのか、
あるいは「我々が在るべき姿」への懐古や呪縛なのか。
いずれにしても、
「家族」という普遍的なテーマを扱う手捌きが
あまりにアーティスティックなので、
そこにベタな「感動」や「希望」を求めると、
散漫な印象を受けるかもしれません。
ただし、やはり家族の崩壊を背景に抱える
男娼を介した闇世界との繋がりや、
萩原さん、秋吉さんといった
「70年代的アイコン」の意図的な起用、
これまた70年代のテレビドラマのようなラストカットなど、
青山監督らしさは随所で光っています。
金銭やビジネスを介した疑似家族ではなく、
戻るべきはホーム、それも単に物としての「家」ではなく、
「血縁で繋がった家族」ってことなんですかね。
この作品が公開されたミレニアム期から
20年以上経った現在、当時以上に
「家族」というものの在りようが
「経済的・社会的な格差の再生装置」
「心身にわたる暴力が支配する閉鎖空間」という
ネガティブな意味で問い直され、
第一次ITバブル崩壊の渦中にある
経営者・永井の台詞を通して語られる「企業の株主重視」や
「デジタル・ファシズム」(※2)といった問題と併せても、
本作の設定は先進的であり、
今もってアクチュアルだと思います。
(※1)ちなみに、併載されていた四方田犬彦さんによる
(北方領土、シベリア抑留からウクライナ侵攻を経てもなお)
「日本人にとってロシアはなぜ『懐かしい』のか」という
論考も興味深かったです。
某週刊誌で小林よしのりさんが連載しておられる、
過去から現在に至るまでの
「戦時におけるロシア軍の蛮行」を告発した漫画と
付き合わせて読むと、尚更。
先日、数十年ぶりに釜ヶ崎・飛田界隈を再訪した後、
縁あって斜め読みした内の一冊
川端康成「浅草紅団」にしばしば登場した
ロシア人の踊り子やショーガール、芸人のことを
思い出しました。
(※2)この言葉が指す事態とは少し違うけれども、
当時、「企業の文民統制」がおぼつかない
中小零細企業にあっては、
「ITへの親和性」だけをもって成員を評価し、
「IT的でない」成員を「いらない奴」
(その中には有為な人物もいた)として「切る」ことが
コストカッターとして有能さの証とされるという、
「技術=軍事的」成員が若手CEO気取りで
全権を掌握する下剋上的専横が歓迎されていた。
しかし、それは近視眼的には「結果を出す」ことができても、
長期的には、当然ながら破滅した。
言うまでもなく、その背景にあったのは
反知性・反教養主義と差別である。
小説の方が面白いけど
投稿日
2006/03/25
レビュアー
sonicjam
原作(?)を読んで、面白かったので借りてみました。
どの映像を観ても、原作の小説を思い出してしまったけど
これ単品でもそこそこ面白いかな・・。
「次はどうなるんだろ」という期待で観続けることが出来ます。
ピエール瀧が出ていたのには驚いた。
シンプルな中に
投稿日
2014/06/25
レビュアー
のん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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表層的な物語や比喩の構造は至ってシンプル。家族の再生の物語として素直に見る事ができた。
登場人物それぞれの家族や拠り所とする存在への思いや立ち位置も非常にわかりやすい。
「まだ愛してるんだ!!やり直そう!一緒に居てくれ!!」じゃなく「(どうしたいのか)わからない……」
現実的に考えるとそうだよね。
こっちの方がリアルだよね。
とはいえそこは青山真治。
独特の語り口で単純な再生の物語では描き得ないザラついた違和感を画面に引きずり出している。
2014年の今見ると、なかなかに黙示録的な作品だったのかなー、とか思ってみたり(言い過ぎ?)
音楽のチョイスは言うまでもなく素晴らしかった。
ドローンは想定内だったけど、ダブナルコなんて使ってくるとはなー。
時代だねえ。
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月の砂漠