シャッター アイランド / レオナルド・ディカプリオ
シャッター アイランド
/マーティン・スコセッシ
平均評価点:
予告編を観る
全体の平均評価点: (5点満点)
(322)
解説・ストーリー
人気作家デニス・ルヘインの同名小説を、4度目のタッグとなるマーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化したミステリー・サスペンス。絶海の孤島に建つ凶悪犯のみを収容した精神病院を舞台に、女性患者失踪事件の捜査に当たる連邦保安官が直面する混乱と恐怖をスリリングに描き出していく。1954年。絶海の孤島“シャッター アイランド”にあるアッシュクリフ病院には、精神を患った犯罪者が収容され、厳重な監視の下に置かれていた。しかしそこで女性患者の失踪事件が発生する。さっそく捜査のため、連邦保安官のテディとチャックが島を訪れる。しかしテディが島へやって来た本当の目的は、事件とは別のところにあったのだが…。 JAN:9999203189549
人気作家デニス・ルヘインの同名小説を、4度目のタッグとなるマーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化したミステリー・サスペンス。絶海の孤島に建つ凶悪犯のみを収容した精神病院を舞台に、女性患者失踪事件の捜査に当たる連邦保安官が直面する混乱と恐怖をスリリングに描き出していく。1954年。絶海の孤島“シャッター アイランド”にあるアッシュクリフ病院には、精神を患った犯罪者が収容され、厳重な監視の下に置かれていた。しかしそこで女性患者の失踪事件が発生する。さっそく捜査のため、連邦保安官のテディとチャックが島を訪れる。しかしテディが島へやって来た本当の目的は、事件とは別のところにあったのだが…。 JAN:9999203189549
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「シャッター アイランド」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
人気作家デニス・ルヘインの同名小説を、4度目のタッグとなるマーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化したミステリー・サスペンス。絶海の孤島に建つ凶悪犯のみを収容した精神病院を舞台に、女性患者失踪事件の捜査に当たる連邦保安官が直面する混乱と恐怖をスリリングに描き出していく。1954年。絶海の孤島“シャッター アイランド”にあるアッシュクリフ病院には、精神を患った犯罪者が収容され、厳重な監視の下に置かれていた。しかしそこで女性患者の失踪事件が発生する。さっそく捜査のため、連邦保安官のテディとチャックが島を訪れる。しかしテディが島へやって来た本当の目的は、事件とは別のところにあったのだが…。 JAN:9999203189549
「シャッター アイランド」 の作品情報
「シャッター アイランド」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
シャッター アイランドの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
138分 |
日英吹 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
PDSZ114536 |
2010年09月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
87枚
|
4人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】シャッター アイランド(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
138分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
PBT114536 |
2011年11月18日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
19枚
|
0人
|
0人
|
シャッター アイランドの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
138分 |
日英吹 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
PDSZ114536 |
2010年09月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
87枚
|
4人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】シャッター アイランド(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
138分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
PBT114536 |
2011年11月18日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
19枚
|
0人
|
0人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:322件
配給会社の宣伝が悪いのであってスコセッシに罪は無い
投稿日:2013/04/11
レビュアー:さえぴょん
問題点も目に付くが、閉鎖された島の雰囲気はかなり出ているのでOKなんじゃないだろうか。
それは「フランケンシュタイン」「ショック集団」「シャイニング」「めまい」等膨大な数の引用によるところも大きいのだが。
どうもフラッシュバックの使い方があまりよろしくない。フラッシュバック内の画面は美しいのだが。
それに焚火を挟んでひたすら凡庸な切り返しを繰り返すというのもいかがなものか。
注目すべきは「水」と「炎」の扱いだ。思い返せば第1カットは霧の中から海を分けて進む船の姿であったはずだ。
また猛烈な勢いで降りしきる豪雨。断崖から見下ろした岩場の荒波。子供の死体が浮かんでいるのは湖だ。
そして、擦られては消え、擦られては消えを繰り返すマッチの心細い炎。しかしディカプリオはマッチを擦る毎に真実へと近づくのだ。
真実の炎をかき消すように、頻繁に出てくる水のイメージ。念入りに構成されているのが分かる。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
タバコ
投稿日:2012/01/29
レビュアー:だっさん
これは、かなり長い時間の映画ですが、途中で止めることなく観る事ができる作品です。いつも私が見ているB級やC級の作品と違って、名監督と名優が組むと、こんなにレベルの高い作品になるのですね。感心させられました。最初から1シーン、1カットの素晴らしさ、役者の演技、音楽、どれを取っても素晴らしかったと思います。ただ、話が進んでいって何となくこの映画の全貌が見えてきたときに、これはチョッと、という感じがしました。イントロだけ見て映画を観始めたときは、ディカプリオが陰謀を暴いていく映画かな、と思ってたんですが、そうではないな、と薄々気づいた時には続けて観るのをやめようかな、と思ってしまいました。基本的に私はこの手の映画があまり好きでなく、こういう映画を観てると、何となく居心地の悪いような変な感じで、集中して観れなくなります。ただ、本作は最後まで観れたから、映画のレベルが高かったからだと思います。
昨日観たプリンスオブペルシャでベン・キングスレーが悪役で出てたんですが、本作でも彼が出演していて、正直、あんたまた悪役で出てんのかいな、と思ってしまいました(悪役かどうかは最後まで観れば分かります)。
ネタバレになるので詳しいことは書きませんが、話の感じとしてはアイデンティティーに似てるんじゃないかな。ここまで書くと、分かる人には分かりますね。私の好きなストーリーでは無いので、評価は少し減点してあります。普通の人は☆3.5から4くらいの評価になるんではないでしょうか。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
島からは誰も出られない。
投稿日:2011/11/19
レビュアー:港のマリー
波立つ鉛色の気味悪い海面を覆う霧の中から、よろめくように連絡船が姿を現した瞬間から映画に引き込まれ、ノンストップで最後まで見てしまいました。
わたしの映画評価の基準の一つは、途中で見るのを止められるか否か。
結末はどうであれ、本作は見始めたら止められない巧みな作りで、役者の演技も魅力充分です。一見の価値はありです。
非常に乱暴な言い方をすれば、あの島そのものがディカプリオの意識のメタファーだと思います。
絶海の孤島にように周囲とは孤絶し、激しい嵐に翻弄されたように精神に傷を負い、じめじめ暗い建物内の迷路をさまように悩み、葛藤する。
惑星ソラリスと同様に、意識の底にあって主人公を悩ませ続けているものが、すべて眼前に現れてきます。
会いたいものも会いたくないものも。受け入れられる出来事も受け入れられない出来事も。
時折り入るホワイトアウトというか、白い閃光は彼の脳内神経のスパークのようで面白いですね。
そうやって意識を激しく揺り動かして、望ましい状態に達すればよかったのですが、結果は…
しかしそれも当然かもしれません。私たちはしょせん自己意識の外部には出られません。自分の脳の作り出すイメージで外界を見、判断する。見たいものだけを見て、自分の枠に収まるように勝手に世界を解釈しているわけです。
精神を病むということは、その「勝手さ」の度合いがはなはだしいということだけなのかもしれません。
それにしてもテディ刑事の過去はあまりにも過酷です。ヨーロッパ戦線に赴きユダヤ人収容所の解放に立ち合う。なりゆきでドイツ兵を多数虐殺してしまう。見たこと、したこと、すべて強烈な心傷体験になります。だから帰国したら酒浸り。さらにそれがもとで身の毛もよだつ家庭の悲劇も待ち受けていて。
確かにこの家庭の悲劇の重苦しさ、肌合いが「チェンジリング」に似ているんですね。イーストウッドのように正統派でいかないで、ラヴァース様が言われるようにゲーム感覚の映画(流行を追ったのか)にしたことが、格を下げたようにも私には思われます。彼の痛み、苦悩が謎解きに邪魔されて充分伝わらないきらいがある。
洞窟に潜む女医の存在はよかったですね。これこそテディが真に求めていた存在。見ているこちらもほっとして一息つけました。
塔の透かし模様を施した螺旋階段の意匠は見事でした。でもあんな狭い場所でロボトミー手術なんてできるのか?
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ディカプリオ上手い。
投稿日:2011/03/12
レビュアー:ともこさん
最初から最後まで、不気味な雰囲気が漂っていて、ディカプリオの演技も良くて、良かった。
現実なのか、妄想なのか、どっちでも解釈できるところが、またいい。
妻役のミシェル・ウィリアムズや、洞窟に隠れている逃亡医師、パトリシア・クラークソンなど、女優たちも
実力派で、素晴らしい演技でした。
長いのに、一気にみれました。ディカプリオの眉間のシワはもうチャームポイントですね。
<セリフより>
I can't stomach the water. (水が消化できない=水にあたったみたいだ)
というセリフ。stomachを動詞で「消化する」という意味に使っていた、映画出だしの部分。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
正気なのか狂気なのか
投稿日:2011/02/15
レビュアー:きーちゃん
精神病患者の場合、「患者は自分のことを狂気だと思っていない。正気だと思っている。だから病気なのだ。」ということをよく耳にします。この作品はそういう部分に着目したのではないかと思います。誰が狂気で誰が正気なのかを患者と医師の双方の立場を上手く絡ませ、また孤島(シャッター・アイランド)という舞台設定も加わり、なかなか見ごたえのある怖い作品に仕上がっています。孤島へ捜査にやって来た保安官テディ(レオナルド・デカプリオさん)に、孤島の精神病棟で起きたある事件を暴かれたくないがため、孤島に勤務する者全員で彼を騙し、最終的には彼を狂気にさせてしまおうと画策しているのか。いや、過去の忌まわしい殺人事件から精神疾患に陥った元保安官(精神病患者)テディを正気に戻そうと治療を続けているのか。どちらが正しいかが分かったところでエンディングです。幻覚なのか霊夢なのか、また霊現象なのか微妙な描写が出てきます。怖いです。”ブーン・ブーン”という低い音程の効果音も怖い。精神病患者の場合その病状は、霊の憑依に似ていて大変微妙です。肉体労働者より知的労働者の方が憑依されやすいようです。アメリカは銃社会。自分の命は自分で守るということから銃の所有が許されていますが、逆にいつ誰に殺されるかが分からない社会でもあり、他殺や事故による死者が多いようです。警察も後の裁判に時間と手間がかかるのを嫌って、正当防衛として容疑者をその場で射殺している場合もあると思います。これでは世の中に死霊・亡者が蔓延し、精神病患者が増えるわけですよ。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
配給会社の宣伝が悪いのであってスコセッシに罪は無い
投稿日
2013/04/11
レビュアー
さえぴょん
問題点も目に付くが、閉鎖された島の雰囲気はかなり出ているのでOKなんじゃないだろうか。
それは「フランケンシュタイン」「ショック集団」「シャイニング」「めまい」等膨大な数の引用によるところも大きいのだが。
どうもフラッシュバックの使い方があまりよろしくない。フラッシュバック内の画面は美しいのだが。
それに焚火を挟んでひたすら凡庸な切り返しを繰り返すというのもいかがなものか。
注目すべきは「水」と「炎」の扱いだ。思い返せば第1カットは霧の中から海を分けて進む船の姿であったはずだ。
また猛烈な勢いで降りしきる豪雨。断崖から見下ろした岩場の荒波。子供の死体が浮かんでいるのは湖だ。
そして、擦られては消え、擦られては消えを繰り返すマッチの心細い炎。しかしディカプリオはマッチを擦る毎に真実へと近づくのだ。
真実の炎をかき消すように、頻繁に出てくる水のイメージ。念入りに構成されているのが分かる。
タバコ
投稿日
2012/01/29
レビュアー
だっさん
これは、かなり長い時間の映画ですが、途中で止めることなく観る事ができる作品です。いつも私が見ているB級やC級の作品と違って、名監督と名優が組むと、こんなにレベルの高い作品になるのですね。感心させられました。最初から1シーン、1カットの素晴らしさ、役者の演技、音楽、どれを取っても素晴らしかったと思います。ただ、話が進んでいって何となくこの映画の全貌が見えてきたときに、これはチョッと、という感じがしました。イントロだけ見て映画を観始めたときは、ディカプリオが陰謀を暴いていく映画かな、と思ってたんですが、そうではないな、と薄々気づいた時には続けて観るのをやめようかな、と思ってしまいました。基本的に私はこの手の映画があまり好きでなく、こういう映画を観てると、何となく居心地の悪いような変な感じで、集中して観れなくなります。ただ、本作は最後まで観れたから、映画のレベルが高かったからだと思います。
昨日観たプリンスオブペルシャでベン・キングスレーが悪役で出てたんですが、本作でも彼が出演していて、正直、あんたまた悪役で出てんのかいな、と思ってしまいました(悪役かどうかは最後まで観れば分かります)。
ネタバレになるので詳しいことは書きませんが、話の感じとしてはアイデンティティーに似てるんじゃないかな。ここまで書くと、分かる人には分かりますね。私の好きなストーリーでは無いので、評価は少し減点してあります。普通の人は☆3.5から4くらいの評価になるんではないでしょうか。
島からは誰も出られない。
投稿日
2011/11/19
レビュアー
港のマリー
波立つ鉛色の気味悪い海面を覆う霧の中から、よろめくように連絡船が姿を現した瞬間から映画に引き込まれ、ノンストップで最後まで見てしまいました。
わたしの映画評価の基準の一つは、途中で見るのを止められるか否か。
結末はどうであれ、本作は見始めたら止められない巧みな作りで、役者の演技も魅力充分です。一見の価値はありです。
非常に乱暴な言い方をすれば、あの島そのものがディカプリオの意識のメタファーだと思います。
絶海の孤島にように周囲とは孤絶し、激しい嵐に翻弄されたように精神に傷を負い、じめじめ暗い建物内の迷路をさまように悩み、葛藤する。
惑星ソラリスと同様に、意識の底にあって主人公を悩ませ続けているものが、すべて眼前に現れてきます。
会いたいものも会いたくないものも。受け入れられる出来事も受け入れられない出来事も。
時折り入るホワイトアウトというか、白い閃光は彼の脳内神経のスパークのようで面白いですね。
そうやって意識を激しく揺り動かして、望ましい状態に達すればよかったのですが、結果は…
しかしそれも当然かもしれません。私たちはしょせん自己意識の外部には出られません。自分の脳の作り出すイメージで外界を見、判断する。見たいものだけを見て、自分の枠に収まるように勝手に世界を解釈しているわけです。
精神を病むということは、その「勝手さ」の度合いがはなはだしいということだけなのかもしれません。
それにしてもテディ刑事の過去はあまりにも過酷です。ヨーロッパ戦線に赴きユダヤ人収容所の解放に立ち合う。なりゆきでドイツ兵を多数虐殺してしまう。見たこと、したこと、すべて強烈な心傷体験になります。だから帰国したら酒浸り。さらにそれがもとで身の毛もよだつ家庭の悲劇も待ち受けていて。
確かにこの家庭の悲劇の重苦しさ、肌合いが「チェンジリング」に似ているんですね。イーストウッドのように正統派でいかないで、ラヴァース様が言われるようにゲーム感覚の映画(流行を追ったのか)にしたことが、格を下げたようにも私には思われます。彼の痛み、苦悩が謎解きに邪魔されて充分伝わらないきらいがある。
洞窟に潜む女医の存在はよかったですね。これこそテディが真に求めていた存在。見ているこちらもほっとして一息つけました。
塔の透かし模様を施した螺旋階段の意匠は見事でした。でもあんな狭い場所でロボトミー手術なんてできるのか?
ディカプリオ上手い。
投稿日
2011/03/12
レビュアー
ともこさん
最初から最後まで、不気味な雰囲気が漂っていて、ディカプリオの演技も良くて、良かった。
現実なのか、妄想なのか、どっちでも解釈できるところが、またいい。
妻役のミシェル・ウィリアムズや、洞窟に隠れている逃亡医師、パトリシア・クラークソンなど、女優たちも
実力派で、素晴らしい演技でした。
長いのに、一気にみれました。ディカプリオの眉間のシワはもうチャームポイントですね。
<セリフより>
I can't stomach the water. (水が消化できない=水にあたったみたいだ)
というセリフ。stomachを動詞で「消化する」という意味に使っていた、映画出だしの部分。
正気なのか狂気なのか
投稿日
2011/02/15
レビュアー
きーちゃん
精神病患者の場合、「患者は自分のことを狂気だと思っていない。正気だと思っている。だから病気なのだ。」ということをよく耳にします。この作品はそういう部分に着目したのではないかと思います。誰が狂気で誰が正気なのかを患者と医師の双方の立場を上手く絡ませ、また孤島(シャッター・アイランド)という舞台設定も加わり、なかなか見ごたえのある怖い作品に仕上がっています。孤島へ捜査にやって来た保安官テディ(レオナルド・デカプリオさん)に、孤島の精神病棟で起きたある事件を暴かれたくないがため、孤島に勤務する者全員で彼を騙し、最終的には彼を狂気にさせてしまおうと画策しているのか。いや、過去の忌まわしい殺人事件から精神疾患に陥った元保安官(精神病患者)テディを正気に戻そうと治療を続けているのか。どちらが正しいかが分かったところでエンディングです。幻覚なのか霊夢なのか、また霊現象なのか微妙な描写が出てきます。怖いです。”ブーン・ブーン”という低い音程の効果音も怖い。精神病患者の場合その病状は、霊の憑依に似ていて大変微妙です。肉体労働者より知的労働者の方が憑依されやすいようです。アメリカは銃社会。自分の命は自分で守るということから銃の所有が許されていますが、逆にいつ誰に殺されるかが分からない社会でもあり、他殺や事故による死者が多いようです。警察も後の裁判に時間と手間がかかるのを嫌って、正当防衛として容疑者をその場で射殺している場合もあると思います。これでは世の中に死霊・亡者が蔓延し、精神病患者が増えるわけですよ。
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
シャッター アイランド