アマデウス ディレクターズカット / F・マーレイ・エイブラハム
アマデウス ディレクターズカット
/ミロス・フォアマン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(109)
解説・ストーリー
1823年11月のある晩、ウィーンの街でひとりの老人が発狂して自殺を図り、病院へ運ばれた。この老人は、かつてウィーンで最も尊敬された宮廷音楽家、アントニオ・サリエリ。数週間後、サリエリの告白を聞くために若年の神父・フォーグラーが病室を訪れた。やがて、サリエリの回想が始まった…。イタリアに生まれたサリエリは、作曲家として優れた才能を持っていた。やがて音楽の都ウィーンへ赴き、皇帝ヨーゼフ2世付きの宮廷音楽家になった。そんな順調なサリエリの人生も、天才ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトに出会ったことで狂わされていく…。
1823年11月のある晩、ウィーンの街でひとりの老人が発狂して自殺を図り、病院へ運ばれた。この老人は、かつてウィーンで最も尊敬された宮廷音楽家、アントニオ・サリエリ。数週間後、サリエリの告白を聞くために若年の神父・フォーグラーが病室を訪れた。やがて、サリエリの回想が始まった…。イタリアに生まれたサリエリは、作曲家として優れた才能を持っていた。やがて音楽の都ウィーンへ赴き、皇帝ヨーゼフ2世付きの宮廷音楽家になった。そんな順調なサリエリの人生も、天才ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトに出会ったことで狂わされていく…。
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「アマデウス ディレクターズカット」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
1823年11月のある晩、ウィーンの街でひとりの老人が発狂して自殺を図り、病院へ運ばれた。この老人は、かつてウィーンで最も尊敬された宮廷音楽家、アントニオ・サリエリ。数週間後、サリエリの告白を聞くために若年の神父・フォーグラーが病室を訪れた。やがて、サリエリの回想が始まった…。イタリアに生まれたサリエリは、作曲家として優れた才能を持っていた。やがて音楽の都ウィーンへ赴き、皇帝ヨーゼフ2世付きの宮廷音楽家になった。そんな順調なサリエリの人生も、天才ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトに出会ったことで狂わされていく…。
「アマデウス ディレクターズカット」 の作品情報
「アマデウス ディレクターズカット」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
アマデウス ディレクターズ・カット スペシャル・エディションの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
180分 |
英語・日本語・音声解説用字幕・スペイン語・ポルトガル語・インドネシア語・タイ語・ハングル語・中国語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 3:ドルビーデジタル//英語/(音声解説)
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLWR36218 |
2004年07月30日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
3枚
|
3人
|
1人
|
英語・日本語・音声解説用字幕・スペイン語・ポルトガル語・インドネシア語・タイ語・ハングル語・中国語
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
3:ドルビーデジタル//英語/(音声解説)
【Blu-ray】アマデウス ディレクターズカット(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
180分 |
日本語・英語・音声解説用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル//英語/(音声解説)
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
WBRY23416*B |
2009年07月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
0枚
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1人
|
0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語
3:ドルビーデジタル//英語/(音声解説)
アマデウス ディレクターズ・カット スペシャル・エディションの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
180分 |
英語・日本語・音声解説用字幕・スペイン語・ポルトガル語・インドネシア語・タイ語・ハングル語・中国語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 3:ドルビーデジタル//英語/(音声解説)
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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DLWR36218 |
2004年07月30日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
3枚
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3人
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1人
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英語・日本語・音声解説用字幕・スペイン語・ポルトガル語・インドネシア語・タイ語・ハングル語・中国語
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
3:ドルビーデジタル//英語/(音声解説)
【Blu-ray】アマデウス ディレクターズカット(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
180分 |
日本語・英語・音声解説用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル//英語/(音声解説)
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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WBRY23416*B |
2009年07月08日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
0枚
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語
3:ドルビーデジタル//英語/(音声解説)
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ユーザーレビュー:109件
こ、コンスタンツィー!
投稿日:2006/02/19
レビュアー:キャッシィ
オリジナルの方、もの凄い好きな映画なんです。
それでやっとデレクターズカット版を見る機会に恵まれたんですけど、素晴らしいのは素晴らしいですが、なんだか長いですね。ほんのちょっと退屈しました。
ロードオブザリングなんかだと、デレクターズカット版を見て初めて「ああ、なるほど、こーゆー話だったのね!」と納得いったりするのですが
アマデウスの場合は、オリジナル版のほうがテンポも良く上手くまとまっています。
未見の場面なんかはすごく新鮮で嬉しかったんですけどね。
いやぁ、それにしてもビックリしたのはあの可愛いコンスタンツィーの大胆行動です。「えええーーっ、こ、コンスタンツィーが、まさかあんなぁぁぁぁ!」と、思わず二度見しましたよ・・・・。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
豪華
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モーツァルトって
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
こんな人だったんだ?!って、一瞬目を疑いました。
ちょっと、イヤなやつですねー
なんていうか、自分の才能をひけらかしている?っていうか。。。
でも、サリエリも、かわいそうな人だなーってかんじでした。
それに、知ってる曲が多いことにも、びっくりしました。
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信仰の穴
この映画は、音楽、映像、脚本、演技、衣装すべてに渡って引きつけられた。モーツァルトの音楽の素晴らしさもよく伝えている。しかし所々の史実は押さえているもののモーツアルトやサリエリの伝記ではない。多くの人たちが抱く人間の心理を描いた作品である。
少年の頃に神と取り引きをして道が開けたサリエリは、努力してやっと自分の好きなことで仕事が出来、かつそれなりに成功した。そこに自分には絶対的に勝てない才能の持ち主モーツァルトが現れる。
一神教の信者が少ない日本には馴染みが薄いが、神を「父」と呼んでまるで人格があるかのように神との対話(祈り)をする習慣がある。サリエリはすべてを神に捧げて修道僧のように生きてきたのに、モーツァルトの出現によって神から全否定されたかのような錯覚に陥る。モーツアルトは自分が我慢してきた禁欲等をやり放題の輩。好きな女性まで寝取られる。嫉妬心が起きないわけが無い。かつ敗北感。自分が持っていないものをすべて持っているように見える。父に裏切られた子供はどうするか?復讐を企てたり、稚拙な方法で父の関心を自分に向けようとする。ジリジリとモーツアルトを追い込み、嫉妬心が殺人者に変ぼうしていく様は恐ろしい。しかしその後にはもっと恐ろしい苦悩の日々が待っていた。
私を含め多くのサリエリ的要素を持った人たちがこの映画を観て、神の不公平や不条理に同感し、自分の胸の中に封印されてきた気持ちがあぶり出され解放されたのではないだろうか?いわば神への愚痴。でもそれは信じ方が間違っていたからと教えてくれる。サリエリを反面教師とし、自分に都合の良い神を求めたり、祈りの中で神と取り引きするのは良くないとわかる。
神は沈黙している。ゆえにその人の祈り方によって解釈は違ってくる。つい自分のやったことの見返りを求めてしまうのが人間のさが。これが信仰の穴であり、この映画の示唆するところだと思う。
実際のモーツアルトとサリエリの名誉のために記述したい。モーツァルトは才能あって生まれたの確かだが、たいへんな努力と苦労があったらしい。馬車の長旅、厳格な父の教育、繰り返される病気、母の死、階級差別、貧しさ、その中で音楽は人一倍勉強したというモーツアルト。奔放な一面は、抑圧された感情のストレスの発散であるとも考えられる。一方、サリエリは宮廷楽長職以外にイタリアオペラの巨匠であり、若い音楽家を育て、ベートーベン、シユーベルト、リスト達に無料で作曲を教えたり、ウイーン楽友協会の設立に携わって、時代の転換期に失業した音楽家達を助けたり、18世紀後半から19世紀の音楽界に貢献したすごい人物である。モーツアルトを殺したというのはでっち上げであり、むしろモーツアルトを援助し、交友もあったらしい。
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8回あくびが出ました。でも、傑作でした。
投稿日:2015/10/28
レビュアー:ひゅう助
劇中、オーストリア皇帝についての話で、「陛下があくびを3回すると即刻オペラは公演中止」というものがありました。
私はこの映画を見ていて、あくびが8回出ました。でも、つまらないわけではない、本当に疲れているときに出るあくびでした。というわけで、私的傑作だと認定します(何様やおい)。
あらすじ
元宮廷音楽家のサニエリ老人が自殺未遂を起こした。そこで精神病院に収容され、神父が面会に訪れるが、そこでサニエリは語る。「モーツァルトを殺したのは私だ」
一体彼は、あの神童モーツァルトに何をしたのか?サニエリの語りが始まる・・・。
以前この映画を見たことがあるウチの母情報ですが、「この映画は史実どうりとは限らない。モーツァルトがあんな人物であるとは限らない」そうです。ふむ、確かに。モーツァルトが実際に映画どうりの人物だったとしたら、それは幻滅だ。
なにせこの映画で語られるモーツァルトは、軽薄で、女にだらしなく、わがままで、もう音楽の才能以外はダメ人間ですわ状態。金を稼ぐ甲斐性もなく、ついには妻にまで見放される。
モーツァルトが実際にどういう人物だったかは、ウィキペディアでも見て、自分で調べてください。
・・・というかそれもこの映画を作った監督の狙いかも。何世紀も前の偉人のことなんか、伝聞か、書物に記されていることでしかわかりえない。
サニエリ老人が語る「モーツァルト」も、あくまで「サニエリが語った」モーツァルトでしかない。モーツァルトの才能を妬んでいたサニエリが嘘を語っていたとしても、それを調べる手立ては、観客である我々にはない。
結局、サニエリ老人がラストで語るように、彼は凡庸な人間にとっての救世主なのかもしれない。彼のおかげで「神童」が「ダメ人間」にまで落とされたのだから。
神に愛された男などいない。神はみんなを平等に救う。サニエリ老人の語った「モーツァルト像」で救われる人もいるかもしれない。
いやーこう考えると、なかなか深い映画ですね。8回もあくびしてすいませんしたっ(笑)!!
えー映画自体は180分と大長編ですが、モーツァルトのダメ人間っぷりがおかしくて飽きずに見ることができました。
「サニエリの嫉妬VSモーツァルトの才能」の展開も面白く、ちょっとした心理劇を見ているようでハラハラドキドキ感も味わえました。
この映画を紹介してくれた「世界の果てまでイッテQ」さん。ありがとう。また傑作に出会えました。
☆5つ!
このレビューは気に入りましたか?
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ユーザーレビュー
こ、コンスタンツィー!
投稿日
2006/02/19
レビュアー
キャッシィ
オリジナルの方、もの凄い好きな映画なんです。
それでやっとデレクターズカット版を見る機会に恵まれたんですけど、素晴らしいのは素晴らしいですが、なんだか長いですね。ほんのちょっと退屈しました。
ロードオブザリングなんかだと、デレクターズカット版を見て初めて「ああ、なるほど、こーゆー話だったのね!」と納得いったりするのですが
アマデウスの場合は、オリジナル版のほうがテンポも良く上手くまとまっています。
未見の場面なんかはすごく新鮮で嬉しかったんですけどね。
いやぁ、それにしてもビックリしたのはあの可愛いコンスタンツィーの大胆行動です。「えええーーっ、こ、コンスタンツィーが、まさかあんなぁぁぁぁ!」と、思わず二度見しましたよ・・・・。
豪華
投稿日
2005/11/08
レビュアー
ムム
モーツァルトって
投稿日
2005/10/09
レビュアー
レビュアー名未設定
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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こんな人だったんだ?!って、一瞬目を疑いました。
ちょっと、イヤなやつですねー
なんていうか、自分の才能をひけらかしている?っていうか。。。
でも、サリエリも、かわいそうな人だなーってかんじでした。
それに、知ってる曲が多いことにも、びっくりしました。
信仰の穴
投稿日
2021/02/25
レビュアー
pi
この映画は、音楽、映像、脚本、演技、衣装すべてに渡って引きつけられた。モーツァルトの音楽の素晴らしさもよく伝えている。しかし所々の史実は押さえているもののモーツアルトやサリエリの伝記ではない。多くの人たちが抱く人間の心理を描いた作品である。
少年の頃に神と取り引きをして道が開けたサリエリは、努力してやっと自分の好きなことで仕事が出来、かつそれなりに成功した。そこに自分には絶対的に勝てない才能の持ち主モーツァルトが現れる。
一神教の信者が少ない日本には馴染みが薄いが、神を「父」と呼んでまるで人格があるかのように神との対話(祈り)をする習慣がある。サリエリはすべてを神に捧げて修道僧のように生きてきたのに、モーツァルトの出現によって神から全否定されたかのような錯覚に陥る。モーツアルトは自分が我慢してきた禁欲等をやり放題の輩。好きな女性まで寝取られる。嫉妬心が起きないわけが無い。かつ敗北感。自分が持っていないものをすべて持っているように見える。父に裏切られた子供はどうするか?復讐を企てたり、稚拙な方法で父の関心を自分に向けようとする。ジリジリとモーツアルトを追い込み、嫉妬心が殺人者に変ぼうしていく様は恐ろしい。しかしその後にはもっと恐ろしい苦悩の日々が待っていた。
私を含め多くのサリエリ的要素を持った人たちがこの映画を観て、神の不公平や不条理に同感し、自分の胸の中に封印されてきた気持ちがあぶり出され解放されたのではないだろうか?いわば神への愚痴。でもそれは信じ方が間違っていたからと教えてくれる。サリエリを反面教師とし、自分に都合の良い神を求めたり、祈りの中で神と取り引きするのは良くないとわかる。
神は沈黙している。ゆえにその人の祈り方によって解釈は違ってくる。つい自分のやったことの見返りを求めてしまうのが人間のさが。これが信仰の穴であり、この映画の示唆するところだと思う。
実際のモーツアルトとサリエリの名誉のために記述したい。モーツァルトは才能あって生まれたの確かだが、たいへんな努力と苦労があったらしい。馬車の長旅、厳格な父の教育、繰り返される病気、母の死、階級差別、貧しさ、その中で音楽は人一倍勉強したというモーツアルト。奔放な一面は、抑圧された感情のストレスの発散であるとも考えられる。一方、サリエリは宮廷楽長職以外にイタリアオペラの巨匠であり、若い音楽家を育て、ベートーベン、シユーベルト、リスト達に無料で作曲を教えたり、ウイーン楽友協会の設立に携わって、時代の転換期に失業した音楽家達を助けたり、18世紀後半から19世紀の音楽界に貢献したすごい人物である。モーツアルトを殺したというのはでっち上げであり、むしろモーツアルトを援助し、交友もあったらしい。
8回あくびが出ました。でも、傑作でした。
投稿日
2015/10/28
レビュアー
ひゅう助
劇中、オーストリア皇帝についての話で、「陛下があくびを3回すると即刻オペラは公演中止」というものがありました。
私はこの映画を見ていて、あくびが8回出ました。でも、つまらないわけではない、本当に疲れているときに出るあくびでした。というわけで、私的傑作だと認定します(何様やおい)。
あらすじ
元宮廷音楽家のサニエリ老人が自殺未遂を起こした。そこで精神病院に収容され、神父が面会に訪れるが、そこでサニエリは語る。「モーツァルトを殺したのは私だ」
一体彼は、あの神童モーツァルトに何をしたのか?サニエリの語りが始まる・・・。
以前この映画を見たことがあるウチの母情報ですが、「この映画は史実どうりとは限らない。モーツァルトがあんな人物であるとは限らない」そうです。ふむ、確かに。モーツァルトが実際に映画どうりの人物だったとしたら、それは幻滅だ。
なにせこの映画で語られるモーツァルトは、軽薄で、女にだらしなく、わがままで、もう音楽の才能以外はダメ人間ですわ状態。金を稼ぐ甲斐性もなく、ついには妻にまで見放される。
モーツァルトが実際にどういう人物だったかは、ウィキペディアでも見て、自分で調べてください。
・・・というかそれもこの映画を作った監督の狙いかも。何世紀も前の偉人のことなんか、伝聞か、書物に記されていることでしかわかりえない。
サニエリ老人が語る「モーツァルト」も、あくまで「サニエリが語った」モーツァルトでしかない。モーツァルトの才能を妬んでいたサニエリが嘘を語っていたとしても、それを調べる手立ては、観客である我々にはない。
結局、サニエリ老人がラストで語るように、彼は凡庸な人間にとっての救世主なのかもしれない。彼のおかげで「神童」が「ダメ人間」にまで落とされたのだから。
神に愛された男などいない。神はみんなを平等に救う。サニエリ老人の語った「モーツァルト像」で救われる人もいるかもしれない。
いやーこう考えると、なかなか深い映画ですね。8回もあくびしてすいませんしたっ(笑)!!
えー映画自体は180分と大長編ですが、モーツァルトのダメ人間っぷりがおかしくて飽きずに見ることができました。
「サニエリの嫉妬VSモーツァルトの才能」の展開も面白く、ちょっとした心理劇を見ているようでハラハラドキドキ感も味わえました。
この映画を紹介してくれた「世界の果てまでイッテQ」さん。ありがとう。また傑作に出会えました。
☆5つ!
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