ラ・ラ・ランド / ライアン・ゴズリング
ラ・ラ・ランド
/デイミアン・チャゼル
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(82)
解説・ストーリー
「セッション」のデイミアン・チャゼル監督がライアン・ゴズリングとエマ・ストーンを主演に迎えて贈る本格ミュージカル・ラブストーリー。大きな夢を抱いてLAへとやって来た男女の甘く切ない恋の行方を、胸躍るミュージカル・シーンと、夢と現実の狭間で苦闘する主人公2人のほろ苦い葛藤のドラマを織り交ぜロマンティックに綴る。夢を追う人々が集う街、ロサンゼルス。女優志望のミアは映画スタジオのカフェで働きながら、いくつものオーディションを受ける日々。ある日、場末のバーから流れてくるピアノの音色に心惹かれるミア。弾いていたのはピアニストのセブ。彼も自分の店を持って思う存分ジャズを演奏したいという夢を持ちながらも、厳しい現実に打ちのめされていた。そんな2人はいつしか恋に落ちるのだったが…。
「セッション」のデイミアン・チャゼル監督がライアン・ゴズリングとエマ・ストーンを主演に迎えて贈る本格ミュージカル・ラブストーリー。大きな夢を抱いてLAへとやって来た男女の甘く切ない恋の行方を、胸躍るミュージカル・シーンと、夢と現実の狭間で苦闘する主人公2人のほろ苦い葛藤のドラマを織り交ぜロマンティックに綴る。夢を追う人々が集う街、ロサンゼルス。女優志望のミアは映画スタジオのカフェで働きながら、いくつものオーディションを受ける日々。ある日、場末のバーから流れてくるピアノの音色に心惹かれるミア。弾いていたのはピアニストのセブ。彼も自分の店を持って思う存分ジャズを演奏したいという夢を持ちながらも、厳しい現実に打ちのめされていた。そんな2人はいつしか恋に落ちるのだったが…。
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「ラ・ラ・ランド」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「セッション」のデイミアン・チャゼル監督がライアン・ゴズリングとエマ・ストーンを主演に迎えて贈る本格ミュージカル・ラブストーリー。大きな夢を抱いてLAへとやって来た男女の甘く切ない恋の行方を、胸躍るミュージカル・シーンと、夢と現実の狭間で苦闘する主人公2人のほろ苦い葛藤のドラマを織り交ぜロマンティックに綴る。夢を追う人々が集う街、ロサンゼルス。女優志望のミアは映画スタジオのカフェで働きながら、いくつものオーディションを受ける日々。ある日、場末のバーから流れてくるピアノの音色に心惹かれるミア。弾いていたのはピアニストのセブ。彼も自分の店を持って思う存分ジャズを演奏したいという夢を持ちながらも、厳しい現実に打ちのめされていた。そんな2人はいつしか恋に落ちるのだったが…。
「ラ・ラ・ランド」 の作品情報
「ラ・ラ・ランド」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ラ・ラ・ランドの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
128分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PCBE74649 |
2017年08月02日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
410枚
|
2人
|
2人
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【Blu-ray】ラ・ラ・ランド(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
128分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PCXE70760 |
2017年08月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
245枚
|
0人
|
0人
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ラ・ラ・ランドの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
128分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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PCBE74649 |
2017年08月02日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
410枚
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2人
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2人
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【Blu-ray】ラ・ラ・ランド(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
128分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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PCXE70760 |
2017年08月02日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
245枚
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0人
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ユーザーレビュー:82件
人生の選択
オーディションに落ちて、意気消沈していた女優志望のミア(エマ・ストーン)は、いつか自分の店を持ち、思うままにジャズを弾くと話すピアニストのセブ(ライアン・コズリング)と恋に落ちます。けれども、セブが資金稼ぎにと入ったバンドが成功した事から、二人はすれ違いを重ねて行きます。
大渋滞のL.A.のハイウェイ。業を煮やしたドライバーたちが歌う「アナザー・デイ・オブ・サン」を合図にミュージカルシーンが繰り広げられます。カメラワークは凄いものの、初っ端からのり遅れてしまいました。
夢を追いかける人生。あくまで理想を追求すべきか?現実と折り合いを付けるべきか?彼らが言い争うのもよく分かります。アーティストのジレンマなのでしょう。現実は厳しいですから。
もう一つは、恋愛の行方。人生のタイミングのすれ違いが恋愛の行方を微妙に左右する設定は、ハラハラさせる筈ですが、肝心の主役二人の気持ちの葛藤が伝わって来ないので、気持ちが動きません。
デートのダブルブッキングをしたミアは、食事中に耳にしたBGMがセブのピアノ曲に聞こえ、店を飛び出し、名画座へ。彼が見ていた映画は、「理由なき反抗」。そこでフィルムが燃え出したのは、折角懐かしい映像に魅せられていたのに、現実に引き戻されて残念です。その後の天文台のシーンは白けてしまいました。
往年のミュージカル映画へのオマージュは、歌や踊りが全部オリジナルであることは評価したいと思います。
けれども、ミュージカルとしては中途半端だと思います。
ミュージカルは現実逃避だと思うので、現実を忘れさせてくれないと気持ちが動きません。着地点も微妙でした。
アカデミー賞作品賞を逃した理由が分かる後半の失速感。
振り切れた何かがほしいと思ってしまいまいました。
このレビューは気に入りましたか?
35人の会員が気に入ったと投稿しています
このオトコ、狭量につき。
投稿日:2017/07/27
レビュアー:ぴよさん
(ひねくれ意見につき読まないで下さい。気にもしないで下さい)
今どきの脚本は練りに練られているはずだから、これは狙った通りの出来上がりに
なってるんだろう。実際大ヒットしたし、評価もされた。これを腐すのはいくらなん
でもと思いつつ、だがしかし。ミュージカル大好き野郎の私が、劇場でなぜか乗れず
なんだろう?これはなんのせいだろう?と自らに問いかけてるうちに終わってしまう
という、哀しいひととき。
冒頭、傾斜の不安定を取り込んだライブ感溢れるシーン。なんだか狙ったような感じ
に「おや?」と首をかしげながらも「いやこれからこれから」と気を取り直す。しかし
話が進むうち、このふたりの主人公にいつまでも共感できない狭量な自分に気づく。
これがリアルめ設定で無ければ、こんくらい適当でいいよなと受け流せるのだけど。
オーディションに落ち続けるミア、そりゃそんなもんだ、めげるよねわかるわかる。
だけど気になる勤務態度とか、言動とか。ああ、この子は、何しろ自分だけがカワイイ
んだなと思えてきてしまう。(ん?カフェのバイトがプリウスに乗れるの?)
ピアニストのセブも一緒。気に入らない曲は弾きたくないと、雇い主の言うことも
聞かない。だいぶいい歳こいてガキっぽいったら。…てな具合でいっぺんひっかかっ
たが最後、細部のいちいちにひっかかりだす。ミュージカルシーンは、堅実に作られて
いて楽しめる。ただ、なんだか、最近本格ミュージカルが作られてなかったがゆえの
目新しさで評価が高くなってんじゃない?と、ここまで来ると、いいがかりか。
ゴズリングが語ってたようだが、この作品が演劇的な要素を排していて、現実的
な世界とミュージカルタイムが融合するような狙いがあるのは分かる。『ダンサー・
イン・ザ・ダーク』寄りと言っていいのか。だからセブが、急に超絶ステップを踏む
必要は無いし(実際にやりそうなレベルでかまわないんだ)ふたりがリアルな人間性
を隠そうともしないのも、それは旧来のミュージカルとは違うからだよと。
うーんしかし、この違和感の正体は何だろうと思っていた時に、ロキュータスさん
のレビューを読んだ。曰く「本作がミュージカル映画というよりメタ映画、つまり
映画について語る映画、ミュージカルについて語る映画、音楽について語る映画だと
頭で考え、客観的に作品を観てしまったから」という解釈。これ、腑に落ちる。
この映画への反応は3種類あって、“1” 純粋にミュージカル映画として楽しめる
“2”メタ映画としてひっかかる “3”メタ映画と分かって、そこを楽しむ という
3通り。
チャゼルがこれを意識して作り出しているのかどうか。思い返せば『セッション』
にもそういうところはあったから、彼の作品世界が(感じさせないが)閉鎖的で、
その世界の構築にこそ注力していて、それ以外のことにそっけないということなのかもな。
ラストシークエンスは『シェルブールの雨傘』オマージュなわけだが、別れから
再会に至るまでがあまりに安易に感じられ、「いろいろあったんだろうなぁ」という
感慨に繋がらない。高3で別れたカップルが成人式で再会したくらいにしか思えない
のだ。というのも、ドラマ自体を内からも外からも練りに練って作っているというより
3Dプリンターで見栄え良く作っているかのように感じてしまうからだ。これは私が
“2” の人であるからなんだろうが。
ああ、なんて狭量な男なんだろ。とりあえずロシュフォールあたり観なおして
リセットしよっと。
このレビューは気に入りましたか?
35人の会員が気に入ったと投稿しています
甘く切ない、最高にゴージャスな映画
ミュージカル・シーン(ダンスや歌)の華やかさ!!
ジャズ・フルバンドの迫力と演奏の素晴らしさ。
主役2人の夢が叶うのかどうなの?って揺れる気持ち。
ミア(エマ・ストーン)は映画スターを夢見てオーディションに落ち続けるウェートレス。
セブ(ライアン・ゴズリング)は、アルバイトのバーで気に入らない曲を不機嫌に弾いてるピアニスト。
ミアの夢は「映画スターをスター」になること。
セブの夢は自分の好きな曲を演奏する「ジャズバー」のオーナーになること。
そんな2人が恋をして・・・
そして突然5年後の2人に、時間は遡ります。
5年後の2人が切ないです
夢を実現するために、叶わなかったこと。
叶ったこと。
ライアン・ゴズリングが究極の引き立て役を演じています。
エマ・ストーンが輝いたのも、ダンスでリフトはなかったのですが、下でエマ・ストーンの体重を、支え続けたゴズリングのおかげです。
デミアン・チャゼル監督は、廃れ行きつつある「JAZZ」と「ミュージカル映画」への強い危機感があったそうです。
歌い踊るシーンが自然で、お話となんの違和感もなく
素敵でした。本当に感動的な映画でした。
最後に一言。「ムーンライト」も観ました。
寝言みたいな映画でした。
相手にしないことですね。
このレビューは気に入りましたか?
22人の会員が気に入ったと投稿しています
恋のタラレバ、胸キュン過ぎて涙
史上最年少32歳で監督賞、エマ・ストーンが主演女優賞他、都合6部門でアカデミー賞を受賞しました!
惜しくも作品賞は逃しましたが、アカデミー賞授賞式では前代未聞のハプニング!
プレゼンターのウォーレン・ベイティが読み上げたのは『LA LA LAND』。
感極りながらスタッフ・出演者一同舞台に上がり、エマ・ストーンは自信の主演女優賞からの受賞に涙が止まらない様子。
そしてプロディーサーの涙ながらのスピーチが・・・と思ったら、なんとこれは読み上げ間違いであることが知らされ
本当の受賞作品は『ムーンライト』。
『LA LA LAND』のプロデューサーが手にしたオスカーを、自ら『ムーンライト』のプロデューサーに渡すという、とんだ珍場面となってしまいましたね。
さて、本作。なんと私、劇場に2回も足を運んだ次第(笑)。
初回のあと、どうしてもどうしても、もう一度、たまらなく観たくなって、1週間後にまた劇場へ(どうした?私?笑)
冒頭のハイウェイで歌い踊るシーンから心が震えて鳥肌が立ちました。
これは歴史に残るオープニングではないでしょうか?
ほんとに素晴らしい!
もうワクワクマックス状態になりました。
宣伝でも魅せられていた、エマ・ストーンとライアン・コズリングが二人で踊るシーン。
ロマンチック過ぎてとろけそう。
夢を追って、その夢を実現させる二人の出会いと別れ。
最後は鼻の奥がツーンとなって、心がざわざわしちゃて泣いてしまいました。
切ないラストです。
ミアが思い描く二人の『タラレバ』。
ああ、恋をしたことのある人なら誰しも思い描く”タラレバ”ですよね。
胸がキューンとなりました。
実はラストを知ってみた2度目の方が、もう始めから胸がざわざわしちゃって、ずっと涙腺緩みっぱなし(笑)
私どうかしちゃってる?(笑)
何より、ライアン演じるセブが魅力的過ぎて、終始目がハート状態。
もちろんエマ・ストーンSOキュート!であることは間違いなし!
ああ、ハマり過ぎだわ、私。
2度目の方がめちゃめちゃ感情移入してしまいました。
それでも、本作はまだ今年の1本ではないと言い切れるのか?(笑)
このレビューは気に入りましたか?
20人の会員が気に入ったと投稿しています
良さが分からずショック
映画館での鑑賞です。
アカデミー賞候補のミュージカルということで勇んで観に行ったのに、心が萎んで帰ってきました。
ミュージカルとしてダンスのクオリティーが低いんじゃないかしら。
冒頭のテンション高いハイウェイのシーンで眠たくなって困ってしまった。
最近の「売れるため」という商業主義から逸脱して久しぶりに作られた本格的なミュージカルであり、実際に存在する場所が多く映り込んでハリウッド自体が「キュン」としたんじゃないでしょうか?日本人の私にはピンときません。過去作品の色んな場面がオマージュ的に表現されていて新鮮さも感じない。
そのあと気持ちを切り替えるために『雨に歌えば』とか『ウエスト・サイド物語』など続けさまに観ましたよ。スッキリした。これこそミュージカルだと!
でもね。ライアン・ゴズリングが切なげに歌い踊る、あの桟橋のシーンは何故か忘れられず未だに思い出して口ずさんだりします。
恋愛映画としても、あの女の子の描き方が嫌いです。全てが自分勝手。
あの子なりに色んな葛藤もあっただろうに全く掘り下げていない。
30代の若造監督に複雑な女心を描けと言っても無理な話なのかも知れませんが。
最後にアカデミー賞で起こったあのハプニング。
違う意味でこの映画は永遠に名を遺すでしょうね
このレビューは気に入りましたか?
14人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
人生の選択
投稿日
2017/08/02
レビュアー
ミルクチョコ
オーディションに落ちて、意気消沈していた女優志望のミア(エマ・ストーン)は、いつか自分の店を持ち、思うままにジャズを弾くと話すピアニストのセブ(ライアン・コズリング)と恋に落ちます。けれども、セブが資金稼ぎにと入ったバンドが成功した事から、二人はすれ違いを重ねて行きます。
大渋滞のL.A.のハイウェイ。業を煮やしたドライバーたちが歌う「アナザー・デイ・オブ・サン」を合図にミュージカルシーンが繰り広げられます。カメラワークは凄いものの、初っ端からのり遅れてしまいました。
夢を追いかける人生。あくまで理想を追求すべきか?現実と折り合いを付けるべきか?彼らが言い争うのもよく分かります。アーティストのジレンマなのでしょう。現実は厳しいですから。
もう一つは、恋愛の行方。人生のタイミングのすれ違いが恋愛の行方を微妙に左右する設定は、ハラハラさせる筈ですが、肝心の主役二人の気持ちの葛藤が伝わって来ないので、気持ちが動きません。
デートのダブルブッキングをしたミアは、食事中に耳にしたBGMがセブのピアノ曲に聞こえ、店を飛び出し、名画座へ。彼が見ていた映画は、「理由なき反抗」。そこでフィルムが燃え出したのは、折角懐かしい映像に魅せられていたのに、現実に引き戻されて残念です。その後の天文台のシーンは白けてしまいました。
往年のミュージカル映画へのオマージュは、歌や踊りが全部オリジナルであることは評価したいと思います。
けれども、ミュージカルとしては中途半端だと思います。
ミュージカルは現実逃避だと思うので、現実を忘れさせてくれないと気持ちが動きません。着地点も微妙でした。
アカデミー賞作品賞を逃した理由が分かる後半の失速感。
振り切れた何かがほしいと思ってしまいまいました。
このオトコ、狭量につき。
投稿日
2017/07/27
レビュアー
ぴよさん
(ひねくれ意見につき読まないで下さい。気にもしないで下さい)
今どきの脚本は練りに練られているはずだから、これは狙った通りの出来上がりに
なってるんだろう。実際大ヒットしたし、評価もされた。これを腐すのはいくらなん
でもと思いつつ、だがしかし。ミュージカル大好き野郎の私が、劇場でなぜか乗れず
なんだろう?これはなんのせいだろう?と自らに問いかけてるうちに終わってしまう
という、哀しいひととき。
冒頭、傾斜の不安定を取り込んだライブ感溢れるシーン。なんだか狙ったような感じ
に「おや?」と首をかしげながらも「いやこれからこれから」と気を取り直す。しかし
話が進むうち、このふたりの主人公にいつまでも共感できない狭量な自分に気づく。
これがリアルめ設定で無ければ、こんくらい適当でいいよなと受け流せるのだけど。
オーディションに落ち続けるミア、そりゃそんなもんだ、めげるよねわかるわかる。
だけど気になる勤務態度とか、言動とか。ああ、この子は、何しろ自分だけがカワイイ
んだなと思えてきてしまう。(ん?カフェのバイトがプリウスに乗れるの?)
ピアニストのセブも一緒。気に入らない曲は弾きたくないと、雇い主の言うことも
聞かない。だいぶいい歳こいてガキっぽいったら。…てな具合でいっぺんひっかかっ
たが最後、細部のいちいちにひっかかりだす。ミュージカルシーンは、堅実に作られて
いて楽しめる。ただ、なんだか、最近本格ミュージカルが作られてなかったがゆえの
目新しさで評価が高くなってんじゃない?と、ここまで来ると、いいがかりか。
ゴズリングが語ってたようだが、この作品が演劇的な要素を排していて、現実的
な世界とミュージカルタイムが融合するような狙いがあるのは分かる。『ダンサー・
イン・ザ・ダーク』寄りと言っていいのか。だからセブが、急に超絶ステップを踏む
必要は無いし(実際にやりそうなレベルでかまわないんだ)ふたりがリアルな人間性
を隠そうともしないのも、それは旧来のミュージカルとは違うからだよと。
うーんしかし、この違和感の正体は何だろうと思っていた時に、ロキュータスさん
のレビューを読んだ。曰く「本作がミュージカル映画というよりメタ映画、つまり
映画について語る映画、ミュージカルについて語る映画、音楽について語る映画だと
頭で考え、客観的に作品を観てしまったから」という解釈。これ、腑に落ちる。
この映画への反応は3種類あって、“1” 純粋にミュージカル映画として楽しめる
“2”メタ映画としてひっかかる “3”メタ映画と分かって、そこを楽しむ という
3通り。
チャゼルがこれを意識して作り出しているのかどうか。思い返せば『セッション』
にもそういうところはあったから、彼の作品世界が(感じさせないが)閉鎖的で、
その世界の構築にこそ注力していて、それ以外のことにそっけないということなのかもな。
ラストシークエンスは『シェルブールの雨傘』オマージュなわけだが、別れから
再会に至るまでがあまりに安易に感じられ、「いろいろあったんだろうなぁ」という
感慨に繋がらない。高3で別れたカップルが成人式で再会したくらいにしか思えない
のだ。というのも、ドラマ自体を内からも外からも練りに練って作っているというより
3Dプリンターで見栄え良く作っているかのように感じてしまうからだ。これは私が
“2” の人であるからなんだろうが。
ああ、なんて狭量な男なんだろ。とりあえずロシュフォールあたり観なおして
リセットしよっと。
甘く切ない、最高にゴージャスな映画
投稿日
2017/06/02
レビュアー
カマンベール
ミュージカル・シーン(ダンスや歌)の華やかさ!!
ジャズ・フルバンドの迫力と演奏の素晴らしさ。
主役2人の夢が叶うのかどうなの?って揺れる気持ち。
ミア(エマ・ストーン)は映画スターを夢見てオーディションに落ち続けるウェートレス。
セブ(ライアン・ゴズリング)は、アルバイトのバーで気に入らない曲を不機嫌に弾いてるピアニスト。
ミアの夢は「映画スターをスター」になること。
セブの夢は自分の好きな曲を演奏する「ジャズバー」のオーナーになること。
そんな2人が恋をして・・・
そして突然5年後の2人に、時間は遡ります。
5年後の2人が切ないです
夢を実現するために、叶わなかったこと。
叶ったこと。
ライアン・ゴズリングが究極の引き立て役を演じています。
エマ・ストーンが輝いたのも、ダンスでリフトはなかったのですが、下でエマ・ストーンの体重を、支え続けたゴズリングのおかげです。
デミアン・チャゼル監督は、廃れ行きつつある「JAZZ」と「ミュージカル映画」への強い危機感があったそうです。
歌い踊るシーンが自然で、お話となんの違和感もなく
素敵でした。本当に感動的な映画でした。
最後に一言。「ムーンライト」も観ました。
寝言みたいな映画でした。
相手にしないことですね。
恋のタラレバ、胸キュン過ぎて涙
投稿日
2017/06/02
レビュアー
飛べない魔女
史上最年少32歳で監督賞、エマ・ストーンが主演女優賞他、都合6部門でアカデミー賞を受賞しました!
惜しくも作品賞は逃しましたが、アカデミー賞授賞式では前代未聞のハプニング!
プレゼンターのウォーレン・ベイティが読み上げたのは『LA LA LAND』。
感極りながらスタッフ・出演者一同舞台に上がり、エマ・ストーンは自信の主演女優賞からの受賞に涙が止まらない様子。
そしてプロディーサーの涙ながらのスピーチが・・・と思ったら、なんとこれは読み上げ間違いであることが知らされ
本当の受賞作品は『ムーンライト』。
『LA LA LAND』のプロデューサーが手にしたオスカーを、自ら『ムーンライト』のプロデューサーに渡すという、とんだ珍場面となってしまいましたね。
さて、本作。なんと私、劇場に2回も足を運んだ次第(笑)。
初回のあと、どうしてもどうしても、もう一度、たまらなく観たくなって、1週間後にまた劇場へ(どうした?私?笑)
冒頭のハイウェイで歌い踊るシーンから心が震えて鳥肌が立ちました。
これは歴史に残るオープニングではないでしょうか?
ほんとに素晴らしい!
もうワクワクマックス状態になりました。
宣伝でも魅せられていた、エマ・ストーンとライアン・コズリングが二人で踊るシーン。
ロマンチック過ぎてとろけそう。
夢を追って、その夢を実現させる二人の出会いと別れ。
最後は鼻の奥がツーンとなって、心がざわざわしちゃて泣いてしまいました。
切ないラストです。
ミアが思い描く二人の『タラレバ』。
ああ、恋をしたことのある人なら誰しも思い描く”タラレバ”ですよね。
胸がキューンとなりました。
実はラストを知ってみた2度目の方が、もう始めから胸がざわざわしちゃって、ずっと涙腺緩みっぱなし(笑)
私どうかしちゃってる?(笑)
何より、ライアン演じるセブが魅力的過ぎて、終始目がハート状態。
もちろんエマ・ストーンSOキュート!であることは間違いなし!
ああ、ハマり過ぎだわ、私。
2度目の方がめちゃめちゃ感情移入してしまいました。
それでも、本作はまだ今年の1本ではないと言い切れるのか?(笑)
良さが分からずショック
投稿日
2017/07/30
レビュアー
おうち大好き
映画館での鑑賞です。
アカデミー賞候補のミュージカルということで勇んで観に行ったのに、心が萎んで帰ってきました。
ミュージカルとしてダンスのクオリティーが低いんじゃないかしら。
冒頭のテンション高いハイウェイのシーンで眠たくなって困ってしまった。
最近の「売れるため」という商業主義から逸脱して久しぶりに作られた本格的なミュージカルであり、実際に存在する場所が多く映り込んでハリウッド自体が「キュン」としたんじゃないでしょうか?日本人の私にはピンときません。過去作品の色んな場面がオマージュ的に表現されていて新鮮さも感じない。
そのあと気持ちを切り替えるために『雨に歌えば』とか『ウエスト・サイド物語』など続けさまに観ましたよ。スッキリした。これこそミュージカルだと!
でもね。ライアン・ゴズリングが切なげに歌い踊る、あの桟橋のシーンは何故か忘れられず未だに思い出して口ずさんだりします。
恋愛映画としても、あの女の子の描き方が嫌いです。全てが自分勝手。
あの子なりに色んな葛藤もあっただろうに全く掘り下げていない。
30代の若造監督に複雑な女心を描けと言っても無理な話なのかも知れませんが。
最後にアカデミー賞で起こったあのハプニング。
違う意味でこの映画は永遠に名を遺すでしょうね
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