劇場アニメ『ぼくらの７日間戦争』

宮沢りえ主演で８０年代頃に映画になった『ぼくらの７日間戦争』。
見ていて楽しめたけど、やっぱり迫力不足かな。
今どきのネットでの個人情報拡散や自分自身をカミングアウトしたり、
そして仲間意識を強めていく。
気球に乗って去るよりも最後まで立ち向かってほしかった。
最後の方は大人達のストレス発散みたいになってたし。
挿入歌『Ｓｅｖｎ　ｄａｙｓ　ｗａ』は好きです。

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　あれから３０年。
　新しい少年少女の物語が始まる。


　ちょっとした犯行での家出だったのが、不法滞在事件に絡むことになって立派な事件に。


　登場する大人たちがダメなのはもとより、子どもたちにさえ感情移入できない。
　荒唐無稽というだけでなく、もうめちゃくちゃ。
　それぞれに正義はあれども、全く共感できない。

　しかし、ネットで身元をバラされてからの闇がすごい。

　そしてそれぞれに抱えている想いにも全く面白味がない。白々しすぎる。

　最後は清々しいんだけど、政治家のクズっぷりが清々しくてそこは評価。

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　政治家の娘さんが引っ越したくないといったために友達巻き込んで廃墟で家出して大人とバトルする話。

　いまどきっぽいアニメーションで主題歌があってポップな仕上がりで上映時間も短く、見やすいっちゃ見やすかったですが。有名アニメーション監督の作品に似ている感も結構強くて、しかもただの真似どまりで流行のアニメーションを超えていないのが原作の映画があるがゆえに余計に残念な気持ちになりました。

　結構すぐに主人公と仲間たちが石炭工場だかに立て籠って、しかもそこに日本語ペラペラの不法滞在の少年が混じっていて彼を捕まえようと大人がやってきて、攻防になり、政治家が娘を取り戻そうとやってきてとなっていきますが。その攻防もこれまた仕方ないですが、結構ゆるゆるの攻防で緊迫感や緊張感とかはいっさいなく、ただただ間抜けな大人たちが翻弄されていくというのを呆然と見つめてました。

　そしてクライマックスは台風が近づいて危険な状況の中、いきなり全員が告白のバトルロワイアルを始めて一体何が起こっているんだろう?　という告白タイムでした。みんながみんな自分の気持ちを叫んでました。

　ちょっと良質なアニメーションがいろいろ作られる中、ちょっと残念に感じてしまう作品でした。

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実写版を知ってiいて、それを10代で見た人には厳しい。
良いところ
ラスト10分くらいは、良かったです。キャラの会話と、TMネットワークのあれの、
BGM版が大変マッチしてて。某有名女優が声やってます。

良くないところ
挙げたらきりがないので、一言。
ラスト3分間はいただけない。ヒロインサイドではなく、主人公やら北海道の面々
の方が良かったのでは。どうしても、ヒロインなら、スマホの待ち受け画面を、
全員の集合写真にするとか、長期休暇が来たら、例の場所でみんなまた会いましょうと、
メッセージを打ち込むシーンにするとか。

最後まで読んでいただき、ありがとうごさいました。

気球が山中に落ちて、スマホ使えない状態でサバイバル余儀なくされる、
こっちの方がいいかな。凄い成長してそう。