キル・ユア・ダーリン

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ちょっと強烈なタイトルのせいで、先入観ましましで見てしまうと肩透かしを食らうんだろうなーと思ってたので、真っ白にして見ました。
まとめると、主人公が詩人？として成功するまでのモラトリアムとも言えるあたりを描いたのかな、と。
自分の才能を認めてくれる魅力的な人に出会い、危険な遊びに真剣に興じてみたりして、一見バカやってるようにしかみえないところもある。
そして割と早い段階で、そっぽ向かれちゃって戸惑う。そんな状況下でも、筆を走らせ、初恋の人にその心をさし出そうとするあたり、青春だなあ、という感じがする。
だけどしょせん相手は、ただ都合のいい逃げ場所がほしくて、主人公を利用していただけのようなもの。
あっさりと裏切られ、別れを告げられる。まあ、付き合ってたわけじゃないんですが。
そして、彼につきまとっていたストーカーを彼が殺してしまい、名誉の殺人(異性愛者が同性愛者をやむなく殺したら、罪が軽減されるらしい)ということで、供述書？のようなものを代筆するよう頼まれるも、彼の過去を調べていく内に、彼も同性愛者で、認めたくなかっただけだという結論に達した主人公が下した決断とはー？
こうして主人公は、その甘くほろ苦い青春の一ページを糧に、さらなる高みへ、といったところ。
ところでキルユアダーリンの意味を履き違えている方が結構多いように感じました。
視聴する際、音声英語で日本語字幕を選んで視聴しましたか？
私の勘違いかもしれませんけど、講義中、教授が、今まで好きだった思想など捨てろ、というようなことを言った際、英語でキルユアダーリン、と聞こえました。
大抵の人は自分にとって甘く感じるものを好むものですよね。文章なども、そうです。
つまり、好ましいと思っているものから手を引くことで、主人公は才能と成功を手に入れたのでは？

”44年にN.Y.のコロンビア大学で実際に起きた殺人事件を元に描いた学園サスペンス。”
というDISCASイントロより興味を持った作品なのですが…

驚きました…

同性愛モノというと抵抗を感じる方も多いと思いますが、
直接描写が目立つわけではないのに、感情表現が見事で”妙に生々しい”…

『ハリーポッター』シリーズからの脱却を図るダニエル・ラドクリフ さんも好演されていますが、
中心人物であるルシアン役を演じたデイン・デハーンさんが輝いて見えたかも？

実話ベースともことで、Wikiで色々調べてしまいましたわ！

　どういう話か、全くわからず見ていたというのもあるんでしょうが、すごく中二感があった。でもってＢＬ。

　最後まで中二くさくて、どうなるんだろうというよりは、いつ始まるんだろう……というくらい、よくわからなかった。

　史実があるようですが、中二ワールド全開ですよ、これじゃ。いいんですか。


　なんといいますか、変に期待しないと面白いかも。

雰囲気は好きです。
学校の話や外出の話、家族の話が凄くよかったです。
中盤最後から、同性愛者の友人のビッチさに振り回された物にしか見えませんでした。胸糞悪い映画に見えてしまいました。

ジャケット写真は詐欺ですね！！
少年二人の学園物みたいでイケテないけど、
ぜんぜん違いました。

コロンビア大学に入学したアレン・ギンズバーグ(アメリカ有数の詩人・・・ダニエル・ラドクリフ君が演じています)
彼に別世界の洗礼を与える美少年ルーカスをデイン・デハーンが
演じています。
ダニエル君はミスキャストっぼくて、
デハーン君は、美しさと頽廃した雰囲気が、もう圧倒的。
荒廃して破滅的かつ反抗的なグループがコロンビア大学内、外で、
そして人間関係が入り乱れて行く。
デハーン君が演じるルーカスが腐れ縁みたいな男を殺す・・・
というスキャンダルに発展するのだけれど、
誰が【一番悪い奴】だったんだろうか？
映画では、全てを巻き込み、掻き回し、混乱に蔑めたのはルーカス(デハーン君演じる)的に描かれています。
これ違うんじゃないかしら？
有名に成った方の何人か？(ギンズバーグとか《裸のランチ》を書いた二人とか、)
ルーカスは才能が無かったらしい。
18ヶ月の少年院の刑罰で終わって、ロイターだかの記者で一生を
終えたとうことです。
ギンズバーグの第一詩集がルーカスに捧げられたのを、
拒んだそうです。
才能の傍にいて、苦しみもがいたのはルーカスだったのでは？
このあたりを描けば、もっと奥深い映画に成ったのではないでしょうか？