刑事ヴァランダー シーズン2 / ケネス・ブラナー
刑事ヴァランダー シーズン2
/ケネス・ブラナー
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(9)
解説・ストーリー
ヘニング・マンケルの人気ミステリー小説を映像化したTVシリーズの第2シーズン第1巻。スウェーデンの小都市を舞台に、物静かで固い意志を持つ刑事が残虐な事件に迫る。ケネス・ブラナーが人間臭い中年刑事を好演。第1話「殺人者の顔」を収録。
ヘニング・マンケルの人気ミステリー小説を映像化したTVシリーズの第2シーズン第1巻。スウェーデンの小都市を舞台に、物静かで固い意志を持つ刑事が残虐な事件に迫る。ケネス・ブラナーが人間臭い中年刑事を好演。第1話「殺人者の顔」を収録。
もっと見る▼
最新巻情報
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「刑事ヴァランダー シーズン2」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ヘニング・マンケルの人気ミステリー小説を映像化したTVシリーズの第2シーズン第1巻。スウェーデンの小都市を舞台に、物静かで固い意志を持つ刑事が残虐な事件に迫る。ケネス・ブラナーが人間臭い中年刑事を好演。第1話「殺人者の顔」を収録。
「刑事ヴァランダー シーズン2」 の作品情報
「刑事ヴァランダー シーズン2」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
最新巻情報
刑事ヴァランダー シーズン2のシリーズ商品
刑事ヴァランダー シーズン2 Vol.1
ヘニング・マンケルの人気ミステリー小説を映像化したTVシリーズの第2シーズン第1巻。スウェーデンの小都市を舞台に、物静かで固い意志を持つ刑事が残虐な事件に迫る。ケネス・ブラナーが人間臭い中年刑事を好演。第1話「殺人者の顔」を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
90分 |
日本語 |
ドルビーデジタル/ステレオ/英語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DABR4046 |
2011年08月05日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚 |
0人 |
1人 |
商品の詳細を表示する
刑事ヴァランダー シーズン2 Vol.2
ケネス・ブラナー主演による人気TVシリーズ第2巻。スウェーデンの小都市を舞台に、人々の狂気や愛憎から引き起こされるショッキングで悲しい事件に正面から向き合い、執念深く犯人を追い詰めていく刑事の活躍を描く。第2話「笑う男」を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
90分 |
日本語 |
ドルビーデジタル/ステレオ/英語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DABR4047 |
2011年08月05日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚 |
0人 |
0人 |
商品の詳細を表示する
刑事ヴァランダー シーズン2 Vol.3
ヘニング・マンケルの人気ミステリー小説を映像化したTVシリーズの第2シーズン第3巻。スウェーデンの小都市を舞台に、物静かで固い意志を持つ刑事が残虐な事件に迫る。ケネス・ブラナーが人間臭い中年刑事を好演。最終第3話「五番目の女」を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
90分 |
日本語 |
ドルビーデジタル/ステレオ/英語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DABR4048 |
2011年08月05日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚 |
0人 |
0人 |
商品の詳細を表示する
刑事ヴァランダー シーズン2のシリーズ商品
刑事ヴァランダー シーズン2 Vol.1
作品詳細を開く
- 収録時間:
90分
- 字幕:
日本語
- 音声:
ドルビーデジタル/ステレオ/英語
- レイティング:
- 記番:
DABR4046
- レンタル開始日:
2011年08月05日
- 在庫枚数
9枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
1人
解説・ストーリーを見る
ヘニング・マンケルの人気ミステリー小説を映像化したTVシリーズの第2シーズン第1巻。スウェーデンの小都市を舞台に、物静かで固い意志を持つ刑事が残虐な事件に迫る。ケネス・ブラナーが人間臭い中年刑事を好演。第1話「殺人者の顔」を収録。
刑事ヴァランダー シーズン2 Vol.2
作品詳細を開く
- 収録時間:
90分
- 字幕:
日本語
- 音声:
ドルビーデジタル/ステレオ/英語
- レイティング:
- 記番:
DABR4047
- レンタル開始日:
2011年08月05日
- 在庫枚数
10枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
0人
解説・ストーリーを見る
ケネス・ブラナー主演による人気TVシリーズ第2巻。スウェーデンの小都市を舞台に、人々の狂気や愛憎から引き起こされるショッキングで悲しい事件に正面から向き合い、執念深く犯人を追い詰めていく刑事の活躍を描く。第2話「笑う男」を収録。
刑事ヴァランダー シーズン2 Vol.3
作品詳細を開く
- 収録時間:
90分
- 字幕:
日本語
- 音声:
ドルビーデジタル/ステレオ/英語
- レイティング:
- 記番:
DABR4048
- レンタル開始日:
2011年08月05日
- 在庫枚数
9枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
0人
解説・ストーリーを見る
ヘニング・マンケルの人気ミステリー小説を映像化したTVシリーズの第2シーズン第3巻。スウェーデンの小都市を舞台に、物静かで固い意志を持つ刑事が残虐な事件に迫る。ケネス・ブラナーが人間臭い中年刑事を好演。最終第3話「五番目の女」を収録。
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:9件
ヴァランダーの内面を描くシリーズ
※ひょっとしたら、ネタバレになる部分があるかも。未見の方はご注意下さい。
シーズン1では、ヴァランダーの別居中の妻が新しいパートナーを見つけ、実家の父はアルツハイマー型の認知症を患っていることが分った。
ヴァランダーは、刑事としては猪突猛進タイプだが、家族のことに関しては正面から向き合うことが出来ない逃げ腰タイプだった。
このシーズン2では、ヴァランダーが刑事を辞めようと決心するに至るほどの苦悩と悲しみに苛まれる様子が描かれる。そのような状況に陥った理由は二つあった。
一つは、犯人を射殺してしまったことが理由だった。相手が先にライフルを向けてヴァランダーに発砲したのだったが、ヴァランダーが撃った時、相手はライフルに弾を充填しようとしていたのだ。正当防衛を認められたが、ヴァランダーは相手の銃に弾が入ってなかったのに撃ち殺してしまったことにショックを受けたのだった。
もう一つは、父親の死だった。ヴァランダー自身、父の死がこれほど自分を打ちのめしてしまうとは、想像もしていなかったようだ。何故か長い間、父と向き合おうとせず避けていたことを後悔して子どもの様に泣いた。そして、事件で知り合った女性に夜更けに電話した。相手は電話に出なかったが、本シリーズ最終話で二人は心を通わせたようにみえる。
ヴァランダーの偏狭さや孤独が色濃く描かれるので、彼がいつ、どのように立ち直ることが出来るのか?と心配しながらの鑑賞だった。
彼を引き籠りから引きずり出したのは、またしても友人の死がきっかけだった。友人からの依頼を断った数日後、その友人は死んでしまった。前シーズンにおいても同じように相談を無視した後に死なれてしまい、ヴァランダーは更に後悔するのだ。
※ヴァランダーの部下のマーティンソン(トム・ヒドルストン)は有能なのに、ヴァランダーは若い彼を生意気に感じているのか、直ぐに怒鳴りつける。するとマーティンソンの方もあからさまに嫌な顔をする。中々、根性があると思う。(笑)
シーズン2の内容は次のとおり。
【第1話…殺人者の顔】
ある夜、農家に強盗が入る。老夫婦のうち夫は死亡し、妻はまだ息があった。ヴァランダーは犯人の特徴を聞こうとするが妻は虫の息で、ヴァランダーは聞き取ることが出来なかった。ただ「外国人」と言ったようにも聞こえた。しかし、不確実なので公表しない筈だったのだが、誰かが情報を漏らしたため魔女狩りが始まる。外国人が襲撃され殺される事件が起きてしまったのだった。
亡くなった夫を調べると、彼の意外な一面が発覚し・・・(前述のヴァランダーの正当防衛の事件は、この話のラスト。)
【第2話…笑う男】
海辺の町に引き籠っていたヴァランダーを訪ねて友人のステンがやって来る。彼の父グスタフが自動車事故で死亡したが事故には不審な点があり、納得できないので再度調査してくれないかとの依頼だった。しばらく職を離れていたヴァランダーは断ったが気が変わりステンを訪ねると、彼は前日に死亡していた。どうも父親のグスタフの死と関連があるようだった。
グスタフは、ある大富豪の弁護士をしていたが、ある秘密を知ってしまったようだった。浮かび上がって来たのは、アフリカの子供の救済の裏に隠されたおぞましい秘密だった。
【第3話…5番目の女】
バードウォッチャーのエリクソンが、自宅近くの水辺で遺体となって発見される。また、失踪していた花屋のオーナー、ルーンフェルトも無残な殺され方で見つかった。その次は、ジョギング中に襲われ、生きたまま水に沈められた男の遺体だった。この3人に共通点はあるのか?
花屋の店員の女性ヴァンニャは、かつてルーンフェルトの愛人で、彼に虐待されていたことが分る。これがヒントになって、遺体の3人の共通点が“虐待”であると的を絞っていくと、犯人像が浮かび上がって来た。それは3人の男に恨みを持つ人物だった。
この事件の結末もかなり衝撃的だった。またしてもヴァランダーは立ち直れないのではないかと思われたが、意外にも彼の支えとなったのは画家だったヴァランダーの父が描いた絵と、ヴァンニャだったのだ。この回のラストでは父の墓に、ずっと外せないでいた結婚指輪が置かれていた。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
前にもまして
投稿日:2013/12/15
レビュアー:MjCf
相変わらず、観ていて胸が締め付けられそうに寂しく重い雰囲気です。レストラード役かたの出演は此方でした汗。いろいろと不幸が多くて、ちょっと落ち込みますが。哲学書好きなひとは好きなのではないかなと思いました。
このレビューは気に入りましたか?
0人の会員が気に入ったと投稿しています
シーズン2 vol.3 『5番目の女』
投稿日:2012/03/26
レビュアー:まみもぉ
女性のパワーには色があります。カラフルです。
このドラマに登場する女性達、決して美貌あふれる魅惑的な、というわけでなく、
色気があるとか妖艶なこともなく、でも、みなさんパワフル。みな違う色。
カラフルで温かい。
その温かさに包まれるだけでは満足できない異性の暴力。
いつの世もどこの国でも。
今回はかなりきつい内容でした。
面白いシリーズなので作者はどんな方だろうと、興味がわきました。
ヘニング・マンケル。
精悍なお顔立ちの、スェーデンの推理作家、児童文学作家。64歳。
いろんな賞をとられている人気作家さん。奥様は映画監督ベルイマンの娘さん。
年々、凶悪化、複雑化していく犯罪、これはスェーデンも同じ。
隠された弱者の存在をあぶり出し描くことで、そこで苦しみ喘ぐ人々の力になりたい…推理小説家らしからぬ発言。
でも、それで納得なあの後味の悪さ。
事件は解決するのですが、このシーズン2の3作、共におさまりの悪い無力感が残ります。今作は特に。
ラスト、まさかそんな…と一瞬、もろに驚いてしまいました。
どんな状態でもともかく刑事ヴァランダー、生かしておいてほしい。
観終わってとても疲れるのですが、つづきは観たい。
体力の要るドラマです。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
シーズン2 vol.2 『笑う男』
投稿日:2012/03/25
レビュアー:まみもぉ
笑うのは、ルパート・グレイヴス。
この笑顔がいい。
罪悪の念のかけらもない狡猾な笑顔。
vol 1で、犯人を射殺してしまったヴァランダー。
刑事が犯人を射殺…よくあること。
映画やドラマでは日常茶飯事。
人を殺したら、それが公務で正当防衛であったとしても、
すぐにいつもの日常に精神状態に戻れるわけのないこと、
それが普通で当たり前のことであることを
ドラマの中であるのに執拗に見せつけてきます。
それゆえか、このvolでは、”命の尊さ、重さ”が事件といっしょに迫ってきます。
ひとりにひとつの命。
同等の価値があるはず …ですが、そうではないのが現実。
公務中に女の子を覆面パトカーでひき殺し、免職となったエークマンとの再会。
「おまえのしたことと俺と何が違う?」
刑事への復職を願うエークマンにヴィンセント・リーガン。
爆弾込みの起爆体のような俳優さん。
敵か味方か…とらえどころのない彼の動向が、また、お話しを盛り上げてくれました。
ヴァランダーの脳裏に思い返される犯人の射殺シーン。
彼の苦肉の汗を見透かすように、
アフリカの恵まれない子供達を保護し援助し、
彼らは自分の家族だと語る博愛主義者アルフレッド(ルパート・グレイヴス)に
「殺した男の命に価値があるわけがない。
君もそう思っていた。でも、認めたくなかった。」
核心をつかれます。
命の価値を決める権利はない、ヴァランダーのこの反論もすぐに返されます。
臓器売買を仄めかしつつ笑う…
この時のアルフレッドの笑顔は絶品もの。
イースタ署の署長は女性、同僚刑事に女性もいます。
強いです。しっかりと仕事をしていて、特に、常識視野の広い、個性的なファッションの署長、
ヴァランダーに対する上司の対応、揺ぎ無くてよいです。
ヴァランダーの復帰に戸惑いつつ受け入れていくマーティンソン、
vol.1では、髪型のせいか見流してしまいましたが、
トム・ヒドルストン でした。
ヴァランダーは、同僚の中、決して秀でた才能ある存在ではないところもいいです。
連帯、連携して解決していく、地道な魅力も満載の刑事ドラマです。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
これは良い!(VOL3のレビュー)
投稿日:2012/03/22
レビュアー:ぽんぽん玉
シーズン1から見始めて、全6話。
正直、重いだけでたいして深くもなかった人物描写。
最終話にして一気にグレードUP!
今回は最高に素晴らしい。
メインとなるのは【人の死が呼び起こす感情】である。
身近な人を亡くした時に初めて気付かされる感情とそれを消化する為の心の葛藤。
ケネス・ブラナーの演技が光る逸品でした。
家族を亡くし、
肩の荷が下りて晴れ晴れとした気持ちになった人。
喜ぶ自分にショックを受ける人。
愛していた事に気付く人。
それぞれの感情が渦巻き、自分を見失う。
犯人の動機や被害者のつながりも自然で、今までで1番リアリティがあった。
最後、少しだけ(本当に少しだけ)前に進めたクルト。彼の顔が爽やかで後味の良いラストでした。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ヴァランダーの内面を描くシリーズ
投稿日
2023/10/21
レビュアー
kazupon
※ひょっとしたら、ネタバレになる部分があるかも。未見の方はご注意下さい。
シーズン1では、ヴァランダーの別居中の妻が新しいパートナーを見つけ、実家の父はアルツハイマー型の認知症を患っていることが分った。
ヴァランダーは、刑事としては猪突猛進タイプだが、家族のことに関しては正面から向き合うことが出来ない逃げ腰タイプだった。
このシーズン2では、ヴァランダーが刑事を辞めようと決心するに至るほどの苦悩と悲しみに苛まれる様子が描かれる。そのような状況に陥った理由は二つあった。
一つは、犯人を射殺してしまったことが理由だった。相手が先にライフルを向けてヴァランダーに発砲したのだったが、ヴァランダーが撃った時、相手はライフルに弾を充填しようとしていたのだ。正当防衛を認められたが、ヴァランダーは相手の銃に弾が入ってなかったのに撃ち殺してしまったことにショックを受けたのだった。
もう一つは、父親の死だった。ヴァランダー自身、父の死がこれほど自分を打ちのめしてしまうとは、想像もしていなかったようだ。何故か長い間、父と向き合おうとせず避けていたことを後悔して子どもの様に泣いた。そして、事件で知り合った女性に夜更けに電話した。相手は電話に出なかったが、本シリーズ最終話で二人は心を通わせたようにみえる。
ヴァランダーの偏狭さや孤独が色濃く描かれるので、彼がいつ、どのように立ち直ることが出来るのか?と心配しながらの鑑賞だった。
彼を引き籠りから引きずり出したのは、またしても友人の死がきっかけだった。友人からの依頼を断った数日後、その友人は死んでしまった。前シーズンにおいても同じように相談を無視した後に死なれてしまい、ヴァランダーは更に後悔するのだ。
※ヴァランダーの部下のマーティンソン(トム・ヒドルストン)は有能なのに、ヴァランダーは若い彼を生意気に感じているのか、直ぐに怒鳴りつける。するとマーティンソンの方もあからさまに嫌な顔をする。中々、根性があると思う。(笑)
シーズン2の内容は次のとおり。
【第1話…殺人者の顔】
ある夜、農家に強盗が入る。老夫婦のうち夫は死亡し、妻はまだ息があった。ヴァランダーは犯人の特徴を聞こうとするが妻は虫の息で、ヴァランダーは聞き取ることが出来なかった。ただ「外国人」と言ったようにも聞こえた。しかし、不確実なので公表しない筈だったのだが、誰かが情報を漏らしたため魔女狩りが始まる。外国人が襲撃され殺される事件が起きてしまったのだった。
亡くなった夫を調べると、彼の意外な一面が発覚し・・・(前述のヴァランダーの正当防衛の事件は、この話のラスト。)
【第2話…笑う男】
海辺の町に引き籠っていたヴァランダーを訪ねて友人のステンがやって来る。彼の父グスタフが自動車事故で死亡したが事故には不審な点があり、納得できないので再度調査してくれないかとの依頼だった。しばらく職を離れていたヴァランダーは断ったが気が変わりステンを訪ねると、彼は前日に死亡していた。どうも父親のグスタフの死と関連があるようだった。
グスタフは、ある大富豪の弁護士をしていたが、ある秘密を知ってしまったようだった。浮かび上がって来たのは、アフリカの子供の救済の裏に隠されたおぞましい秘密だった。
【第3話…5番目の女】
バードウォッチャーのエリクソンが、自宅近くの水辺で遺体となって発見される。また、失踪していた花屋のオーナー、ルーンフェルトも無残な殺され方で見つかった。その次は、ジョギング中に襲われ、生きたまま水に沈められた男の遺体だった。この3人に共通点はあるのか?
花屋の店員の女性ヴァンニャは、かつてルーンフェルトの愛人で、彼に虐待されていたことが分る。これがヒントになって、遺体の3人の共通点が“虐待”であると的を絞っていくと、犯人像が浮かび上がって来た。それは3人の男に恨みを持つ人物だった。
この事件の結末もかなり衝撃的だった。またしてもヴァランダーは立ち直れないのではないかと思われたが、意外にも彼の支えとなったのは画家だったヴァランダーの父が描いた絵と、ヴァンニャだったのだ。この回のラストでは父の墓に、ずっと外せないでいた結婚指輪が置かれていた。
前にもまして
投稿日
2013/12/15
レビュアー
MjCf
相変わらず、観ていて胸が締め付けられそうに寂しく重い雰囲気です。レストラード役かたの出演は此方でした汗。いろいろと不幸が多くて、ちょっと落ち込みますが。哲学書好きなひとは好きなのではないかなと思いました。
シーズン2 vol.3 『5番目の女』
投稿日
2012/03/26
レビュアー
まみもぉ
女性のパワーには色があります。カラフルです。
このドラマに登場する女性達、決して美貌あふれる魅惑的な、というわけでなく、
色気があるとか妖艶なこともなく、でも、みなさんパワフル。みな違う色。
カラフルで温かい。
その温かさに包まれるだけでは満足できない異性の暴力。
いつの世もどこの国でも。
今回はかなりきつい内容でした。
面白いシリーズなので作者はどんな方だろうと、興味がわきました。
ヘニング・マンケル。
精悍なお顔立ちの、スェーデンの推理作家、児童文学作家。64歳。
いろんな賞をとられている人気作家さん。奥様は映画監督ベルイマンの娘さん。
年々、凶悪化、複雑化していく犯罪、これはスェーデンも同じ。
隠された弱者の存在をあぶり出し描くことで、そこで苦しみ喘ぐ人々の力になりたい…推理小説家らしからぬ発言。
でも、それで納得なあの後味の悪さ。
事件は解決するのですが、このシーズン2の3作、共におさまりの悪い無力感が残ります。今作は特に。
ラスト、まさかそんな…と一瞬、もろに驚いてしまいました。
どんな状態でもともかく刑事ヴァランダー、生かしておいてほしい。
観終わってとても疲れるのですが、つづきは観たい。
体力の要るドラマです。
シーズン2 vol.2 『笑う男』
投稿日
2012/03/25
レビュアー
まみもぉ
笑うのは、ルパート・グレイヴス。
この笑顔がいい。
罪悪の念のかけらもない狡猾な笑顔。
vol 1で、犯人を射殺してしまったヴァランダー。
刑事が犯人を射殺…よくあること。
映画やドラマでは日常茶飯事。
人を殺したら、それが公務で正当防衛であったとしても、
すぐにいつもの日常に精神状態に戻れるわけのないこと、
それが普通で当たり前のことであることを
ドラマの中であるのに執拗に見せつけてきます。
それゆえか、このvolでは、”命の尊さ、重さ”が事件といっしょに迫ってきます。
ひとりにひとつの命。
同等の価値があるはず …ですが、そうではないのが現実。
公務中に女の子を覆面パトカーでひき殺し、免職となったエークマンとの再会。
「おまえのしたことと俺と何が違う?」
刑事への復職を願うエークマンにヴィンセント・リーガン。
爆弾込みの起爆体のような俳優さん。
敵か味方か…とらえどころのない彼の動向が、また、お話しを盛り上げてくれました。
ヴァランダーの脳裏に思い返される犯人の射殺シーン。
彼の苦肉の汗を見透かすように、
アフリカの恵まれない子供達を保護し援助し、
彼らは自分の家族だと語る博愛主義者アルフレッド(ルパート・グレイヴス)に
「殺した男の命に価値があるわけがない。
君もそう思っていた。でも、認めたくなかった。」
核心をつかれます。
命の価値を決める権利はない、ヴァランダーのこの反論もすぐに返されます。
臓器売買を仄めかしつつ笑う…
この時のアルフレッドの笑顔は絶品もの。
イースタ署の署長は女性、同僚刑事に女性もいます。
強いです。しっかりと仕事をしていて、特に、常識視野の広い、個性的なファッションの署長、
ヴァランダーに対する上司の対応、揺ぎ無くてよいです。
ヴァランダーの復帰に戸惑いつつ受け入れていくマーティンソン、
vol.1では、髪型のせいか見流してしまいましたが、
トム・ヒドルストン でした。
ヴァランダーは、同僚の中、決して秀でた才能ある存在ではないところもいいです。
連帯、連携して解決していく、地道な魅力も満載の刑事ドラマです。
これは良い!(VOL3のレビュー)
投稿日
2012/03/22
レビュアー
ぽんぽん玉
シーズン1から見始めて、全6話。
正直、重いだけでたいして深くもなかった人物描写。
最終話にして一気にグレードUP!
今回は最高に素晴らしい。
メインとなるのは【人の死が呼び起こす感情】である。
身近な人を亡くした時に初めて気付かされる感情とそれを消化する為の心の葛藤。
ケネス・ブラナーの演技が光る逸品でした。
家族を亡くし、
肩の荷が下りて晴れ晴れとした気持ちになった人。
喜ぶ自分にショックを受ける人。
愛していた事に気付く人。
それぞれの感情が渦巻き、自分を見失う。
犯人の動機や被害者のつながりも自然で、今までで1番リアリティがあった。
最後、少しだけ(本当に少しだけ)前に進めたクルト。彼の顔が爽やかで後味の良いラストでした。
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
刑事ヴァランダー シーズン2
(C)Yellow Bird Rights AB and Left Bank Pictures (Television) Limited 2008. ※こちらはイメージ画像になります。