クローンズ

自分がもう一人いたら・・・昔からある話です。私らが子どもの頃はパーマンのコピーロボットにあこがれたもんです。でもまぁ、大人になるとコピーは無理があるな、と思います。

この作品のように、コピーそれぞれが勝手に動きだした場合、そいつらが何をしたかをオリジナルが分からないという状況に陥ります。となると、単純に自分とスペックが同じやつが新しく出来ただけであり、他人が増えただけなんですね。ロボットじゃないから思うようにはならない。だから喜劇、もしくは悲劇が起きる、そういう話です。

マイケル・キートンが彼らしいさすがの演技の使い分けを行っており、それを楽しむ作品となります。ラストもいい感じに。あくまでも喜劇なので、クローンの寿命とか戸籍とか人権とかそういったことは考えずに終わりました。でも、色々な問題があるよなぁ、ともやもやっとした気持ちだけは残りますね。

ハロルド・ライミス監督（1996年・米）
ゴースト・バスターズの監督と言えば、何となくお話の傾向がつかめるでしょうか？
主人公のダグ・キニー（マイケル・キートン）は、工務店の現場監督。
同僚のテッドはダグをライバル視してくるし、左官屋のヴィックは時間にルーズ。
仕事も思うように進まない上、家族サービスもままならない毎日です。
そんな中、妻のローラに再就職の話が持ち上がり、妻はすっかり乗り気になっています。
工務店の仕事の他に子供の送迎もプラスされ、どんどん多忙になっていくダグはどうして良いのか分かりません。
ダグの窮地を救ってくれたのは、遺伝子工学のリーズ博士。
「君のクローンを作ってあげる。」と・・・
博士に自分と同じ姿と記憶を持つクローン（ダグ2号）を作ってもらったダグは、2号に仕事を任せ自分は家事をやることに。
体が一つでは足りないほど多忙だったダグも、これで余裕が出来る筈でした。
が、3号が必要になり、ついには4号まで登場します。
あろうことか4号は、2号がオリジナルのダグに無断で作ったクローンでした。
思い浮かべてください。
書類のコピーをさらにコピーすると、すこし印刷がかすれたりするじゃないですか？
まさに4号がその状態で、コピー率100％ではないため、少し（かなり？）変なのです。
元は完璧なコピーでも、それぞれの体験によって個性が生まれ、別人格のダグが4人になってしまいました。
これで騒動が起きない筈がありません。
それにしても、4人のダグを演じ分けるマイケル・キートンは流石です。
私は、ちょっと女性っぽいダグ3号が、優しくて平和主義者で好きでした。
さて、どんな結末になりますことやら。

あれもこれもやらな…
自分が二人いれば便利なのに…
…きっと誰もが思った事あるはず（笑）

もしも、自分のクローンが作れちゃったら…
そんな物語♪
クローンなんだけど、
それぞれに個性があるってのがポイント♪♪

基本コメディで、ほんのりハートフル。
気軽に楽しめる、見やすい映画でした♪

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ちなみに、
私は、クローンより、コピーロボット推奨派（笑）

この映画は、あくまでも楽しく描かれてたけど…
クローンといえども、人間。
リアルに想像すると、なんか、可哀相…。

やっぱ、クローンじゃなく、ロボットがいいよね。

コピーロボット…
どっかのアニメであったよなー、パーマンだっけ？？

あとで、その日のコピーロボットの行動を、
丸ごと記憶できちゃう優れもの（笑）

必要な時に、必要なだけ…、これが、一番イイ♪♪

１点

下ネタの部分はどうも好きじゃないけど、
期待せずに観た割りに面白かった。

クローンなのに、性格が違うのが面白い！
で、ちゃんと協力し合うのも、笑って観られる要素ですね。
4号をちゃんと皆で面倒見てるのも良いなあ。
ラストも良かった〜

夫婦がとっても仲良しなのも、雰囲気が良かった。
あんなちゃんと謝ってくれる旦那さん良いなあ。^_^;