坂本冬美の、J-POP系の豪華作家陣を起用したオリジナル“Love Song”アルバム。全曲、坂本冬美の為に書き下ろされた、新時代の大人の歌謡曲を収録。 (C)RS JAN:4988006230750
記番 : |
レンタル開始日 : |
在庫枚数 : |
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TOCT28055 | 2012年04月14日 | 18枚 |
1位登録者 : |
2位登録者 : |
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曲目 :
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TOCT28055
2012年04月14日
18枚
0人
0人
1.
こころが
(5分19秒)
2.
予感
(4分34秒)
3.
花は知っていた
(4分4秒)
4.
愛に乾杯
(5分11秒)
5.
遠い波音
(5分11秒)
6.
いとしいひと
(4分49秒)
7.
ジェラシーの織り糸
(4分47秒)
8.
忘却
(4分32秒)
9.
愛は祈りのようだね
(4分44秒)
10.
人時(ひととき)
(5分24秒)
11.
そしてまた会いましょう
(3分46秒)
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
約5,400
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※2022年2月 現在のタイトル数
リクエスト・ベスト16/坂本冬美 |
ニューベストナウ 坂本冬美全曲集/坂本冬美 |
【MAXI】俺でいいのか(マキシシングル)/坂本冬美 |
ベスト・アルバム/坂本冬美 |
坂本冬美 2020 全曲集(通常盤)/坂本冬美 |
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今まで2枚のカバー曲のアルバムをリリースしてきた坂本冬美さんが、演歌ではないオリジナル曲で勝負に出たアルバム。
どの曲も一昔前ならシングルカットできるほどの完成度のある(それだけ老衰しているともいえる)曲です。
聴きながら感じるのは、もしかしてこの曲は、秋元順子さんの方が(「愛に乾杯」)、あるいはMISIAさん(「こころが」)やテレサ・テンさん(「花は知っていた」)。そして作者のビリー・バンバン(「愛は祈りのようだね」)や谷村新司さん(「人時」)等の方がふさわしいのではないのかという、疑念が湧いてしまうことです。
夕べに「いいちこ」のお湯割りでも飲みながら聞き流すのには最高ですが、じっくりと聴きこんでしまうと、今までのカバーアルバムと同じように、これが坂本冬美さんの本質を表しているのだろうか?と思わずにはいられません。
プロデューサー等が演歌歌手ではない新しい坂本冬美像を造ろうとしているのは解りますが、当代の人気作家を総動員して作らせた楽曲も坂本冬美さんの周囲を皇居マラソンしているだけで、この方の持ち味の冬の空気の様な、か細く震えながらも優しく通る声を生かしたものになっているとは思えません。
しかし、それは前の2作にも言えることで、歌っているご本人自身が曲の解釈が浅い?と感じるくらいさらっと上手に歌い流していて、たとえば美空ひばりさんの様に、伸ばした声の震えの中に、言葉にはなっていないのに、聴き手の方が勝手に重い意味を聴いてしまうようなニュアンスの濃淡がない(あっても薄い)ことにもよるのです。
その分をアレンジでカバーしなければなくなり、無駄にストリングス過多なサウンドなのも前回同様です。
曲の世界も、バブル時代に不倫の一度も経験したような中年女性をターゲットにしているらしく。単に「性欲」を「愛」とはき違えたような幼稚な曲ではなく、恋に苦しんだ末の静かな諦観や、嫉妬に苦しむにしてもどこかで予定調和的な穏やかさを含んでいます。そこは大人の世界といえるかもしれません。
全11曲のうち不倫(と採れる)の曲が8割程度というのも凄いですが、内容も不倫の罪悪感なんて皆無。刹那の愛の儚さや甘美さはあってもアンモラルな世界の快楽でないところが薄味でもあります。時代なのでしょうか。
このアルバムの中で私なりに好みなのは松尾繁さんの「いとしいひと」サウンドとアレンジもいいです。作詞:松井五郎、作曲:松本俊明のコンビなら「予感」です。今までのラインを踏襲しているともいえます。川村由花さんは、別れの曲2曲。切ない感じがいいです。
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ユーザーレビュー:1件
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ムーン今まで2枚のカバー曲のアルバムをリリースしてきた坂本冬美さんが、演歌ではないオリジナル曲で勝負に出たアルバム。
どの曲も一昔前ならシングルカットできるほどの完成度のある(それだけ老衰しているともいえる)曲です。
聴きながら感じるのは、もしかしてこの曲は、秋元順子さんの方が(「愛に乾杯」)、あるいはMISIAさん(「こころが」)やテレサ・テンさん(「花は知っていた」)。そして作者のビリー・バンバン(「愛は祈りのようだね」)や谷村新司さん(「人時」)等の方がふさわしいのではないのかという、疑念が湧いてしまうことです。
夕べに「いいちこ」のお湯割りでも飲みながら聞き流すのには最高ですが、じっくりと聴きこんでしまうと、今までのカバーアルバムと同じように、これが坂本冬美さんの本質を表しているのだろうか?と思わずにはいられません。
プロデューサー等が演歌歌手ではない新しい坂本冬美像を造ろうとしているのは解りますが、当代の人気作家を総動員して作らせた楽曲も坂本冬美さんの周囲を皇居マラソンしているだけで、この方の持ち味の冬の空気の様な、か細く震えながらも優しく通る声を生かしたものになっているとは思えません。
しかし、それは前の2作にも言えることで、歌っているご本人自身が曲の解釈が浅い?と感じるくらいさらっと上手に歌い流していて、たとえば美空ひばりさんの様に、伸ばした声の震えの中に、言葉にはなっていないのに、聴き手の方が勝手に重い意味を聴いてしまうようなニュアンスの濃淡がない(あっても薄い)ことにもよるのです。
その分をアレンジでカバーしなければなくなり、無駄にストリングス過多なサウンドなのも前回同様です。
曲の世界も、バブル時代に不倫の一度も経験したような中年女性をターゲットにしているらしく。単に「性欲」を「愛」とはき違えたような幼稚な曲ではなく、恋に苦しんだ末の静かな諦観や、嫉妬に苦しむにしてもどこかで予定調和的な穏やかさを含んでいます。そこは大人の世界といえるかもしれません。
全11曲のうち不倫(と採れる)の曲が8割程度というのも凄いですが、内容も不倫の罪悪感なんて皆無。刹那の愛の儚さや甘美さはあってもアンモラルな世界の快楽でないところが薄味でもあります。時代なのでしょうか。
このアルバムの中で私なりに好みなのは松尾繁さんの「いとしいひと」サウンドとアレンジもいいです。作詞:松井五郎、作曲:松本俊明のコンビなら「予感」です。今までのラインを踏襲しているともいえます。川村由花さんは、別れの曲2曲。切ない感じがいいです。
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“愛してる…" Love Songs III